股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -14ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節の可動域を広げるために、深部感覚や運動軸の視点から動作を分析し、滑らかに動ける身体づくりを探求するブログです。

レース後の機能的リカバリー

前回はレースの試走前、今回はレース後の機能的リカバリーでご夫婦が来院されました。 OSJ新城トレイル32K完走、本当におめでとうございます。

55歳のご主人は、レース後も強い筋肉痛が残っていましたが、 運動軸をリセットすると筋肉と関節の働きが整い、 ランニング動作は一気に軽くなります。

 

 

 

試走前の状態と主訴

前回(試走前)の主訴は、運動軸の乱れと走行時の不安定性。 これまでの外傷歴(股関節剥離骨折、足部骨折、膝関節外傷、足関節捻挫など)の影響により、 下肢の運動連鎖および全身の運動軸に顕著な破綻がみられました。

特に、右股関節の可動性低下と腸腰筋の長期的な機能不全が、 軸の逸脱と代償運動を引き起こしていた点が特徴的でした。

 

 

レース後の状態と評価

今回はレース後にもかかわらず、運動軸が保たれていたことが印象的でした。 これは、正しい運動方向で走れたことを示す重要な所見です。

来院時は、運動連鎖の定着度と腸腰筋の出力改善を中心に評価を行いました。

施術と再学習の内容

施術では、足関節・膝関節・股関節の三関節の運動連鎖を統合するスクワットを用い、 腸腰筋の出力パターンを再構築する取り組みを継続。 股関節屈曲の主動作筋としての役割を再学習させることを目的としました。

新城32Kというコースの特性

新城32Kは累積負荷が大きく、特に下りで軸が崩れやすいコースです。 その中で軸が維持されていたことは、運動連鎖の定着が進んでいる証拠といえます。

翌日のケアで“軸の位置”を戻すことが、回復を早める鍵になります。

 

 

 

えにし治療院・構造動作トレーニング

三重県桑名市にて、 股関節の可動域を広げ、正しい運動方向を身につける専門トレーニングを提供しています。

  • スポーツパフォーマンス向上

  • バレエ・ダンスの可動域改善

  • 股関節痛・腰痛の根本改善

  • 体の使い方の再教育(構造動作)

33年の臨床経験と全国指導で培ったメソッドでサポートします。⇒ えにし治療院HP

【東京教室のご夫婦、榊原温泉から「えにし治療院」へ!】

先日、東京教室の構造動作入門に参加されている70代のご夫婦が、三重まで足を運んでくださいました。

まず訪れたのは、日本三名泉にも数えられる榊原温泉。 清少納言が『枕草子』で「湯は榊原」と記したほど、古くから名湯として知られています。 とろみのある湯が肌に吸いつくように広がり、浸かるだけで全身がふわりと緩む心地よさ。 お二人とも「こんな温泉は初めて」と大満足のご様子でした。

そのままの流れで、えにし治療院の運動軸調整へ。 温泉でゆるんだ体に軸を通すと、眠っていた筋肉が自然に働き始め、姿勢がみるみる変わっていきます。 調整後は背筋がスッと伸び、「最高!」と笑顔がこぼれました。

 

 

軸が乱れると、関節は正しく動けません

関節は、本来“軸”を中心に運動する仕組みになっています。 しかし、この軸の感覚は意識に上がりにくく、自分で正しく判断することはほぼ不可能です。

多くの人は、軸がズレたまま動かす癖がついており、 例えば膝関節なら、中心から外れた位置で動かし続けることで変形のリスクが高まります。

つまり、 「軸の乱れは自覚できない」 「だからこそ調整が必要」 ということです。

軸が乱れると姿勢が崩れ、筋肉も正しく使えなくなる

関節は骨と骨のつなぎ目であり、軸が乱れた状態で動かし続ければ、骨の位置関係も変わっていきます。 これが姿勢の崩れにつながります。

筋肉は骨に付着して働くため、関節や骨の位置がズレれば、筋肉は本来の働きを発揮できません。 その結果、使うべき筋肉が使われず、使わなくてよい筋肉ばかりが働くという悪循環が生まれます。

当院では、上肢・下肢・脊柱の三つの運動軸を調整し、中心運動軸を構築します。 そのうえで、正しい姿勢を築き、筋肉と関節が本来の関係で働ける状態へ導いていきます。

 

 

姿勢の崩れが、さまざまな不調を生む

ぽっこりお腹、猫背、冷え、脚の痛み、静脈瘤。 これらの悩みの多くは、崩れた姿勢と、正しく筋肉を使えていないことが原因です。 ですから、運動軸の調整が必要になります。 これを見落としたままケアを続けても、思うような効果は期待できません。

70代のお二人は、自分の運動軸の状態をはじめて知り、深く納得されたようです。 この経験は、今後の健康に大きく生かされるはずです。

老後に備えるとは、一生動ける体を育て続けること

榊原温泉で外側をゆるめ、えにし治療院で内側の軸を整える。 この相乗効果によって、お二人の歩く力が力強く蘇りました。

 

 

■関連リンク

えにし治療院 パーソナルトレーニング

構造動作トレーニング講座・股割り教室 

■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

Webサイト

【満員御礼】今回もたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。

昨年から股割りチャレンジへの注目が高まり、 股割りクラスだけが毎回すぐに定員オーバーとなる状況が続いています。 4月もすでに受付を締め切りました。

 

 

 

■ はじめての方へ

初参加の方には、 構造動作入門 → 所有感覚 → 出力系筋トレ → 股割り という流れでの受講をおすすめしています。

股割りは、脚を開いて前屈するだけで身につくものではありません。 股関節の仕組みを理解し、その運動を訓練することが必要です。

■ 多くの方が抱える悩み

参加者の多くは、

  • 体が硬い

  • 体が柔らかすぎる

  • 股関節が使えない

といった悩みを抱えています。

そして多くの方が、 「筋肉が硬いから股関節が使えない」 「だからストレッチやマッサージで柔らかくすればよい」 と考えています。

しかし、真実は違います。

■ 股関節は“運動の訓練”でしか使えるようにならない

股関節を使えるようにするには、 股関節の運動を訓練するしかありません。 これは生理学に基づく事実です。

筋肉の生理作用は

  1. 関節の運動

  2. 体温の発生

  3. 筋ポンプ

の3つで、いずれも筋肉の収縮が必要です。

つまり、 伸ばす・緩める・ほぐすだけでは股関節は使えるようになりません。

股関節に作用する筋肉を正しく収縮させるためには、 骨・関節・神経・固有感覚など、複数のシステムを開放する必要があります。

■ 入門クラスで扱う内容

所有感覚・出力系筋トレ・構造動作入門では、

  • 骨の役割

  • 骨格位置

  • 関節の運動方向

  • 筋肉の生理作用

  • 筋の起始停止

  • 筋トレの3つの目的

  • 腰仙神経叢

  • 固有感覚

など、身体を機能的に動かすための基礎要素を実習します。

これらを理解し、身体に落とし込んだうえで、 初めて股割りにチャレンジできます。

■ 「股割りは、理解で進む。」

股割りは「股関節の運動」そのものです。

重心移動によって股関節を可動させ、 可動域を広げていくトレーニング。

骨・関節・筋肉・神経・感覚器といった複数のシステムが密接に関係しており、 背景を理解したうえで動くことが不可欠です。

引き続き、日々のトレーニングに励んでください。

 

 

 

 

■関連リンク

えにし治療院 パーソナルトレーニング

構造動作トレーニング講座・股割り教室 

■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

Webサイト