前回の記事

 

‐朝鮮学校生徒のイラスト集40(社会の操り人形の末路)‐

 

 

・『オリジナルキャラ』でチャレンジ

 

※いずれもペン入れ作業を加えております

 

在日コリアン友人「新企画(シリーズ)」で、彼が2013年ごろから視聴させて頂いてる『アニメ私塾』さん室井康雄先生の作画教本に挑戦します。

 

 

 

 

 

 

 

 

『アニメ私塾式 キャラ作画上達ドリル』 室井康雄著 宝島社 表紙~7頁より

 

なぜ友人が、この本を購入したかと申しますと、彼はアナログで漫画やイラストを制作する上で欠かせない、“ペン入れ作業”「レベルアップしたい」目的で、プロアニメーターの室井先生の『なぞる本』をこなすことにより、その精度を上げるという、かれこれ彼が上位者の絵で練習するのは、2015年のナルトイラストの模写以来です。

 

‐『模写』とは何か(デッサンの重要性)‐

 

‐2013~2015年の模写・デッサン作品‐

 

専門的なお話になりますが、漫画を描く人にとっての「ペン入れ」作業は、アニメーターで言う「動画マン」要素を少し含んでいて、いわゆる“線をまとめる”作業であり、もちろんアニメーターはそこに動きもプラスするとんでもない芸当もやりますが、いつも線がガタガタになりがちな友人にとって、作品に安定感や制作スピードを出す意味で、室井先生の本は、まさに「待望の書」でありました。

 

実際に友人が1週間程度やってみて感じた印象は、「わかっちゃいたけど。予想以上に難しい!」という一言でした。

 

線一つひとつを引くにしても、それぞれに「描き順」があり、一歩侵入角を間違えれば、安定感が無くなってしまったり線溜まりを造らずどうやって長い線を引けるかという、せめぎあいにおいて、そのたびに「本(紙)を回して」ブレずになぞる工程を自分に叩き込めるかというのが肝要です。

 

これをしないと、絶対に綺麗になぞれないわけであり、もちろんそれをやっても、友人としては線がブレてしまうという技術不足に悩まされるのですが、絵を仕上げるにおいて、これは徹底しなければなりません。

 

他にも、本書ではイラストを制作するための、具体的過程も縷述(るじゅつ-事細かに述べること)されており、動画でおなじみの室井先生の『素体論』を、実際になぞって追体験できるのは、本当に目からウロコだったそうです。

 

さて、そんな友人の使用感を書かせて頂いたところで、彼の練習作品を見て行きましょう。

 

 

今まで友人のイラストや漫画作品をご覧いただいた方ならお分かりと思いますが、これは作中に出てくる、とある女の子キャラクターです。

 

室井先生の素体をもとに描くと、今までより段違いで「絵が立体的になった!」と、友人も驚いていて、ただ彼自身「自キャラクターの髪の毛が難しかった」そうで、最近友人のキャラが、もっぱらショートボブオンリーなのも、上述の旧髪型の描きずらさに難儀した意味が、少なからず存在しました(もう一人の女子キャラもそう)。

 

 

お次は、室井先生の少年/少女素体をお借りして、同じキャラをさらに若くし、中3から小学6年生の設定で描きましたが、改めて今年中旬ごろに描いた『2002年』というイラストを見返すと、肩や髪の毛やら「色々ひどいなw」と嘆いていたそうです(笑)

 

 

‐朝鮮学校生徒のイラスト集37(美化できないけど『懐かしい記憶』)‐

 

やっぱり、先生いわく「素体命」ですねー♪

 

次回もオリキャラ描きのターンが来次第、記事にて発表させて頂きます<(_ _)>

 

 

・漫画イラスト倉庫 https://strongpaperline.tumblr.com/

 

 

<参考資料>

 

・友人の監修および写真資料

 

『アニメ私塾式 キャラ作画上達ドリル』 室井康雄著 宝島社

 

・Youtube動画 『なぞる本バストアップ理論解説p9〜16無料枠』

 

・同 『【新刊「なぞる本 DAY1」を著者がなぞってみた!!】無料枠』

 

 

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【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

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