股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -15ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

老化は生きている限り誰にでも起こりますが、できれば、老化を遅らせたいと思う方も多いと思います。老化の原因ははっきりとは解明されていませんが、私は運動器の機能低下の観点から治療やトレーニングの指導を行うことで老化予防を考えています。
 
まず、老化予防で大切なことは、「歳だから」と諦めないことです。歳を重ねると背中が丸くなるもの、そのように思い込んでいる方が多いのですが、そうではありません。歳を重ねても背筋が伸びて姿勢の良い方はいらっしゃいます。そのような方は意識が高いのです。さらに健康になるための知識が深く、適切な運動と食習慣によって、歳を重ねても若々しいのです。老化予防は、老化を遅らせたいという、強い意識が必要だということです。
 
とはいえ、高い意識と、深い知識、適切な運動と食習慣があり、自分で出来ればいいのですが、そのような方ばかりではありません。
 
老化が進むと運動器の機能低下で、歩く移動範囲が狭くなり、老化に拍車をかけて動けなくなってしまいます。そうならず、生涯、自分の足で歩き続けたいものです。
 
では、どうすれば良いのか、というと、歩き方というのは人それぞれ体の状態も癖も違いますから、専門家にサポートしてもらうのが、良いと思います。長距離を歩いても、痛みなし、疲れなし、効率の良い動作を身につけて老化を予防しましょう。
 
 

60-70代の痛み疲れなし100歳まで自分の足で歩くための運動軸調整

 

 
日頃から猫背にならないように気を付けているのに腰は痛いまま、体の不調が一向に収まらない。姿勢は大事だというけれど、あまり効果を感じられない。 このような場合、単に背筋を真っ直ぐに意識するというだけの姿勢では、腰痛や不調を解消するのは難しいと思います。理想的な姿勢は、その姿勢が安定していて、強度があり、次の動作へ速やかに移ることができる機能的な姿勢です。この機能的な姿勢を身につけることができれば、腰痛や不調を解消することができます。
 
機能的な姿勢のトレーニング方法は、骨格位置を定めること、適切な関節の運動方向に筋肉が作用すること、重心移動を円滑にすること、以上の3つ項目をおこないます。元々、これらの項目ができている場合は、姿勢を意識するだけでも、腰痛や不調を解消する効果が得られるかもしれませんが、そうでなければ、機能的な姿勢を身につけるためのトレーニングが必要なのです。
 
そして、機能的な姿勢が身に付くと運動軸がそろいます。運動軸には上肢、下肢、脊柱、3つの運動軸があります。この3つの運動軸がそろうと中心運動軸がそなわり、動作を円滑におこなうことができます。姿勢を意識していたとしても、運動軸が途切れた状態では、腰痛や不調の原因になります。ですから、背筋を真っ直ぐにして、姿勢を意識していたとしても、必ずしも運動軸がそろっているとは限りません。腰痛や不調がある場合は、運動軸が途切れていることが多いのです。
 
腰痛や不調が解消されない場合は、機能的な姿勢を身に付け運動軸をそろえることが重要です。
 
 
 
腰痛、首肩痛、不定愁訴を一気に治す!

 

 

 

 

8月の構造動作トレーニング・東京教室の前日は台風の影響で東海道新幹線が運休。当日の朝はダイヤの乱れが心配されたものの時刻通り東京駅に到着し一安心。

 

 講座の参加者の中に、椅子に座ると腰が痛いという方がみえた。そして、「皆さんは痛くないですか?」と問う。いつも、椅子に座っているときは腰が痛いので、椅子に座ると腰が痛いもの、というのが、その方にとっての常識になっているようだ。

 

その方は、骨盤を立てて座ることを意識して座っている。不良姿勢の習慣が原因で、腰が痛いわけではないのだ。せっかく、姿勢を正すことを心がけていても、上手くいかない場合がある。姿勢は奥が深い。

 

まず、姿勢が正されていれば痛みはないはず。椅子に座って腰が痛いのであれば、姿勢が正されていない、と考えるべき。痛みがなく、姿勢を正せるようにしたい。

 

 

 姿勢を正すには、鏡に写る姿勢だけでなく、鏡に写らない姿勢を正すことが必要。姿勢の中身は、骨格、関節、筋肉、神経、感覚、内臓などがある。鏡に写らない姿勢を正すとは、姿勢の中身を正すこと。さらに、その姿勢は、安定していて、強度があり、次の動作へ速やかに移ることができるものであること。これを機能的姿勢という。姿勢を正していても、痛みがある場合は、何か特別な病気がなければ、姿勢の中身が正されいないか、機能的姿勢ができていないことが考えられる。

 

 

講座では、骨格位置を定め、関節の運動方向に筋肉を出力できる状態にすること、さらに、機能的姿勢に必要な、次の動作へ速やかに移動することができる姿勢の実習をおこなった。椅子に座ると腰が痛いという方は、機能的姿勢の実習をしているときは、腰に痛みがなかった。骨盤を立てることは、必要なことだが、骨盤だけでなく骨格位置を定めることが重要だ。そして、その姿勢が機能的姿勢になっているか、椅子に座ったときに腰が痛い場合は以上を見直したい。

 

 

股割りは開脚姿勢から重心を前方へ移動させ前屈をする動作。股割りをするときも機能的姿勢で左右の股関節を均等に操作できるようにしたい。

 

 

股割り必須!体幹と足をつなげるトレーニング方法