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テーさんのスミレカフェー

面白いことが大好きで悪いことは許せない
さういふひとに私はなりたひ

先日の総合資源エネ調の会議で、2030年の原発依存度が

0~25%の四案出た訳ですが。



原発比率35%案は除外 議論平行妥協の4案 (東京新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012052902000078.html


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①0%(廃止)

②15%(減少)

③20~25%(現状維持)

④決めない


拡大路線案とされた「35%」は反対が多く除外。参考値扱いとなった。


なのですが、この「35%」が政府・経産省側にとって実はどんな意味があったのかを、

ビデオニュースで神保哲生氏が語っています。



あり得ない原発35%案が最後まで残る本当の理由 (videonews.com)

http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002420.php


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20分位の動画なので、一度視聴される事をお勧めします。


「現状維持案」とされている③の20~25%案は、

「現行の原発を40年以上稼働させることが必要」なもので、実質は拡大路線案。


原発を新設せず寿命も40年とした場合、本当の「現状維持」は②の15%案になる。


つまり、候補に上がっていた35%案は、最初から落とし所を考えた「噛ませ犬」としての選択肢であり、

政府・経産省の本当の狙いは「20~25%案」なのだと。


最初に無理な要求を突きつけて、譲歩する形で本当の狙い所に落とし込む。


ヤクザの交渉術みたいな。


とりあえずそれだけですが、参考まで。












スタンフォード大の調査で、アメリカ西海岸で捕れたクロマグロからセシウムが検出されたそうですね。


各社の報道の仕方に違いがあるので、数値を中心に要約を並べてみます。



米西海岸で捕れたクロマグロから微量のセシウム (読売)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120528-OYT1T01626.htm


クロマグロ15匹の全てからセシウム検出。日本近海を回遊して取り込んだとみられる。

平均10.3bq/kg(137と134それぞれの数値は記述無し)。

事故前のクロマグロ・日本近海を回遊しないキハダマグロは1bq/kg程度。

日本の基準値と比較して10分の1。微量の為食べても影響は無い。



米沖マグロ 微量の放射性セシウム (NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120529/k10015443181000.html


セシウム134が4bq/kg、137が6.3bq/kg検出。事故当時日本近海にいたものとみられる。

事故前のクロマグロからは134は検出されず。137は「ごくわずか」。

微量の為食べても健康への影響は無い。



米西海岸のマグロから微量セシウム (日経)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2804H_Z20C12A5CR0000/


共同通信の配信記事。セシウム134が4bq/kg、137が6.3bq/kg検出。

事故前のクロマグロからは134は検出されず。137は「ごくわずか」。

研究チームの言として「マグロが太平洋を横断し、原発事故による放射性物質を運んできたのは間違いなさそうだ」。

基準値を下回っており、食べても健康に影響は無いレベル。



セシウム:米のクロマグロから検出 福島沖から回遊か (毎日)

http://mainichi.jp/select/news/20120529k0000m040108000c.html


最大10.3/kg、最小でも2.9bq/kg(137と134それぞれの数値は無し)。

基準値より低いが、事故前の濃度の10倍以上。

研究チームの見解として、事故後、福島県沖で餌を通して取り込んだ後、米海岸に達したとみている。

「日本近海に生息して広範囲に移動するカメ・サメ・海鳥などが放射性セシウムを拡散させるかもしれない」とも指摘。

健康影響無しとは書かず。



産経は記事なし。

後は海外メディアから。



放射能汚染のマグロが米太平洋岸沖に (ウォールストリート・ジャーナル)

http://jp.wsj.com/US/node_450545

調査研究の発表媒体・学者名まで詳しく表記している。国内の記事に比べて、全体的に調査のディテールが詳細に書かれている。


セシウム137・134共に濃度は「わずかに高まっていた」。米国と日本が危険としているレベルの10分の1で、食べても健康被害は無い。

137の量は核実験時代の影響の5倍。134は事故前の海洋生物からは検出されていなかった。

全般的なレベルは、マグロの自然発生的な放射能を3%程押し上げるものだった。


マグロが通過する東日本沿岸地域の放射能濃度は、事故の数週間後に最大で1万倍に達した。

学者の言として「マグロは放射性物質に汚染され、これを世界最大の海洋を横断して運んできた」

「われわれはこのことに驚いたが、もっと驚いたのは調査対象の全てのマグロから放射性物質が検出されたことだ」としている。



米太平洋沖のマグロから低レベルセシウム、原発事故の影響か (ロイター)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE84S00Q20120529

米国沖のマグロから微量セシウム (ロイター)

http://jp.reuters.com/article/jp_energy/idJP2012052801001895


「微量の」セシウム137・134を検出。食べても健康に影響を与えるレベルではない。

かなり短い記事。



とりあえず並べてみましたが、今回さすがにWSJの記事が一番詳しかったですね。


自然的な放射能や核実験時代との比較は、貴重な情報です。


国内記事は、各社のスタンスの違いがここでも微妙な表記の違いになって表れてる気がします。


事故前の濃度に言及し、健康影響についても軽々しく書かなかった毎日が、最もまともでした。


特に読売とNHKは「影響は無い」と断言してますからね。神様みたいに。


記事自体書かない産経はさらにダメダメ。











細野環境相 美談でくるむ瓦礫汚染 (田中龍作ジャーナル)

http://tanakaryusaku.jp/2012/05/0004367


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細野さんの25日の会見で、北九州市の試験焼却について諏訪記者が質問。


「北九州市では瓦礫を運び終わったトラックの近くで空間線量が上昇する現象が起きている。それをどのように考えるか?」


細野さんの答えは

「安全性については確認している。そういった事実はない」


いや。


諏訪記者も言ってますが、実際に映像が流れてるんですよね、これ。


常人の脳なら「何で市民が測ったら10倍の数字なのか」気になる所でしょ。


細野さんの脳内では見ない事=存在しない事になるらしい。


市販の測定器の信頼性が万全でない事くらい、んなもん僕だって判りますよ。

僕の悪友ヨメン(仮名・肉好き)も言ってました。


「だってテロとかする人達だから機械に細工してるのかもよ」


なら証明してみせんかい(゚皿゚#)


証拠無しで言い切るのは誹謗中傷と何が違うんだ。



検証が必要。検証無しでも最低限説明が必要。

はい、どちらもありませんね。








震災後、福島県の子供の病死者数が増加しているとの報告です。


「子どもたちを放射能から守る福島ネット」代表の中手聖一氏によると、

厚労省の「H23年人口動態調査」のデータを調べた結果、昨年の3~11月の福島県の子供の病死者総数が前年比1.5倍。特に7月以降に大きく増加傾向が見られるとの事。


中手聖一 「福島県の子ども」の病死者数について

http://dl.dropbox.com/u/17135518/nakate.pdf


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通常は夏から秋にかけて病死者数は減少するのに、震災後は増加している。

この調査が正しいとすれば大変な事態です。


これについて、以下のブログで反論が出てました。


福島県の子供の病死者数が、減った! (toshi_tomieのブログ様)

http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52062015.html


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toshi tomie氏によると、中手氏のグラフは「恣意的にゼロ歳児のデータを削除している」との事。

tomie氏が調べた所が上のグラフ。

氏のブログで紹介しているリンク先でも同様の結果に。

http://togetter.com/li/308924


さて、両者真逆の結果が出た訳ですが。


元データになっている厚労省の「H23年人口動態調査」を見てみました。


政府統計の総合窓口 人口動態調査

http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020101.do?_toGL08020101_&tstatCode=000001028897&requestSender=dsearch


エクセルのデータでしたが、残念ながら僕の頭では判りませんでした。

頑張ったんですけどねえ。とにかく読みにくい。

数字を間違って捉えてしまいそうなので、無理せず諦める事にしました。


ただそれでも、何となく判るのは以下の事。


●震災後は「事故死」が急増している

●福島県限定、それも病死のみの為、1人・2人の違いがポイントになっている


統計とエクセルに詳しい人は沢山おられると思いますので、ぜひ検証して頂けたら嬉しいです。



放射能の影響と病死者数の関係は、元々簡単には判らない。

統計を取る側に妙な偏りがあれば尚更です。


前に紹介した広川隆一氏の本から引用します。


http://ameblo.jp/eric6859/entry-11238072157.html

『(IAEAによって)健康上の影響を調査するため、1365人が検査されました。しかしそのうち半分は、汚染のない地域の人々で、この人々は汚染地の人々と比較対照するために検査されたのです。ですから実際の汚染地の住民は約700人が検査されただけで、しかも子供の数はさらに半分ぐらいになります。

 ところで小児甲状腺ガンは、ヨーロッパで100万人に約1人のまれな病気だと書きました。ですから、300人調べて1人発見できるとすると、それだけで100万人あたり約3000人となり、すでにヨーロッパ平均の約3000倍になるわけです。つまり単純計算では、この調査では約3000倍の結果にならない限り、甲状腺ガンの多発は発見できないわけです。もとから無理な調査方法であることは、調査団も分かっていたはずです。しかしそれならどうして、「放射線による健康上の影響は認められない」とか「甲状腺結節は、子どもにはほとんど認められなかった」などと断定したのでしょう。』(P76)



二つのグラフのどちらが正しいのであれ、僕は福島の状況を楽観視しようとは思いません。






日本原子力発電は、1957年に電力9社と電源開発の出資で設立された卸電力会社。

東海第二原発と敦賀原発を保有。


Wikipedia「日本原子力発電株式会社」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB


震災後、東海・敦賀の二つとも停止中の為、普通に考えて発電は不可能。

なので当然2011年度決算では過去最高の大赤字に。


日本原電、前3月期は128億円の最終赤字 (産経)

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120525/biz12052517380042-n1.htm

日本原電が過去最大の赤字「早期に再開を」 (テレビ朝日)

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220525054.html


震災復旧費用がかさんで128億円の赤字。

でも経常利益は93億円を確保。

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「発電に関わらず、電力会社が維持費などを負担」


なにその決まり。


2012年の3月期決算では、この「定額制」の為に黒字化。


日本原電、電気販売量9割減でも黒字 定額制のおかげ (朝日)

http://www.asahi.com/business/update/0525/TKY201205250514.html


電力販売量は94%減っているのに、営業利益は89億円。

ほぼ何もせずお金が入ってきた形ですか。


日本原電のHPで決算概況が公開されてました。

http://www.japc.co.jp/news/press/2012/pdf/240525_1.pdf


僕には全然読めませんけど、経営に詳しい人なら色々判るんじゃないかと。



それにしても、このお金も結局電気料金から支払われるんですよね。

総括原価方式って、もう弊害しか無いですよ。



日本原電 社外取締役に東電勝俣会長を再任へ (日経)

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD250TG_V20C12A5TJ1000/


勝俣氏のポストも確保とか。なんで天下りに僕らのお金が。


ていうか、新しいポストって監獄じゃなかったんだ。