メッセージをいただいている内容ですが、長くなりそうなので、こちらに書かせてください。^ ^
「歩けるようになりますか?」
答えは、YES です。
その理由は、
私は、起き上がれなかった時期があり、
右の大腿骨頭の損傷が酷く、人工関節にするようすすめられたこともあり、
もう日常生活は送れないと思っていたからです。
その様な状態から、フルタイムで働き、さらに残業も出来るほどの生活が可能になったので、💦
"その人に合った治療とトレーニングを続ければ"
いつかは歩けるようになると信じています。
大前提として、
本人が歩く自分を想像し、歩いて向かう目的(目標)を設定することが大事だと思います。
"歩いている自分を想像すること"はもちろん、"想像出来るか?"もポイントだと思います。
(私の場合、Google Map、ストリートビューで、色々な国を見て、いつかここを歩く!と目標を決めました。)
寝たきりの状態や車椅子の生活が続くと、
歩き方を忘れますし、二足歩行自体を難しく考えてしまいます。
ほとんどの方が、歩くことは無意識だと思うのですが、とても難しく感じるんです。
さらに、筋肉の硬直と所々関節破壊があり、可動域が狭まっている。そして、痛みがあるとかばうように動かそうとするので、イメージしている歩行にはならないのです。
理学療法士さんの指導を受けながら、頭で考えて動かしてみても、その通りには動かないのです。
しかし、そこで、自信を失ったり、諦めるのではなく、
通過点であることを強く認識して、
そのトレーニングを繰り返し行うことで、可動域や筋力もついていきます。
痛みが強い時やリハビリに打ち込めない時は、
美しい歩行をイメージするだけでも効果的だと思います。
美しい歩行を視覚的に捉えて、頭に刷り込む。そして、そのイメージを全身の筋肉や骨に伝えるんです。
寝たきりでも出来るイメージトレーニングは、欠かさなかったです。
動かなければ、動けなくなっていくので、焦りもありますが、痛みがある時に無理をすると悪化するので、そこは我慢ですね。
まずは、痛みを取り、次に軽い筋肉刺激を与えて、その後ようやく歩くというトレーニングが出来ると思います。
具体的なトレーニングメニューは、
初期:さする程度のマッサージを1日20分程度
中期:理学療法士さんの力で、脚を持ち上げたり、膝を曲げたりを1日20分程度
後期:自分の力で軽い腹筋をしたり、股関節周りを動かすトレーニングを1日20分程度
これがある程度出来るようになったら、二足歩行の練習をしました。
完璧な歩行スタイルを想像して、動かしにくくても、完璧を目指しました。
そうする事で、筋肉は覚えてくれると思います。
そして、どうにか歩けるようになったら、加圧トレーニングも行いました。
私が期待した効果は、"成長ホルモンの分泌"です。骨の再生には欠かせないと思ったので通いました。
加圧トレーニングの後は、痛みが和らいだのを覚えています。
しかし、その後炎症が強くなりすぎたので、トレーニング全般は中断し、安静にしていました。
痛みが取れたら、また同じ事の繰り返しです。
結果的には、右股関節の手術もせず、骨が再生していました。
栄養面は、カルシウムやコンドロイチン、たんぱく質などを積極的に摂取しました。
無意味と言われても、摂取しました。
今でも、意識して摂取しています。
筋肉や骨への適度な刺激と必要な栄養は確実に骨や筋肉を増やしてくれます。
歩けない時の不安や焦りは、孤独感との闘いでもあります。
そして、医師から可能性を否定されたとしても、自分を信じて続けることです。
諦めないことは、自分次第です。
自分を信じる事も、自分次第です。
私のやり方が、万人に効果があるとは思いませんが、"骨は再生しない"と医師や理学療法士さんから言われたことに負けずに、自分を信じてトレーニングを続けたら、普通の生活が送れるようになりました。
まだまだ痛みはありますし、倦怠感もあります。
体力もありません。。
もっと快適な"健康体"を目指して、私も努力します!
一緒に頑張りましょう!