Dr.Nと、、
せっせこと研究のグラフ作りをしていたら、突然後ろにてんかんセンターのヘッドであるディレクターのDr Nが。。。ちょっと青ざめました。なんといってもこのDrNはレバノン人でとにかく貫禄がある、もとは神経内科なんですが、この風貌、この態度すべて脳外科医を彷彿させるものがある。とくに、フェローのカンファで必ずといっていいほど私を当てる、これは嫌われているのか、はたまた遊ばれているのかわからなくなるときがあります。そしたら鋭いまなざしで来年はど~するっ?って、私も急な質問に言葉につまっていたら、ここに残ってほしいって、そしてもうちょっと研究して欲しいって。今早速日本の上司に電話して俺が許可をとるからなんて、言い始めて。ちょっと待ってください。一方的に話しが進んだのですが、とくにこういう交渉事がわれわれ日本人は下手でいつも冗談もいえずあわあわしてしまいます。僕の態度を見ていたのからか、最後に冗談、冗談。。。そのかわり今度一緒に葉巻を吸いに行こうと、笑って消えていきました。
とにかくこのお方、気分で態度もがらりと変るし、本当に’読めない’上司なんです。
とにかくこのお方、気分で態度もがらりと変るし、本当に’読めない’上司なんです。
パンプキンハント
神経センターのパンプキンハントがあったので行ってきました。そう、今月末はハロウイーンです。そのためのかぼちゃ収穫です。神経センターのセンター長の豪邸に招待されました。クリーブランドから南に1時間、周りには何もありません。ただひろ~い草原と、森林のみです。いってみると、バーベキューをやって、カントリー調の演奏するバンドがあったり、お酒・ソフトドリンクなどすべてフリーでした。そこには100人以上の職場の方々、もちろんてんかんセンターのスタッフやフェローたちも多数集まっていました。
見渡す限り、草原と森林、下これすべてセンター長のお庭です。
さてさてアナウンスの後、このトラクターに分乗し、パンプキンの畑に向かいますと
かぼちゃはこんな感じに畑にごろごろしているではないですか!
自分の気に入ったかぼちゃをひろって、また再度トラクターに戻りパーティー会場に戻ります。
あとは思い思いに食べたり、お酒を楽しんだり、採ったばかりのかぼちゃでランタン作りをしたり、思う存分みんな楽しんでいるようでした。
この数日ずっと雨そして曇りで、久々の晴天(雲ひとつありません)最高の天気でした。
あっというまに夜になり、そこにはウッドファイヤー(日本のキャンプファイヤー)がありました。本当にオハイオの最高の風景と楽しい時を友人たちとすごすことができました。
見渡す限り、草原と森林、下これすべてセンター長のお庭です。
さてさてアナウンスの後、このトラクターに分乗し、パンプキンの畑に向かいますと
かぼちゃはこんな感じに畑にごろごろしているではないですか!
自分の気に入ったかぼちゃをひろって、また再度トラクターに戻りパーティー会場に戻ります。
あとは思い思いに食べたり、お酒を楽しんだり、採ったばかりのかぼちゃでランタン作りをしたり、思う存分みんな楽しんでいるようでした。
この数日ずっと雨そして曇りで、久々の晴天(雲ひとつありません)最高の天気でした。
あっというまに夜になり、そこにはウッドファイヤー(日本のキャンプファイヤー)がありました。本当にオハイオの最高の風景と楽しい時を友人たちとすごすことができました。
あらためててんかん外科について考える
私のホームページにてんかん外科医とありますが、実はこんな言葉は存在しません。
今回あらためててんかん外科について考えてみました。
まずてんかんの治療を考える上で、まず考慮しなければならないのが薬物治療です。こちらにもそして日本にも多くの抗てんかん薬があります。この抗てんかん薬を適切に選び、そして適切な量服用していたのかを考えなければいけないと思います。そしてもう一つ、やはりライフスタイルに発作は影響をうけるので、規則正しい生活(これは規則正しい服用につながりますので)、十分な睡眠(疲れも発作を誘発します)を行っているかもチェックしなければなりません。それらを行った後、まだ発作が見られる場合、外科治療を考慮します。
それでは、てんかん外科とは何か?たとえば、脳腫瘍であればMRIで見られる病変を摘出します。脳動脈瘤ですとそれに対する開頭術によるクリップ治療(アメリカでは血管内治療が多いですが)を行います。
ではてんかん外科は何をするか?基本的にてんかんの発作起始は目に見えませんので、いろいろと検査をしなければなりません。脳波検査、画像検査、そして心理検査など、発作起始を探索するには大変な作業が必要となります。これらは患者さんの多大な協力がないと進みません。
それらの検査結果を元に手術をすることになります。もっともすぐ切除にいたるわけではなく、さらに詳細に調べるため頭蓋内電極といい、電極を留置し発作起始を正確に同定したのち最終的切除となります。それにもかかわらず発作焦点が絞ることができなかった場合、迷走神経刺激や脳深部治療など姑息的治療になります。
では、てんかん外科医において何が名医か?
巷では、手術がうまいだとか、いっぱい手術をしているからいい外科医だとかいわれます。てんかん外科の分野にはこれは必ずしも当てはまらないと思います。だからといって下手ならいいということでもありません。日本のてんかん医療は術前検査もほとんどが脳外科医が行っています。ですので、適切で、詳細な術前検査を行い、それを正確に解釈できる、これがてんかん外科医にとって最重要課題になります。評価が間違っていれば、切除する場所ももちろん変りますし、発作もよくなりません。
ですから、てんかん外科医=てんかん術前評価医かと思います。もちろんその後の手術は、手術の難しさもありますが、スーパードクターしかし得ない手術などないと思います。そんな難しい手術でしたらてんかんの患者さんに手術をお勧めできませんよね?術前評価をきちんと行っていれば、型どおりの手術を行うことで、一定の成績を上げることができます。
今までもそして今後もてんかん外科の分野にはスーパードクターが出てきません。手術にいたるまでがとてもとても大切なのです。それはよくテレビとかに出ている手術をしている先生のように派手ではなく、脳波解析や画像解析など裏方の仕事に大変な労力と時間を使っているのです。
てんかん外科医の奮闘記としていますが、私が仕事していることのほとんどがこの術前評価につながっています。発作症候の詳細な解析、大量の脳波の判読、MRIの読影方法、発作時SPECTの解析方法、PETのSPM解析、そして皮質刺激などなど勉強しなければいけないことがまだまだ山のようにあります。
今回あらためててんかん外科について考えてみました。
まずてんかんの治療を考える上で、まず考慮しなければならないのが薬物治療です。こちらにもそして日本にも多くの抗てんかん薬があります。この抗てんかん薬を適切に選び、そして適切な量服用していたのかを考えなければいけないと思います。そしてもう一つ、やはりライフスタイルに発作は影響をうけるので、規則正しい生活(これは規則正しい服用につながりますので)、十分な睡眠(疲れも発作を誘発します)を行っているかもチェックしなければなりません。それらを行った後、まだ発作が見られる場合、外科治療を考慮します。
それでは、てんかん外科とは何か?たとえば、脳腫瘍であればMRIで見られる病変を摘出します。脳動脈瘤ですとそれに対する開頭術によるクリップ治療(アメリカでは血管内治療が多いですが)を行います。
ではてんかん外科は何をするか?基本的にてんかんの発作起始は目に見えませんので、いろいろと検査をしなければなりません。脳波検査、画像検査、そして心理検査など、発作起始を探索するには大変な作業が必要となります。これらは患者さんの多大な協力がないと進みません。
それらの検査結果を元に手術をすることになります。もっともすぐ切除にいたるわけではなく、さらに詳細に調べるため頭蓋内電極といい、電極を留置し発作起始を正確に同定したのち最終的切除となります。それにもかかわらず発作焦点が絞ることができなかった場合、迷走神経刺激や脳深部治療など姑息的治療になります。
では、てんかん外科医において何が名医か?
巷では、手術がうまいだとか、いっぱい手術をしているからいい外科医だとかいわれます。てんかん外科の分野にはこれは必ずしも当てはまらないと思います。だからといって下手ならいいということでもありません。日本のてんかん医療は術前検査もほとんどが脳外科医が行っています。ですので、適切で、詳細な術前検査を行い、それを正確に解釈できる、これがてんかん外科医にとって最重要課題になります。評価が間違っていれば、切除する場所ももちろん変りますし、発作もよくなりません。
ですから、てんかん外科医=てんかん術前評価医かと思います。もちろんその後の手術は、手術の難しさもありますが、スーパードクターしかし得ない手術などないと思います。そんな難しい手術でしたらてんかんの患者さんに手術をお勧めできませんよね?術前評価をきちんと行っていれば、型どおりの手術を行うことで、一定の成績を上げることができます。
今までもそして今後もてんかん外科の分野にはスーパードクターが出てきません。手術にいたるまでがとてもとても大切なのです。それはよくテレビとかに出ている手術をしている先生のように派手ではなく、脳波解析や画像解析など裏方の仕事に大変な労力と時間を使っているのです。
てんかん外科医の奮闘記としていますが、私が仕事していることのほとんどがこの術前評価につながっています。発作症候の詳細な解析、大量の脳波の判読、MRIの読影方法、発作時SPECTの解析方法、PETのSPM解析、そして皮質刺激などなど勉強しなければいけないことがまだまだ山のようにあります。
久々に病棟で。。。
今日は久々に病棟で検査がありました。患者さんは、フロリダからきた20歳の男性。ご両親に付き添われて手術を受け、現在モニタリング中といった感じです。ご両親はペルーからの移民。父親は英語が話せますが、母親は英語が話せません。ただと~てもいいご両親で、今度是非フロリダに遊びにきてと、エスパニョール交じりの英語で誘っていただきました。ちょっとしたことでしょうが、やはり患者さんやご家族とお話しができるのはうれしいですね。
検査はおよそ1時間、検査中患者さんはずっと睡眠。。。検査も無事おわり、検査結果の解析をじっくりするところです。
病棟に行くのはいつも正直緊張します。やはりなれない英語が問題です。ただ今日も患者さんのご両親にyour english is goodなんていわれるとうれしくなっていましますけど。
検査はおよそ1時間、検査中患者さんはずっと睡眠。。。検査も無事おわり、検査結果の解析をじっくりするところです。
病棟に行くのはいつも正直緊張します。やはりなれない英語が問題です。ただ今日も患者さんのご両親にyour english is goodなんていわれるとうれしくなっていましますけど。
シンポジウムが 終わって、、、
ようやく6日間にわたる、国際シンポジウムが終わりました。とにかく刺激的な6日間でした。特に後半の外科セッションでは、解剖コースも参加できましたし、クリーブランドクリニック以外の施設のいろいろな新しい知見を知ることができ、本当に充実しておりました。てんかんの評価でわかったこと、だれでもわかることはだれでもわかる、だれも悩んでしまうケースというのは誰もが悩む、そういうことのようです。
そして、このシンポジウムでよかったもう一つのこと。世界のてんかんの名だたる先生たちとお話しができたこと、Canada MontrealのGotmann先生、風貌は、ひげもじゃもじゃで博士のようでしたが、話すととても面白い方でした。FranceのChauvel先生、とても優しい先生でした。いずれも論文でお見かけする名前ですが、目の前でみると鳥肌がたつような(幼いころヒーローみて興奮したような)気分になりました。
そしてもう一つ、世界で活躍する日本人の姿を見ました。京都大学の先生方、脳波計の会社(日本○電)の取締役社長とも名刺交換することができました。日本人の方々がこちらの方と同等に仕事をそして話しをしているのをみると自分ももっともっとがんばらないとと奮起してきます。とくに英語力は必要となりますのでさらにブラッシュアップしたいと心から思いました。
最終日の今日、一年一緒にフェローとして共にすごしてきたオーストラリアのDrWを空港に送り、このシンポジウムは終わりました。
彼と空港で固い握手をして約束を交わしました。
明日からお互い地球上の違う場所だけれども、同じところを目指している、ともにがんばろう、そしてまた再び会おうと。
そして、このシンポジウムでよかったもう一つのこと。世界のてんかんの名だたる先生たちとお話しができたこと、Canada MontrealのGotmann先生、風貌は、ひげもじゃもじゃで博士のようでしたが、話すととても面白い方でした。FranceのChauvel先生、とても優しい先生でした。いずれも論文でお見かけする名前ですが、目の前でみると鳥肌がたつような(幼いころヒーローみて興奮したような)気分になりました。
そしてもう一つ、世界で活躍する日本人の姿を見ました。京都大学の先生方、脳波計の会社(日本○電)の取締役社長とも名刺交換することができました。日本人の方々がこちらの方と同等に仕事をそして話しをしているのをみると自分ももっともっとがんばらないとと奮起してきます。とくに英語力は必要となりますのでさらにブラッシュアップしたいと心から思いました。
最終日の今日、一年一緒にフェローとして共にすごしてきたオーストラリアのDrWを空港に送り、このシンポジウムは終わりました。
彼と空港で固い握手をして約束を交わしました。
明日からお互い地球上の違う場所だけれども、同じところを目指している、ともにがんばろう、そしてまた再び会おうと。
Cadaver Dissection
ただいまクリーブランドクリニックてんかんセンター主催にて19th International Epilepsy Symposiaがここクリーブランドにて開催されています。アメリカ国内のみならず、日本を含め全世界からてんかん医、てんかん医を目指す医師たちが集まり、6日間たっぷり勉強しています。
その一環として、本日はてんかん外科の基本手技のCadaver Dissection(解剖コース)が開かれました。おそらく世界でてんかん外科の解剖コースをやっているのはここだけかと思います。
今日は私もコースに参加。驚いたのは参加者の多くが南アメリカからの脳外科医でした。(これはおそらくDrGの宣伝の影響だと思います)日本からは私のみでした。各御遺体を前に4人グループとなり、側頭葉切除、選択的海馬扁桃体切除、そして機能的半球切除と一通り勉強させてもらえました。顕微鏡を前に久しぶりに海馬動脈が見えたときには感動しました。結局3時間、側頭葉切除、半球離断と自分で執刀、そして他国の先生にも一応教えてあげることもできました。
その一環として、本日はてんかん外科の基本手技のCadaver Dissection(解剖コース)が開かれました。おそらく世界でてんかん外科の解剖コースをやっているのはここだけかと思います。
今日は私もコースに参加。驚いたのは参加者の多くが南アメリカからの脳外科医でした。(これはおそらくDrGの宣伝の影響だと思います)日本からは私のみでした。各御遺体を前に4人グループとなり、側頭葉切除、選択的海馬扁桃体切除、そして機能的半球切除と一通り勉強させてもらえました。顕微鏡を前に久しぶりに海馬動脈が見えたときには感動しました。結局3時間、側頭葉切除、半球離断と自分で執刀、そして他国の先生にも一応教えてあげることもできました。
鹿との衝突事故に対する注意
以下、ミシガン州総領事館からのお知らせがきました。
鹿との衝突事故に対する注意 秋から冬にかけて、鹿との衝突事故が多発します。狩猟シーズン前である10月 と11月は鹿の個体数もピークにあり特に発生が多くなっています。2009年中のミ シガン州・オハイオ州における鹿との衝突事故件数は次のとおりです。
2009年 ミシガン州 オハイオ州 件 数 61,486件 25,146件 死 者 10人 3人 負傷者 1,571人 1,137人 危険な時間帯は ○ 全体の20%が夜明け前後 ○ 全体の50%が午後5時から深夜にかけて
警察によれば、「鹿との衝突を避けようとして樹木や他の車に衝突し、死傷の結 果が生じている。動物と衝突することが、時には最も安全な選択になる場合もあ る。」とのことであり、鹿との衝突事故を回避するために以下のことが有効です 1.心構え ○ 注意力・集中力を維持する。 ○ どのような衝突に対してもシートベルトが最良の方法である。 ○ 特に夜明け時と日暮れ時に注意する。 ○ 対向車がなければ、ハイビームにすると鹿の目が光って発見しやすくなる。 ○ 特に2車線の道路において、鹿横断や速度制限の標識に注意する。 ○ 鹿は群れをなす動物であり、よく1列になって移動するので、1頭の鹿を見つけたら、しばらく待つ。 2.衝突が避けられないとき ○ 走行中の道路・車線からはみ出ない。 ○ 同乗者に警告する ○ 両手でハンドルを握る。 ○ しっかりとブレーキを踏む。 ○ 車をきちんと制御して停止させる。 (これ当たり前)
まず、日本では考えられないことですね。(笑) 私も多数の鹿のご遺体を高速脇で見たこともありますが、こういう
わけですね。
いよいよ10月
この時期は確か去年もそうだったのですが、連日雨、クリーブランドの空もどんよりした雲に一面覆われています。そして一気に気温も下がります。すでに10度前半となりました。そして毎日の最低気温は天気予報で摂氏4-5度を予想しています。とにかくこの一週間で木々も一気に黄色~赤色に色づきました。このどんよりした天気も紅葉には必要なんでしょう。2週間くらい経つとまた秋晴れの日々が戻ってきますのでしばらく、テニスはお預けです。
Hey soul sister!
最近アメリカで流行の曲を紹介します。TrainのHey soul sister
という曲です。最近、通勤の行き帰りの車の中で流れるFMラジオから高率で、この曲が流れている時に出くわします。ということは一日何度も演奏されているのでしょう。まあ、いわゆる恋愛を歌った歌なのですが、歌詞に’僕の左前頭葉に’なんていうフレーズがあったりで、脳外科医としましては、放置することができません。まあ、誰しも左の前頭葉が言葉や感情、そして記憶など人間らしさに関係しているということがわかっているんだな~なんて思いました。お時間のあるかたはリンクを張りましたのでぜひ聴いてみて下さい。
論文執筆
この数日、終日論文執筆をしています。朝病院にいって、カンファに出たのち、ひたすらコンピューターに向い夜までです。ORに行くのも我慢。日本にいた時、手術や、救急など常に動いてきた生活をしてきたため、一日椅子に座っているのが辛いものがあります。周りのフェローの話しに加わりたくもなったり、お腹がすいていないのに何か口に入れようと思ったりしますが、ひたすら我慢。唯一の楽しみはバッハを聴くことでしょうか?
一年経ちますので、しっかりとした形で仕事を出していかないといけないと思っています。ですので、いろいろな誘惑を断ち切り、臨床業務からいったん離れ集中しています。とにかくわかったこと。論文を書くのは簡単じゃない。painfullですね~
一年経ちますので、しっかりとした形で仕事を出していかないといけないと思っています。ですので、いろいろな誘惑を断ち切り、臨床業務からいったん離れ集中しています。とにかくわかったこと。論文を書くのは簡単じゃない。painfullですね~