違和感
という感覚は
とても大切なのですが、
慌ただしいこの世界で
結構
「無いもの」として
過ごしていることが多い。
お勤めしていたときは
いちいち違和感を感じていると
仕事なんてやってられなくなるし
違和感を感じたところで
その違和感の原因を
取り除くこともできないことが
わかっていたので
違和感をいちいち感じていては
生きていけない
くらいの状況だった。
が、
今、
正々堂々と
誰に遠慮することもなく
違和感を感じることができる。
最近は
特に
「本」に
違和感を感じる。
「いや、それ、
おかしいよね。」
って言う感じ。
「これ、違うんじゃないの？」
「なんか、気持ち悪い」
とか
本を開くとモヤッと来る。
大した内容はないが
著者が正直に
自分の感覚を書いているものや
自分の感想を書いているものは
そういうストレートなものとして
読めるのだが
そこに何かが加わっていたり、
理屈がズレていたり
翻訳本に至っては
「解釈がおかしいよね」
というものは
手にとって
パラパラしたり
ちょっと読むと
違和感を感じる。
不思議なもので。
もちろん
本以外でも
感じるわけで。
こういう感覚は
本来
人間に備わっている。
誰にでもある。
でも
全員がその感覚を
生かしているかというと
そうではない。
どちらかというと
閉ざしている。
こういう感覚が戻ってくると
人生全般に変化が出てくる。
自分の生き方にも
違和感を感じるようになるわけで
より研ぎ澄まされた感覚で
自分の人生を豊かに楽しむことが
できるようになっていく。
まあ、ただ、
違和感を取り除くための
行動力があるかどうかが
カギにはなりますが。。。
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