先日、同じ日に同じようなことを書いた記事に出会いました。
ライフオーガナイザー鈴木尚子さんのこちらの記事と
どんな分野でも
基礎はめんどくさいし、面白味がなく、つまらない。
そう感じる方はいらっしゃるでしょう。
だからちょっとわかるようになると、
できた気になって、もっと次に進みたくなる気持ちは心底わかるんです。
ですが、どんなことでも
なぜそうなるのか
に必ず意味があります。
そこをすっ飛ばして何かを行っても
ただわかった気になっているだけなのです。
今は損したくないという気持ちが強くなりすぎて
簡単に、インスタントに効果が出るものを求めやすくなっています。
「簡単に効果が出る」と謳うものは短期的にはたしかに効きます。
けれども長期的には不具合が出やすくなります。
なぜそうなるかの原理がわかっていないから
最終的には動かなくなってしまうのです。
正社員時代、私は2年目から後輩がついたので
そこから教育係をする機会も多くありました。
教えるときに気をつけていたのは
なぜ今その作業をするのか
その作業が全体の中でどういった意味を持つのか
について必ず伝えることでした。
私が教えている占いにもルールがあります。
時代的に無理があるんじゃない?と感じる箇所はあります。
けれども、そもそものルールをわかっていないと
そう感じることすらできません。
四柱推命などの東洋の占術は言い方がキツいものも多いし
知識でぶん殴るみたいな鑑定士さんが多いのも事実。
占術に対する知識はたしかに必要なんです。
でも知識は基礎があってこそのもの。
そこを無視して知識ばっかり覚えても
うわっつらの言葉になりかねません。
マンツーマン講座ではまず
「たくさんのイメージを持ってください」
とお伝えします。
ベーシック1で学ぶ
十干十二支
通変星
十二運星の部分は
その方自身を読み解くのに最も大事な部分です。
そんな大事な部分の基礎的な読み方ができて初めて
ベーシック2でお伝えする【特別な宿命】が生きてきます。
今はネットに情報がたくさんあるので
たくさんの用語や中途半端な知識があふれています。
けれどその用語やその内容を覚えただけでは
本当にその方を理解したことにはならないのです。
知識におぼれすぎず
基礎からこつこつと積み重ねていくと
知識が花開くときが必ずやってきます。
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