イギリスコッツウォルズの日々

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09Jan
- アプリ開発
  新年早々、早速クサクサする出来事が多く、うなだれているわけだが、今日いきなり決めた！今まで高くて二の足踏んでいていつかもっとお金が貯まったらにしようと思っていたアプリ開発コースを受講しようと決意。学校もいくつもあって、比べてみたりしながら🤔考え中。テックアカデミーってところにしようかなと。何よりちょっと安かったのと、オンラインであるところ(これは必須)。侍アカデミーはきっと親切なんだろうけどコースを見たりする前にいきなりオンラインでお話ししないといけないところがめんどくさい。日本の学校を受けたいの、ここはやはり。英語でなんて教えられても絶対頭に入らないもん。前にも書いた、イギリスのLife in UKテスト。なんで２日で勉強できたかって、グーグルクローム使って毎回質問を日本語に変えて内容を頭に叩き込んだんだよね。そうじゃなかったら私きっと永遠に受からなかったと思う。実は昔は少しHTMLいじってみたこともあるので、そこまで敷居は高くないんだ。プロじゃないけどね。これがうまくいったら、在宅で仕事できるかなと思って。子供がいると在宅でできると本当にありがたいから。昔の職場にはたくさんのSEさんたちがいて、私より年下だけど本当尊敬するくらいすごい人たちで、プログラマーになりたいなあって思ったことあったけど、これは第一歩。年齢的にもうあの人たちのようになることはないけど、かるーくお仲間になれるといいな！
25Dec
- クリスマスディナー
  今日はクリスマス。朝から義実家に行って食事をすることになっている。多分今回も義姉がターキーを焼いてくれていると思う。ここ二年、コロナで行き来ができなかったので久しぶりのクリスマスディナーである。ちなみに、ランチタイムでもディナーと呼んでもよい。どうやらディナーとは正餐という意味らしい。（多分）イギリスにおけるクリスマスディナーはほぼほぼ七面鳥の丸焼きと、スタッフィングと呼ばれる鳥の中に詰めた干し果物とソーセージミートの混ぜたもの、グレイビーソース、ブレッドソース、クランベリーソースなどの付け合わせ、野菜のオーブン焼き、芽キャベツのオーブン焼き、ちっちゃいソーセージにベーコンを巻いたピッグスインブランケットと呼ばれるもの、である。結婚当初、実はあまり好きではなかったこのクリスマスディナー。何がダメだったかって、日本人には少々脂っこくて味がないと感じられるからではないかと思う。最近はどうやって食べたらいいか自分でもわかってきたので、だいぶおいしく食べられるようになってきた。ソースを上手にいろいろと混ぜることと（何なら日本人的感覚でいうとぐちゃぐちゃ？って感じかも）割りきってガンガン塩をかけることかなと思う。イギリス料理はまずいことで有名、とよく言われるけれど日本人の口に合わない理由は私は、脂っこさと塩味のなさ、この二つだと思っている。日本人からすると実際ちょっと油がきついものが多いと思う。塩に関してはどうやら各自で足せ、という文化なのか一切入れないケースも多い。レストランであってもそうなので、サーブされた料理は味が完成しているべきであると思っている日本人には「味がない・・美味しくない」と思わせる理由になっているのだろう。ちなみに、イギリス人には少々太っている人が多い。子供でさえ肥満の子が増えている。このあたりはやはり食べ物のせいなのだろうか。。とも思うが、飲酒のせいかも、とも思う。以前働いていたところの同僚は、太りすぎのため胃の切除を考えてると言っていたが、よくよく聞くと毎晩ビールを一リットルとワインを二本、場合によってはウィスキーのような強いお酒も飲んでいると言っていた。明らかに飲みすぎ、というか毎晩そんなにどうやって飲めるの？と驚いた。そして毎朝頭痛薬を飲んでいた。うーん、なんだかいろいろ体に負担がかかっているような。若い子でも一晩でビールを12パイント（１パイントは５７０ｍｌ）飲むなんて言っている。全部おしっこになっているんだろうけど、実際どこにそんなに入るのか私にはさっぱりわからない。そんなアル中多めのイギリス社会。あたりまえだけど、禁酒の会みたいな会合もたくさんの人が集まります。
24Dec
- お熱
  クリスマスを明後日に控えて、明後日義父母の家に行くことになっていたうちのおチビ君。昨日からお熱が出ています。夕方は高くて39℃、今は触った感じ少し下がっていそうだけどまだまだありそう。またコロナか？とも思うけども、実はイギリスおよびフランススペインではしょうこう熱が大流行なのだそう。しょうこう熱は実は4年くらい前にやっていて、とーっても辛かった覚えがある。一度かかるともうかからないみたいな記事もあるので、もうかからないといいなと思うところ。インフルには見えないけど、早く治ってほしいものです。このままだとクリスマスがキャンセルだよー🎅義父母はお年なので、あまり風邪でもなんでもうつしたくはないのでやっぱり行かない方が良いかなー🙁うーん困った！
21Dec
- クリスマス
  怒涛のワールドカップも終わり。最後はメッシを応援してたから、良かったね！メッシ！という気持ちで終われて良かったな。メッシがいたバルサの黄金期にバルセロナにいたので、やっぱりメッシは特別。そして残すところあとちょっとでクリスマス。ところでクリスマスって、サンタさんくるじゃないですか？あれって意外と全ての国じゃないんですよね。イギリスには来ますが、サンタさんは靴下の中に小さいものを色々入れてくれる方で、むしろ大きなものは家族から貰うことが多いって思います。家族によるところもあるそうですが、基本全ての家族がプレゼントを交換しあったりします。そしてスペイン、バルセロナでは基本(モダンな家ではたまに来るそうですが)サンタさんは来ません。では何がくるかというと、💩おじさんです。くるというか居るというか。このおじさんが一家に一台います。なんなら大きな広場に行くと大きなおじさんが置いてもあります。子供たちか歌を歌いながらこのおじさんに「💩おじさん！いいうんち出せ」と言いながら棒でビシバシ叩きますとあーら不思議。赤い毛布の下でおじさんが良いうんちとしてスイーツだとかドライフルーツなんかを出してくれるわけなんですよ。イギリスで言うようなおばあちゃんや両親からのプレゼントは1月6日です。いわゆる三賢人の日ってやつなんですが、イエスキリストが生まれた時に三人の博士がプレゼントを持ってやってきたという故事に倣ってプレゼントをくれるわけです。私ちなみに、サンタさんってのは白と赤い服を着てソリで空を飛び回ってんだと思ってたんです。でもあれも国によって違うんですね。オランダでは船に乗ってやってくるそうです。それもスペインから。何かいそれは、サンタの居住地はスペインなのかね？ロシア人に言わせると、サンタさんはあんなふざけた服は着てないのだそうです。そもそもサンタの服は青で、長いローブのようなものだそうです。そしてあんな破廉恥に空を飛び回ったりはせず、もうちょっと落ち着いた厳かな聖人なのだそうです。当然プレゼントは無し。色々国によって違うんですねえ。。。ちなみに私も海外ぐらしが長くなって来まして、外国人によく聞かれたり驚かれたりする日本の風習２つ。クリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べること！とそして24日が一番盛り上がってて25日には終わっててなんなら飾りも外しはじめちゃうくらいなところ！本来25日がメインの日なんです、みんなんで集まるのもクリスマスディナーを食べるのも25日です。
14Dec
- 雪が降りました
  イイギリスはここのところとても寒い。日中の温度でも最高2度とかが続いている。今日は最低気温マイナス６度最高0度だった。スコットランドでは記録を更新してマイナス16度だっていうんだからそれよりはいいのかもしれないけど。日曜日に雪が降って、息子がそりがしたいというので近所の丘に雪ぞりに。寒いので雪が溶けなくて、というか溶けたり固まったりもしているんだろうけどまだ雪がたくさん残っているので昨日も今日も雪ぞりに。学校もちょうど先週で終わったし、遊び放題です。いきなりぐっと冷え込んで、あたりまえだけど風邪をひいている人が多い。コロナもいるのかもしれないけど、普通の風邪やインフルなんかもよく聞く。スペインに住んでいる友達と先日話していたら、ヨーロッパではどうやら溶連菌の一種のしょうこう熱がはやっているんだそう。私も数年前にやったけど、とってもきつかったな。
06Dec
- 残念。。
  ワールドカップ、残念でしたね。。。あのクロアチア相手に対等にむしろゲームをコントロールするようなレベルで戦っていたのはむしろ素晴らしいと思うところではありました。ドイツやスペインの時よりもずっと自陣に持っていけていたと思うのに、負けてしまって本当に残念。でもそれもきっとそれだけクロアチアがうまいということでもあるのでしょう。モドリッチがやっぱり素晴らしかったです。うちの息子、、サッカーを習ってるけどまだそんなにサッカーを見て楽しむほどではないんです。今回はW杯ということもあり親のお付き合いで観戦することになっている日が多いのですが、日本戦だけは別格で日本サポーターとして応援してたんです。なぜかというと、コロナ期にイギリスでは厳しいロックダウンが敷かれていました。外出禁止だったので運動不足もよくないなと、その当時友達から送られてきた長友さんのおうちで体を動かそう的な動画があるんですがそれを見ながら毎日長友さんとエクササイズしていたんです。おかげでワールドカップが始まって、日本戦を見ながら私が「長友さんでてるよ！」と言ったらすごく食いついて、「長友さん頑張れー！」って毎回応援してたんです。長友さんが交代でいなくなってもまだ「長友さんがんばれー！」って言ってましたからねなので今日は負けて大ショック実はわんわん号泣してました。「もう一回日本チームをワールドカップに戻して！」とか無理すぎる注文を出しながら大号泣。こんなの珍しいくらい、しばらく泣いてました。しかもPKってのがまたショックだったのかもしれない。あれって心臓にも心にも辛いよね。とにかく代表チームの皆さん、お疲れ様でした。過去もずっとW杯は別格で毎回見てますが、個人的には今回はとても強いジャパンな試合を見れて私は嬉しかったです。ベスト8に入れなかったのは残念だったけど、本当にそのうち入れそうだよねっていう手応えも十分感じられるものだったと思います。PKは私も嫌いだ夫はイギリスも過去にPK戦は一回しか勝ったことない、みたいなこと言ってました。
05Dec
- 日本対クロアチア戦
  先日のスペイン戦、すごかったですね！イギリス人は日本がドイツをグループリーグから落としたことをものすごく喜んでいました。色々因縁があるのでイギリス人はいつもドイツとフランスが敗退するのを心待ちににしているようですよ。一瞬、コスタリカがリードしてる時はスペインもいなくなるんじゃないかなんて、こりゃちょっと早いクリスマスじゃないか！なんて言って盛り上がってました。さて、今日はクロアチア戦ですが、、また勝つといいな！今日も見に行ってきます。
30Nov
- ワールドカップのゴミ拾いに寄せて
  FIFAW杯、みてますか？ドイツ戦は凄かったけど、コスタリカ戦は残念でしたね。スペインとはどうなるかな。頑張って欲しいものです。日本のサポーターがゴミ拾いをしているとのニュースを見て、さすが日本、いいな！と思う私なのですが、たまに海外では便利な人たちだと馬鹿にされている、だなんていう記事も見かけます。ですが！！私はこう思います。私も世界中を知っているわけではないですが、スペイン英国と住んできて思うのが、そもそもゴミを捨てる、といったようなところにおける民度が著しく低い人たちが西洋には多くいます。目の前にゴミ箱があるのにそこに入れられない残念な人たちです。なんなら二階のベランダから猫のうんちごと猫砂を捨てているような人もいましたから。そんな人たちに馬鹿にされる、なんてことを気にする必要があるでしょうか？そもそも日本人サポーターの皆さんも、「賞賛されるからする」「馬鹿にされるからしない」といったような話ではなく、日本人として公共の場をきれいに保とう！という運動からきているのではないでしょうか。私はこれめっちゃくちゃいいことだと思うんです。日本人だからって全員ができていることではないですが、他の人の分も拾って帰ろうっていう意識があれば世界はきれいになります。うちの息子もちなみに、落ちている公園のゴミやビーチのゴミを集めてゴミ箱に捨てる習慣がありますよ。飛んでいったゴミが海に入って海亀が誤って食べるという事故が起きないようにです。海亀を著しく愛しているものでね。なのでみなさん！気にせずごみを拾いましょう！
20Nov
- Life in UK テスト
  今ビザの更新で、書類を集めたり何やかやで忙しい。イギリスのビザはとても厳しいことで有名で、今回ビザの更新にあたって私はB1というクラスの英語のテストとLife in UKというテストに合格しなくてはいけない。ということで今週、Life in UKテストを受けてきた。何とか無事合格。勉強したのはたった二日だけで済んだのでいいほうだったのかもしれない。とにかく闇雲に、二日間朝から晩までウェブ上の過去問と練習問題を解いて知らないものをひたすら覚えていった。Life in the UK Test 2022 - Free Practice Questions - Realistic Tests (lifeintheuktests.co.uk)こういうやつだ。問題は何しろ広範囲なのだ。過去の金メダリストから、ワールドカップで優勝した時の主将や、オスカーをとった俳優だったり、人気のあるテレビ番組のようなものから、イギリスの歴史的な問題から、イギリスの地理的な話、さらに政治的な問題で参政権ができたのはいつとか、議会における議席の数、女性の権利なんかまで、多岐にわたっている。うちの旦那はいろんなイギリス人をつかまえては練習問題を解かせているようなんだけど、ネイティブの合格率は意外と低い。一度はこれ無理でしょ！って思いつつも、なんとか合格。良かった。不合格だと何度も受けなければいけないし、65ポンドという一万円くらいのテスト代金を何度も払う羽目になるのはごめんだったのでちょっと真剣だったよ。一夜漬けなのですでに忘れ気味。
13Nov
- 風邪？コロナ？
  今週は月曜日から、熱を出していた。熱自体は二日で引いたんだけど、なんだか筋肉痛のような変な体の痛みが残っている。もう調べもしなかったけど、ちょっとコロナかな？とも思った。以前に一度デルタが流行っていた時期にコロナ陽性になっているんだけど、その時の症状とちょっと似ていたから。ひどい頭痛があり、のどや鼻はとりあえず最初は何もなし。熱の上がり始めはインフルエンザみたいに節々が痛かった。コロナの時と違ったことは、下痢からスタートしたこと。熱が引いた後もなんだかおなかの調子は少し変だった。前は熱が引いた一週間くらい後にいきなり味覚嗅覚が消えたけど今回はどうかな？今のところはまだ大丈夫。なんだけど、なんだか軽い筋肉痛みたいな痛みが腰からももにかけて残っている。横になったり腰掛けたりしたときになんだかビキビキ痛いんだ。なにこれは？熱で苦しくてゴロゴロしてたからそのせい？大したことはないんだけど地味に不快です。残念ながら今日からは旦那がダウン。うつしてごめんなさい
06Nov
- トトロ
  隣のトトロの劇をやっているとのことで、ロンドンまで観劇に行ってまいりました。大人気で、実はソールドアウトと近い状態なんだそうですよ。出ている人が結構アジア人多いなって(日本人の割合まではわからなかったけど)感じで、日本語もちょいちょい出てきます。歌も英語で歌って日本語で歌ってって感じで、混ぜてくれるのが嬉しかったかな。ところどころ、本編よりも話が膨らんでたり言ってることが変わっているけど、全体的に良くできていたと思います！面白かったよ。トトロからのお願い！わたしたちの写真を撮らないで、と言われたので写真はこれだけ😀
02Nov
- PCが
  去年のクリスマス、旦那が私に新しいPCをプレゼントしてくれた。ちょうど古いのは寿命と近いものがあったので、ありがたかった。買ってすぐはあまり使わなかったのだが春先になんだかカーソルが揺れていたりフォルダとかをターゲットしにくかったりクリックできなかったり、という不具合があるのに気がついた。すぐ治るだろうと思ってウェブで同じ症状を調べフィックスした、と思いきやすぐに同じ状態に。なんだかおかしい？と思いデルのサポートセンターにチャットで相談。言われたことをするのだけど治ったと思ったらその日にまた不具合。という症状に陥り、ネットでもっと良く調べると出てくる出てくる、同じ不具合。しかも治らないと言ってる人多数。えー。。。ってことでデルにもう一度連絡の上、保証期間中に修理に出すことをお勧めしますってメールが来てたのでとうとう修理に出した。今日から1週間ほど、PCのない生活です。治るかな。。治らなかったらノートなのの常にマウス使うしかない。
26Oct
- 虹の橋を渡った人たち
  親友が死んだ話で始めたこのブログだけど、実は私は親友の死が最初ではない。2018年の二月に、プロフィール写真にも載っている親友Ｍが死んだのだ。私にとってのスペインは彼女で始まり彼女で終わったと言っても過言ではない。毎週のように私をいろんな場所に連れまわしてくれて、いろんな人に会わせてくれた。ついでに言うと日本を出たときには挨拶もおぼつかないような私の英語がなんとか会話ができるまでになったのも彼女のおかげだ。5つも年下だったけどお姉ちゃんみたいな存在で、私のことをMi Hermana(私の妹、姉）といつも呼んでくれた。もともとは旦那とＭの彼氏のＪが知り合いだったので始まった縁だっただけに、4人で旅行に行ったり遊びに出かけたりもしたものだ。2018年、私はすでにイギリスにいた。彼女は仕事のために移住していたマドリードから体を壊して帰ってきているとは聞いていた。鬱だったのだそうだ。家族との結びつきがあまりにも強いスペイン人。マドリードの生活が寂しかったのかもしれない。とはいえ持ち前の社交性で、マドリードにもたくさん友達がいてお葬式にはたくさんの人が来てくれていたのだそうだけど。ご両親の家のバルコニーから落ちて亡くなったのだそうだ。そのころには別れていた元彼氏のＪが、きっと鬱の薬の副作用でボーっとしていて間違えて落ちたんじゃないかと言った。10年以上も付き合っていた二人。色々あって別れることにはなったけど、別れても近しい間柄だった。お葬式で別れの挨拶を読んだのはＪだったのだ。私にもわからない。Ｍは自殺だったのか事故だったのか。ただ一つ、もう会えないんだなってのはわかる。もう会えない人が最近どんどん増えてくる。Ｍのことも大好きだったから、時々死ぬほど泣いてしまう夜もある。スペインに帰るたび、Ｊには会うようにしている。Ｊはきっと、もう彼女を作れないんじゃないかなと思う。Ｍと別れてから誰とも付き合わなかったし、生前いつもＭによりを戻そうよって電話してたし。それでもＪは元気にしている。笑っているＪを見るとなんだか安心する。そして時々一緒に泣く。
24Oct
- レインボー
  イギリスは雨が多いので、レインボーがよく出る。昨日は義実家に車で向かってトンボ帰りをしていたんだけど、車の中からレインボーが見えていた。その上車から水しぶきが上がるので目の前の車からレインボーが生えているように見えた。写真はないんだけどね。色が薄すぎて。いいな、レインボーの根本にいるって！旦那はよし！根本をほれば黄金が出てくるぞ！と言った。私は虹の橋を渡って行った人のことを思った。この先にいるのかなって。写真はさらに1週間前に友達の誕生日パーティーでデッキで撮ったもの。綺麗な二重だった。
20Oct
- Burleigh Court
  今日は　バーレーコート、というホテルのラウンジでお茶をしてきた。とてもきれいなところで、あまり人がいないのもとてもいいのでよくハイティー（軽いアフタヌーンティー）をしに行く。ここは実は昔は日本大使館の持ち物だったのだそう。今はホテルとレストランになっている。いつ行っても不思議なくらい人がいなくて、でもそこがいいというか独り占め感があるのです。近くに住むマレーシア人のお友達とたくさんお話してスコーンを食べてお茶を飲んできた。もう暖炉には火が入っていました。今日は暖かい日だったので、逆にちょっと暑かったかな。彼女は旦那さんが死んだばかりで、とても落ち込んでいるのでよく会いに行っているのです。旦那さんは、一度も彼女にノーといったことがなかったんですって。おかげで一度も夫婦喧嘩をしたことがなかったのだそう。すごい旦那だな、、そんな男性も世の中にはいるもんなんですね。
18Oct
- コッツウォルズ
  私の住んでいる町のあたりはすぐすぐそこに牛が放し飼いになっている。もちろん入口と出口は封鎖され、あるエリアが囲われていてその中だけの話ではあるのだが。そのエリアの中には丸ごとすっぽり入っている村もあれば、道も普通に通っている。家だって当たり前にある。この辺りの家は家の入口に牛や馬は入れないように、地面に鉄格子みたいなものが入っていて、動物が入れないようになっている。先日、子供の学校のそばに馬もいた。毛足の長い馬で乗馬用のは見えなかった。そこで私より詳しい息子にあの馬は何のためなの？と聞いてみた。そしたら、ワイルドホースだよ！(野良馬？)」とのこと。野良馬って。。。。なんだ？
17Oct
- 親友の死
  日曜日の朝、日本の親友からのラインに気が付いた。ぱっと見たときに、いつもと違う感じがした。開いてみる、それは親友の母からだった。彼女が他界したことを知らせるものだった。5月17日に彼女は亡くなったのだと、警察が携帯を持っていて返されたのがつい先日のことだったので連絡が遅れたとのことだった。知らせをもらった日曜日はイギリスにしては暖かく、きれいな秋晴れの空の日だった。友人は長い間統合失調症を患っていた。もうとても長い付き合いで、最初に会ったのは20年以上前のことなのだ。その後も彼女はいつも一年のうち半年くらい連絡もつかなくなるのが常だった。躁鬱だった。躁になると出てきて友達とはしゃぎまわり、鬱になると冬眠のように家で過ごしていたのだと彼女は言った。鬱になった彼女を見たこともたまにあった。大体が半年間消えてしまう直前のことだったけど。落ちかけている姿を私に見せてそしていなくなるのだ。私は友人が大好きだった、あこがれていた。とてもきれいな子で、とても明るくてみんなのアイドルみたいな子だった。いつ頃からだっただろう、社会でうまくやれないことを自分で責めはじめて私はみんなが羨ましいのだと普通になりたいのだと言い始めたのは。そして次第に躁鬱がひどくなり働くことはできなくなり、統合失調症の診断が下りた。一方私のほうはその後まもなく結婚をし、海外に住み始めしばらくして子供ができた。彼女は私を称賛し、羨ましいと自分もそうなりたいんだと言っていた、あなたは私の希望も星だとも。私自身はそうでもなく、普通の、裕福でもなくひたすら働いて子育てをして家事をする生活に疲弊していた。そのころ友人は両親から実家近くにマンションを買ってもらい、そこで一人暮らしをしていた。多くはないが重い精神疾患を抱える身として年金が出ていたので、普通に暮らすだけならば問題なく生活できていたと思う。あくせく働かなければ何も払えない私は何もしなくていいことがうらやましいとも思っていた。働きたいけど働けないんだよ！贅沢するほどもらえないんだよ！なんて言葉を聞きながら、贅沢しなければ生きて行けるなんて羨ましいと思っていた。口には出せなかったけれど。彼女は長年、鬱の姿を友達たちからはひた隠しにしていた。家族やごくたまに一緒に住んだ彼氏だけが彼女の一番ひどい姿を見てきたんだと思う。だけど晩年の彼女がひどいヒステリーを起こす姿などを私は実際に目にして応対する経験をした。電話越しではあったけれど。確かにこんなに辛い思いをしなければならないなんて、やはり気の毒ではあるなとは思った。アンフェアだと思った。こんなに生きづらい気持ちで社会を生きていかないといけなかった彼女がかわいそうだったとは思う。ここしばらく安定していた。本当にずいぶんと良くなっていた一年前くらいから。私はなんで電話しなかったんだろう？電話で話さなかったんだろう？後悔しか残っていない。理由は彼女がひどくヒステリーを起こすほど大変だった時期に、よく電話で話していた時のことだ。子供を持たない人には子供にどのくらい時間がかかるか、頭ではわかっていても本当にはわかることができないんだと思う。無理もないことではあるのだ。ほかの子供を持たない友人でもやはり同じようなことを感じることはある。子供に割かなければならない時間というのは、思っているよりもずっとずっと多いのだ。というよりも、子供を持った母親はほとんど全ての時間を子供を中心として回っている状態になる。それなのにその当時私は一生懸命彼女に対応していた。子供がおなかすいたというのを待たせることになったり、つまらないから遊ぼうというのを待たせたりしながら。友人は友人で、とても必死だったんだと思う。たくさんのことを考え処理をし、聞いてくれる人に一生懸命しがみついて自分を立て直そうとしていた。私は私でいっぱいいっぱいだった。仕事をして帰ってきて、子供の面倒を見ている最中に友人と何時間も電話で話しながら料理をしたり、洗濯をしたりした。ある日のことだった。息子がうんちだというので切るね、と言って切った。彼女は笑ってわかったわかったと言った。その5分後に彼女はまたかけてきて、トイレ終わった？と聞いた。それが私にとっての最後の一本のわらだったと思う。もう無理だと思った。友人は友人で、言ってくれれば切るから気にしないでほしかったんだと思う。あいた時間でいいから私と話したかったんだと思う。それはよくわかっている。だけど私は一人の子供の母親としてこれはダメだと思うきっかけになった。当時私は電話片手に、子供のお尻をふいて、子供のご飯をつくり、子供が食べている間も彼女と話をしていた。母親失格だ、そんなんじゃだめだ。私は何を優先にするべきなのかと自分に問うた。そのあと私は彼女とほとんど電話で話をするのをやめた。ラインでテキストを送りあうのは普通にしていた。空いてる時間に返すからなんでも書いてといった。そして私たちは数週間ごとに色々とたわいもない話をするだけの関係になっていったと思う。私には楽だった。そのくらいでないととても、対応できなかったのだ。でもきっと彼女は寂しかったと思う。もちろんほかにも友達はいて、その子と遊び歩いたり飲み歩いたりしている話も聞いていた。ちょうど彼女がヒステリックになる原因となった彼氏とも無事に別れてしばらくたったので気持ちも安定していたのだと思う。だから私も、じゃあいいじゃない、自分の人生をお互い歩こうよ、って思っていた。それが普通の友人関係ってものじゃない？って。友人は三人ほどの人と家でお酒を飲み、強いお酒を飲んだので嘔吐し、吐しゃ物がのどに詰まって亡くなったのだという。その場に居合わせた人たちは救命しようと手は尽くしてくれていたようだ、だけど間に合わなかったのだそうだ。友人が完全なる暗闇にいるときに亡くなったのではなく、楽しんでいるさなかの事故だったことだけは救いだ。私はたくさんの後悔とともにこれからも生きていかなければいけない。なぜあの時電話しなかったのだろう？なぜもう少し歩み寄ってあげられなかったのだろう？私はなんて冷たい人間なんだろう。なぜ、なぜ、なぜ。彼女がもう苦しまなくていい世界にいることだけはよかったと思う。私もいつかそちら側にいく。彼女は待っていてくれるだろうか？