テーさんのスミレカフェー -30ページ目

テーさんのスミレカフェー

面白いことが大好きで悪いことは許せない
さういふひとに私はなりたひ

一句出来ますた(・ω・)/


消費増税法案の成立とか竹島の騒動とか、色々大変な事態になってますが。

僕は淡々と原発の事を。


川内など5原発、「敷地内に活断層ない」と結論 (読売)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120810-OYT1T01238.htm


川内原発(鹿児島県)

玄海原発(佐賀県)

伊方原発(愛媛県)

東海第二原発(茨城県)

女川原発(宮城県)


以上5つの原発について、保安院は「活断層無し」との結論を出した訳ですが。

今までインチキ断層評価を追認して来たのも、同じ保安院。


詐欺師が詐欺の有無を決める。


これがジャパンクオリティ。



北陸電が断層再調査を開始 委託先は過去調査と同じ (47NEWS)

http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012081001003006.html


で、志賀原発(石川県)でも同じ構図に。


断層調査の委託先が設置申請時と同じ3社。

鹿島・応用地質・ダイヤコンサルタント(いずれも東京)


うーん。


現実に事故を起こしてこれですからね。もはや病気のレベルじゃないかと。

常識的な判断力があれば、石橋克彦氏や渡辺満久氏にお願いする場面です。

当然、全く違う結果が出て来る訳ですが。



ところで広瀬隆氏・明石昇二郎氏の共著『原発の闇を暴く』(集英社新書)の中に、

「活断層カッター」の異名を取る衣笠善博氏の名前が出て来ます。


断層評価に関わった代表的な専門家の一人。

両氏によると電力関係者の間では「衣笠詣で」なる言葉まであったとの事。


この人物が過小評価・ないし無視したと疑われる断層が、本書で挙げられてます。

(P188~189)


●福島県 双葉断層/会津盆地西縁断層 (福島第一原発・第二原発)

●福井県 柳ヶ瀬断層/福井平野東縁断層 (敦賀原発・美浜原発・高浜原発・大飯原発・もんじゅ)

●静岡県 富士川河口断層 (浜岡原発)

●中央構造線 (伊方原発)

●鹿児島湾西縁断層/出水断層 (川内原発)

●新潟県内の断層 (柏崎刈羽原発)

●能登半島沖合いの海底活断層 (志賀原発)

●島根県内の断層 (島根原発)


さらには六ヶ所村再処理工場まで関与が疑われる、と。

ほぼ日本全国です。


そしてやはり、断層評価を下した当人が安全審査に加わる構図が、

ここでもまかり通っている。


衣笠氏は保安院の他、原子力安全委員会や県の審査会の委員も兼ねており、

2008年には中越沖地震で火災事故を起こした後の柏崎刈羽原発の安全評価に、

新潟県の検討会委員として加わっていたとの事。



・・・うーん。


やっぱ日本に原発を管理する能力、ありませんわ。




ちなみに衣笠氏の上役とされる垣見俊弘氏の名前も出て来ましたが、

以前紹介した本にも登場してました。

http://ameblo.jp/eric6859/entry-11232684642.html


この本もひっどい内容でしたけどね。


先月27日の記事。


震災がれき:北九州市受け入れで苦痛と市民ら提訴 (毎日)

http://mainichi.jp/select/news/20120728k0000m040036000c.html

(要約)

北九州市が宮城県石巻市からの震災がれき受け入れを決めたため、精神的な苦痛を受けたとして、

市民ら142名が北九州市と宮城県を相手に、計1562万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。

原告は北九州市民58名のほか、12都道府県から集まった。


広域処理に反対する原告が北九州市と宮城県を提訴。

被災地である宮城県をも訴訟の対象としている為、各所で批判されている一件です。

原告の多くが県外の人である事も批判材料の一つになっている様子。


これもまた「被災地差別」に関わる難しい問題です。


ただ、上の記事がまさにそうなんですが、訴訟の趣旨が正しく伝わってません。

今回の提訴は「精神的苦痛」ではなく「鹿島JV受注分の二重カウント問題」がメインです。


地元の河北新報は31日の記事でこの事にも触れてますが、あくまで浅く。


がれき訴訟・北九州原告団が仙台で会見 村井知事「残念」 (河北新報)

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120731t71003.htm


しかし原告側の市民団体のHPを見ると、詳しい経緯と趣旨が理解出来ます。


北九州市民検討委員会・広域化調査チームレポート

http://hinanohanasi9494.blogspot.jp/2012_08_01_archive.html


ぜひ一度HPをご覧頂ければと思いますが。

「自分達が精神的な苦痛を受けたから宮城県を訴える」等とは、どこにも書かれていません。

ここにあるのは徹頭徹尾、「鹿島JVの二重カウント問題」への追及です。


二重カウント問題については、次のページでも判りやすくまとめられてます。


【広域処理に回すがれきはない 浮上した宮城県・ゼネコンの癒着疑惑】 (週刊MDS 様)

http://www.mdsweb.jp/doc/1241/1241_02u.html


すごい名前のページでしたが(;^_^A

書かれてる内容は重要です。


つまり今回の問題とは


石巻市のガレキ総量は当初約685.4万トン、全量を最終処分まで鹿島JVが受注。

契約額1923億6000万円。この契約は現在も有効。

しかし5月の総量見直しで、石巻市のガレキは685.4万トン→445.8万トンに減少した。

ブロック内の他2市町を合わせても581万トンにしかならず、当初の総量に足りない。


本来なら、この時点で鹿島との契約見直しが行われて然るべき。

でなければ存在しないガレキの処理費用として、多額の公費が使われてしまう事になる。

鹿島JVは行っていない処理の代金としてこれを受け取る形。


しかし契約見直しは行われず、何故か広域処理必要量として74万トンが計上されている。

いったい北九州市に回すガレキは何処から出てきたのか?

これは一方で鹿島が受注している分を、一方で県外に回す「二重カウント」ではないか?


という疑惑。


ちなみに、7月に再度見直しが行われましたが。


宮城県災害廃棄物処理実行計画(第二次案)

http://www.pref.miyagi.jp/shinsaihaitai/shoriryo_minaoshi/jikkokeikaku2.pdf


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広域処理必要量は宮城県全体で約100万トン+αまで減少。


岩手県を含めた場合でも、169万トンが現状だそうです。


広域処理分は169万トン (時事通信)

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012080700285


もちろん、これは今の「三年で処理」を目標にしての話です。それでさえこの減少。

目標をもう少し長く取れば、更に広域処理の必要は薄くなります。

あくまで期間だけで見た場合ですが。


少し話が逸れましたが、こういう現状の中で「二重カウント」の問題が浮上して来た訳です。

追及せずに済む問題ではありません。


原告はこの問題があるから、宮城県をも提訴の対象とせざるを得なかったんです。

けして被災地に憎悪を抱いているのではない。


それに訴えたのはあくまで「行政体」としての宮城県。微妙ですがここは大きな違いです。


原告団は記者会見の場で、

「損害賠償請求という形を取っているが、目的は違法行為をはっきりさせる事による世論喚起である」

と言っています。


2012/7/27 北九州震災がれき訴訟 提訴直後の記者会見 (youtube)

http://www.youtube.com/watch?v=xcPzLRZW8uw


違法行為があるのか無いのか。そこがこの提訴の骨子です。

関係者が「二重カウント」疑惑を晴らす事が出来れば、この話は終わり。


不正の疑いがあるから正当に提訴したという事です。


それがどうして「精神的苦痛で訴えた」なんて話になるんでしょう。

一体どこからそんな話が出て来たのかサッパリ判りません。





















僕は普段、災害瓦礫を「ガレキ」とカタカナで表記してます。


漢字表記の「瓦礫」は事物そのものを表すのには向いてますが、

今現在この言葉に付随する、様々な意味が抜けてしまう気がするんです。


と言って「がれき」では、いわゆる「絆」のニュアンスが強すぎて使いにくい。

「gareki」と書く人は尚更見た事ありません。


なので仕方なく「ガレキ」で通してます。この書き方もけして好きじゃないんですけどね。


以前大阪府のガレキ問題への対応について書いた所、コメントを寄せて下さった方がおられました。


「皆さんからは汚染瓦礫に見えるモノ…瓦礫扱いされているものは私たちがあの日まで

使っていたモノ 住んでいたお家などなどです。」


この方の言葉を、今も肝に銘じてます。



とりあえずそういう前提で。

先日8/7に大阪市役所前で行われた抗議デモの様子をご報告しときます。


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ほぼ全員、参加者の人達です。

それなりの人数に見えますが、普段の人通りからすれば小規模と呼べるくらい。

見知った顔にも何人か出会えました。


参加者それぞれが市役所に向かってスピーチしたのですが。

今回残念だったのは、多くが「橋本さん批判」に終始した内容だった事。


僕は集まった人達が「やる事をやった上で」怒っているのを知ってます。

やる事をやった上で対話を拒否する橋本さん、という構図があるんですね。


でも事情を知らない人が見たら、単なるヘイトスピーチに見えるかも。そこがかなり心配でした。


秀逸だったのは、スッチーのコスプレで登場したお姉さん。

批判を上手に笑いに絡めるのが関西人です。

実際あんま笑えませんでしたが、それでもやる所が関西人なんですね(^_^;)


また、小学生の女の子も頑張って自分の言葉でスピーチしました。

「親に言わされてるんだろ」とか思う人は、多分子供時代の事をスッカリ忘れてるんでしょう。


僕も飛び入りで内部被曝の件をスピーチさせてもらいましたが、結論。


男は自重しましょう。出来ないなら女性に任せるべき。


何故なら、今回多くの女性の怒りは理屈じゃないから。

理屈じゃない故に誰にも否定出来ないから。

ムチャクチャなのは判ってますが。それが正直な気分。



ところで話は変わりますが。

ガレキ受け入れ反対=被災地差別、とする見方が根強いようです。


放射性物質へのスタンスの違いから来る誤解と思いますが、少なくとも僕が知る人達は皆

「ガレキでなく人を受け入れて」と言ってますね。


テーさんのスミレカフェー

今回も同様。

被災地支援の考え方の違いです。それと放射性物質。

何も矛盾しないと思うんですけどね。


ちょうど北九州市で象徴的な一件がありました。

それは次回に。





























8月6日の広島原爆忌。

慰霊の日の裏側で、色々と良からぬ物が蠢いていたようです。


広島、長崎の慰霊の日を反原発運動に利用するな 大阪特派員・鹿間孝一 (産経)

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120807/waf12080715100018-n1.htm


記名記事って事は、余程主張したいんでしょうね。

これを記事と呼んで良いかどうかは別として。


「利用するな」と言いながら最後に原発の必要性を力説してる辺り、

どっちが利用してるんだか判りません。


読むに堪えない文章。

最近の産経は特に常軌を逸してます。


被曝者は原発の問題に対して敏感に反応してますよ。


広島原爆の日 脱原発巡り二極化 (毎日)

http://mainichi.jp/opinion/news/20120807ddm003040127000c.html


広島の7つの被曝者団体は、今年初めて足並みを揃えて「脱原発」を要望しました。

「二極化」とは、市民・被曝者側と市長・首相側の違い。

産経の記事はどちらの立場でしょうね。


広島原爆の日 福島から避難 国民投票呼び掛け (東京新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012080702000230.html


福島県から広島に避難した男性の記事。

広島の地で原発の存否を問う国民投票の署名を呼びかけ、1万5千筆もの協力が寄せられた。

記事には、彼を支え応援するもう一人の男性が登場します。

その男性は母親の胎内で被曝した、まぎれもない被爆者でした。


素敵なお話だな、と思いました。産経の記事に感じた印象とは真逆です。



ただ式典中にヤジが見られたのは事実。


静寂を壊した広島・平和式典中の脱原発デモ (NAVERまとめ)

http://matome.naver.jp/odai/2134421643050338401


しかし動画を見る限りヤジが飛んだのは黙祷中ではなく、首相と市長のスピーチに対して。

ヤジの方向は合ってると僕なんかは思いますが。


何もこの日この時に、という批判はあるでしょうね。それもまた正しいと思います。

でも、この日この時だから許せなかった、という捉え方だってあるんですよ。

「原爆と原発は別」という考え方を否定する立場からは、今回の首相のスピーチこそが

被曝者への冒涜に見えた筈です。


もちろん現場を見た訳じゃないですし、広島の余りに重い事実を思えばヤジへの怒りもまた切実。

だから僕には、どちらが正しいとも間違っているとも言えません。


ただし産経は別ですよ。

「原子力の平和利用」と言いながら、求めてるのは別に平和じゃありませんから。

産経の記事が求めてるのは「安定したエネルギー源」です。



何だか悲しい気分になりましたが、最後に一番痛快だった件を。


【広島県警に問い合わせた結果デマ工作確定】

動画「8月6日広島­黙とうの時間にデモで大騒ぎの反原発」 (ざまあみやがれい!様)

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65755921.html


お見事!!


この一言に尽きますね(^-^)/


ちなみに元動画はこちら

http://www.youtube.com/watch?v=y_urAT2O_LA


関連動画にやたら「それ系」の動画が目立ちます。

産経のとよく似たテンション。


僕はこれをハッキリ「悪意」と言います。











先日発覚した、大阪府の業者による野菜の産地偽装。


福島県産を北海道産と偽装 大阪の会社 (産経)

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120803/waf12080317000018-n1.htm


偽装が発覚したのは大阪府福島区の流通業者「東豊農産」。


偽装はH23年~H24年にかけて行われ、

福島県産のキュウリ約174kgを北海道産に偽装。

宮崎県産のサトイモ約32kgを熊本県産に偽装。

この他、トマト約130kgとキュウリ約27kgを農薬を抑えた作物である「特別栽培」として偽装。


記事によるとそういう事らしいですね。

3・11後の一年間、継続して産地偽装してた訳ですから確信犯と言って良いと思います。


業者の言い訳はいつもの通り「現場が勝手に判断した」

府の見解もいつもの通り「健康に影響はない」


皆さんもう慣れっこなんですかね(-"-;)

周囲の反応を見ても、なんか普通の反応だし。


「まあスーパーに並んでる商品も、けっこう偽装されてるって事やね。

 うん。゚゚゚゚゚-y(^。^)」  ヨメン(仮名)氏・談


落ち着いたものです。僕なんかギリギリ歯軋りするんで尊敬しちゃいます。

でもその割りに「市民測定所」の話をすると黙るのは何故だ。


まあそれは良いとして(^_^;)


大阪府は今回の業者に対して、日本農林規格(JAS)法に基づいて改善を指示した、

という事になってるんですね。


東豊農産への大阪市の措置
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=11054


五月に同じ大阪府で起きた牛肉の産地偽装の時には、精肉店の店長が逮捕されてます。

こちらは不正競争防止法違反、という事で。


http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120528/waf12052814080020-n1.htm


この辺の法律の違いがよく判らなかったんですが、次の資料に色々と書かれてました。


JAS法における罰則について (消費・安全局)
http://www.maff.go.jp/j/jas/kaigi/pdf/070926_siryou2.pdf


食品の表示に関係する法律は、主にJAS法」「食品衛生法」の2つ。

「不正競争防止法」は一般法。


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大きな違いは「直罰の有無」だそうです。

JAS法・・・直罰なし(指示→命令→罰則)

食品衛生法・・・直罰(違反すれば即罰則)

※不正競争防止法は当然直罰。


罰則の考え方については次の通り。


テーさんのスミレカフェー


つまりJAS法による品質表示は
「人体に直接危害を与えるおそれのある事項」を定めたものでは無いので、

直ちに罰則を課す事は適当でない、というのが一番の理由らしい。


直ちに影響は無い!って事?

でも農薬の方でも偽装してたんじゃ・・・?


その辺の基準が判りませんが、一応流れとしてはまずJAS法に基づいた指示→命令→罰則が先にあって、

悪質な場合に警察が不正競争防止法に基づいて逮捕、という形を取るようですね。

もちろんミートホープ事件みたく補助金の詐取等があれば、詐欺罪が適用されると。


JAS法における指示は農水省と自治体、命令は農林水産大臣が出すので、

不正競争防止法の適用は農水省と警察との連携が問われる部分。


一応、罰則について見ておきましょうか。


テーさんのスミレカフェー

JAS法・・・1年以下の懲役又は100万円以下の罰金

食品衛生法・・・2年以下の懲役又は200万円以下の罰金

不当競争防止法・・・5年以下の懲役又は500万円以下の罰金


下に行くほど2倍・5倍厳しくなるという事ですか。それでも緩いなあ。



やっぱり肝は、放射性物質「直接人体に危害を与える」とみなすかどうかですね。

現在の対応を見る限りはNO、という事です。


ICRPの考え方に立ってすら、NOな訳ないんですが。

どうもそこに白黒をつける事自体がタブーになってる気がします。


そんなので良いのかな。みんな怖くないんだろうか。

別にこの業者を詐欺罪で立件して見せしめにしろ、とは言いませんけど。


放射性物質へのハッキリした姿勢を持たないと、このままダラダラ産地偽装が続きますよ。

業者に偽装させる状況があるんだから。


それとも我々が自分で「市民測定所」を作って何とかするしかない?

究極的にはそうなのかも。でもそれなら農水省は?消費者庁は?

何の為に存在するんでしょうか。


僕には判りません。



最後に、産地偽装ではありませんが大阪府が公開しているセシウム汚染牛肉の流通情報を。

このページもHPトップから見つけにくくなりました。今のトップは節電情報に変わったので。


放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた牛の肉に関する情報 (大阪府)

http://www.pref.osaka.jp/shokuhin/csniku/index.html


特に高いセシウムが検出されたのは以下

http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=7841


980ベクレル/kg

昨年6月に河内長野市と守口市にて流通。消費者に全量販売済み。

全部口に入っちゃいました。


回収など不可能です。