福島県 子供の病死者数が増加? | テーさんのスミレカフェー

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震災後、福島県の子供の病死者数が増加しているとの報告です。


「子どもたちを放射能から守る福島ネット」代表の中手聖一氏によると、

厚労省の「H23年人口動態調査」のデータを調べた結果、昨年の3~11月の福島県の子供の病死者総数が前年比1.5倍。特に7月以降に大きく増加傾向が見られるとの事。


中手聖一 「福島県の子ども」の病死者数について

http://dl.dropbox.com/u/17135518/nakate.pdf


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通常は夏から秋にかけて病死者数は減少するのに、震災後は増加している。

この調査が正しいとすれば大変な事態です。


これについて、以下のブログで反論が出てました。


福島県の子供の病死者数が、減った! (toshi_tomieのブログ様)

http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52062015.html


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toshi tomie氏によると、中手氏のグラフは「恣意的にゼロ歳児のデータを削除している」との事。

tomie氏が調べた所が上のグラフ。

氏のブログで紹介しているリンク先でも同様の結果に。

http://togetter.com/li/308924


さて、両者真逆の結果が出た訳ですが。


元データになっている厚労省の「H23年人口動態調査」を見てみました。


政府統計の総合窓口 人口動態調査

http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020101.do?_toGL08020101_&tstatCode=000001028897&requestSender=dsearch


エクセルのデータでしたが、残念ながら僕の頭では判りませんでした。

頑張ったんですけどねえ。とにかく読みにくい。

数字を間違って捉えてしまいそうなので、無理せず諦める事にしました。


ただそれでも、何となく判るのは以下の事。


●震災後は「事故死」が急増している

●福島県限定、それも病死のみの為、1人・2人の違いがポイントになっている


統計とエクセルに詳しい人は沢山おられると思いますので、ぜひ検証して頂けたら嬉しいです。



放射能の影響と病死者数の関係は、元々簡単には判らない。

統計を取る側に妙な偏りがあれば尚更です。


前に紹介した広川隆一氏の本から引用します。


http://ameblo.jp/eric6859/entry-11238072157.html

『(IAEAによって)健康上の影響を調査するため、1365人が検査されました。しかしそのうち半分は、汚染のない地域の人々で、この人々は汚染地の人々と比較対照するために検査されたのです。ですから実際の汚染地の住民は約700人が検査されただけで、しかも子供の数はさらに半分ぐらいになります。

 ところで小児甲状腺ガンは、ヨーロッパで100万人に約1人のまれな病気だと書きました。ですから、300人調べて1人発見できるとすると、それだけで100万人あたり約3000人となり、すでにヨーロッパ平均の約3000倍になるわけです。つまり単純計算では、この調査では約3000倍の結果にならない限り、甲状腺ガンの多発は発見できないわけです。もとから無理な調査方法であることは、調査団も分かっていたはずです。しかしそれならどうして、「放射線による健康上の影響は認められない」とか「甲状腺結節は、子どもにはほとんど認められなかった」などと断定したのでしょう。』(P76)



二つのグラフのどちらが正しいのであれ、僕は福島の状況を楽観視しようとは思いません。