こんにちは、えりです。
私と夫は、
ほぼ24時間一緒にいる生活
をしています。
来月、
夫と出会ってお付き合いしてから
5年経ちますが
出会った日から一緒にいるんです。
(そのあとはスピード婚でした)
「そんなにずっと一緒にいて疲れないの？」
とよく周りから聞かれます。
私は正直なところ、
新婚気分な時期を除いて最初の3〜4年
「鬱陶しいな・・・」
「もっと1人の自由時間欲しいな・・・」
と思うことが多々ありました。笑
でも夫は
常に一緒にいたいタイプなので、
そこまで愛されるのは有難いことだけど、
私はお腹いっぱいでした。
一緒にいて楽しい〜！
ずっと一緒にいた〜い！
と、私がときめいてたのは
カップル期だった最初の数ヶ月だけで
あとは
振り返ると、
発狂しそうなくらい息が詰まることが
多かったと思います。
でも現在は
不思議と、ずっと一緒にいても、
苦ではなくなりました。
半日以上会えない時間があって丁度いい夫婦、
24時間一緒に過ごしている夫婦。
どっちが正解とかないし、
夫婦はこう在るべきだってのも、ないし
それぞれの家庭で決めることです。
だけど、
私の場合は
夫の価値観の方に寄ってきたのが
結果的に良かったなと思ってます。
少し前の私を知っていた人から、
「『一緒にいすぎて鬱陶しい！』
と言っていたのに、
どうして考えが変わったの？」
と聞かれて
うーん、慣れじゃない？
と答えたのですが、
そのあとよく考えてみたら
「慣れ」だけじゃ説明が足りてない
と気付きました。
今のところの答えが出たので
今回はその答えについて書いてみます✍️
私の幼少期〜成人する頃まで
実家で過ごしていた日々の中で
一家団欒の記憶が、1mmもありません。
祖父、母、私、弟の4人家族。
それぞれの部屋に篭っていたり、
私は習い事が終電まである日が多かったり、
そもそも嫌ったり嫌われたりの関係で
家族全員が揃う意味を見出せませんでした。
たまたま全員の食事の時間が被っても
非常に居心地が悪く、
楽しいテーブルではなかったです。
友達や当時の彼氏の家に
お泊まりした時は
すごく不思議で、フワフワした感覚でした。
お父さんがいて、
お母さんがいて、
兄弟姉妹がいて、
みんな楽しそうで、
まさに一家団欒でした。
一家団欒というものを
友達の家で初めて見たときに
「これが一家団欒なのか！」
と発言して、笑われたのを覚えています。笑
私からしたら不思議な特殊空間でしたが、
とても羨ましかった。
うちでは再現不可能なものが、
そこにはありました。
とにかく
リビングが賑やかだったのです。
そういえば、
うちのリビングって
電気が消えていることが多くて
いつも寂しい空間だなー。って。
(テレビが占領できるのは良かったけど。)
夫のご実家のリビングも
まさに一家団欒で賑やかでした。
夫が私とずっと同じ空間に
居たがってくれるのは、
彼は一家団欒が当たり前だからなのかも
と、最近ふと気付きました。
(一緒に過ごす日々の中で)
一方で私は、
一家団欒を蚊帳の外からしか
見たことがない。
母が亡くなり、
血縁のある人たちからは縁を切られ
実家を逃げるように出て10年以上。
夫は、本物の家族を知らない私に
家族というものを
毎日教えてくれていました。
最初はそれが苦しかった。
きっと、変わることへの拒否反応だったんです。
だけど今は、
実家や血縁へのコンプレックスが
私の中でだいぶ薄れています。
「本当は子供の頃、こうして欲しかった」
という行き場のない寂しい気持ちを
成仏させたからです。
夫が支えてくれたおかげ、だけではなく、
毎日、"気持ちを整理する日記"を
書いている効果も絶大でした。
それに10年以上もかかってしまいました。
夫に依存するだけでは
コンプレックスは成仏しなかったと思います。
そうして今では
夫と夫婦ふたり暮らしの
一家団欒を毎日過ごしています。
大きな夫婦喧嘩もなくなり、
とても心地いいものです。
わんこもいます。
ずっと一緒にいて苦じゃなくなったのは、
私が初めて家族を知ったから
という答えになるのかな？
これからも
家族を大切に生きていきたいです
