ハッピィーアワー
いつからか毎週金曜日の恒例となってしまいました。その日の朝になると今日、5時ね、とあちこちからお声がかかり、午後になると、早く仕事終わらせろだとか、先にいってるだとか、そうハッピイアワーのことばかりです。ここでは、フェロー、脳波技師さん、そしてPhDの先生だとか、てんかんセンターのさまざまな職種のかたがたが集まり、ひたすら話続けます。ハッピーアワーといっても病院の隣のホテルのバーにいってみんなで数杯のアルコールだけで(食事もせず)数時間話し続けます。もちろんたいした内容などありません。一週間おつかれだとか、週末の予定だとかみんなで思い思いに話し、まあこれもいい職場のコミュニケーションになっているような気がします。
結局、、
私の患者さんは、2週間のモニタリングの後、発作もなく、電極を抜去することになりました。ここまで第一相試験、第二相試験とクリアしてきただけに残念です。われわれも、患者さん もこの電極留置に全てをかけているだけに、発作が出現しないのは、なんともむなしく、そして気が抜けるような感じです。そして、患者さんも留置が長期にわたるにつれ、拘禁反応のような症状も出現してきます。イライラ感、精神状態の変容など。脳外科の手術まで受けておいて残念ですが、発作が消失したと思うしかないですね。
発作の出現は、まるで地震のように予測できないことが問題です。
発作の出現は、まるで地震のように予測できないことが問題です。
週末も、、、
頭蓋内電極の留置担当患者を持つとずっと気が抜けません。ひたすらひたすら発作を待ちます。幸い、病院のネットワークに自宅からリモートアクセスができますので、脳波・電子カルテは自宅で開くことができます。このシステムSecureID RSAそしてCitrexは本当に医師の負担を減らしてくれています。もちろんまだ問題もあります。ビデオ脳波のビデオが見れないすなわち患者の発作が見れない。MRIなどの画像がみれないなど。。
週末も脳波の確認をしていました。硬膜下電極を留置してすでに2週間。。全く発作がありません。脳波をみているとどんどんてんかん性異常波が減ってきて、これ治癒に向かっているのか?ってな脳波です。これは全くどうしてしまったのでしょう ?
週末も脳波の確認をしていました。硬膜下電極を留置してすでに2週間。。全く発作がありません。脳波をみているとどんどんてんかん性異常波が減ってきて、これ治癒に向かっているのか?ってな脳波です。これは全くどうしてしまったのでしょう ?
ポレンタ
ミルとリックから夕食のお誘いを受けました。ポレンタというイタリアの家庭料理をご馳走したいとのこと。昨日よりレイバーデーにて3連休のUSA。リックによるとレイバーデーはゆっくりと家で休息をとる日なんだよと教えてくれました。この日もゆっくりすごし、一緒にポレンタを作ろうと、台所にみんなで入り、作り始めました。ポレンタはとうもろこし粉を使い、お湯とお塩でひたすらかき混ぜます。すると下写真のごとく、だんだん固まってきて、粘り気がでてきます。30分程度かき混ぜる間、ビールとおつまみでみんなで談笑です。初めて会ったときリックとは英語で話しがままならなかったですが、ようやく最近深い話までできるようになってきました。
ようやく固まってくると、ポレンタを主食として、その上にサワークリームとチーズ、ラム肉のシチュー、目玉焼き、そしてサラダを副菜にいただきますです。
ポレンタは、ほとんど味もしません、コーンといってもコーンスープのような味もありません、おかゆ・餅の中間のような感じでしょうか?
ワインとビールでたっぷり心もおなかもいっぱいになりました。
ようやく固まってくると、ポレンタを主食として、その上にサワークリームとチーズ、ラム肉のシチュー、目玉焼き、そしてサラダを副菜にいただきますです。
ポレンタは、ほとんど味もしません、コーンといってもコーンスープのような味もありません、おかゆ・餅の中間のような感じでしょうか?
ワインとビールでたっぷり心もおなかもいっぱいになりました。
ランキング大国
近年病院ランキングは、日本でもブームですが、こちらアメリカはランキング大国。とにかくなんでもランキングをするのが好き。そのために会社があるくらいですから。そしてそのランキングを宣伝に使う。
たとえば、以前も御紹介しましたが、今年、2010年USNews社の病院ランキングで心臓は16年にわたり全米1位に輝きました。ちなみにわがEpilepsy Centerが属すNeurological Centerは全米6位。他、どの科もオハイオ州No1に輝きました。下の写真。これを病院近辺の道路に飾りまくっています。おそらく何百枚という垂れ幕を周辺の道路に飾っています。これが、ここでのランキングの正しい使い方です(笑)。ここまでしなくたって、いいのにと思います。患者さんは、いい病院、いい医者がいるところには自然と集まってくるわけですから。
たとえば、以前も御紹介しましたが、今年、2010年USNews社の病院ランキングで心臓は16年にわたり全米1位に輝きました。ちなみにわがEpilepsy Centerが属すNeurological Centerは全米6位。他、どの科もオハイオ州No1に輝きました。下の写真。これを病院近辺の道路に飾りまくっています。おそらく何百枚という垂れ幕を周辺の道路に飾っています。これが、ここでのランキングの正しい使い方です(笑)。ここまでしなくたって、いいのにと思います。患者さんは、いい病院、いい医者がいるところには自然と集まってくるわけですから。
興味深い論文
今月号のJNSに、
Wrong-site craniotomy: analysis of 35 cases and systems for preventionと題してトロント大学から論文が出ていました。
要は、左右間違って開頭してしまったケースのレビューです。もちろん私自身右左など間違えて開頭してしまったことなどありませんが、たとえば、手術は1000例、もしくは何万件とやっていけば起こりえることかもしれません。これは人間である以上仕方がありません。この論文によるとほとんどHuman errorの要素がどのケースにもかかわっていた。いくらどんな手段を使ってもやはり最後は人間によるチェックである以上、human errorは生じます。何度も確認、声を出して確認します。それで最小限に抑えられるかも知れませんが、ゼロにはならないでしょう。患者さんにとっては恐ろしい、(実際1995年、壊疽の足を切り落とす予定が、健康な足を間違って切断するという事件もあったとのこと)話しです。脳外科の先生方、とにかく手術前には、確認を何度もしましょう。
Wrong-site craniotomy: analysis of 35 cases and systems for preventionと題してトロント大学から論文が出ていました。
要は、左右間違って開頭してしまったケースのレビューです。もちろん私自身右左など間違えて開頭してしまったことなどありませんが、たとえば、手術は1000例、もしくは何万件とやっていけば起こりえることかもしれません。これは人間である以上仕方がありません。この論文によるとほとんどHuman errorの要素がどのケースにもかかわっていた。いくらどんな手段を使ってもやはり最後は人間によるチェックである以上、human errorは生じます。何度も確認、声を出して確認します。それで最小限に抑えられるかも知れませんが、ゼロにはならないでしょう。患者さんにとっては恐ろしい、(実際1995年、壊疽の足を切り落とす予定が、健康な足を間違って切断するという事件もあったとのこと)話しです。脳外科の先生方、とにかく手術前には、確認を何度もしましょう。
トイレでのアクシデント
まあ、こういうことはめったにありません。てんかんセンターに男女兼用のトイレがあるのですが、今日トイレに行きドアを開けるとなんと中に人がいるじゃないですか、しかも女性脳波技師さん。大声でGet out!!と叫けび、他大勢が集まってきました。ちょっと、ちょっと僕はただ入っただけです、、それでGet outはないでしょ。っておもいながらも、Sorry about thatといい出て行きました。まずトイレに入るのならレイディイなら鍵を閉めてください。もし鍵をかけ忘れ、入られたらwelcomeくらいのジョークがあってもいいんじゃないでしょうか?
てんかん患者を取り巻く環境について
てんかんを患っている患者を取り巻く環境はしばしば複雑なことがあります。今回担当している患者さんもその一例。幼いころに両親が離婚、その後義理の父親に性的虐待を受け、マリファナなどのドラックにおぼれ、10代で家出、その後20歳越えたころより発作が出現。発作は真発作もあればPNES、いわゆる心因性発作を示すときもあります。その患者の幼いころの背景はてんかんの発症に影響しているのかは不明です。もちろんてんかんは神経疾患として捉えるべきでしょうが、しばしば脳疾患がこのような精神状態の変容につながっているのではないかと感じるときもあります。今回の患者も、脳波上での心因性の発作がほとんどなのですが、その中に海馬にてんかん性突発波が出現します。ビデオを見ていると患者はコメディカルに不満を撒き散らし、そして手術が失敗したのではないかとまで訴えております。
ただただ患者を治療の対象としただけでは、本当のてんかんの治療は完結しえないとつくづく思います。その後社会への復帰、そして心因要素への精神的ケア・必要ならが薬物介入まで含めたケアをしていかなければならないと思います。
ただただ患者を治療の対象としただけでは、本当のてんかんの治療は完結しえないとつくづく思います。その後社会への復帰、そして心因要素への精神的ケア・必要ならが薬物介入まで含めたケアをしていかなければならないと思います。
ある休日
今日は、新しくきたフェローたちと飲茶。杭州では早茶というようです。字のごとく朝10時にダウンタウンE30th streetにあるLi Wah
にいきました。朝10時でしたがすでに点心を食べようと込み合っていました。次々にワゴンでさまざまな点心を運んできました。私の一押しはシュウマイ。これが肉汁が滴りとーてもジューシーでおいしいんです。あとえびの水餃子。これもぷりぷりでした。ジャスミン茶とともにながながと会話を楽しみ気づいたら、すでに12時。。。
その後、私の提案で、エリー湖のクルージングにいこうと、、、全会一致で即決。そのまま車数台で、ダウンタウンにあるGoodtime に。ここでクルージング船に乗車できます。
今日は雲ひとつない快晴のクリーブランド。エリー湖もよく見渡せ、さらに船は、市中心を流れるカヤホガヤ川を登ります。すると下のごとく、ダウンタウンを一望することができました。これは最高でした。
クリーブランドにお越しの方は、ぜひ体験するといいでしょう。
朝から、結局夕方まで大勢で最後の夏のクリーブランド観光を楽しみました。
その後、私の提案で、エリー湖のクルージングにいこうと、、、全会一致で即決。そのまま車数台で、ダウンタウンにあるGoodtime に。ここでクルージング船に乗車できます。
今日は雲ひとつない快晴のクリーブランド。エリー湖もよく見渡せ、さらに船は、市中心を流れるカヤホガヤ川を登ります。すると下のごとく、ダウンタウンを一望することができました。これは最高でした。
クリーブランドにお越しの方は、ぜひ体験するといいでしょう。
朝から、結局夕方まで大勢で最後の夏のクリーブランド観光を楽しみました。
最後の時
一緒に一年フェローをしてきたDrWの最後の日です。今でも忘れられません、およそ一年前こちらに来て右も左もわからないとき、てんかんコースで知り合い、こちら生活などいろいろと心配していただきました。その後何十回と一緒に遊びに行ったり、一緒に飲みに言ったり、いわば苦楽をともにしました。なによりも彼のてんかんの患者に対する真剣な態度、そして焦点を追い求める努力には本当に感銘を受けましたし、多くのことを学びました。
来月いよいよシドニーに帰り、母国のてんかんセンターの副所長になるようです。そしてシドニー大学の大学院に通いさらにてんかんを極めるようです。今後の活躍に期待しています。
昨日は、てんかんセンターのスタッフ、脳波技師さん、そしてフェローたちと送別会をしました。以前ここでも紹介したClyder'sにいきました。とくに送別会といっても悲しい雰囲気もなく、おのおの話たいことを話し、深夜まで飲んでいました。
来月いよいよシドニーに帰り、母国のてんかんセンターの副所長になるようです。そしてシドニー大学の大学院に通いさらにてんかんを極めるようです。今後の活躍に期待しています。
昨日は、てんかんセンターのスタッフ、脳波技師さん、そしてフェローたちと送別会をしました。以前ここでも紹介したClyder'sにいきました。とくに送別会といっても悲しい雰囲気もなく、おのおの話たいことを話し、深夜まで飲んでいました。