(2022/01/07 記)

 

旧年のことになりますが、2021/12/17 (金)の夜、阪急宝塚線池田駅前にある

蕎麦見世 のあみ に予約をとって行きました。

 

河原町の本家尾張屋四条店が無くなって、出来れば近場で、四条店に比肩する

お気に入りの蕎麦屋を見つけたいと考え、まず候補に挙げた店でした。

ここなら車以外のアクセスが可能で、蕎麦と日本酒が味わえます。

 

   

 

この記事を拝見して、2021/12/11 (土) に行ってみたところ、「予約が無いと今夜は

無理」と追い返されました。その若い女性スタッフの肩越しに店内をみると、一人で

汁そば類を食べている年配の女性客も居て、その方が長時間居座る感じも無かろうと、

1時間ほどその周辺で暇潰しをして待つつもりで、その場で遅い時刻の予約をとろうと

しましたが「今夜は無理」は変わりませんでした。

 

長居せず客の回転も良く、その分、気軽に立ち寄れるのも蕎麦屋の魅力かと

考えている当方にとって初めての体験で、非常に気を悪くしました。

要するに「予約もなしでうちに来るなんて、おととい来やがれ」レベルの客あしらい

と変わらない訳で、後々になるほど腹立たしさが強くなりました。

 

その夜は落胆して気分が盛り下がり、別の店に寄ることもせず帰宅しましたが、

他の候補は車でのアクセスが多く、駅前の立地には魅力を否定できません。

 

ようやく1週間近くの後、ショックと立腹感も薄まって来たので、他の候補のほうに

見切りをつけるにしても、一旦はこの店を試しておこうと予約の電話をかけました。

「先週土曜に予約が無いからと追い返された者だけど、今夜など予約とれそう?」と

余計な一言を添えつつ予約したこともあってか、入店時には中で蕎麦を茹でる店長

と思しきスタッフさんまで含めての入り口までの出迎えがあり、丁寧にカウンター脇の

席まで誘導いただきました。

 

その一方、この夜は予約で全席埋まっている感じではなく、「ご予約は?」との

店の問いかけに「ないけど?」と気にせずそのまま入って来る客もいました。

 

    

期待は大きかった反面、先週のことがあるので、充分に満足がない場合は、

再訪はないと決めていました。ジャッジのハードルはかなり上がっていた訳です。

 

居酒屋のように先に酒をオーダーしないといけない感じに促されるも、

(蕎麦と一緒に出すか、先に出すかの選択ぐらい聞いてもらいたいものです)

全く知らない銘柄ばかりだったので、仮に何度も来るとして、上から順に試そうと

「紀土~KID~純米(和歌山)」を一合オーダーしました。

 

 

凝った形状の徳利で出て来ましたが、その味わいに撮影を忘れてしまいました。

絶品です。値段もお安い。これはただちに自身でも入手したいと思います。

香りが高く、四条店で飲んだ京生粋(自身で手配した京生粋は何故か舌触りが

きつかったです)にとても似ています。

 

上掲記事を拝読して前週から愉しみにしていた揚げ蕎麦豆腐田楽です。

「うわ。うまっ。」と思わず声が出ました。

 

   

夕飯どきだったので、白海老天せいろを頼みました。

 

    

白海老天の旨いこと!

白海老の味と香りが濃く、日本酒のあてにも、とても良いです。

 

さて、肝心の蕎麦を....。

 

ん....。

 

何かの間違いか?

 

硬めで歯ごたえもよく、上掲引用記事の通り、これをお気に入りの蕎麦とするファン

も多いのかもしれませんが、私はなじみません。

 

蕎麦掻きを口に含むと、食感の中に幾分、ぬめっとした粘り感があって、口の中が

蕎麦の香りに満たされると思いますが、蕎麦切りもそのような感じが欲しいのです。

 

この蕎麦は表面のぬめりを過剰に除去していて、ツルツル感とコシはあっても、

その僅かに欲しいぬめり感が皆無でした。悪く言えばプラスティッキーな感じ。

香りも乏しく、汁蕎麦のほうが馴染むかもしれません。

 

他の全てが驚くほどの美味だったのに、肝心の蕎麦がこれでは...と落胆するものの、

何かの間違いでは?と思うのと、もう再訪しないと判断するなら最後の確認まで、と

せいろをもう一枚オーダーしました。(白海老天は残しておきました。)

 

  

やはり印象は変わりません。先に食べたロット(という言い方が妥当か分かりませんが)

だけが「さっきのは、つい過剰に水洗いしてしまい...」とか「作り置きしたのを出してしまい」

という訳ではなく、こういう蕎麦を理想とする店なのでしょう。

そのことを確認したかったのでした。

 

それは蕎麦湯を飲んだ時にも実感しました。

物凄く濃く旨い蕎麦湯なのでした。

つまり使っている蕎麦粉があっさり淡泊だとかではなく、蕎麦には徹底してぬめりを

残さない、そういうのが理想なのだ、ということだ、と理解しました。

    

    

残念です。こういう特異な蕎麦は初めてでした。

ツルツルしこしこ、蕎麦はのど越し....そんな自称蕎麦通にはウケそうな蕎麦なのかも

しれません。ツルツルは蕎麦の表面が磨かれている状態なのではなく、ややぬめり

もあって滑らか、という状態ではないでしょうか。ぬめりというか滑りというか。

もちもち感、までは蕎麦には不要ですが、細さに関わらず麺には食感のグラデー

ション(表面から芯に向かっての)が私は欲しいのでした。この蕎麦にはそれが皆無

です。含んだ時に口蓋から鼻腔に蕎麦の香りが抜けない蕎麦は、私は愉しみにして

食べには行けません。山葵や山椒もその上で加える風味でしょう。

 

ハードルが厳しくなっていたのは否めません。

予約をとってまで行く店なのか、と。

しかしその経緯がなくとも、私はこの蕎麦は愉しくいただけないと思います。

 

そのようにジャッジするも、困りました。他の全ては大満足だからです。

日本酒と蕎麦豆腐田楽と白海老天(単品)だけを味わいに再訪しますかなあ。

それも偏屈っぽいか...。

  

あと、箸が細すぎて、箸捌きが半人前の私には蕎麦を扱いにくかったです。

美しい箸捌きで、残った蕎麦の端切れをつまみ上げられたら、さぞ恰好良い

ことでしょう。すぐに鉛筆持ちに戻ってしまう私の箸捌きでは、その端切れ回収

は出来ませんでした。

 

  

見習いと思しき男性アルバイトに、ベテランの女性スタッフが手取り足取り指導する

のも、店が狭いので、ほとんどこちらが食べているすぐ脇で繰り返されるため、

落ち着きませんでしたし、その若い男性アルバイトを画像に写っているカウンター席

右端のご常連と思しき口調の女性がお気に入りとしたのか、やたらくだけた双方向の

会話が続き、それも私の真横で落ち着かなかったです。

 

手取り足取りレベルの指導が必要なレベルの新入りなら、それなりに分をわきまえる

とかあっても良さそうなところ、その間、学生同士で他愛ない会話をする時のように、

その常連客との話のウケ具合で身体をのけぞったりして前後するので、狭い空間の

中で、そのアルバイトやスタッフのお尻が私の顔の近くでふらふらするのです。

談笑するスタッフの隅で食事をさせられている雰囲気に、飲食店としての基本が

なっていない、とまで言うのは酷でしょうか。

 

やっぱり再訪はないです。しかも確認すると、昼営業も含めて「予約されたほうが

無難」(その指導員のようなベテランスタッフさんが恐縮そうにではなく、半ば胸を

張って)とのことで、味音痴+行列大好き関東でよくある「最初から需要供給の

設計が崩れているだけなのに、それが人気店と評価されている」店と言え、それを

踏まえてわざわざ予約してまでの来店には、減点要素も多々あると感じました。

 

4年の無意義な関東幽閉期間に一度だけ試してみた神田まつやを思い出しました。

 

 

あの時は蕎麦は間違いなく満足だったのでした。しかしほとんど喫煙所内のような

煙害を放置、かつ老人サロンのような駄弁り客による回転率悪化に店が全く無頓着

だった状況から、店のありように強い疑問を持った、あの神田まつやです。

趣味で蕎麦を追究するのと、店を経営するのとは違う、というところをどちらの店も

見失ってはいないか、大きな考え落ちではないか、と思うのでした。

まあしかしその点で満足していた本家尾張屋四条店が店を畳んでしまうのですから

私の主観が世間の「常識」と相容れないだけなのかもしれませんが...。

 

 

ふー。別の店を探しますか....。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

(2021/01/01 記)

 

母親の喪が明けました。

なので、去年は中止にした初日の出自動撮影を今年は実施しました。

 

本年もどうぞ宜しくお願いします。

 

お気に入りのHX99 にはインターバル撮影機能はありませんので、ここは

ほぼこの撮影の為の専用機となってしまっている、Ricoh GR Digital 4 の出番です。

(現行の<HOYA>Ricoh GR はAPS-C サイズ素子機ですが、この旧GRは1/1.7インチ

機です。Ricohは黎明期のデジカメから一貫してインターバル撮影機能を搭載して

います。)

 

  

  

べた曇りだった場合を考えて、少しでも雲間から日光の気配が見えたのを逸しない

よう、30秒あたり1枚の設定で、0時前から撮影しておきました。

その中からセレクトして、周囲を若干トリミングし見かけの倍率を少し上げて

仕上げました。

 

前夜からの初雪で、スタートこそさんざんな感じでしたが、徐々に晴れ間も出て、

途中、月も地球照付で写ってました。

 

   

   

  

   

  

   

   

  

   

   

   

   

   

  

   

 

 

良い年にしたいものです。

 

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追伸(同日):

 

HX99 にはUSB-Bタイプの充電/マルチ用途の接続口がありますが、

有線リモートレリーズが純正品オプションで用意されていることが分かり

ました。それを使えば10秒セルフタイマーを使わずにブレを排除しながら、

最適なタイミングでシャッターを切ることが出来ます。

花火大会の撮影などでは、10秒セルフタイマーとの差は絶大です。

(10秒カウントの間に、花火のピークが終わってしまいます。)

 

さらにサードパーティ製品の互換製品の有線リモートレリーズで、

インターバル撮影用タイマーが内蔵しているものを見つけましたので

早速手配しました。

 

それを使えば、GR4 同様にHX99 でインターバル撮影が可能となりそうです。

一晩、HX99 を屋外に出す判断は躊躇するものの、機能としての不足感が

全く無くなることになります。凄すぎます。

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

(2021/12/30 記)

 

直近の記事で月を撮った同日、2021/12/13 (月)は、このところの霞がとれて

遠景までクリアーに見えたので、自宅ベランダからHX99 の望遠端での光学性能を

確認がてら、何度も撮影をしてみました。

 

今回はカメラの性能限界を見るために、月画像と同じく、ブレによる画質劣化を回避

するために三脚とセルフタイマー10秒で撮影して、バッチ処理で長辺1600pixels に

縮小してブログ掲載用サイズとした後で、シャープネス、階調などを整えました。

 

後処理をかけると却って画像のアラが出るカメラもありますが、元画像に無理な

強調がない素直な画質なので、後処理の甲斐がありました。

 

24mm 広角端では実視野以上に周囲を取り込むので、遠景が小さくなり過ぎます。

 

   

なので、720mm 望遠端画像では、24mm 広角端画像のどこを拡大したのか分からない

ほどです。

これは眺望右端にある、PLの塔です。

 

   

そこからやや左方向、あべのハルカス周辺です。

 

  

さらに左方向へ。武漢肺炎ワクチンを打った大阪府立国際会議場(グランキューブ

大阪)が見えます。(屋上が逆円錐の構造物がある)

中之島の西端あたりです。中之島はそれより南にある大阪の街並みより手前に

あるので、眺望の左端近くから中央あたりまで大きく横たわって見えます。

 

  

さらに左へ。梅田スカイビルが右に、グランフロント大阪の南北タワーが中央に

見えています。

 

  

茶屋町のホテル阪急インターナショナル(頂上がヘリポートの逆三角)が右端の方に。

大阪城が低く画面の左方向にありますが、見えますでしょうか。

後掲の夜景のほうが識別し易いと思います。

 

  

この縮小画像でも拡大すると旅客機の会社名まで識別が可能です。

 

  

更に左方向に。奥の曲線が中国自動車道で、手前の高架が北上する国道11号

でしょうか。

 

  

生駒山頂です。NHK および各民放局の送信鉄塔の色分けも、この縮小画像でさえ

識別出来る感じです。

 

  

夜景で上掲と似たあたりを写しました。個々の説明は省略します。

 

  

   

  

HEP FIVE の観覧車が夜景だと赤く目立ちます。

この画像の左端近く、ライトアップで夕方よりビルの谷間から見え易くなった大阪城

が白く見えています。

 

   

これは多重露光のようですが、実際にこのように見えます。

20時手前のラッシュ時には、このように旅客機が列をなして順番に滑走路に着陸して

行きます。

 

   

離陸したものも写っています。翼の識別灯は左右で色が違っているのですね。

 

   

  

   

  

前に万博記念公園から見えた、千里中央にあるツインタワーですが、以前より

しっかり写ってます。これらも他の対象より近くにあるので、このツインタワーの

相互距離は遠くに見えますが、実際は歩いて5分もかかりません。

  

   

中之島一帯もそうでしたが、地図と照合してみると、近くは大きく広がり、遠くになる

ほど圧縮して水平や奥行きの相互距離が小さくなる歪みを初めて認識できる一方、

見ている限りはその落差が連続しているために不自然に見えないところも、遠景眺望

の味わいの一つと言えるかもしれません。

 

眺望左端あたりの山麗の切れ目から、万博記念公園の観覧車が見えています。

そのあたりに見えることは知っていましたが、ここまで解像したのは初めてです。

 

  

「こんなに凄い夜景の見える場所にお住まいで?」と訊かれると、「いやそこまでは...。」

と正直なところ答えるしかありません。

これらの画像は肉眼で分解識別できる詳細を超えています。

まるでイラストのようにも見えますが、実際に写した映像には他ならないのでした。

 

今までは夜景画像に関して「実際は輝度のある光点であっても、画像では白点に

なるだけなので、肉眼で眺めた美しい印象を再現されない」と記していましたが、

肉眼での印象を遥かに頭越え、というか、やや別種の美しさに表現されている

ことに半ば面喰っています。

 

まあHX99 が凄い、というしかありません。胸ポケットに入る筐体ながら、この実力。

良い買い物をしました。月や夜景で望遠端の実力は充分だと分かりましたので、

広角端や標準域などの描写力も、散策などの機会にいろいろ愉しみつつ試します。

 

 

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余談ながら、旅客機の識別灯ですが、よく東京都内のビル屋上などで「念じたら

UFOが本当に来た!」と大騒ぎしている不審な番組がありますが、しっかりその

識別灯が見えているのが多いです。極力写らない控えめなズーム倍率を選んで

放送していますが、興奮した瞬間にか、拡大した映像の瞬間に見えてしまって

います。

 

飛行機ならもっと動く筈だとか言うのでしょうが、うちからもこれらの旅客機は

長い時間かけて、ほとんど動かずにゆっくり位置を変えます。進行方向の軸線の

先から見ているからなのでした。

そんな番組でも、羽田空港着陸の旅客機を軸線上で見ていることを事前に

策士(詐欺師と言っても過言ではないです)どもは調べた上で分かってやっている

のでしょう。

ああいう茶番をやると、あの種の研究というものが常識ある大人からはますます

信用を失います。

 

そもそも考えても見てください。仮にあなたが異星からはるばるこの地球周辺に

何らかの目的で旅して来たとして、地上の頭の悪い狂信者が売名行為で自分達

を呼んだらその都度、出かけて行かないといけないという不条理。

しかも頭上に現れるのでなく遠くにひっそり登場、というお決まり。

じゃあその遠くで、現れた物体が頭上にある土地での大騒動は何故無いのか。

多くのUFO襲来動画が最後にカメラに向かって威嚇の接近をして飛び去るのと

同じく、異星人を含めての全ての舞台装置の中心に、映画監督のように自分を

置くという視野前提(つまりは贋作)でないと発想できない稚拙な妄想なのでした。

愚かしいにも程があります。

 

私はその種の研究の否定論者ではありません。むしろ積極興味があります。

しかし彼らのように「科学で説明できないものは沢山ある。説明できないものの

ほうが多い。」と力説するには、その前に科学の限界領域を全方位で学び知る

べきです。(かく言う私自身は大学理学部出で、その限界を常に認識/知識更新

していることが、武漢肺炎やそのワクチンの話題の他、世相を扱った記事内容

から察して頂けると幸甚です。)

彼らは自身の無知や世界観の狭さを、科学の限界とすり替えてモノ言うところが

実に厄介で、長年にわたるその種の真摯な研究を冒涜すらしていると考えます。

  

この拙書など1983年のものです。

 

 

もう40年近く前のものです。親から全く理解も支援もなかった(どちらか言えば

否定。それも人格否定に近い全否定)ために、作曲創作のために自力で楽器や

機材代を得ようとして、つまり長年の研究成果というより、当時漠然と考えていた

興味対象を懸賞募集のために短期間で纏めただけのものです。

 

内容は二次的に過ぎず、というか、たまたま募集要項に即して書いたというだけで、

要項が違えば、別のテーマを選んで書いただろう程度のものです。

ただ、良く出来た過去の作曲作品と同様、少なくとも自身が良いものと認める水準

になるよう精根を込めました。自身が疑念を持たず信じ込めるレベルに仕上げる

ために、論理的な誤魔化しを一切排除しましたし、そうするうちに集めた素材も勝手

に(私の実力以外の作用で)良いものになろうと、それぞれが集まり、つながって

行ったものでした。

 

このような"素人”による考察の水準からもう40年近く、その間、彼ら自称研究家は

何をしていたのでしょう。あまりの怠惰に前進は皆無、大きく後退しかしていません。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

(2021/12/28 記)

 

2021/12/13 (月) は久々に遠景の霞が消えて、1日クリアーな空でした。

職務終了後、遠景や夜景をテスト撮影しましたが、夕方の空に月が見えて来ました。

  

   

  

  

 

ここまでは原画像のまま、バッチ処理(フリーソフト:リサイズ超簡単!Pro)で長辺

1600pixels に縮小しただけで、階調や色相などの補正はしていません。

 

最後のコマの原画像に対して、周囲トリミングをかけた上で、望遠鏡撮影時と同様に、

後処理で入念に整えました。

 

  

充分な質感があります。

冬らしい寒さがようやく到来して、ETX-90 やミニボーグ45ED によるお手軽月撮影

一式さえ設営が億劫になる時期に、よりお手軽に月を撮れるのは有難いです。

 

ETX-90 やミニボーグ45ED による月画像を超える必要はありません。

それらの機材も無駄にしたくはありませんので、丁度良い案配です。

また暖かくなったら、よりよい仕上がりを求めて本格撮影も併用します。

 

価格.com の作例では、DSC-HX400V の月画像が最も見映えがあったのでしたが、

DSC-RX10 に近い、一眼クラスの体積があることで、常用携行性は落ちるために

選択肢から外しましたが、ずっと心残りではありました。

しかしRX10 シリーズとは異なり、HX400V はHX99 と同じ1/2.3インチ画像素子機

なので、光学ズーム倍率の差だけだろう、と考え、常用携行性とのバランスも良い

HX99 を選びました。

 

この仕上がりを見れば、その判断で正解だったようで、安心しました。

ズーム倍率の数値だけ見れば、HX400V は魅力的に見えますが、いくらZeiss設計

といえど、神ではなく人が設計するものですから、万能を追求するのは無理という

もので、ズーム倍率を優先する代わりに何かを妥協することを回避は出来ず、

ズーム全域で凄い描写力があるかどうか、というのはまた違った話でもあります。

 

少なくともHX99 は24mm 相当の広角端、50mm 相当の標準域、100mm 相当の

中望遠域/テレマクロ領域の描写力も、720mm 相当の望遠端と同様に、充分

満足できる整像を得られています。

(昔、京セラContax TVS の3倍ズームの広角端で、縦構図での人物撮影では

画像周辺部にある頭が妙に伸びていたのを思い出します。電子補正のない

物理的な光学拡大での銀塩フィルム撮影には、そのような広角写野の確保と

周辺部に行くにつれての糸巻き状変形が諸刃の剣でもあったものであり、

それを目立たないよう横構図を使い、人物を画像の中央付近に収めるなど、

配慮のノウハウもあったものでした。)

 

測光方式はスポット測光が一番有効のようです。周囲の暗黒による影響が

少なくなるからでしょう。露出補正操作も不要なほど正確です。

一方、スポット測光を使うためには、写野中央の狭い場所に月を誘導する

必要がありますが、720mm 画角を普及品の三脚雲台のアームレバーで

調整するのは、三脚部材のプラスチックがふにゃふにゃするための揺り戻し

もあって、なかなかうまく行きません。

関東幽閉時代に自宅用と関東宅用に微動雲台を2つ導入したものが、現在

1つ余っている筈なので、それを使えば解決しそうです。

 

が、もうまるでその装備は望遠鏡での撮影と変わらない感じもします(^^;)。

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

(2021/12/25 記)

 

先の記事の続きです。

(このように意気揚々と作曲創作の成果に関して記事を書きたいものです。

所詮は逃避なのかもしれませんが、一応最後まで記事にします。)

 

HX99が到着した 2021/12/09 (木) の仕事終わりに、まず24mm 相当の広角端での

自宅ベランダからの遠景を撮ってみました。

 

   

望遠端720mm 相当画角での像です。どこを撮っているのか分からないほどです。

あいにく、まるで春先のような濃い霞が数日蔓延していて、解像感が充分なのか

なかなか判断できません。

  

  

  

手前を飛ぶ鳥が偶然写野に飛び込みましたので、そちらでは解像感は少し実感

できますでしょうか。

 

  

夜になると、気温低下により、少し透明度が上がりましたので、テストを続けました。

 

  

  

うーん。期待が過ぎたのか...。NEXでの手持ち撮影には到底及ばないのか、と

ひるみました。

 

  

  

折角の小型常用携行カメラなのに、がっちりと三脚を使うなら、その携行性を大きく

減じることになりますが、そもそも100mm 画角を超えて、まして720mm 画角で

光量の乏しい夜景を、手ブレ補正機能だけでカバーできると期待することが本来

無茶な話でもあります。

 

そこでしっかり三脚に取り付け、セルフタイマー10秒撮影(2秒の選択肢はありません※)

で、カメラ自体の性能限界を確認しました。

(※追記:液晶画面を180度フラップさせて自分撮りモードにすると、セルフタイマーは

自動で3秒に設定されます。その設定をOFF/ONもできます。何だか行き届き過ぎで

凄いです。)

 

  

  

  

  

後処理でシャープネスや色相補正などをしていない原画像(公開用に画像サイズだけ

縮小しています)にしては充分にも思えます。やや軟調な画質は後処理で補正が容易な

素直さも感じます。ちなみにこのレベルの詳細は、肉眼ではほぼ識別出来ていません。

 

手持ち夜景モードというものが実装されていましたので、改めて手持ち撮影で夜景を

撮りましたが、まあそこそこ程度までの画角に抑えるほうが良さそうです。

  

  

  

翌日も深い霞がとれず、充分な光量下での720mm 画角での手持ち撮影のポテンシャル

を確認することは出来ませんでした。が、前夜の三脚での夜景撮影である程度、充分な

性能を確認出来ていましたので、焦ることはないでしょう。

 

  

  

  

  

  

比較として、同サイズの撮像素子を使ったTX55 での同日ほぼ同時刻の望遠端画像

です。ズーム倍率差以上に彩度の差、質感差があまりに大きいです。

期待以上の差と言えます。

 

  

近接被写体への質感と、後方へのボカシ飛ばしに関しても試しましたが、充分です。

絞りは開放から3段ほどしか調整幅がありませんが、被写界深度の調整も極小

サイズの素子機とは思えません。

(中望遠域でも近接限界距離が近いので、テレマクロ撮影が可能であり、TX55 や

スマホカメラで実装されているソフトウエア合成処理での後ろボカシではありません。)

   

 

  

プリセット設定での「ノーマル」(コントラスト、シャープネス、彩度ともゼロ)の画像です。

 

  

プリセット設定での「ポートレート」(コントラスト=+1、シャープネス=+2、彩度=+3)の画像です。

 

  

プリセット設定での「ビビッド」(コントラスト=+1、シャープネス=+2、彩度=+3)の画像です。

 

  

設定によってこれだけの差があるので、人物撮影と風景撮影の切り替えなどには、

配慮が逆に必要となりそうですが、調整を「Fn」ボタン1つで呼び出し調整出来るので、

とても有用に考えます。

 

最後に三脚に取り付けて、望遠端で月を撮影しました。

最後の真価見極めです。

 

  

マニュアルフォーカス撮影の方法がその時点で不明だったので、何度もトライして

合焦させましたが、多くのコマでピントは来ていました。

拡大に耐える画質であるかを提示するために、周囲を若干トリミングして、見かけの

倍率を更に上げました。

 

この作例では、望遠鏡撮影に匹敵出来るかどうかに強い興味があったので、

ETX-90 やミニボーグ45ED を使った撮影時と同様に、後処理も入念に行いました。

 

アメブロはPCではブログ記事内の画像を大きく出来ませんので、ダウンロード

されるか、スマホで確認いただけると、詳細が良く分かります。

 

  

  

ETX-90 やミニボーグ45ED が不要になるほどではありませんが、NEX-5/6を含めて

長年の不満、「空が暗くなったら月と周囲の輝度差が大きいので、月の形が滲んで

分からなくなる」という問題が解消しています。

気合がいまいち入らない夜のお手軽月撮影には充分かもしれません。

ETX-90のようにプリズムによる裏像化やミニボーグ45EDのような倒立像にならない

原画像は、後処理の工程を短縮化してくれます。

 

凄いことです。小型常用携行機なのに、光量の少ない被写体にはしっかりした三脚は

やはり必要、というところに課題は残るものの、1/2.3インチ画像素子機種が、ここまで

やるとは、もう完全に期待を上回っており、充分満足しました。

 

少し早めの自身へのクリスマスプレゼントになりました。お気に入り必至です。

あとは賞与での小遣い補填を潰してしまって、半年、慎ましく過ごすのみです(^^;)。

(だからちゃんとやるべきことをやれ、VT-4でのヴォーカル最適化もやるんだろ?と

いうことですよね....。)

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。