リブログ記事【注意】介護者は認知症になりやすい
《このブログについて》母(74歳)の認知症を改善するため、UCLAのブレデセン博士の「リコード法」を実践する日記です。【必読】オススメ記事一覧登場人物:主な登場人物一覧 発症時期:2015年10月(それからの経緯)現在:小康状態 2017年秋より上向きアルツハイマー最新情報 介護者の身体と精神を守る世界アルツハイマーデーから始まったイベント「Regain Your Brain」。アルツハイマー治療の第一人者たちの一連インタビュー公開が毎日公開されています。8日目は、Dr. Joseph Maroon氏へのインタビュー "Overwhelmed, Overworked, and Overstressed: Preserving The Body & Mind Of The Caregiver"(直訳:「圧倒され、働きすぎで、ストレス過剰な状態: 介護者の身体と精神を守る」)とても良い内容だったので、リコード部から転載。英語が堪能なリコード部員のUさんが訳してまとめてくれました。ありがとう、Uさん。(全てのインタビュー要約を訳してくれています。読みたい方はリコード部へ。質問に簡単に答えて入ってくださいね)Uさんの解説今日のAwakening...は、介護者のストレスについて。神経外科でありながら、栄養学にも詳しく、自らもバーンアウトを経験しながら仕事の第一線に復帰したDr. Maroonのお話でした。介護者が抱えるストレスの問題は深刻で、責務がのしかかりすぎ、働きすぎ、ストレスや刺激が過剰となっている場合が多い。シングルマザーや、他の家族の世話も同時にこなさねばならぬ人の場合、慢性的なストルスがつもることになり、コルチゾルが高いままとなってしまい、いずれ脳細胞を破壊してしまい、鬱になり、心臓疾患になるなど、負のスパイラルにはまってしまう。本来は体を守るためのホルモンだが、脳の機能低下により、記憶できなくなってきて、次に情緒不安定になり、介護する側もアルツハイマーへの道を歩むことになってしまいかねない。photo: Josh Appel現代人は、このようにストレス過多によるバーンアウト(燃え尽き症候群、でしょうか)が増えている。ストレス自体はよく、それが過剰となるとよくない。医療現場の医師ですら、半数がストレス過多で、参ってしまい、個性喪失(離人症)してイライラして身近な人にイライラしたり、皮肉めいてみたり、満ち足りた気分になれなくなってしまう。アメリカでは昨年だけでも400人の医師が自ら命を断ったという。こうしたプロだけでなく、介護者たちは、自分ではコントロールできない環境に身を置いていて、とてつもなく多くの時間も、お金も、体力も、心もすり減らしながら与えている。バーンアウトに至る前に、レジリエンスを培い、医薬品に頼らず、健康的にストレスと付き合っていくすべを身につけていくべきである。サプリを紹介するものの、これは対処法の一部に過ぎないと肝に銘じるように。オメガ3、ビタミンB3、マグネシウム、レスブラトロールなどを勧めていて、もうひとつ聞き取れませんでしたが、Chromaxというサプリだったので、調べたらクロミウムでした。これらは遺伝子によいタンパク質をつくるよう命令して、アンチストレス物質を調整してくれる。内臓の健康は、脳の健康に直結。介護者にもっとも大切なのは、抑うつ状態からの脱却。直すには、薬物は必ずしも必要ではなく、エクササイズ、理想は週に3回から5回の有酸素運動を取り入れること。または、毎日8,000から10,000歩の散歩もよい。なぜエクササイズが脳に聞くかというと、BDNF(脳由来神経栄養因子)が働くからである。運動すると、BDNFが増え、脳細胞をつくり、シナプスとのつながりを助け、神経の可塑性が新しい道をつくってくれる。神経細胞は外側の層だけでも1千億個あり、何千ものコネクションがあり、シナプスは一兆(trillion)で、様々な臓器のシステムに影響を及ぼす。神経のトランスミッター(伝達する役割)を果たし、気分を高揚させるドーパミンや感情をコントロールするセラトニンなど耳にしたことがある人もいるだろう。抗うつ剤はまさにこのBDNFを増やすのだが、副作用があり、費用がかさみ、効き目があるひとが約半数ということからも、エクササイズと対極にある。それならば、散歩して、季節を感じる方を選ばない理由はないだろう。太古の時代、ひとは厳しい自然と闘いながら、身を守るすべを身に着け、様々な危険が与えるストレスのマネジメントを体で覚えていたので、原点に回帰するときがきた。健やかさのバーンアウトを改善するには、 エクササイズ 健康的な食生活 ストレス対策、精神性の見直し 免疫システムを害する物質の除去、回避ドクターは、その著書"Square One"の中で、正方形を書いて、その四つの辺にひとつずつ項目を書いたものをイメージしてくださいといった。上の辺に「仕事」、左の辺に「家族、ソーシャル」、右の辺に「身体的な健康」、そして底辺に「精神性」と書く。40代でバーンアウトしたとき、ドクターの正方形は□ではなく、上辺だけの一本線、文字通り仕事一筋だった。自分の問題に対する洞察力を失い、外科の仕事から離れ、一年間はただ実家のトラックの給油所で働く日々だった。が、様々な出会いや気づきの中から、再び聖書を手に取り、歩き、家族と向き合い、瞑想したり、「希望はある」と信じられて、生まれ変わるような気持ちになれた。一年後には、現在の仕事に就き、それからは20年以上最も誇りに思う働き方ができ、一本線だったのが真四角になった。より生産性がたかまり、生まれ変わったことに秘密はない。ただ、歩くことから始めた。神経の可塑性とは、脳の中の新しい繊維束がもたらす、新しいコネクションのことで、再度つながり、繊維路が再生することで新しい脳細胞ができるのである。つねに再生し、シナプスと繊維路が脳を調整するということが研究されている。ドクターは他に"Flow"という本を紹介した。人間はみずからの肉体とマインドをプッシュして、ストレッチして、限界までもっていこうとする。達成感もある。が、なぜ私たちはそこまでするのだろうか、という問いかけ。そこで、ドクターは人生におけるもっとも大切なことを3点挙げた。1)健康な心とからだ2)神、家族、友人との関係3)”Carpe Diem (Seize the Dayその日を摘め)"1については、最も重要。健康的な心とからだに勝るものはない。悪い考えやそのような考えの人が集まる環境は、問題をよぶ。正しい判断を重ねると、人生は花開く。自分で選択するとき、どのように考えるかは、遺伝子が操作している。なので、よい判断をするためには、健やかな心と体が不可欠。とてもシンプル。仕事がストレスとなっている場合は、何が日々のストレスを生んでいるか、具体的に問題となっていることについて認識し、はっきりと言葉に(声に)してみること。また、音楽や運動などを利用して、気を紛らわせたり気分転換することも効果的。2について、今の世代は、宗教的なお祈りをすることに慣れていないかもしれないが、決して恥ずかしがることはなく、コルチゾルが下がるので勧める。瞑想も、お祈りのひとつである。ドクターは手術室に向かう患者に短いお祈りをささげるようになり、実際に患者のコルチゾルレベルは下がり、免疫システムにプラスに働き、治癒力を高める効果があるそう。たった30秒、神様を信じてみることは、難しくない。結婚(配偶者との関係)については、ストレスが不安をあおり、暴飲暴食、帰宅しなくなる、関係が悪化する、ということにもなりかねない。片方が批判ばかりする、または意見に対してカウンターアタックし返すという状況をつくらないよう努め、マインドフルになることが大切。3については、今感じていることを、今目の前にいる誰かと分かち合う幸せ、と表現していた。2につながる話かもしれない。沖縄をはじめ、世界で100歳以上の長寿の方が多いエリアがあるが、どこも海の幸が豊富(地中海式ダイエットを実践しやすい)で、人々は勤勉で、体をしっかり動かし、水や空気がきれいで、家族のつながりも強い地域であるゆえに、ストレスレベルが低め(四角形が本当に真四角)だという見方ができる。最後に、ドクターはプロNFLの選手たちも沢山診断してきて、脳震盪にも非常に詳しい。脳震盪により、BDNFが低減してしまうので、治癒するまでに安静にすることが大事。スポーツによる脳震盪は、一回であれば、深刻な影響はないはず。ただ、しっかり管理して、安静にする時期を過ぎたら徐々に運動量を増やすようにしていく。運動は恐れるべきではなく、チームワークや忠誠心など、学びが多いので、推奨する。・・・というお話でした。今日は車が故障したので、修理場でずーっと聞いていました(苦笑)わたしが書いていたメモをみて、「キミ、日本人?ぼく、カナダで日本語勉強したんだ」と修理工のお兄さんに言われ、車の修理という苦手分野でブルーな気持ちが吹っ飛びました。みなさん、よい週末を。ありがとう、Uさん。アメブロの介護ブログには、悩みを抱える人がたくさん。もちろん私を含めて。こんなに苦労をしている私たちだからこそ、将来は幸せに暮らして然るべきだと思います。みんな、気をつけていきましょうね。まずは運動をしよう…っと。あと、母のおこぼれのサプリを少しずつ飲み始めました。まずはビタミンBと葉酸、そしてD。おいおい付け足していこうと思います。睡眠をきちんととり、禁煙をし、甘い飲み物をとらないよう気をつけ、糖を控えて、野菜をたくさん食べることが重要です。当たり前のことの積み重ねが大切なのですね。Uさんについてはこのブログは母の認知症を改善するため、UCLAのブレデセン博士のリコード法を実践する日記です。認知症は改善できる 『リコード法』とは【必読】オススメ記事まとめ<ブレデセン博士の本> アルツハイマー病真実と終焉 “認知症1150万人”時代の革命的治療プログラム [ デール・ブレ... 1,944円 楽天 リコード部リコード法を実践している人たちでグループを作りました。日本最古にして詳しい「リコード法」サイトアルツハッカー