「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

こんにちは。

結婚カウンセラーの小林美佳です

映画は昔から好きで

コロナ禍ではありますが

映画館に足を運びました

「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

原作は

第5回　京都アニメーション大賞　小説部門において

同賞初の大賞を受賞した　暁 佳奈さんによる小説で

2018年にテレビ放送された作品の劇場版です

京都アニメーションというと

凄惨な事件を思い出してしまう方もいらっしゃると思いますが

京アニクオリティーという言葉が生まれる程

細部まで繊細で美しい映像でした。

上映が開始されて　早くも10分程度で

会場から嗚咽が…

予備知識があると

より楽しめる作品ですね。

後日Netflixで配信されている作品も鑑賞しました

孤児だった少女は

　　　軍により

少女兵＝道具＝「武器」として育てられた

孤児で　言葉も親も知らない少女を

「武器」として使用する（預かる）事になった

ギルベルト少佐は

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」と名付けて傍に置く

感情を持たず

命令に忠実な少女は

単独で一個分隊に匹敵する戦闘力を持って

戦場で淡々と任務を遂行する

無機質な美しさ

　　　　真っ直ぐな瞳で

感情はなくとも本能でギルベルト少佐を慕う

戦場でギルベルト少佐との最後の会話で聞かされた

「愛してる」の言葉の意味を

　　　　　　　　　　　理解できなかった少女

やがて戦争が終わり

「武器」としての役目が終わった少女は

戦闘で両腕を失いながらも

自在に動く義手を付け

手紙を代筆する

自動手記人形（ドール）として

郵便社で働くことになります

仕事で様々な人の思いを綴りながら

日常を通じて人と触れ合いながら

心を育む機会を得られず

感情を持たなかった少女が

「愛してる」の言葉の意味を知るまでの物語

独特な世界観

純粋無垢なプラトニックの切なさと

「手紙」の持つ魅力を再確認しました

事件から1年半。

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。

負傷された皆様にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い回復をお祈りしています。

最後までお読みいただきありがとうございました。