・『大西洋主義者』の成れの果て・・・
私自身も、北朝鮮に家族・親戚が数多くいらっしゃる「oversea Korean」の友人を持つ立場として、良いことも悪いことも『当事者』から情報を摂取することが基本であると思います。
※閲覧注意(一部ショッキングなシーンを含みます)
ハンマーで頭を叩く、街で正々堂々と… pic.twitter.com/kYq0LvwsoI
— 宋 文洲 (@sohbunshu) 2020年5月28日
#HongKong #flashback #6 Another innocent man, attacked viciously and without mercy. His crime, he took photos of people, in a public place... Let that sink in, he could have died because he took some photos, as was his #freedom, as was his #right to do so in a public place #HK pic.twitter.com/M87Z9qN81q
— Laowai in china (backup) (@captainsacks1) 2020年5月17日
全身から血の気が引いた・・・。
マジでこいつら暴徒の目的が分からない。
彼ら自身の「名目」としては、「抑圧的な政府に対峙して個々人が自由な欧米社会を目的」としているのだろうが、それに同意しない人たちを、事実や議論で納得させるのではなく、片っ端からぶっ叩いて集団リンチを加える始末だ。
まさに、言うことを聞かない国に対して、軍隊を出動させ、爆弾を落として大量殺戮を行なう某超大国と「瓜二つ」なスタンスで、あまつさえ、そこから「金銭を授受している」と、米国人識者のロバーツ氏は指摘する。
‐米国政府の「差し金」によって運営される香港デモ(ポール・クレイグ・ロバーツ氏)‐
Andre Vltchek
China Daily
2020年5月21日
数カ月間、欧米マスコミは香港暴徒を「民主派の抗議行動者」と呼んでいた。欧米マスコミはまだそう呼んでいる。だが私は、新しい一層悪質な用語に気付き始めた。今や始終、警察部隊と暴力的に衝突する黒装束の忍者のような男女は時に「独立派」と表記される。
最近さらなる抗議と攻撃的行動でアメリカの「母の日」を祝った暴徒を「政治ウイルス」と表現する香港市民もいる。
今や香港に暮らす多くの人々が、新型コロナウイルスと並んで、彼らの都市を潰そうとする上で責任がある人々、ほとんど若者で、ものを良く知らない、勉強不足の連中に対する武力行使を要求している。
これまで北京と香港の両政権が採用してきた穏やかな融和的手法は、国家と、明らかに外国から資金調達され、イデオロギーで武装した暴徒との間の対立を止めることは不可能かもしれないことが明らかになった。
中国が理想的になればなるほど、ワシントンと同盟諸国の行動と恫喝は益々攻撃的になる。Covid-19、香港の状況、国際貿易、台湾と南シナ海。全てが巨大な不潔な中華鍋に投げ込まれ、無味で、悪臭のひどい状態のものになるまで炒められ、それから、北京の顔に投げつけられて、世界平和や繁栄や健康を危険にさらすのだ。
2020年5月13日、RTは報じた。
「北京は、もしワシントンのコロナウイルス流行調査に協力し損ねれば、中国に制裁を課そうと狙うアメリカの法案を非難した。
法案はアメリカが率いる、コロナウイルス発生に関する、あらゆる調査に、中国が「十分完全な説明を提示した」ことを大統領が60日以内に議会に知らせるよう要求するものだ。法案はアメリカの同盟諸国や世界保健機構(WHO)などの国連機関が行なう調査にも適用される。
この法案は、人の健康に危険となり得る全ての「生鮮市場」を中国が閉鎖するよう要求している。半自治領域で進行中の抗議行動の際に逮捕された香港活動家の即時放免も要求している。」
ワシントンのネオコン政治家連中や大統領自身さえ、お返しに何も提供せず、中国の大きな譲歩を要求しているのだ。
コロナウイルスに対するトランプの恐ろしい対応 - 香港暴徒はこれが望みなのだろうか?
困惑し、意気消沈し、疲れ果て、多くが失業し、餓死さえしそうなアメリカ国民は、自国の外交政策にほとんど注意を払っておらず、まして止めようなどしていない。
*
香港の暴徒は、彼らの多くが理解していない可能性がある一つの事実に直面しなければならない。今は我々が知っている世界全体が焼け落ちかねない時期なのだ。経済システムが崩壊しつつあるアメリカは、中国やロシアや、イランやベネズエラや他の国々までを紛争と、結果として生じる戦争に引きずり込んでいるのだ。
このような戦争は何百万人、何億人もの命さえの命が失いかねない。
これまでのところ、中国とロシアは根気良く外交を進めている。もちろん侮辱や、汚いプロパガンダや絶え間ない軍事挑発に直面しながら自制するのは困難だ。だが世界平和と正確に、戦争の中で消えるだろう何百万人もの人命が、北京とモスクワに、巧妙で慎重な方法で行動させているのだ。
だが、どんなことでも起きかねない。忍耐は無限ではない。もし中国やロシアが彼らの存在、あるいは彼らの国民の生存が危険にさらされたと感じれば、彼らは生命を守るために対応しなればなるまい。
香港の暴徒はすでに前線にいる。彼らは、その純真さ、あるいは愚かさゆえに理解できないかもしれないが彼らは前線にいるのだ。
彼らが何をするにせよ、モニターされ、記録され、最終的に自分たちの国に対して利用されるのだ。
彼らは今戦いに従事している。彼らは世界を完全に制御しようと望む海外勢力の側で戦っている。
暴徒は反逆罪を犯しているのだろうか? 一部は明らかにそうだ。だが私は彼らの大部分はそうではないと信じたいと思う。まだ。私は彼らに、疑わしきは罰せずで対応したいと思う。彼らの大部分が若く、混乱していて、しかも、道に迷っている。
だが、疑わしきは罰せずにも明確な限界がある。
逆説的に、もしアメリカが中国を対決に無理強いすると決めれば、香港の状況はワシントンによる正当化の一つになるだろう。まさしくその瞬間、状況上、素朴な世間知らずの若者たちは、自分の母国と戦う事実上の戦闘員に変えられるのだ。全て当然の結果だ。
そのような悲惨な状況を避けるため、できる限りのあらゆることをしよう!
暴徒にはこう言うべきだ。「まだ時間がある。座って、話して、交渉しなさい。傭兵として自分の国と戦ってはいけない。今はひどく危険な時なので、私の率直な言い方を許して欲しい。私はずいぶん長い間、あなた方を観察している。あなた方は本当に何をしているかわかっていない!」
Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者、調査ジャーナリスト。彼は多くの国で、戦争や紛争を報道している。彼は「China’s Belt and Road Initiative」や「China and Ecological Civilization」を含め20冊の本の著者だ。
この意見は必ずしもChina Dailyのものではない。
記事原文のurl:https://www.chinadailyhk.com/article/131210#SAR-rioters-should-never-fight-against-their-own-country
マスコミに載らない海外記事 『香港暴徒は決して自国に対して戦うべきではない』より
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-a0d54a.html
はたして、人を血まみれにする愚連隊に「他者と議論ができる理性」があるのか疑わしい。。。
すでに英語ブロガーMichikoさんもご指摘のごとく、多くの日本人はMSM(メイン・ストリーム・メディア)が支配するこの国で、直接“現場の声”を聞けない状況下にある。
‐【加筆あり】情報戦に負けた人たち(所謂「無自覚な共犯者」について)‐
当然、そうした環境に長くいれば、左右中道どんな人たちであろうとも、無自覚なレベルで思考を侵食されていってしまう恐れ出てきます。
『第二次補正予算案に問題あり! 中国政府の香港への「国家安全法」導入に抗議! 都知事選「政治姿勢で一致する宇都宮健児氏の出馬を歓迎」、だが… 日本共産党志位和夫委員長』
https://www.youtube.com/watch?v=264jUClkxkg
「部外者」である日本人が、外野から中国の政治状況を決めつけても何も始まらない。
『トニーさんは国家安全法をどう見ているか』
https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12600401640.html
“「ヒモ付きでない」ひとりの当事者(スペシャリスト)の声”こそ、どんなプロパガンダや罵詈雑言を屈服させる神通力があると私は思う。その方が生まれた地域、時代、社会や政治、歩んでこられた人生そのものに“価値”があり、私たちが気がつかない盲点を見つけ出してくれる意味で、大いに接受せねばならない『経験知』なのです。
ひるがえって日本では、物事の「本当の中身」よりも、それぞれの支持者が、自分たちの拠り所としている指導者の「お言葉」を、唯一無二の正論(お墨付き)として崇める『権威主義的風潮』が根強いわけだが、いかに“是々非々”で考えることができるのかが重要です。
その「メソッド」は、すでにご紹介致しました。
・常に“孤独に耐える覚悟”があるか?
2020年6月4日号 『週刊新潮』記事より
‐李相哲氏×佐藤優氏のおしゃべり会(『結論ありき』の議論は無価値に等しい)‐
「反中国」「反北朝鮮」に毒された人たちが、自身の『一貫性』を「思考的惰性」として振りかざし、今さら第三者気取りのKAZUYA氏も、その御多分に漏れず、Youtubeで「反韓国」を生業としてきた人物です。
当然、人によっては『反安倍』や『反原発』について、立派に説明できる俊英は数々いらっしゃいます。
かの山本太郎代表(れいわ新選組)は、その代表的存在だと思いますが、氏は「自分を教祖扱いしないで疑い続けて欲しい」と、不特定多数の集まる街頭演説の場において「常に他者を受け入れ続ける」スタンスから、こうも発言されております。
私自身、ツイッターのアカウントを持っていますが、「意見表明だけ」終始し、他者との関わりはせず、ブログのコメント欄のみで交流を行っております。
それは、思わぬ揉め事に巻き込まれるリスクを減らす意味にもつながるし、あえてKAZUYA氏のご意見に乗っかれば、『一貫性の法則』にとらわれないわけで、「仲間」とつるんで自分を誇大視することもないし、その反面「常に自分一人で考えること」を要求させられる“孤独な作業”を強いられることになります。
‐『日朝関係の視角』のまとめ その5(『韓国人の日本人観』シリーズ)‐
上記の記事で『植民地香港』の歴史をお伝えしましたけれど、冒頭でご紹介した『香港デモ』の暴徒らも、アメリカやイギリスにかぶれた一部の人々が、「反政府」という『一貫性』に乗っかって、徒党を組んだ果てに増長し、まつろわぬ人に尖ったハンマーで頭をカチ割るという狂った「犯罪行動」へ狩り立たせるのです。
<参考資料>
・Cluttered talk blab blab blab 『中国の「民主化デモ」って、そんなに立派なものなの?』記事
https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12600125403.html
・同 『トニーさんは国家安全法をどう見ているか』記事
https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12600401640.html
・マスコミに載らない海外記事 『香港暴徒は決して自国に対して戦うべきではない』
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-a0d54a.html
・Youtube動画 『第二次補正予算案に問題あり! 中国政府の香港への「国家安全法」導入に抗議! 都知事選「政治姿勢で一致する宇都宮健児氏の出馬を歓迎」、だが… 日本共産党志位和夫委員長』
https://www.youtube.com/watch?v=264jUClkxkg
・2020年6月4日号 『週刊新潮』記事
<ツイッター>
【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】
https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As
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