オーブン樹脂粘土(ポリマークレイ)のFIMOには、
プロフェッショナル、ソフト、キッズ、エフェクト、レーザーなどさまざまな種類の粘土がありますが、
一度も触ったことのない人は、
「プロフェッショナルは固いというけれどもどれくらい固いの?」
「プロフェッショナルとソフトでどれくらい固さが違うの?」
など、固さ・扱いやすさについて全然分かりませんよね。
●カッターで切って→丸めて比較しました
◆【プロフェッショナル※クラシック】
・プロ用と言われている粘土です。
・これ本当に粘土?と思うほど超~固いです!
・カッターで切ると、1ミリも変形せずにスパッと切れますが、薄く切った部分はボロボロと粉状に砕けてしまいます。
・固さを利用して寸法の安定した作品が作れるそうですが…。
◆【ソフト】
・すべてのユーザー用。初心者~プロまで。
・”ソフト”と言いますが、指の関節が痛くなるほど固いので、混練、成形にはクレイマシーンがあった方が便利です。
・カッターで切ると、変形も砕けもなくキレイに切れます。
◆【エフェクト】
・ラメ、メタリック、半透明、蓄光(ちっこう)などキラキラとした粘土。
・他のFIMO粘土と混ぜて使うことができます。
・ソフトとほぼ同じ固さです。
◆【キッズ】
・子供向き。
・子供の指の力で簡単に成形できる柔らかい粘土。
・袋を開ける時から粘土は柔らかく変形し、カッターで切った後はぐにゃりとしてまっすぐには立ちません。
・他の粘土よりもべた付きもあり、カッターにくっつきます。
◆【レーザー】
・焼くと革に似た粘土になり、切断、縫製が可能。
・固さは不明。ソフトくらいかな?
※ステッドラー日本 公式サイトJP
※ステッドラーフランス 公式サイトFR
◆【プロフェッショナル※クラシック】
・写真くらいの量を四角くまとめるまで約10分かかりました。
◆【ソフト】と【エフェクト】
・カットした粘土を、指だけでまとめられるだけまとめた後に、クレイマシーンに入れて(1回)伸ばした様子が上の写真です。
・ソフトもまあまあ固い粘土ですが、
プロフェッショナルほどではなく、簡単にまとめることができます。
左:プロフェッショナル※クラシック
真ん中:ソフト
右:キッズ
フィモでミニチュアフードを作りたいなら、
白い粘土(ソフト)に半透明の粘土(エフェクト014番)を混ぜるといいです。
ちなみにキッズ向けの柔らかい粘土で、いろいろな色がセットになった商品が欲しい人は、Amazonで購入できるポリマークレイもオススメ。
どこのメーカー?きちんと作れるの?と心配しましたが、
ゆゆちゃん用に購入してみたら全く問題なく作品を作れました♪
粘土1個1個は小さいですが、数があるし、子供が作る作品は小さいので、1回で全部を使い切ると言うことはありません。
粘土好きの子供にはオススメです。
=おまけ=
フィモ以外のオーブン樹脂粘土(ポリマークレイ)
◆プレモ! ※米国製
◆スカルピーⅢ ※米国製
◆セルニット ※ドイル製
◆クレオールーサーム ※オランダ製
◆モデロ/フォルメロ ※ドイツ製
◆モデレーネ ※オーストラリア製
◆ドゥーキット ※ニュージーランド製
などがあります。
次回は、「FIMOの焼き時間」についてお話します。
【関連記事】
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・【FIMO フィモ】はじめに★10代のパリジェンヌ達に人気のオーブン粘土について知ろう♪
教室・アトリエもやっています。
パリですが…興味がある方はぜひ気軽にいらしてください。