いわきFC応援幕のご紹介
ここ何年もSNSに力を入れていましたが、改めてブログを更新していきたいと思います。これからは、SNSだけでは伝えきれなかった情報や、より詳細な内容をこちらでお届けしたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
いわきFCの応援幕「鍾馗」
地元いわき市のJ2リーグ「いわきFC」の巨大な応援幕の原画として、いわき絵のぼりの鍾馗(しょうき)様を描かせていただきました。
鍾馗(しょうき)様の縁起・由緒
鍾馗様は、端午の節句における邪気払いの神様として広く知られています。もともとは戦国大名の本多忠勝や前田利家が、「鍾馗=勝機」という意味を込めて、合戦の「旗印」に描き、魔除けの守り神として篤く信仰されてきました。
鍾馗様といわき市の関係
地元いわき市の「泉藩」では、本多忠勝の子孫にあたる本多家が藩主を務めていた歴史があり、端午の節句に使用していた鍾馗様の絵のぼりが伝わっています。そして、いわき市に伝わる伝統工芸品「いわき絵のぼり」の代表的な画題こそが厄除けの神・鍾馗様なのです。
制作させていただいた、いわき絵のぼり鍾馗の原画
制作させていただいた、いわきFCの巨大応援幕「鍾馗(しょうき)のぼり」の原画です。絵は木綿に肉筆墨絵で仕上げ、約170×70cmのサイズで描きました。
ボールを縁起の良い「宝珠」に例えて
サッカーボールをイメージした「玉」を、鍾馗(しょうき)様が足でおさえています。 吉祥画に描かれる「宝珠」のニュアンスを込めました。
いわき民報様に記事掲載
また、いわき民報様の朝刊で、いわきFC「鍾馗様」の幕を取り上げていただき、大変光栄に思います。
サポーターTシャツ
さらに、いわきFCサポーター「ARMOURS」の皆さんが、ホーム戦で飾られる巨大な応援幕「鍾馗図」をTシャツにしてくださることになりました。サポーターグッズとして頒布予定とのことで、感謝の気持ちでいっぱいです!本当にありがとうございます。
いわきFCの鍾馗様について解説動画(約1分10秒)
今回、制作したいわきFCの巨大応援幕「鍾馗(しょうき)」様について、紹介動画をYouTubeにアップロードしました。ぜひご覧ください!
鍾馗図の歴史/いわき市~江戸時代の絵師たち(約2分)
江戸時代から名だたる絵師たちが鍾馗図を描き、その文化は今もいわきの地に受け継がれています。この歴史を約2分の動画にまとめましたので、ぜひご視聴ください。
いわきFC開幕戦、お疲れさまでした!これからの戦いも引き続き応援しています。
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