⚫︎春分の日の本当の意味とは?
毎年2回、春分の日(3月19~22日の間)、秋分の日(9月22~24日の間)が祝日とし制定されています。
春分の日は『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』とされていて、秋分の日は『祖先を敬い、なくなった人々をしのぶ日』と現在では云われています。
しかし、1948年以前は別の呼び方があり、意味も違っていました。
もともと、春分の日は春季皇霊祭、秋分の日は秋季皇霊祭と呼ばれていました。
昔から春季皇霊祭と秋季皇霊祭を中日として7日間はお彼岸とされていて、先祖をお祭りする日でした。
またお彼岸に最も近い、陰陽五行説の土性にあたる戊(ぼ)では、社日として氏子が氏神たる神社に参拝し、春は五穀豊穣を、秋は収穫に感謝し祈る習わしがありました。
そして、皇室では歴代の天皇や皇族の霊を纏めて祀るという日です。
纏めて祀るのには意味があって、100代を超える天皇や皇族の命日ごとに祀るのはとても大変ですので、春と秋の2回祖先の霊を祀られています。
また同日には春季神殿祭と秋季神殿祭も行われていて、神殿祭では全国津々浦々までおられる天神地祇(てんじんちぎ)の神様に祈りを捧げています。
天神地祇とは、高天原から降臨された神様である天神(あまつかみ)ともともと各土地にいた土着の地祇(くにつかみ)の両方をさします。八百万の神といってもいいでしょう。
今はただの祝日祭日として意識している人も多く、生活ぶりも多様化しておりますが、このお彼岸の日は先祖を供養し感謝するということで墓参りに行ったり、家族の行事を大切にする日ともされています。
※遠くは東京、佐賀県、北九州市、宗像市、古賀市、柳川市、久留米市、筑後市、船小屋、朝倉市、福岡市(中央区・東区・南区・早良区・西区)、春日市、大野城市、筑紫野市、宇美町、太宰府市からお越し下さってます。
あなたの想像以上に自然の力はあなたを助けてくれます
太宰府のフィメールリリースセラピスト「Essential arch~香りの門~」の横山裕美でした。