前回1人では食べられないライスターフェルを体験する企画
に続いて
今回は[Liwetan]
Liwetanの名前は一般的にはスンダ料理のNasi liwetのご飯料理からきていますが、
同じような食事スタイルで各地で地域によって違う名前で伝統として残っています。
Liwetanには団結と兄弟愛という意味があり、立場に関係なく同じ高さの地面に座って、ご飯やおかずを手づかみで一緒に食べる。
通常は会社やイベント会場とか、大きなお家等大きな部屋にケータリングしてもらうことが多い。
働いてる人は会社で体験する機会があるだろうし、インドネシア人ママの友達が多いとかインターだとこういう機会があるかもしれない
5年以上住んでて、この機会はなかったので、自分でやる!
注文はどこもだいたい10人以上から
多ければ多いほど迫力ある長さになると思う普通は地べた(床)にバナナの葉っぱを敷いて、床に座ってやるんですが、最近ではケータリングでテーブルの上にセットするのも多い。
レストランでやってるところは少ないのですが、
家ならいいけど、外で地面で食べるのも抵抗ある
会場付きで、テーブルでやってる場所を探しました。
Tanah Abangにあるローカルの小さいホテルArthama Hotel
2階にあるレストランとは別に12階にTeras Langit Lounge
(使用するときしかスタッフはいない)
客室が11階まであって、非常階段のようなところを上がると
ブログを見て申し込んで頂いた方合わせて23名
11:00からスタートの予定でしたが、その時点でまだテーブルは何もない状態...
まぁ、セッティング風景見れましたが
23名分だから長くて、迫力あるテーブルになりました!
思い描いてたLiwetanになったー
面白がって参加してくれた人が多かったおかげです。Rp90000(10人以上)
お店に
「手で食べるのも初めての体験だから、最初は手で食べてもらうけどスプーンとフォークも用意してほしい」とお願いして、途中からはスプーンとか使って食べるようにしました。
私は最後まで手で食べましたが、そうすると、飲み物のコップに手を出しづらい..
みんな慣れてないから、手で食べてる間は蟹食べるときみたいにむごんに
Liwetanはスンダの言葉ですが、Liwetanのように地面にバナナの葉っぱを敷いて、おかずやご飯を並べて食べるスタイルは、各地にあります。
位の高さに関係なくバナナの葉っぱを取り囲んで、右も左も関係なく手を伸ばして、気兼ねなくたべるスタイルは、中部ジャワのソロの王様が家臣に振る舞い始めたのが、全国に広がったのではないか?と考えられているそうです。
お友達同士もはじめましての方も 自然となんやかんやと話が弾む。
生のいんげんたべたことない。とか
苦いミニミニの茄子について、とか
今回は事前に唐辛子の使用を少なくして欲しいと依頼していたのですが(食べてみないとどれくらい"少ない"が伝わってるのかわからなかったけど)、どれも辛くなくて食べられた。
別添えのサンバルもここのは美味しかった。
実は体調不良で欠席の方が二名いたので、一人分は持ち帰り用にブンクスして抜いてるんですが、21 人でも食べきれないくらいの量で、更に希望者に8個分のブンクスが作れるくらいの量でした。
参加者の一人がもうすぐお誕生日で、是非インドネシアの風習の一つ【お誕生日の本人が幸せや喜びをおすそわけする】をやりたいってことで、Kue Traditionalを用意してきて皆さんに配ってくれました。
♫Happy Birthday to you〜♫以外に、レストランとかでも歌ってくれるインドネシアのお誕生日に歌う歌をリクエストして流してもらいましたが、初めて聞いた人もいたかも
知ってたら、どっかで誰かがお祝いしてる時に一緒に歌えます!!
そう言えば私もこれやったことない。
旦那さんが一月一日生まれなんで、会社に人がいないから会社でもやったことない。
普通のインドネシア料理とかは食べに行けるとして、
どうしても1人じゃ注文すらできないメニューとか、
儀式や風習で食べるいつもの食べ物とは違う食べ物とか食べ方など
場所や文化を調べたりするのも、こういうことがないと、なかなか調べるモチベーションが上がらない。
この展覧会で、いくつか食文化について気になるのもあったので、しばらくそれについて調べる楽しみができた。
春休みにも入るし、行動は制限されるのもあるので、その間調査!
また企画すると思うので、募集するときはよろしくお願いします。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
また一つやりたいことができました。