めぐり逢いサンドイッチ 谷瑞恵著 角川書店 2019年5月17日初版発行 中央生涯学習センター

 

10月18日 カウンター近くの中高生向け本棚に会ったので借りる

10月26日 返却

 

1.たまごサンドが大嫌い・・・目の前の公園のゴミ箱にたまごサンド捨てられていた。

2.ハムキャベツの隠し味

3.待ち人来たりて

4.はんぶんこ

5.おそろいの黄色リボン

 

ピクニック・バスケット 大阪の西区に開店して3年目のサンドイッチ専門店。以前は淀屋橋のオフィス街の軒下で販売していて、徹子が常連客となり、徹子がたばこ店を閉めるからと、現在地でオープン。コゲの面倒を見るというのが条件だった。

靭(うつぼ)公園 ピクニック・バスケットのすぐ前にある公園。

 

 

 

清水笹子(しみずささこ) 30歳。サンドイッチ店「ピクニック・バスケット」店主

コゲ 笹子の飼い猫(オス)。焼きすぎたトーストのような色。

清水蕗子(しみずふきこ) 笹子の妹で3歳離れている。店を手伝う。本作の語り手。笹子と天神橋のマンションに住む。東京で働いていたが勤めていた会社が倒産して、行く宛もないときに笹子が声かけてくれて大阪に移住。

 

小野寺青心(おのでらせいしん) ピクニック・バスケットの常連客。夢を売る仕事。近くの雑居ビルの3階を拠点としている。

 

川端 「ピクニック・バスケット」から徒歩数分の場所で「かわばたパン」を経営するパン職人。通称・一斤王子。姉が二人いる。

 

西野 川端の店に小野寺の紹介で入った。

 

阿部 ピクニック・バスケット常連で、靭公園の掃除を老人会ボランティアで行う。子どもや孫はなく、読み聞かせのボランティアをしている。

 

第一話

雅美 転勤で東京から大阪本社に異動になったOL。甘い卵焼き。たまごサンドを購入したら、卵焼き入のサンドイッチなので思わず捨ててしまう。

石原塔子(いしはらとうこ) 雅美の同僚の取引先の相手。中学校の時の同級生。スカーフサン。明太子入りのピンク色の卵焼き。開店当初のピクニック・サンドイッチに来ていた。

 

 

第二話

成田真里奈 松風学園に通う女子高生。母とは7年前に死別(事故死)。父は成田青果店を営む。

尾上寛子(おがみひろこ) 警察官。麻里奈の母の事故の時の担当で、免許更新に来た父と再開したという。自身も夫を事故でなくしてる。

 

第三話

徹子(てつこ) 川端の大叔母にあたり、サンドイッチ店の場所でたばこ店を経営していた。亡き夫は、イタリア料理のシェフだったが、店を大きくしようとしてためた資金を持ち逃げされ、失意のうちに亡くなった。身体が悪くなり、クィーンエリザベス号に乗船する気持ちで長期入院している。

川端勇 中学校から調理部でパンを焼いていた。今の職人は自分だけだが販売スタッフ(パートのママさん)はいる。他の職人を入れると自分がイライラしてしまう。

小野寺清心 絵本作家で、コゲを主役の絵本がある。

 

第4話

小野寺と父の話。玉ねぎが苦手の小野寺のために、コロッケは衣のみ与えていたという。

 

第5話

蕗子と笹子の関係

 

蕗子の生みの親は死別しており、蕗子が3歳のときに、蕗子の父と笹子の母(元夫とは離婚)が再婚したことで姉妹になった。

笹子が高校を卒業し、調理の専門学校へ進学するために家を出る直前で、カミングアウトされた。笹子は、名古屋のホテルから神戸のレストランを経て、サンドイッチ店を開店。

 

小学生時代、姉妹なのににてないのねと言われた蕗子は、いつも2つつけていたリボンのうち、片方を笹子に上げる。同じリボンでおそろいの姉妹としたが、それは蕗子の亡き実母から贈られたものだった。

 

 

ぎんなみ商店街の事件簿 井上真偽著 小学館 まとめ

 

  ブラザー編 2023年9月18日 初版第一刷発行 

   初出は「小説丸」で

   第一話・2020年10月号、11月号に掲載

   第二話・2021年12月号、2022年1月号に掲載

   第三話・2022年9月号、10月号に掲載

  シスター編 2023年9月18日 初版第一刷発行 

   初出は「STORYBOX」で、

   第一話・2020年11月、12月号に掲載

   第二話・2022年1月号、2月号に掲載

   第三話・2022年10月号、11月号に掲載

 

詳細にまとめてはあるけどまだまだ発売直後なので、とりあえずざっくりとまとめ。

 

まとめたついでに、ウィキペディアページも近いうちに作成。

 

屍人荘の殺人シリーズなみにワクワクするお話。

2冊の各話が対になっていて、事件の背景とかが別な視点で語られている。

 

ブラザー編

小暮兄弟の次男・福太が語り手。

シスター編

内山家姉妹の次女・都久音が語り手

ともに高校生だが、高校は別。

 

 

       ブラザー編            シスター編

第一話 桜幽霊とシェパーズ・パイ  =  だから都久音は嘘をつかない

 

第二話 宝石泥棒と幸福の王子    =  だから都久音は押し付けない

 

第三話 親子喧嘩と注文の多い料理店 =  だから都久音心配しない

 

 

読んだ順番としては

第一話 ブラザー編→シスター編

  「袴田商店への車が突っ込んだお話」

   ブラザー編では事故の直接の原因を明かしている

   シスター編では事故が発生した背景を明かしている

 

第二話 シスター編→ブラザー編

 「銀波中学校で、コンクール出典作品が破壊され「田の字」メッセージ」

  ブラザー編では、兄弟の母が宝石アクセサリー紛失事件の謎解明と「田の字」をおいた人物

  シスター編では、破壊された作品についてと、破壊した人物について

 

 

第三話 ブラザー編→シスター編

 「謎のミステリーグルメツアー」

  ブラザー編では、兄と連絡が取れなくなった、手がかりとしてミステリーツアーが怪しい。

  シスター編では、長女が怪しげな電話をしてきて音信不通となり、商店街で相次いでる窃盗事件とのつながり。

(愛蔵版)仮面病棟  知念実希人著 実業之日本社 2020年2月10日初版第1刷発行 河内図書館

 

 

9月12日受取

10月に入ってから、一気に読了。

10月5日 返却

 

 

当直のアルバイトに訪れた療養病院。破裂音がして看護師から1階に呼び出されて、ピエロのお面をかぶった男と負傷した女性。ピエロの男は、女性の治療をするように速水に指示した。

 

愛蔵版なので、巻末にはセルフ解説もあり。

 

 

田所病院 狛江市の郊外に建つ療養型病床。かつては精神科病院。身寄りのない患者が多い、

手術室は最新の設備・薬品が揃っていた、

 

患者のカルテ手術歴は、執刀医:田所、看護師:東野・佐々木で統一。

 

速水秀悟(はやみしゅうご) 調布第一総合病院の外科医師で田所病院へ当直のバイト。先輩の小堺からの紹介。※ウィキペディアによると文庫では「はやみず」

小堺司(こざかいつかさ) 先輩の調布第一総合病院の泌尿器科医師。

 

田所三郎(たどころさぶろう) 田所病院院長。

東野良子(ひがしのりょうこ) 田所病院の女性看護師。離婚してシングルマザー。

佐々木香(ささきかおる) 田所病院の女性看護師

宮田勝仁 田所病院の理学療法士 33歳。

 

ピエロの男 ピエロマスク着用。長身で筋肉質。

川崎愛美(かわさきまなみ) ピエロの男に負傷させられた。19歳で女子大の教育学科

 

佐倉江美子(さくらえみこ) 宮田の恋人と思われる女性。田所病院で手術後に死亡。

 

入院患者で身元不明の場合は、見つかった場所+通し番号で呼ばれる

新宿11 3階の入院患者 11人目の新宿で見つかった身元不明患者。新宿駅周辺のホームレス。

神崎浩一 3階の入院患者で、田所病院で大きな手術をうけている

山本真之介  3階の入院患者で、田所病院で大きな手術をうけている

明石洋子 3階の入院患者で、田所病院で大きな手術をうけている

池袋8 4階の入院患者で、田所病院で大きな手術をうけている

川崎13 4階の入院患者で、田所病院で大きな手術をうけている

南康生 4階の入院患者で、田所病院で大きな手術をうけている

 

金本 速水を聴取している中年刑事

角倉(かどくら) 田所の携帯に電話してきた警視庁捜査員

おばちゃんに言うてみ? 泉ゆたか著 新潮社 2023年8月20日発行 南図書館

 

8月30日 新着一覧より予約

9月24日夜 回送中

9月25日夕 受取

9月27日 読了・返却

 

 

小畑とし子  「大阪のおばちゃん」としてタレント活動をし、東京でCMなどにエキストラ参加もしている。「せい、せい」が口癖。愛車は軽トラ。

・アキラ  息子、7年前バイクの自損事故で寝たきりに。

・カナコ  むすめ。アキラの姉。嫁いで子持ち。

・夫   公立校教師。かつて不倫した。

・姑   デイサービス利用で口は達者。昼は離れにいるが、夜はアキラの部屋で寝たがる。

 

「岸和田でヨガ」

正岡沙由美(まさおかさゆみ) 東京での結婚生活では生活費として湯水のごとく浪費していた。

・真司(しんじ) 夫。 家業のタオル工場で、パートに混じって修行中

 

夫は、大手証券会社勤務から保険商品を売る自営業に転身したが思うように業績が伸びないことを隠すために消費者金融などから借金してごまかしており、500万円となったところで自白し、大阪の実家が、家業を継ぐならという条件付きで返済してもらい、東京都世田谷区太子堂から岸和田市春木へ転居することとなった。

引きこもり気味の沙由美を姑が気遣い、ヨガスタジオへ行かされることに。

街であったとし子に、東京のことを聞かれているうちに仲良くなった。

その後もとし子との関係は良好で、とし子が東京に行っている間は小畑家で留守番もする。

 

「代官山酵素スムージ」

水野華 タレント

ブライアン田端 プロモーター

 

東京でタレント活動をしている華、CM撮影の現場で監督のイメージ通りにいかず、脇役としてきていたとし子を試しに主役にしたらうまく行ったので、華はお払い箱に、駅まで歩いていくと、華の代わりにハイヤーで駅前送迎中のとし子から、ハイヤーに乗るように言われて乗り込む。

 

「道頓堀の転売ヤー」

沼田達也 40歳。父子家庭で育ったが、酒癖が悪い父によるネグレクトで歯は殆どない。とし子の紹介で春木の岡田歯科で治療を受ける。その後農園でバイトも。

 

「宝塚のティッシュケース」

上原光代  とし子の幼馴染。宝塚で宝塚受験生向け声楽教室をしている。

・夫  ジョギング中の心筋梗塞で帰らぬ人に。

辻村 とし子の事務所社長

 

「だんじり祭り」

エリカ  アキラの幼馴染、美容師店で勤務。

タイガ  クリーニング店の息子だが、服屋とかで働いていた。

 

あとがきによると、辻イト子(2021年5月24日逝去 主婦でCM女優、家業はみかん園。)、秋山ミチ子など岸和田の住民に協力をえたとのこと。

これで死ぬ-アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集- 羽根田治著 山と渓谷社 2023年8月5日初版第1刷発行 河内図書館

 

 

8月18日 SNSで紹介されていたので予約

9月24日夜 回送中

9月25日夕 受取

9月26日昼 ざっくり読了  全5冊所蔵(中央東南河内上河内) 予約総数13

 

 

死んだ事例が紹介されている・

およその場所と月のみなので、調べないと事例の詳細はわからない。

各事例とも、見開きの右側がイラスト、左側が文章で、1ページ字にまとまっている。

このほか、生き延びるためのコラムもある。

 

転倒して死ぬ 国見温泉登山口から

すべって死ぬ

落石で死ぬ  富士山、登山道に落石が有り直撃して死亡

土砂崩れで死ぬ 北アルプス白馬岳

雪渓が崩れて死ぬ 奥只見荒沢岳

雷に打たれて死ぬ 南アルプス北岳~間ノ岳の稜線

火山ガスで死ぬ 酸ヶ湯温泉から入山したたけのこ狩り

風に飛ばされて死ぬ 北アルプス唐松岳

熱中症で死ぬ 魚沼市成倉山

夏なのに寒さで死ぬ・・・十勝連邦ベベツ岳 8月上旬、山の上で上空の寒気で気温低下

沢の増水で死ぬ・・・森吉山でガイドツアー登山時、ガイドの支えで沢を渡っていたが人るが転倒しガイドも転倒品はされて死亡

疲れて死ぬ 北アルプス爺ヶ岳 8月中旬 80代単独男性 疲労困憊

はぐれて死ぬ 大雪山系 大学のワンダーフォーゲル部員

道に迷って死ぬ 札幌市手稲山 1月中旬。雪解け後に遺体発見

発病して死ぬ 谷川連邦 7月上旬 3人パーティーの一人が発病、解除中にもうひとりも発病し急性心不全で2名死亡

雪に埋まって死ぬ(窒息) 斑尾高原 スノーボード中

木に激突して死ぬ 田沢湖でバックカントリースノーボード

雪崩で死ぬ アルプス乗鞍岳

クレパスに落ちて死ぬ 鳥海山 4月上旬

アイゼンをひっかけて死ぬ

一酸化炭素中毒で死ぬ テント内でコンロを使用

火傷で死にかける テント内で湯沸かし中に仲間が足を引っ掛けて熱湯が脚に降り注ぐ

 

くまにおそ襲われて死ぬ

イノシシに襲われて死ぬ 神戸六甲山で負傷、桐生市で夫婦が住宅の庭で襲われ夫が死亡。

毒ヘビにかまれて 加計呂麻島

ダニにかまれて 北海道内

ハチにさされて(アナフィラキシー) 羊蹄山

サメに襲われて 石垣島

オニダルマオコゼに刺されて 名護市

ダツに刺されて 奄美大島住用湾

オニヒトデに刺されて(アナフィラキシー) 宮古島の伊良部島でスキューバダイバーがオニヒトデを駆除しようと石で叩いているときに針に触れた

ブユの大群で死にそうに 奥秩父雲取山

カタツムリやナメクジに触って 沖縄県 2000年6月 小学生女児

有毒植物を食べて  函館市 野草をお浸しにして食べた

          渋川市 イヌサフランを行者ニンニクと言われて貰い受け炒め物にして夫が死亡、小樽市では自宅庭で収穫して食べて2週間後に死亡

毒キノコを食べて ・高槻市の摂津峡 ハイキンググループ10数名がきのこを採取し現地で天ぷらにして食べたが1人死亡、2人が一時ICU入院

 ・ハイキングでとったきのこを持ち帰り、油で炒めてた妻が死亡。

ふぐを食べて死にそうに(10代男性) 淡路島で釣った魚をその場で焼いて食べていた、ふぐのことは知らなかった

アオブダイを食べて死ぬ 

カニを食べて死にそうに 石垣島 猛毒のカニを食べた

鉄砲水で死ぬ

助けようとして死ぬ 道志川と養老渓谷

ため池に落ちて死ぬ 宮城県栗原市の事例

飲酒して泳いで死ぬ

高波にさらわれて死ぬ

離岸流で死ぬ 白浜大浜海水浴場

戻り流で死ぬ 新潟県上越市上下浜の海岸

シュノーケリング中に死ぬ

ボートから落ちて死ぬ

ボートに追突されて死ぬ SUP中に記念撮影していた

SUPで死ぬ(初心者)

 

元勲・財閥の邸宅 監修・鈴木博之/写真・和田久士 JTBパブリッシング 

 

9月15日に東図書館に行ったときに見つけて借りる。

9月28日返却

 

 

青木周蔵那須別宅とか大山家とか、山縣有朋記念館とか、栃木県内に現存する邸宅についても記載有り。

 

 

 

所在地・公開非公開のデータは2006年現在のもの

(結構一発変換で出るのも多い)

元勲・重臣の邸宅

旧伊藤博文邸(山口県光市、伊東公記念公園内)

無鄰菴 旧山縣有朋別邸(京都市左京区)

古稀庵 旧山縣有朋別邸(栃木県矢板市、山縣有朋記念館) ※元は小田原市、元の敷地は企業所有で毎週日曜日のみ公開

西郷従道邸 (博物館明治村)

旧大山巌別邸 (栃木県那須塩原市、那須拓陽高校管理)

万歳閣 松方正義別邸(栃木県那須塩原市、非公開、千本松牧場内)

青木周蔵那須別宅(栃木県那須塩原市、道の駅明治の森・黒磯内)

陸奥宗光別邸 (神奈川県大磯町、非公開)

大隈重信別邸 (神奈川県大磯町、非公開)

高橋是清邸 (江戸東京たてもの園)

清風荘 旧西園寺公望別邸 (京都市左京区、非公開)

西園寺公望別邸 坐漁荘 (博物館明治村)

 

財閥の邸宅

麹町三井倶楽部 (東京都港区、非公開。三井グループ迎賓館として使用)

三井八郎右衛門邸 (江戸東京たてもの園)

旧岩崎家茅町邸 (東京都台東区、岩崎邸庭園)

旧岩崎彌之助高輪邸 (東京都港区、非公開、戦争で内部は焼けた。外観修復し内装は新装された。三菱グループ迎賓館として使用)

旧古河邸本館 (東京都北区、旧古河庭園内)

旧安田楠雄邸 (東京都文京区、ナショナルトラスト管理、不定期公開)

旧住友家那須別邸 (栃木県那須塩原市、非公開。那須御用邸の奥の南斜面)

青淵文庫・晩香廬 旧渋沢栄一邸内 (東京都北区、飛鳥山公園内、渋沢栄一邸宅跡地で空襲で消失し2つだけ残る。)

 

毒入りコーヒー事件(文庫) 朝永理人著 宝島社 2023年8月18日第1刷発行 南図書館

 

新着一覧から予約

8月16日予約

9月19日昼受取可能、所蔵2冊、予約総数4

9月21日受取る、読み始める

9月22日読了

9月23日未明 要所読み返して、人物相関把握。

9月23日朝 返却予定が、窓口担当者不在で返却できず(返却ついでに別な本を受取るつもりだったため)

9月23日昼 出先で倒れて救急搬送で1泊入院したので、更に細かく読み返した。

 

 

まゆ視点、泥棒視点、二人組視点、男視点、女視点と、目まぐるしく変わる。

プロローグとエピローグは、男と女が1年前の出来事を振り返り、回想のように振り返る感じだけど、男と女の正体はエピローグで何となく分かる感じで、”別の男と女が落命”したことも示唆されている。

結局、男と女がわかりにくい以外は、まあまあ面白いかな。

”二人組”がやや丁寧な言葉づかいをしているのがひっかけか。

 

喜常(きつね)町

千殻(ちがら)村

 

登場人物

箕輪まゆ 22歳。村をでて都会ぐらし。色覚異常で赤と緑の区別がつかない。

・征一(せいいち) 父。 15年前に知人から村の家と土地を買う。12年前までミノワ文具の社長(社長職は弟に譲った)。

・虹緒(にじお) 母。

・要(かなめ) 兄。12年前に自死。当時高校生。父の連れ子(50近くでできた子)。両親の離婚などで心身的にまいって、村に移住。移住記念に征一と樫の木を植えた。

・ひとみ 姉。 まゆとともに母の連れ子。結婚に失敗(相手に裏切られて)して出戻り

・XX 虹緒の前夫で、ひとみとまゆの父。色覚異常あり。

 

渦間(うずま) 背の低い小太りな男性。箕輪家の隣家(といっても500m)。40歳ぐらいで、現在は村をでて県内に妻子と住む。3歳年上の同じく家族持ちの姉(子どもは女の子)がいる。「女の子のお願いを断れない」が口癖。

・渦間の父 雨漏りを治そうとして脚を折り入院した。

 

矢倉ぐり子 まゆの高校時代の同級生で短大卒業後に、山中に住む金持ち・矢倉と結婚。旧姓・小伏(こぶし)。子供二人に恵まれる。

・堅牾(けんご) 夫。 闇の人脈がある。

鍛冶(かじ) 矢倉家の元家政婦。泥棒の陽動作戦で宝石を取られる原因となり、堅牾に追い出された。

 

大出(おおいで) 大きな瞳にすっと通った鼻で(まゆの好みのスタイル)、黒い長髪(ウェーブ気味)で背の高い男。物に執着はないので、形見の品となるようなものがない。

小檜山(こびやま) 背は低く頭髪は横を短く刈り上げられ、てっぺんが金髪。懐中時計(形見とか高級品とかではなく、大出と初めて一緒に仕事をした(「足あとのない雪上の密室殺人事件」報酬で購入)を大事にしている。

 

謎の少女達 10代後半で、短いスカートで一人はツインテール。一人はツッコミ力がある。

 

雁木(がんぎ) 二人に(泥棒に入ることを)依頼した。

 

五十嵐 村の医者。禿頭。

百年の子 古内一絵著 小学館 2023年8月8日初版第1刷発行 中央図書館

 

 

新着から予約

9月16日受取、全5冊所蔵、予約総数8

9月21日読了、返却。

 

令和3年 春

昭和Ⅰ(昭和19年 1944年)  スエの記憶

令和3年 初夏

昭和Ⅱ(昭和20年 1945年)1月~9月 スエの記憶

令和3年 夏

昭和Ⅲ (昭和42年 1967年)・(昭和43年 1968年) 野山の回想

令和3年 夏

昭和Ⅳ (昭和45年 1970年) 野山の回想

令和4年 夏

 

文林館の学年誌は「學びの5年生」「學びの6年生」から開始。

教科書の副読本という位置づけにしたと小学校しか卒業できなかった創業者がきめた。1年生から6年制まで揃ったのは創刊から3年後の1925年。

戦中は低学年向けは「よい子のひかり」中学年以上は「小國民のひかり」へ統合。

北原白秋、室生犀星、佐藤春夫、林有美子の執筆陣。

百年企画で、戦中の雑誌を手にとった明日花。戦中は女性の入社が、多くなり1944年の入社の社員の中に祖母の名前「鮫島スエ」の名前を見つける。コピーとともに帰宅後に祖母に尋ねるが口を閉ざしたままだった。母に聞くと、黙っていてとお願いされたそうだ。

 

スエは房総の花卉農家で生まれたが戦中で花卉栽培は禁止され、配給用の芋栽培に。スエは口減らしのためと、親戚を頼って洋裁店に住み込み→洋裁店も職業整備で閉店に追い込まれ、昭和19年に文林館住み込み臨時職員に。当時は辰則の従弟が支配人、アキが名目上の社長だった。

学生だった文則が招集され陸軍宇都宮飛行学校入隊。

 

空襲で、食堂の賄いのおばさんも家族を失い、「多くの親や子を洗浄に焚き付けてきたんだ」と松永や内村をなじった。

敗戦の翌月末、個人経営の文林館は解散し、スエにも(会田家から)退職金が支払われた。

新たに株式会社文林館となり、特攻隊訓練を受けたが出撃しなかった文則が戻ってきて新社長に就任。

秋の合併号を皮切りに「良い子の光」「小國民のひかり」「青少年のひかり」がスエのもとに贈られてきて、復職も要請されたがスエは固辞した。

個人経営時代は社員に男子が生まれると兜を、女子だとひな人形を送る風習が有り、会社となってからもアキは送り続けた。

 

百年企画で、元取締役に徳永と明日花がロングインタビュー。

野山彬の新入社員時代

野山の入社10年前に史乗社(しじょうしゃ)が学年誌に参入し「明るい○年生」を発行、当時学生の井波も編集要員とされ出社して対抗したという。入社4年前に史乗社は「あかるい幼稚園」を残して学年誌から撤退。史乗社は野山の第一志望だったが頭の固い学生はいらないと落とされていた。総務課長の松永トメは定時後の冷房使用は不可とした。グリム童話のリライトで行き詰まっていた野山に、戦後の「良い子のひかり」を見せた。

 

野山入社4年後。

前年春に松永トメと内村静子は定年退職した。後任の総務課長は男性。

 

君嶋織子にぜひとも執筆依頼をしたく、講演会に通い詰めるが、「学びのニ年生」付録で「ひばく人」問題が勃発しており、最終日は出席したものの質問もせずにいたが、顔見知りとなった”春風の君”につれられて楽屋に入ると、会社を定年退職した松永トメと内村静子もいた。

 

 

登場人物

市橋明日花(いちはしあすか)  文林館に新卒入社5年目。若い女性向けファッション誌「ブリリアント」担当から「学年誌創刊百年企画チーム」へ期限付き異動。動物アレルギーのため2歳から祖母宅に預けられていた。

・スエ 祖母 旧姓は鮫島。昭和2年生まれ。兄二人が相次いで病死したのでこの子は死なないようにと、長女ながらスエと命名。

・待子(まちこ) 母 獣医師。災害地へのレスキューも手掛ける。

・高槻稔(みのる) 元父、明日花が5歳のときに離婚。その後再婚したが連絡は取り合っている。  

鮫島孝蔵 スエの弟で、明日花にとっては「さめのおじさん」

 

岡島里子 同期、授かり婚で結婚・出産し、今は夫の両親と同居 結婚技は岩下だが、仕事は旧姓使用。

・湊(みなと)  子

 

 

誉田康介(ほんだこうすけ) 明日花の同期、熟年向けカルチャー希望だが学年誌児童出版局「学びの一年生」担当。

 

会田辰則 初代社長 昭和13年病死、享年41

・アキ 辰則夫人。2代目社長。スエが文林館へ入るよう背中を押した。

・文則 辰則の息子で3代目社長 昭和13年当時13歳、昭和19年、陸軍宇都宮飛行学校へ入隊。

・幸則 辰則の孫で4代目社長 学年誌のうち、「学びの一年生」の刊行継続に意欲。2年生~6年生は休刊した。

野山彬(のやまあきら) 文林館元取締役でかっては「学びの一年生」編集長。徳永の入社試験で面接担当でもあった。現在は評論家。信州出身。第一志望の会社に落とされ、文林館はすぐやめるつもりでの入社だった。

 

徳永清志(とくながきよし) 初老で胡麻塩頭。殆どの学年誌に携わっていたので「学年誌創刊百年企画チーム」チーム長

井上 明日花はロン毛と呼ぶ。独身 企画チーム員

迫崎(さこざき) 明日花はパジャマと呼ぶ。妻子持ち、一児の父 企画チーム員

 

小池八重子  「ブリリアント」副編集長

 

スエの時代

支配人  会田辰則の従弟で初老。

堀野  「学びの一年生」編集長

松永トメ  総務担当 30台既婚、通い勤務。高学歴(高等女学校→女子専門学校(女専)

)。五女で女では打ち止めにしたいとトメと命名。

内村静子  経理担当 30台既婚、通い勤務

佐野稲子  スエと同年代で住み込み。

賄いのおばさん 食堂のおばさんで、空襲で夫と子を亡くし、人相がかわった。

 

林有美子 「小國民のひかり」に連載していた「宗六の日記帖」作者の作家

白坂円(しらさかまどか) 林有美子の家の近くに住み、林家で留守番も。女子専門学校生。スエと同い年。

 

野山彬の時代

戸塚治虫 黒縁のロイドメガネをかけた丸顔の漫画家。野山彬が新入社員のときに原稿を取りにいかされた

畠田編集長 野山の新入社員時の「学びの一年生」編集長

井波 「学びのニ年生」副編集長→編集長、昭和一桁生まれ

松永トメ 総務課長、黒いスーツ着用。

内村静子 経理のベテラン、春闘では座り込むことも有り、役職には就いていない

堀野 相談役

 

佐野三津彦 戦災孤児あがりの児童文学作家

高山  子ども調査研究所(通称・子どもセンター)所長

君嶋織子(きみしまおるこ) 女性児童文学作家 「良い子のひかり」でグリム童話のリライトを書いていた、児童文学者団体代表に。君嶋は夫の姓。日本のオールコットになれると言われてペンネームをオルコとした。本名・君嶋円。

山中人志(やまなかひとし) 児童文学作家で佐藤三津彦の朋友

市橋スエ 君嶋や松永、内村と交流を続けており、子どもセンターにも出入りしていた。自宅庭で趣味として花を育て、切り花にして君嶋の講演会会場へ。”春風の君”とし野山を君嶋の楽屋に連れて行った。娘ができた時は、アキより雛人形が贈られた。 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

事実をヒントにしたフィクション。事実との相違点は筆者に責任がある。

 

元小学館編集者の野上暁、林四郎へ取材し、資料の提供を受ける。

 

主要参考文献

「小学館50年史年表」、「小学館の80年」。「少國民の友」、「小学5年生 大震災火災奮闘号」「学年誌が伝えた子ども文化史」「林芙美子の昭和」

僕と彼女の左手 辻堂ゆめ著 中央公論社 2018年1月25日初版発行 中央図書館

 

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9月4日受取 

 

 

時田習(ときたしゅう) 23歳。医学部5回生だが、12年前の電車事故で生の血液を見ることができなくなっり病院実習をしていないので、留年確定に。

・父母 医師で、父親は開業したが12年前の電車事故で習をかばい死亡。母が医院を維持している。

 

清家さやこ(せいけさやこ) 21歳。春日部から川口の高校に通っていた。家は和菓子店「絢乃屋」小児脳性麻痺の後遺症で右腕全廃、右足麻痺が残る。高校卒業後は家の仕事を手伝いながら、独学で勉強中。近所の子からは「アヤ姉ちゃん」と親しまれている。

→本名・荒城絢乃(あらきあやの) 右腕の麻痺は、電車事故によるものだった。12年前に春日部に移住。

 

 

吉野治樹(よしのはるき) 習の医学部同期

岸川優太郎(きしかわゆうたろう) 習の医学部同期

 

門沢(かどさわ) さやこの家の近く「カフェ ピアニッシモ」マスター。40前後の男性。

 

荒城藤子(あらしろふじこ) 12年間、習に感謝の手紙を贈り続けている。

CRISIS(公安機動捜査隊特捜班) 小説・周木律/原案・金城一紀 角川文庫 平成29年3月25日初版発行、平成29年4月29日再版発行 中央図書館

 

「うさぎの町の殺人」読了後に、他の作品も読んでみたくなって著者・周木律で検索して予約。

 

9月1日 受け取り

9月13日返却(返却ポスト投函)

9月15日返却期限

 

 

倉橋丈二  正座の青年 大柄な男、極太の眉、青いチェックのシャツとジーンズ。28歳、2浪し4回留年の大学8回生、学生団体「立誠会(首都圏の大学の政治活動さーくる)」書記長、「13士」首謀者

坂東馨  胡座をかいた人物 群青色のジャケットはぶかぶか、不透明のサングラスにマスク着用。「立誠会」創設者

 

 

警視庁公安部 公安機動捜査隊特捜班-通称・特捜班

青海南埠頭公園から徒歩10分のオフィスビルの一室が特捜班拠点。表札は「東京水道サービス」

 

稲見朗(いなみあきら) 巡査部長、元自衛隊。30代前半 特捜班・鉄砲玉。青いスーツにノーネクタイ。

吉永三成(よしながみつなり) 警部、捜査一課での経験が長い。50間近。特捜班・班長。グレースーツに黒いネクタイ

田丸三郎(たまるさぶろう) 巡査部長、公安叩き上げ。40代、黒スーツに黒ネクタイ、東アジアの言語に精通。

大山玲(おおやまれい) 巡査部長、20代前半、特捜班・紅一点。ハッキングができる。

樫井勇輔(かしいゆうすけ) 巡査部長、30代後半、元第8機動隊爆発物処理班。

 

青沼祐光(あおぬまゆうこう) 警視正、警視庁公安総務課長。特捜班の職制上のボス

鍛冶大輝(かじたいき) 警察庁警備局長。特捜班の創設者にして真のボス。青山の先輩。

 

妹尾克彦(せのおかつひこ) 田丸の同期、今年から捜査一課。一昨年離婚、

高石瑞穂(たかいしみずほ) 巡査部長、妹尾の部下。30手前、ショートヘア。

 

 

松永芳(まつながはな) 女性。バー40886、稲見の飲み友達。