1人でできるもん!! ~深いフォームから浅いフォームにシフトする~ 番外編 | 比嘉一雄の『えびすメソッドで賢く理想のからだに変わる!』~世の中から10トンの脂肪を減らします!~

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東京大学で石井直方先生のもとダイエットや運動の研究をしながら活動するハイブリッドトレーナー比嘉一雄のブログです。研究と現場を繋げるようなハイブリットな男になりたいです!ダイエットに魔法はありません。でも近道はあります。えびすメソッドで賢く痩せましょう!

番外編:深いフォームから浅いフォームにシフトする

 

番外編として、筋の発揮筋力がCONよりもECCの方が大きいという特性を利用しない

追い込みテクニックを一つだけ紹介しましょう。

 

それは、セットの後半、回数が刻めなくなった時に

「深いフォームから浅いフォームにシフトする」

方法です。

 

例えば、みなさんも経験があるかと思いますが、

スクワットにおいて深くしゃがみこむフルスクワットよりも、

膝を1/4程度までしか曲げないクォータースクワットの方が、

同じスクワットでも、扱える負荷がかなり大きくなります。

 

これは、トルク-関節角度関係によるものであり、

関節にはそれぞれ最も力を発揮できる角度、至適角度が決まっています。

至適角度から外れれば外れるほど発揮できる筋力は減少してしまします。

 

多くのトレーニング種目において、最も力が必要な(筋力発揮能力が弱くなる)ポイントというのは、

深いポジションであり、いわゆる全可動域で行う種目のCON局面の開始のポイントです。

そのポイントは「スティッキングポイント」とも呼ばれています。

 

ベンチプレスでもスクワットでもスティッキングポイントを超えると比較的楽に拳上することができます。

このことを利用すると、はじめは深く大きな可動域をつかってトレーニングを行い、

セット後半、疲労してきたら段々と動かす範囲を小さくしていきます。

そうすることによって、セット当たりの回数を数回は増やすことができ、より筋肉に強い刺激を与えることができるので、

より筋肉・筋力を効率よく増大することができるでしょう。

しかし、この方法には注意が必要です。スクワットやベンチプレスという種目に大変有効な方法なのですが、

頃合いや程度の予測を誤るとそのまま潰れてしまい、

結局ジムスタッフや周りの人に助けてもらうことになるので、

本記事の「一人で」というところに反してしまいます。気を付けてください。

 

この方法はレッグプレスなどでも有効です!

いかがでしたか?

もはやトレーナーがトレーナーを必要としなくなるような方法を長々と書きましたが、

是非ともすべての方法を駆使してボディメイクを楽しんでください!

 

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