テーさんのスミレカフェー -47ページ目

テーさんのスミレカフェー

面白いことが大好きで悪いことは許せない
さういふひとに私はなりたひ

4号機に細野さんが入ったそうですね。


同行の報道各社の記事が出てます。ちなみに今回フリー記者からは2名が同行。

木野龍逸氏と畠山理仁氏でした。


第一原発4号機 内部を初めて公開 (NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120526/t10015397651000.html

ひしゃげた鉄骨、崩れた1メートルの壁…廃炉作業は始まったばかり (産経)

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120526/trd12052621190012-n1.htm

細野氏、4号機プール視察 「補強状況確認できた」 (東京新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012052601001756.html

福島原発4号機建屋内部 原発相が視察 (日経)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG2600P_W2A520C1MM8000/?dg=1

福島第1原発:4号機、プール底部を補強…事故後初公開 (毎日)

http://mainichi.jp/select/news/20120527k0000m040051000c.html

福島4号機・原子炉建屋内部を初公開 (読売)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120526-OYT1T00691.htm

福島4号機、まるで爆撃の跡 原子炉建屋内部を初公開 (朝日)

http://www.asahi.com/national/update/0526/TKY201205260356.html


内部の様子については、日経の記事が写真が多くて判りやすいですね。

「燃料プールに倒壊の恐れがある」と記事の中でハッキリ言ってるのは日経と毎日。


燃料プールは他の人も分析してると思いますので、放射線量の記述だけ比べてみます。


NHK・・・二階通路で500μSv/h

産経・・・建屋外70m地点で0.1mSv/h。五階オペレーションフロア0.3mSv/h

東京新聞・・・共同通信の配信記事。東電発表で五階300~100μSv/h

日経・・・建屋外70~80m地点で80~100μSv/h

      3号機から海側30m地点で1300~1500μSv/h

毎日・・・建屋前120μSv/h。一階内部50μSv/h.。五階330μSv/h

読売・・・記述なし

朝日・・・後半は有料記事の為、不明。


産経のみミリシーベルト表記なのに注意。一見、数値が低く見えます。

読売は記事自体にやる気が感じられません。


東電発表の五階300~100μSvと各社の記事では、高い方で大体合致してるようです。

NHKの記事では二階が500μSvと、かなり高い。

日経は3号機付近の線量も測ってますね。


フリー記者のお二人はどうでしょうか。


お二人のブログには今の所上がってませんでした。

twitterでは畠山氏が、現地に向かう途中の線量をアップしてます。

http://twitpic.com/9p46co


テーさんのスミレカフェー

うわ、僕のと同じSOEKS。

55μSv/hなんて当然見たことありません。


現地の線量の高さをリアルに感じます




今、田原総一郎氏の『ドキュメント東京電力』を読んでるのですが。


国家・官僚と電力会社間の、主導権を巡る暗闘のすさまじさ。


戦前は地域独占では無かったので、電力会社が800近く乱立してましたが、

その分競争も激しく、ダンピング合戦や違法すれすれの妨害工作も多かったとの事。


財界と政府の癒着・腐敗は著しく、世界恐慌が日本をも襲うにあたって、

「電力の国管化」を国民も支持した。


ファシズムの結果は悲惨な敗戦。


この時の経験がトラウマになって、戦後の電力会社は「国管理」を非常に警戒するようになったと。


電力側の論理で言えば、原子力は電力の独立を守る手段。

国・官僚側の論理では、エネルギー安全保障を考えない電力は「田舎の殿様」。

政治家は、両者の間を金次第で有利な側に付いていた形。


読んでると、官僚も電力会社もそれぞれに「日本の将来」を真剣に考えていた事が判る。

判るのですが、やっぱりどこかおかしい気がしました。


例えば1973年発足当初の資源エネ庁の官僚の言葉


「日本を除いて、世界の先進国の人間たちはしだいに“あることの怖さ”から“ないことの怖さ”へと認識を変えつつある。たとえば公害だ。これは、エネルギーがありあまっているがゆえに生じる害だが、こんなものは科学技術で克服できる。本当に怖いのはエネルギーがなくなることの恐怖だ。ヨーロッパやアメリカの連中は“ないことの怖さ”に備えるべく必死になっているのに、世界随一の資源小国である日本が無知というか、鈍感というか、エネルギーの安全保障について一番のんきで無防備で、原子力廃止、CTS(石油備蓄基地)反対などと、いい年こいた学者や、文化人と称する連中までもが金切り声をあげている。まったく腹が立つよ。無責任きわまる、あまったれガキがダダをこねているようなものだ。」(P132)


長い。よっぽど腹に溜まってたんでしょうね。


補足しておくと、この官僚の言葉は、もし半年間日本に石油が入って来なければ300万人が死に、財産の70%以上が失われるとの、当時の通産省の試算を下敷きにしたものです。


この危機感は本物だと思います。再エネは当時選択肢に無かったので、さもありなん。

現在中野剛志氏が主張されている安全保障論も、同種の危機感ですね。


なのですが、実際の所は公害を防ぐ事を結局しなかったのが官僚です。

違う道を探す事をしなかったのも官僚。

僕にはこの通産省(経産省)の「青年将校」から漂う愚民観が、官僚側の諸悪の根源になってる気がしました。


また、資源エネ庁発足に対抗して電力側も会議を開いている。

呼びかけ人は原子力界の陰のドンと呼ばれた、原子力産業会議の橋本清之助氏。

原子力を「ファウスト的契約」と認識しつつあった当時の橋本氏が、官僚の暴走を抑える国民組織として「原子力国民会議」を提案。


これに対する当時の東電会長、木川田一隆氏の言葉


「たしかに、国民、消費者の意見を聞く、いや尊重することは大事だと思うが、原子力発電所をつくり運営するのは電力会社なのであって、その責任のありかははっきりさせておかねばならない。国民会議というのは、一見民主的でよさそうだが、責任のありかがあいまいで、とんでもない暴走をしかねない」(P145)


この木川田氏の言葉も、戦前のファシズム化が国民の支持によるものであった事への警戒を踏まえて

います。


なのですが、結局原発の事故で電力会社は責任を取りません。



何でしょう。官僚も電力もそれぞれに未来を真剣に考えている。

でもその責任感が、余りに手前味噌な感じがするんですね。ハブられていたのはやっぱり国民です。


さて、残りを読んでしまいましょうか。この本は面白いです。

田原氏を見直す、と言っては失礼ですが、氏の発言の土台になっている部分が理解出来そうです。


でも今まで読んだ所、


誰も核のゴミについて言ってないのは何故なんだろうか。










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★5/26追加

本書の後半に、核のゴミについて触れた通産官僚の発言が出てました。


「彼ら(電力会社・科学技術庁)にやらせておくと、何だってドジにドジを重ねるのだ」


「あんなもの、黙って捨てればいいのですよ。アメリカだって、ヨーロッパの国々だって、げんに黙って捨てている。あなたの国の近くに、核廃棄物を捨てます、なんていったら、反対だ、といわれるのは当たり前、寝た子を起こすとはこのことです。そして、もしも断わるのならば、だ。ちゃんと根まわしをして、万全の態勢を整えてからいうべきなのに、全然根まわしらしきものをやっていない。全くのいきあたりばったり・・・。戦略というものが決定的に欠落していて、まるで自殺行為。ドジとしかいいようがない」(P242)


核のゴミ、というものを浅く浅く捉えてますね。

そんな事より主導権争いの方が100倍気になってたんでしょうか。


これが我が国のエリートの姿と思うと、もう脱力。







東電の新しい発表で、放出量が保安院試算の1.6倍だったとか。


東電 90京ベクレル放出を公表 (NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120524/k10015356111000.html

東電:福島事故の放射性物質の放出量、安全委試算と比べ1.6倍 (ブルームバーグ)

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4IKQF6K50ZV01.html

大気放出は90万テラベクレル 原発事故の放射性物質 (47NEWS)

http://www.47news.jp/47topics/e/229621.php


まあ後から後から出てきますこと。

汚染の全貌が明らかになる事は、たぶん永久に無いので。

それならそれで、そのつもりで汚染マップを見ておく方が良いです。


WHOが全国の外部・内部被曝量を推計したとのニュースも。


原発事故の住民被曝、最高50ミリSv WHO全国推計 (朝日)
http://www.asahi.com/national/update/0523/TKY201205230255.html


テーさんのスミレカフェー

吸入・食事の%が若干少ない気が。

肝は内部被曝です。今後大きく問題が起きるなら、この%の妥当性とリスク評価の妥当性が

問われる事になります。


で、気になるのはタイミングを合わせるかの如く、UNSCEARが福島の調査中間報告を出している事。


福島第一で死亡の6人、被曝とは無関係…国連委 (読売)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120524-OYT1T00317.htm

国連機関が原発事故の放射線影響調査へ、詳細報告には最低2年 (ロイター)

http://jp.reuters.com/article/jp_quake/idJPJAPAN-21260220110524


亡くなった作業員は被曝との関係無し。

うーん。やっぱりこう来たか。


ちなみにUNSCEARは、政治・社会的情勢を考慮するICRPに対して、主に科学的立場からサポートする

組織(ICRPは国連機関ではなくイギリスのNPOです)。

そして国連機関といえばIAEA。本部はUNSCEARと同じウィーン。


三者は密接な関係です。

言うなればガイア・オルテガ・マッシュの原子力ジェットストリームアタック。下手な例えだ。


UNSCEARがどんな事を言ったりやったりしてるのか、他の記事で見てみます。



福島医大で「放射線と健康リスク」国際会議――異説と市民を排除した「英知の結集」
(週刊金曜日)

http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?tag=%EF%BD%95%EF%BD%8E%EF%BD%93%EF%BD%83%EF%BD%85%EF%BD%81%EF%BD%92


これは山下俊一先生も参加された、笹川財団のシンポジウムですね。

前にも書きましたが、山下氏は笹川系の財団の評議員。

また、91年のIAEAチェルノブイリ調査のスポンサーも笹川系の財団でした。

http://ameblo.jp/eric6859/entry-11238072157.html



バズビー教授の講演と健康調査の提案 (チェルノブイリへのかけはし)
http://www.kakehashi.or.jp/?p=3776


今回の記事でも名前が出て来るワイス議長による、チェルノブイリ被害への評価を批判している。



チェルノブイリの健康被害、最も深刻なのは精神面への影響 (日経メディカル)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/hotnews/lancet/201105/519693.html


ほぼタイトル通りの内容。記事の最後にUNSCEARが出てきます。



被曝量についてのWHOの記事ですが、WHOとIAEAは1959年の協定で

「原子力関係の調査発表は相互合意が無ければ出来ない」事になってるのですね。


IAEA-WHO 協定 (1959 年)

http://www.crms-jpn.com/doc/IAEA-WHO1959.pdf

まあ実際はIAEAが優位な力関係だと思われますが。


つまり、今回のWHOの発表は、既にIAEAがGOサインを出してる物だという事になります。


うむむ。親玉が色々暗躍してる感じ。



ところでタモさん(田母神敏雄氏)が教えてくれたんですが、

UNSCEARのワイス議長が「福島は今後も健康被害の心配はない」と言ったとか。

http://twitter.com/toshio_tamogami/status/203974002698502145


そんな事言ってるのかと思い見てみた所、英文記事でした。さすがエリートです。

http://www.reuters.com/article/2012/01/31/us-japan-fukushima-health-idUSTRE80U1AS20120131


翻訳かけて読んでみましたが、やっぱりよく判りませんでした。


ワイス氏:「私たち私たちが今知っている状況を表すです答えは、はいなる. 見つければ健康影響低でしょう。


筒井康隆?


まあサッパリ判らなかったので、興味ある人は自分でやってみて下さい。







北九州市の試験焼却が始まってしまいました。


昨日の騒動の中継動画を見たんですが、搬入トラックの線量が大変な事に。


http://twitcasting.tv/asat8/movie/4810516


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通常の値が0.06程度だったのが、トラックに近づけたら最高0.6台まで上がる。

離れるとまた元に戻ったのが動画で判ります。


この件で、今日お昼に電話掛けてみました。

伝えた事は主に次の三つ。


①誰でも見られる映像なので、一度役所も確認してほしい

②何故、市の測定の10倍程度の値なのか。その説明が無い限り焼却はマズイのでは?

③この値が間違いと言うなら、きちんと見解を発表してから焼却すべきでは?


北九州市役所、環境局循環社会推進部循環社会推進課の回答は次の通り。


①役所の人間はネットを禁止されているので・・・(※意味が判りません)

②市の測定では0.04~0.06ですので・・・(※だからそれを聞いている)

③情報として上に伝えますが、見解を出すかどうか約束は出来ません(※基本の答え方です)


「情報を上げて頂いた上で見解を何も出さずに焼くとしたら、それなりの意思に基づいているという事で良いですか?」と聞いた所、

「上の判断なので判らない」との事。


「貴方個人はおかしいとは思いませんか?何故10倍の値が出てるんです?」に対しては

「個人としての見解は控えさせて頂きます」


と、まあこんな遣り取りでした。

立場は判りますけどね。きちんと安全を追及する気がゼロなのも判りました。



僕が言ってるのは簡単な話です。

市民が持ってる計測器の性能や測定状況が疑わしいなら、堂々とそう言えば良いだけの事。

映像として存在してる以上、「何故10倍か」の説明は絶対に必要な筈ですよ。


僕が見た限りでは、以下の機種だと思われます。

クリアパルス A2700

http://www.clearpulse.co.jp/mr_gamma/index.html

http://store.shopping.yahoo.co.jp/suzumori/a2700.html


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早川由紀夫教授が使っている機種ですね。13万円もするかなり高い機種です。


早川教授のブログで、性能比較してました。

http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-429.html


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かなり信頼性の高い機種と言えそうです。


安いガイガーでは、例えばトラック無線の電磁波なんかで影響を受ける事もあるのかも知れませんが、このレベルの機種ではどうなんでしょうか。


こういう疑問も、その気があればすぐ検証可能ですよね。


その上で市民ともう一度議論すればいい。


都合の悪い事から目を逸らしながら、全会一致で焼却とか有り得ませんよ。



早川教授はガレキ問題では受け入れ賛成の立場を採っておられるらしく、

今回の件でも反対派に懐疑的な様子。

http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-511.html  


確かに福島の汚染度から見たら比較にもならない位、クリーンですけど。

でも、だからって他の問題が帳消しにはならないと思うのですね。










真ん中のホイールがダメになったので、新しいマウス買っちゃいました。



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気分はトム・クルーズ。


なんだこの違和感は。


いや、あれ?


案外これ慣れたらいけるかも。