今年は年明け早々から興味深い無料のオンライン講座や講演、ウェビナーが多く、お忙しです。アメリカでは以前は講演で世界を飛び回っていた各界の著名人がコロナ蔓延で外に出られなくなったため、オンラインを主な活躍の場に変えました。まず無料のイベントで大勢の人々を引き付け、有料のイベントにつなぐ、というパターンが一般化したのです。コロナ騒ぎの収束とともにいったん下火になっていましたが、また盛んになってきたようです。

 

初期には、「なんだ、結局は有料イベントの宣伝だけじゃん」とがっかりする無料イベントも多かったのですが、そういうイベントだと視聴者もすぐに見るのをやめてしまうことがわかったのか、最近では無料イベントの内容もかなり濃くなっています。ついついもっと学びたくなり、「このイベントの参加者に限り割引料金でさらにボーナス付き」といった勧誘につられて有料イベントにサインアップしてしまうこともあります。国内で時差があるアメリカでは東部時間優先のイベントも多いので、西海岸時間だと朝6時開始といったイベントもあるのですが、朝が苦手な私にとっては、ときには早起きを強いられるのも悪くないかも。情報マニアの私にとってはオンライン•イベントは貴重な情報源になっています。

 

オンラインの無料ウェビナーにはグループ瞑想やUFO関係のイベントもたくさんありますし、神聖幾何学の講座、トラウマ解消の専門家向けの講座まで、内容も様々。日本からも参加しやすい時間に開催されているイベントも少なくないので、日本の皆様にお勧めしたい講座もたくさんあるのですが、英語でのイベントを紹介したら、嫌味か?と取られそうなので控えています。

 

皆さんも、英語さえできれば、世界がずっと広がるのに、とつくづく残念です。チベット仏教の修行者の友人でマントラシンガーとして世界で活躍するドゥルクモも癒しをテーマにした講座をでエストニア語の同時通訳付きの英語で提供しはじめました。彼女の母国語はチベット語ですが、英語をマスターしていたことで英語圏以外の外国でも活躍できるようになったのです。

 

さて、私がオンライン•イベントの開催を知る情報源はフェイスブックやメルマガです。SNSは検索歴やたぶんメールや書き込みの内容も読み取って、個人の趣味や嗜好、信条を分析して、個人の好みの情報や広告を優先的に送る仕組み。なので私が関心を持つイベント情報が届きやすいわけです。

 

けれど、この仕組みが世論操作に悪用されがちで非常に危険であることも指摘されており、議会でもクリック率を高め広告収入を増大するためには有害な偽情報もまったくフィルターなしで流すSNSプロバイダーの儲け主義が糾弾されています。言論の自由を盾にとった虚偽の誹謗中傷や殺人の扇動なども蔓延しているからです。

 

政治や主義信条に関する洗脳目的で、巧妙に事実と故意の嘘を混ぜたフェイクニュースも氾濫し、興味半分で一度でもアクセスすると、即座に類似の情報が殺到するSNS。送られてくる情報を無抵抗で吸収していて、フェイクな世界のドツボにはまる危険も大。米国の議事堂で暴動が起きたのも、嘘も突き通せば事実とみなされるようになる、といった戦略にすっかり洗脳された人々が、公正に行われた選挙の結果を受け入れられなくなり独裁主義者の扇動を愛国主義の運動と勘違いして、片棒を担いでしまったからです。

 

アメリカには、銃撃で脳の一部が散乱したその死の瞬間をテレビカメラや何人ものアマチュアビデオがしっかりとらえていたケネディ大統領が、実は暗殺されずに生きておりダラスでパレードするという荒唐無稽な嘘をいまだに信じている人たちもいるのです。こうしたアメリカの政治や世界情勢をめぐる偽情報はアメリカ国内だけの問題ではなく、日本やヨーロッパ諸国のSNSにもアメリカの政治家などに関する、国家的、組織的なフェイクニュースが目立つようですが、その多くはアメリカの世界的な影響力を弱めたい国の戦略のようです。

 

いわゆるスーパーパワーと呼ばれる超大国がないほうが世界は平和になるだろうとは私も思うのですが、陰謀論による洗脳は被害妄想で一触即発に人々を駆り立て、有害なだけ。日本のSNSを見ていると、特に環境問題や健康、スピリチュアに関心をもつ良識的な人々が、新聞やテレビの情報に頼らず自分で真実を究明しようとネットで関連情報を収集しているうちに、実は政治目的で情報発信している情報源にはまってしまっているようなので、憂慮しています。

 

日本語で発信されている海外情報はごく少数で、英語の検索でも広く情報摂取していたら、事実かそうでないかは明白に分かる場合も多いのです。けれど、「既成のメディアは信じるな」というお題目を真に受けて、なんの編集も審査も法的責任も問われないので既成のメディア以上に偏向しがちな日本語のSNSの書き込みを信じたり、信頼する誰々さんのコメントだからという理由で海外情報を鵜呑みにしたり転載して流布するのはとても危険だと思います。

 

こうした事態をみるにつけ、日本ではいまだに英語教育がしっかりなされていないことが無念でなりません。その是非は別として、英語が世界の共通語であることには変わりがないのですから、大人になるまでに英語でちゃんとコミュニケーションできるように国民を育成するのは日本の将来に向けての優先課題ではないでしょうか。Aiの進歩で読み書きの翻訳は誰にでもできるようにはなるのでしょうし、AI補佐で自由に外国語会話ができる時代も来るのでしょうが、できれば会話はマシンの介在なしで楽しみたいですよね。

 

などどつらつら思っている折に、知人が英会話を習い出したけれどなかなか上達できない、と嘆いていました。で、どういうレッスン受けているのか聞いてみたら、日本人の先生について教本を読んでいる、とのこと。それじゃ実践には役立ちそうもないですね、、と言っているうちに、あ、そうだ!と思い出したのが、英語ネイティブのうちのアランがCELTA(ケンブリッジ大認定外国人向け英会話指導資格)を持っていることでした。日本に住んでいた時は外資系の幹部候補生とか技術者に英語での交渉術などを教えたり、デザイン学校やエンタメ専門学校の先生もしており、ふだんの暮らしやプレゼンテーションにも自信がついた、などと好評だったのです。アランはひょうきん者ですから、生徒さんもリラックスして話せるのではないかと思います。それで彼に英会話のズームクラスを提供してもらうことにしました。数人でしたら受け入れ可能ですので、ズームで楽しく英会話上達させたい方はご連絡ください。

 

まずは自力で英会話を上達させたい方へのお勧めの教材は、日本語字幕つきのハリウッド映画。私も日本の普通の教育制度下で育ったので、英語の読み書きも会話能力も大学卒業してから、それなりに努力して習得したものです。ブロークン英語で意思疎通はできるようになっても最も難しかったのは聞き取りでした。そこで、ニューヨーク暮らしにあこがれていたので「Falling Love」というニューヨークを舞台にしたロバート•デ・ニーロとメリル・ストリープ主演の映画を、セリフのすべて聞き分けられるようになるまで見ました。どうしても聞き取れないメリルのつぶやきがひとつ残りましたが、一緒にそのシーンを見てくれた英語ネイティブも聞き取れなかったので、ま、それはよしとしました。そうした結果、なんとかニューヨーク大学のジャーナリズム大学院に留学できるまでになったのです。

 

皆さんもラブストーリーとか、あまり下品のスラングの連発がなく、あまり早口でなく、標準英語(南部の強いアクセントとかだと他の地域出身のアメリカ人にも聞き取りにくい)会話が進む映画やテレビドラマ、ご活用ください。

 

というわけで、日本の皆様の英語力向上のお役にも立ちたいので、ウエルネスや癒し関連の情報に加えて、最近流行っている表現とか、英語関係の情報もこのブログで発信していくことにしますね。

 

*メタボ改善効果も高いイーレン気功ズームクラスお子様連れ、ビデオ視聴もOKです。
お問い合わせ、お申し込みは
https://www.erikorowe.com/events
*HMRトラウマ解消法のズーム個人セッションは随時受付中です。