先週末のこと。アランが私のオフィス(といってもホームオフィス)に来て私のアカウントでオンライン•ショッピングしだしました。しばらくかかりそうで床に寝そべっていたら、カーペットの表面の細かなゴミが気になりました。それで、「さすがにこれは掃除機かけなくちゃ、、」と自分に言い聞かせるよう呟いたら、アランが「僕がやってあげるよ!」。

 

 彼も掃除にはとんと関心がない人なので、冗談かと思ったら、即座に掃除機をとりにいって、私の部屋に掃除機かけてくれました。それも椅子や床に置いてある様々な物をすべて部屋の外に出し、全面敷きのカーペットの上に二重敷してあるチベットのエリア•ラグも剥がして、その裏側まで掃除機かけるという念の入れよう。

 

 うちの掃除機は老いぼれダイソンなので10分くらいで生き絶え絶えになります。従来のアランだと、充電している間に掃除中だったことはすっかり忘れて仕事に戻り、それっきりになるのですが、この日は充電を待ちかねるかのように戻ってきて、結局、私の部屋だけでなく家中に掃除機かけてくれました。

 

 これは実はアランにとっては画期的で、私にとっても感慨深い出来事でした。気揚々と掃除機をかけられたのは、アランが長年抱えていた発達性トラウマの後遺症からいつのまにか完璧に開放されていた証拠!!!だと思ったからです。

 

 掃除機の音がするといつもアランの機嫌が悪くなることには結婚当初から気づいていたものの、音がうるさいからイラつくのも当然だと思っていました。が、数年前、私がトラウマ解消の認定ファシリテーターになる訓練期間中に、アランを練習台にしたときのこと。本人は気づいていないけれど今の対人関係の弱点の原因となっている過去のトラウマをからだに残る感覚記憶から過去に探っていくホログラフィック•メモリー•レゾリューションという手法を試したら、アランの脳裏に浮かんだのは、幼児の頃に居間で遊んでいたら、母親が突然怒りだし、床に散らかっているおもちゃを蹴散らしながら掃除機をかけ始め、恐怖におののいた、という子供時代のシーンだったのです。
 

 それ以前にも、家の庭に猫が姿を現したら母親が石を投げつけて追い払うのが常だった、とか、時々癇癪を起こした母親に積み木を投げつけられた、などという昔話はおもしろおかしくアランが話してくれていました。でも、母親が子供の知育に熱心で、よくパズルやワードゲームで遊んでもらったし、変わり者のアランを常に暖かく受け入れてくれたという思い出もあるので、アラン自身は自分の母親はちょっとキツイ性格だけど良い母親だと常々言っていました。

 

 とはいえ、潜在意識では母親の掃除が恐怖体験として記憶されていたのなら、それはいわゆる「発達性トラウマ」に違いありません。そう思った私はアランやアランの母親に掃除機事件に至った詳細をアランやアランの母親から聞き出しました。

 

 アランの母親のリーは、大学院生の時には国立研究所でがん研究の研究助手としてマウスに毎日発がん剤注射していたインテリですが、マウスが可哀想だとも思わなかったそうなので、エモーショナル•インテリジェンスには欠けるタイプ。同じく大学院生だったアランの父と結婚、早々にふたりの男の子を生み、夫が生涯雇用の教授職を得たカンザス州の小さな田舎町に家族で引っ越したら、超保守的な土地柄で、女性の研究職などなく仕方なく専業主婦になり、大学院出というだけで共産党員ではないかと疑われたので、その噂を打ち消すために教会通いを始めたそうです。そこで、またも「出来ちゃった子」がアラン。「中絶は違法だし、階段からわざと飛び降りたりしても自然流産できなかったので、諦めて栄養摂取に気を配り始めた」そうです。

 

 アランの父親は教授職と同時進行で博士号の最後の難関の卒論に苦闘していたので殆んど家にもおらず育児にはノータッチ。そんな状況で、3人の息子が居間の床におもちゃを広げて楽しいそうに遊んでいるとリーの鬱憤が爆発、「Dumb kids! (バカ息子!)」と罵しりながら子どもたちが遊んでいる最中の部屋に掃除機をかけだしたのだそうです。掃除機の音がすると3兄弟は顔を見合わせて一目散に子供部屋に逃げるという自己防衛の習性がついたものの、さらに逆上した母親に後ろから積み木などを投げつけられることもあったということでした。

 

 そんな状態が数年続き、母親は結局は感情をコントロールできず幼子に当たり散らす自分は異常だと思うようになり医師に相談、当時の医学の常識だった女性のヒステリーの治療法としてヒステレクトミー(子宮全摘出)を受けたそうですが、リーの父親も兄も癇癪もちだったそうで遺伝の影響もあったのか、その後もリーの怒りの爆発がなくなったわけではなかったようです。

 

 それでも、アランは近所の友達が父親からいつも怒鳴られたり殴られたりしているのもみていたので、特に自分の育ちに問題があったとか、トラウマを抱えたという自覚はまったくなかったそうです。が、振り返ってみれば、普通にしていたお母さんがいつ恐怖の魔王に変身するか分からなかったのに戦々恐々としていたのは事実。いつも頭の隅に不安を抱えて暮らしていたのかもしれない、とのことでした。

それで、しっかり大人になってからも掃除機の音がすると、潜在意識に残された記憶から、脳は今そこに危険にあると勘違いして、生存本能を発揮、「逃げるか、戦うか、死んだふりするか」のストレス反応を起動。アランの場合には、「戦う」戦略で怒りの感情が湧き上がっていた、という仕組みです。

 

 こうした発達性トラウマの後遺症は、もちろん掃除機への反発といったひとつの事象には留まらず、その人の人格形成や今の対人関係にも様々な影響を与えることがわかっています。と考えていくと、アランの場合には、これまでやり手の女性の上司を苦手としてきたのも、自分では認識せずとも、母親を彷彿させる女性に不安感を覚えていたせいかもしれません。

 幸い、発達性トラウマは解消可能で、その原因を突き止め、それが今の自分には危害を与えない過去の出来事であると認識できれば、潜在意識にあった不安や怒りといったネガティブな感情が解消され、脳の神経回路がリセットされます。

 

 アランの場合には、私のトラウマ解消の練習台になってくれただけでなく、昨年、思いがけず病気になり、その完治に向けて、西洋医学だけでなく、様々なヒーラーの助けも経て心身魂レベルまでしっかりクリーンアップしたことがまさに怪我の巧妙となり、掃除機の背後に隠れていた母原トラウマもしっかり克服できたようです。

 

 と、ここまで書いてきたところで、私自身におきた掃除に関わる出来事も突然思い出しました。確か中学1年生の時、放課後の教室の一斉清掃の時間に、ほうきで教室の床を履いていたら、やる気なさが丸出しだったのか、担任の先生が寄ってきて、「まさに四角い部屋を丸くはくとは君のことだ。家で掃除の手伝いをしていないようだね」と言われたのです。

 

  やさしいおじいちゃん先生だったし、とくに叱られたというよりからかわれた感じだったのですが、今でも覚えているところをみると、自信喪失や劣等感につながるプチトラウマになっていたのかもしれません。

 

 人生はトラウマの学校、人は誰もが過去の産物。いかにして過去からの自己呪縛を解いて人生の可能性を広げていくか、が人生ゲームの面白さのようにも思えます。

 

 

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おうちごはんのご紹介の続きは、ごくふつうのウイークデイの夕食。

 

夕方の5時から「夜勤」の仕事があったので、その前に食べられる軽めのサパー。残り物のリサイクルで用意もささっと済ませました。盛り付けもあまりにいい加減で、ブログに載せるなら、もうちょっときれいに盛り付けたら?と広告関係の友人には言われそうですが、、、まさに普段着の夕食、ということで。

 

この日のメインはシュリンプ•ライス。以前にシアトルの北にあるネイティブ•アメリカンのテュラリップ族の居住地に取材に行き、フードトラックで食べたメニューです。

 

カジノをやめて、サーモンベイクといったネイティブの伝統料理も提供するフードトラックを始めたというGさんにインタビューしに行ったのですが、一番忙しい盛りの昼時に行ってしまったためトラックの中で待たされること延々。そのうちGさんが「待たせてごめんね」と鉄板で焼いたエビをご飯に乗せてご馳走してくれたシュリンプ•ライスがあまりにおいしさかったので、それから何度も真似して作っているのです。

 

Gさんは冷凍エビをそのまま鉄板に乗せていたけれど、うちでは酒か白ワインかけて解凍したエビをおフライパンでソテー。オリーブオイルは熱すると体によくないということなので、バターかギーかアボカドオイル。スパイスはその日の気分でサテ風にしたり、ケイジャン風にしたり。エビに火が通ったらさっと白ワインとお醤油をちょっとたらして、どんぶりに盛ったご飯やキヌアに載せて出来上がりです。

 

この日の副菜はバルサミックビネガーを垂らしたローストベジタブルと、またもやアジア食品のスーパーで大束で買ってしまった台湾産ほうれん草のおひたしに、梅や鰹節やごまが入ったふりかけのトッピング。お椀に入っているのはお味噌汁ではなく、ローストチキンの骨まわりをダシ代わりに入れて作り置きしておいたベジタブルスープ。

小皿の野菜は、日本で買った発酵ぬか床で作った糠味噌漬けの試作品。パックからダシてそのまま容器に入れただけできゅうりなど数時間で漬かる優れ物でしたが、そのうち米ぬかを足す必要がありそうだけど、そんなもの米国で買えるのか、、、

 

まるごとのローストチキンはアメリカのスーパーではどこでも売っている、そのまま食べられるデリ•メニュー。コスコ(日本ではコストコと呼ばれてる)のローストチキンは薬品臭がすると不評なので買いませんが、ホールフーズなどにはオーガニックも売っているので、忙しいときには、ついつい手がのびてしまいます。以前はアランとふたりで一食でほぼ食べきったりしていましたが、最近は少食を心がけているので、一晩めは、そのまま食べて、あとは使いまわし。玉ねぎとピーマン炒めたのに足してサルサで味つけすればメキシコ料理のファヒータになるし、チャイニーズ風のチキン&野菜の炒め物にしたり。最後の骨まわりはそのまま鍋に放り込めばスープのよいダシになるわけです。

 

さて、私の「夜勤」について。ひょんなことから始めた仕事で、思いがけず、よい気づきを得た話をシェアしておきます。

 

私の「夜勤」とは、シアトルのそばを本拠とする米某IT大手がトレーナー認定試験の教材として提供しているビデオの日本語版制作のスタジオ録音のPA。そのビデオ制作のプロデューサになった友人に、日本語の分かるPAで夜(日本時間の日中終日)リモートで働ける人、誰か知らない?と聞かれたのはコロナ蔓延で家から出られなくなっていた頃。紹介できるバイリンガルに心あたりがなかったし、ちょうどコロナ下で夜外出することもなく、無料でビジネスアプリの講習受けるようなもので面白いかも、と引き受けて以来、年に何回か、スケジュールがあうときには引き受けている仕事です。

 

日本人のトレーナーがビデオを見ながら日本語でナレーションを録音するのを言い間違えなどがないか監修しながら、タイムコードを記録し、英語で指示するプロデューサーとのコミュニケーションをアシストするのがPAの役目。制作会社と私は米国、録画スタジオは中国、ナレーターは日本という3拠点のリモートワークです。

 

私はこれまでジャーナリスト、著作、ビデオ制作、コピーライティング、トラウマ解消や気功、瞑想、能力開発のトレーニングなどなど多分野で仕事をしてきましたが、考えてみればとても幸運なことに、そのすべてが自分のやりたいこと、つまり趣味と実益を兼ねたものでした。

 

一方、このPAの夜勤は、蓋をあけてみたら録音するアプリケーションのハウツーはテクニカル過ぎて私にちんぷんかんぷんでITのお勉強にはならないし、しっかり監修しながらタイムコード記録するには集中力も必要で、夜中まで付き合っているのは楽しいとはいえませんでした。それでも、米国の表現では「Pay the rent」、つまり生活費の足しにはなるから、と、しかし、「それにしても、なぜ、私が、こんなことしているのだろう?」とも自問しながら続けてきたのですが、つい先日、突然、この仕事に「やりがい」と使命感を見出してしまったのです。

 

 

その夜の録音のナレーターは、ライブのトレーニングには慣れているのの、ナレーションの収録は初めてというトレーナーさん。スタッフが現場にいない慣れない録音でもあり緊張しきって、最初のビデオの収録は、いい間違えだらけで何度も録音し直しになりました。

 

これは長丁場になるな、と覚悟しつつ、緊張しきっているトレーナーさんが気の毒になって、「このトレーニングビデオはライブ感があった方が見ている方にとって好ましいので、いつもライブでトレーニングなさるときのように、少しぐらいの言い間違えはその場で訂正して、そのまま続けてくださった結構なんですよ、完璧である必要は全然ないんです」とアドバイスしたのです。

 

そうしたら、そのひとことが、まさに鶴の一声。トレーナーさんは自己呪縛から開放されたようで、その後は別人のように素晴らしいパフォーマンスを見せてくださり、録音はスイスイ進み、プロデューサーも私もびっくり。終わった後に、ナレーターさんからも、アドバイスしていただいたお陰で助かりました、と感謝されました。

 

というわけで、何の興味も意欲もなかったスタジオPAも、私の意識の向け方次第で、人のウエルネスや潜在能力開発をお手伝いする、という私の本職の一環にでき、私にとっても学びの大きい楽しい時間になるのだ、と気づいたのです。

 

そう考えていくと、レストランのウエイトレスの使命も実は料理を運ぶことではなく、笑顔でお客さんのいち日を明るくすることかもしれないし。ハリウッドのスターのなかにも無名時代にはウエイターで食いつないでいた人が多いですが、本人は家賃稼ぎのつもりでも、それが人間観察や接客の良い訓練になっているのでしょうし。

 

皆さんのなかにも、ご自分の夢や希望とは異なるお仕事でやりがいを見いだせていない方もいらっしゃるでしょうが、もしかしたら、天が与えてくれた仕事は職場の肩書とは別のところにあるのかも!視野を広げて、自分はここでどんな貢献をしているのだろう、と考え直してみると、意外な発見があるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最近のいちばんのエキサイティングなニュースは、ユビキュイティー大学というアメリカの大学院がET(地球外文明)学の修士&博士課程を開設したこと。ちゃんと学位として認定される博士号が修得できるそうなのです。

 

 しかも主任格の教授のひとりは、ベトナム戦争時代には秘密の国防文書の開示をめぐりニューヨーク・タイムズ紙の顧問弁護士を務め、イラン•コントラン事件の際にもレーガン政権の陰謀を暴くのに活躍したハーバード大出の弁護士のダニエル•シーハン氏。憲法や人権、国民の知る権利擁護の旗手で、最近では原油輸送による環境破壊に苦しむアメリカの先住民の強い味方で、UFO、ET情報の開示を求める議会の動きも推進させてきた信頼、尊敬でき、情報源としても貴重な人物。ETやUFO関連の確かな最新情報がオンラインで学べるとあって、入学申し込みしようか、思案中。

 

 また、先週には宇宙飛行士だったエドガー•ミッチェルが創設した意識の先端科学の研究啓蒙団体で、社会的な信用度も高く、これまでUFOやET関連には慎重だったノエティック•サイエンス研究所も、「ETが存在するという現実が地球にもたらす意味」というウエビナーを開催。これまで米国の政府機関や民間企業が行ってきたET研究やET由来の技術開発の情報をすべて国会図書館に開示することを義務付けた法律が制定されたことで、米政府は事実上、ETの存在を公式に認めた、と発表しています。

 

 UFOの実在だけではなくETとの秘密外交やETからの技術供与が数十年間にわたって行われてきたことを国が公式に求めるのも時間の問題で、どの国が先に口を割るか、が注目の的。まさに地球文明は大きな転換期を迎えています。まだUFOもETも存在しないと思っていたら、宇宙時代に乗り遅れますよ!

 

これから生まれる子供たちは、まったく私たちとは異なる世界観、宇宙観で育ち、この広い宇宙に知的生命体が存在するのは地球だけ、と信じ切っていた古い世代の愚かさこそ、アンビリーバブルと思われるようになるのでしょう。

 

 というわけで、いち早く宇宙人とのコミュニケーション能力を発現させたく、まずはライトランゲージとチャネリングのスキル向上に努力中。ライトランゲージは喋る相手がいたほうが面白いので、ライトネットの講座でライトランゲージを教えてくれたカーラに、日本の皆様向けのライトランゲージ講座も開いてもらうことにしました。彼女は数種類の異星人とコンタクトを続けており、ライトランゲージで飛んできたUFOとコミュニケートして点滅する色や飛行の方向を変えてもらったりもできるのです!

 

 私たち地球人も誰もが潜在能力としては異星人とコミュニケートできる能力を持っているようで、特定のETと波動が合うようになれば、目に見える姿で部屋に現れたり、夢の中で会えるようになるはず。

我が家でも先週、ズーム気功のクラスの準備をしていたら、部屋に眩しい光のオーヴが現れたので、この先が楽しみです。

 

 

 

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今年は年明け早々から興味深い無料のオンライン講座や講演、ウェビナーが多く、お忙しです。アメリカでは以前は講演で世界を飛び回っていた各界の著名人がコロナ蔓延で外に出られなくなったため、オンラインを主な活躍の場に変えました。まず無料のイベントで大勢の人々を引き付け、有料のイベントにつなぐ、というパターンが一般化したのです。コロナ騒ぎの収束とともにいったん下火になっていましたが、また盛んになってきたようです。

 

初期には、「なんだ、結局は有料イベントの宣伝だけじゃん」とがっかりする無料イベントも多かったのですが、そういうイベントだと視聴者もすぐに見るのをやめてしまうことがわかったのか、最近では無料イベントの内容もかなり濃くなっています。ついついもっと学びたくなり、「このイベントの参加者に限り割引料金でさらにボーナス付き」といった勧誘につられて有料イベントにサインアップしてしまうこともあります。国内で時差があるアメリカでは東部時間優先のイベントも多いので、西海岸時間だと朝6時開始といったイベントもあるのですが、朝が苦手な私にとっては、ときには早起きを強いられるのも悪くないかも。情報マニアの私にとってはオンライン•イベントは貴重な情報源になっています。

 

オンラインの無料ウェビナーにはグループ瞑想やUFO関係のイベントもたくさんありますし、神聖幾何学の講座、トラウマ解消の専門家向けの講座まで、内容も様々。日本からも参加しやすい時間に開催されているイベントも少なくないので、日本の皆様にお勧めしたい講座もたくさんあるのですが、英語でのイベントを紹介したら、嫌味か?と取られそうなので控えています。

 

皆さんも、英語さえできれば、世界がずっと広がるのに、とつくづく残念です。チベット仏教の修行者の友人でマントラシンガーとして世界で活躍するドゥルクモも癒しをテーマにした講座をでエストニア語の同時通訳付きの英語で提供しはじめました。彼女の母国語はチベット語ですが、英語をマスターしていたことで英語圏以外の外国でも活躍できるようになったのです。

 

さて、私がオンライン•イベントの開催を知る情報源はフェイスブックやメルマガです。SNSは検索歴やたぶんメールや書き込みの内容も読み取って、個人の趣味や嗜好、信条を分析して、個人の好みの情報や広告を優先的に送る仕組み。なので私が関心を持つイベント情報が届きやすいわけです。

 

けれど、この仕組みが世論操作に悪用されがちで非常に危険であることも指摘されており、議会でもクリック率を高め広告収入を増大するためには有害な偽情報もまったくフィルターなしで流すSNSプロバイダーの儲け主義が糾弾されています。言論の自由を盾にとった虚偽の誹謗中傷や殺人の扇動なども蔓延しているからです。

 

政治や主義信条に関する洗脳目的で、巧妙に事実と故意の嘘を混ぜたフェイクニュースも氾濫し、興味半分で一度でもアクセスすると、即座に類似の情報が殺到するSNS。送られてくる情報を無抵抗で吸収していて、フェイクな世界のドツボにはまる危険も大。米国の議事堂で暴動が起きたのも、嘘も突き通せば事実とみなされるようになる、といった戦略にすっかり洗脳された人々が、公正に行われた選挙の結果を受け入れられなくなり独裁主義者の扇動を愛国主義の運動と勘違いして、片棒を担いでしまったからです。

 

アメリカには、銃撃で脳の一部が散乱したその死の瞬間をテレビカメラや何人ものアマチュアビデオがしっかりとらえていたケネディ大統領が、実は暗殺されずに生きておりダラスでパレードするという荒唐無稽な嘘をいまだに信じている人たちもいるのです。こうしたアメリカの政治や世界情勢をめぐる偽情報はアメリカ国内だけの問題ではなく、日本やヨーロッパ諸国のSNSにもアメリカの政治家などに関する、国家的、組織的なフェイクニュースが目立つようですが、その多くはアメリカの世界的な影響力を弱めたい国の戦略のようです。

 

いわゆるスーパーパワーと呼ばれる超大国がないほうが世界は平和になるだろうとは私も思うのですが、陰謀論による洗脳は被害妄想で一触即発に人々を駆り立て、有害なだけ。日本のSNSを見ていると、特に環境問題や健康、スピリチュアに関心をもつ良識的な人々が、新聞やテレビの情報に頼らず自分で真実を究明しようとネットで関連情報を収集しているうちに、実は政治目的で情報発信している情報源にはまってしまっているようなので、憂慮しています。

 

日本語で発信されている海外情報はごく少数で、英語の検索でも広く情報摂取していたら、事実かそうでないかは明白に分かる場合も多いのです。けれど、「既成のメディアは信じるな」というお題目を真に受けて、なんの編集も審査も法的責任も問われないので既成のメディア以上に偏向しがちな日本語のSNSの書き込みを信じたり、信頼する誰々さんのコメントだからという理由で海外情報を鵜呑みにしたり転載して流布するのはとても危険だと思います。

 

こうした事態をみるにつけ、日本ではいまだに英語教育がしっかりなされていないことが無念でなりません。その是非は別として、英語が世界の共通語であることには変わりがないのですから、大人になるまでに英語でちゃんとコミュニケーションできるように国民を育成するのは日本の将来に向けての優先課題ではないでしょうか。Aiの進歩で読み書きの翻訳は誰にでもできるようにはなるのでしょうし、AI補佐で自由に外国語会話ができる時代も来るのでしょうが、できれば会話はマシンの介在なしで楽しみたいですよね。

 

などどつらつら思っている折に、知人が英会話を習い出したけれどなかなか上達できない、と嘆いていました。で、どういうレッスン受けているのか聞いてみたら、日本人の先生について教本を読んでいる、とのこと。それじゃ実践には役立ちそうもないですね、、と言っているうちに、あ、そうだ!と思い出したのが、英語ネイティブのうちのアランがCELTA(ケンブリッジ大認定外国人向け英会話指導資格)を持っていることでした。日本に住んでいた時は外資系の幹部候補生とか技術者に英語での交渉術などを教えたり、デザイン学校やエンタメ専門学校の先生もしており、ふだんの暮らしやプレゼンテーションにも自信がついた、などと好評だったのです。アランはひょうきん者ですから、生徒さんもリラックスして話せるのではないかと思います。それで彼に英会話のズームクラスを提供してもらうことにしました。数人でしたら受け入れ可能ですので、ズームで楽しく英会話上達させたい方はご連絡ください。

 

まずは自力で英会話を上達させたい方へのお勧めの教材は、日本語字幕つきのハリウッド映画。私も日本の普通の教育制度下で育ったので、英語の読み書きも会話能力も大学卒業してから、それなりに努力して習得したものです。ブロークン英語で意思疎通はできるようになっても最も難しかったのは聞き取りでした。そこで、ニューヨーク暮らしにあこがれていたので「Falling Love」というニューヨークを舞台にしたロバート•デ・ニーロとメリル・ストリープ主演の映画を、セリフのすべて聞き分けられるようになるまで見ました。どうしても聞き取れないメリルのつぶやきがひとつ残りましたが、一緒にそのシーンを見てくれた英語ネイティブも聞き取れなかったので、ま、それはよしとしました。そうした結果、なんとかニューヨーク大学のジャーナリズム大学院に留学できるまでになったのです。

 

皆さんもラブストーリーとか、あまり下品のスラングの連発がなく、あまり早口でなく、標準英語(南部の強いアクセントとかだと他の地域出身のアメリカ人にも聞き取りにくい)会話が進む映画やテレビドラマ、ご活用ください。

 

というわけで、日本の皆様の英語力向上のお役にも立ちたいので、ウエルネスや癒し関連の情報に加えて、最近流行っている表現とか、英語関係の情報もこのブログで発信していくことにしますね。

 

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日本の皆様、三が日どう過ごされましたか?私はクリスマスの親戚との集いのあとは、アランとふたりで、家でのんびり、ゆったり新年を迎えました。

 

FBにはおいしそうなおせち料理の写真がたくさん掲載されていて、そういえば、去年日本で最も多く聞かれた質問は、一昨年秋の「アメリカでは誰もマスクしてないって本当ですか?」に代わり(答えはノー、いつもマスクしている人はいましたし、いまでスーパーなどではいます)「いつも家ではどんな料理作っているんですか」だったな、と思い出しました。

 

この質問は、アメリカでも初対面の人によく聞かれるので、異人種カップルに寄せられる普遍的な疑問のようです(面と向かって聞くのは憚れる他の質問もあるかとは想いますが)。というわけで皆様の疑問に答えるべく、去年の暮れから昨夜(1月2日)までの我が家の食事を公開します!

 

まず、クリスマス。去年のクリスマスは月曜日で、音楽の教授から看護士に転職したアランの従兄弟が仕事とあり、シアトル近辺の親戚一同が集うクリスマスパーティは前日のクリスマス・イブの午後(アメリカではイブは直前のギフト買いのショッピングデーでロマンティックな雰囲気はゼロ)。メニューはローストビーフと、ローストポテト、ブロッコリー&カリフラワーのキャセロール。私はその数日前にうちのオーブンが壊れたので、温かい料理はつくれず、生ハムとメロンorマンゴ、モッツァレラチーズの串剤というフィンガーフードのアペタイザーを持ち寄りました。アランの別の従兄弟が3度目のコロナに罹り、副菜をいくつか持ってくるはずだったその一家が来れなくなったので、ご馳走の品目の数は例年より控えめ。デザートはピーカンパイとパンプキンパイとクッキーでした。

 

翌日、クリスマス本番の晩ごはんには、豪華な鴨のロースト(といってもコスコで買ったレトルトパック)をメインに、副菜あれこれ作るつもりでしたが、前日の残りのローストビーフや副菜をお土産にもらってきていたので、まずそちらから食べることにして、ほぼ前夜と同じメニューにサラダを足しておわり。

 

一昨年の大晦日には、一昨年、年越しの蕎麦づくりに挑戦して大失敗したので、去年は大志は抱かず、普通の市販の乾蕎麦に和食スーパーで見つけた冷凍のエビとかき揚げの天ぷら載せた温蕎麦とサラダで軽い年越し夕食。夜はカウントダウンにあわせて行われるシアトルの花火大会を見に出かけて、車が大渋滞で絶好の高台のガスパークに辿り着けず住宅街の路地に何時間も閉じ込められた経験もあるので、今回は家でゆったり、頭もカラにして大晦日恒例のニューヨークのタイムズスクエアからのCNNの生中継をみることにしました。

 

毎年恒例のマイウエイ、イマジン、ニューヨーク•ニューヨークで締めるタイムズスクエアの祝祭の光景を見ながら、ふたりとも外で仕事をしていたので知り合いも多く、大晦日はニューイヤーズ・イブのパーティのはしごをしたり、家でパーティ開いたりしていたエキサイティングなニューヨーク暮らしを懐かしく思い出しました。でも、いまは人混みと喧騒の中の暮らしに戻りたいとは思わず、緑葉樹に囲まれ、冬でも緑は目に優しいシアトルの郊外にいてよかった、と思います。

 

年明けのカウントダウンでシャンパン開けると、そそくさと飲み切って寝ることになり、元旦から二日酔い気味になり後悔することが多いので、今回はシアトルの年明け待たずに、ニューヨーク時間のカウントダウン、つまりシアトルの夜9時にシャンパン開けて乾杯。その後は、クラッカーとトルティアチップスにチーズとかサラミとか載せてつまみながら、チャンネル変えて、地元のNBC系列局がライブ中継するシアトルの花火大会を見るつもりでした。

 

が、衛星放送のプロバイダーとテレビ局の契約問題のごたごたで、花火大会の独占放送権をもつNBC局は衛星放送では見れず。代わりにPBSで放映していた数年前のスティングのコンサートの中継録画で2023年を締めくくりました。

 

さて、話を食事に戻して、おせち。これまでは、お正月が近づくと、日本のおせちが懐かしくなり、和食スーパーであれこれ買ったり、お煮しめくらいは家で作っていました。

 

が、つい最近、海外在住日本人のFBグループの書き込みで、年をとるに従って外国人の夫が和食を食べたがらなくなった、と日本人妻がこぼしたら、うちも、うちも、という声が殺到。それでアランに日本のお正月料理の好き嫌いを改めて聞いてみたら、数の子や小さな魚の佃煮とかは黒豆はもちろんのこと、里芋も煮物全般もあんまり好きじゃない、と告白。ということもあって、料理の手間を省くことに。

 

元旦の食卓はお雑煮とかまぼこと数の子(これは私の好物)のみのシンプルなブランチで済ませました。私は東京出身なので、いつもは鶏肉、大根とにんじんの紅白のおすましにお餅という関東風?のお雑煮を作るのですが、今年は冷蔵庫が満杯でチキンはコスコで買って冷凍してある鶏もも肉の大パックを解凍したくなかったので、同じくコスコで買った中華風焼き豚を細切りにしていれましたが、それなりにおいしかったです。

 

2024年初の夕食は、クリスマスに食べるつもりだった鴨のローストがメイン。副菜は修理してもらって現場復帰したばかりのオーブンで焼いた野菜のロースト。デザートには、しっかりドライフルーツをブランデーに漬けて用意していたのにオーブンが壊れたので焼けずにいたクリスマス用のフルーツケーキ。材料全て混ぜて焼く段階になって、フルーツケーキ用に使うパン焼き用の容器を書い忘れていたことに気づき、円形のケーキ焼き容器(日本語忘れた)で代用したので見かけいまいちでしたが、出来はまずまずでした。

 

で一人分で半身もあった鴨のローストは食べきれずふたりとも半分残したので、昨夜は残り物ごはん、それだけでも何なので、寒いので、冷蔵庫にしばらくあるキャベツをたくさん入れてベーコンとキヌアを足したスープを作るつもりでしたが、キヌアを炊き始めてから、暮れに大量に作ってしまったおでんがまだ残っていたことに気づき、スープはやめにして、冷蔵庫の残り物のオンパレード。でも鴨のロースト、前夜はそのまま出したら、文字とおりちょっと味気なかったので。バルサミコ酢と赤ワインのリダクションのソースは手作りしました。

 

どんな料理作ってるんですか?」という皆さまの問いには、たぶん「和食が多いです」とか「アメリカ風です」といった答えが期待されているのでしょうが、一言では答えにくい我が家の食事。しいて言えば、冷蔵庫の中見ながらメニューを決める無国籍または多国籍の即興料理かな。

 

ふだんは、もっと様々な野菜を食べるレインボーフードを心がけていますし。私の性格の反映で作り方は雑で見かけもこだわらず、軽量とかしないし味見も忘れることが多いですが、意外においしいし、ヘルシーな食生活ですよ。

 

これでも、イサカのエコビレッジに住んでいたときには人気シェフのひとりで、月に2回はひとり2ドル50セントの予算でときには80人の夕食を2時間で作っていたのです!その話はまたの機会に。

 

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1日遅れで、シアトルから、あけましておめでとうございます。

 

こちらでは日本の地震の詳細はあまり入ってきていないのですが、皆様のご無事と、これ以上被害が拡大することなく事態が収束に向かうことをお祈りいたします。

 

昨年、気当て診断の橋本医師から、神社仏閣には本当に神仏がおいでになり、祈りは通じる、と教えていただいたこともあり、お正月にはやはり初詣に行きたいなあ、と思ったのですが、シアトルから1時間ほど北に行ったところにあった椿大社が昨年、閉鎖になってしまい、アメリカには神道の神社はたぶん皆無。それで、自然が神仏というチベット禅の教えにならい、近くの森に初詣にでかけました。

 

米北西部の森の多くが林業の犠牲になりあらたに植林されたいわば人工の森なのですが、かつてはボーイング一族の狩猟場だったというこの森は主にダグラスファー、ヘムロック、レッドシーダーなどの原生林とのこと。冬になるとしっかり黃緑色の苔をまとって冬化粧の木々は神秘的な美しさ。サスクワッチが異時空とのポータルにしているかもしれない二股の木もたくさん生えています。

 

高さ60メートル以上という巨木の前に立つと、「人は蟻と山の中間だ」いう北米先住民の格言が思い出さされ、人間のちっぽけさを再認識。些細なことにくよくよするのはやめて、Be Positive という想いをあらたにしたのでした。

 

昨年は秋の日本滞在中に多くの方とお知り合いになることが多く、お世話になり、実り多き年でした。ご縁をいただいた皆様に深く感謝します。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

*1月6日からイーレン気功ズームクラス開催します。お子様連れ、ビデオ視聴もOKです。

お問い合わせ、お申し込みは

https://www.erikorowe.com/events

*HMRトラウマ解消法のズーム個人セッションは随時受付中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1月からイーレン気功のZOOMクラス、始めます!

 

イーレン気功は中国道教全真派のマスターで細胞遺伝子学者で超能力者の孫博士が中国伝統気功を改良、また仙人からのチャネリングで指導を受けながら米国で発達させたメディカル気功で、健康増進はもちろん、超能力開発にも効果があるパワフルな気功です。

 

[こんな方にお勧めです]

 

•体調を整え、健康増進したい方

•心身の免疫力、自己治癒力を高めたい方

•感情、心身を安定させ、幸福感を高めたい方

•他人や環境から心身に影響を受けやすい繊細な方、エンパスさん

•波動を高め、高次元とつながりたい方

•脳力と意識のパワーを高め潜在能力を開花させたい方

ご家庭からのズーム参加。お子様同伴もOKです。

お問い合わせ、お申し込みは下記からどうぞ。

 

https://www.erikorowe.com/events