「硬い(かたい)」(英語でどう言う?第2104回)hard/solid/stiff/tough | 英会話・格安カフェレッスン・大阪(難波・天下茶屋・堺東・北野田・金剛・河内長野・三日市町) 日本人講師KOGACHIの英語完全網羅ブログ

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英語でどう言う?  」シリーズ第2104音譜

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(レッスン受講生の方へのインタビュー動画!?)

昨日2019年9月18日アクセス数 9610


先日のレッスンで出てきた表現ですが、


硬い(かたい)


って英語ではどう言うんでしょうか?


日本語では、「硬い」1語で済みますが、

英語では、何が「硬い」のかによって


hard, solid, stiff, tough

など 使う単語が異なります(>_<)


そこで、今回は

様々な「硬い」に関する例文を思いつく限り多く英作し、

アメリカ人ネイティブスピーカーに見せて、

各例文ごとに、

すごく自然、やや不自然、すごく不自然X

の3段階で

上記4英単語の自然度をチェックしてもらいました(*^-^*)


では、例文を見ていきましょう♪

 

<1> Diamond is the (hardest/most solid/stiffest/toughest) substance on earth.

「ダイヤモンドは地上で一番硬い物質だ」

substance「物質」

*hardは、本当に固くてカチコチのものに対して使われる傾向があります。

<2> The bullet proof jacket is very (Xhard/solid/stiff/tough).

「この防弾チョッキはすごく硬い」

bullet proof「防弾」

*鎧や甲冑などならhardというが、防弾チョッキは押してへこむ程度の柔らかさはあるのでhardは使いません。逆にそういう場合はtoughがよく使われます。

 

<3> Teeth are the (hardest/most solid/stiffest/Xtoughest) part of your body. 

「歯は身体の中で一番硬い部位だ」

*「歯」のようなカチコチのものに対しては、典型的にhardを使います。

 

<4> Is (hard/solid/×stiff/×tough) snow more suitable for skiing than soft snow? 

「硬い雪の方が柔らかい雪よりもスキーには向いていますか?」

suitable「適している」

*snowに対してhardを使うのは、これまでの説明に反しているような感じがしますが、ネイティブの理解としては、hard snowと言えば、ほとんど氷の状態になったようなかなり硬い雪を思い浮かべるそうです。とりわけ、<4>の文脈ではsoft snowと比べているので、その対義語のhardを使うのが自然になっているのですね。


<5> When you make a snowball, if you press it strongly, it becomes (hard/solid/stiff/×tough).

「雪玉を作るときは、ぎゅっと握りしめると固くなる」

*solidは、「表面だけでなく内部まで均一に硬い」というニュアンスがあるので、<4>の「地面に降り積もっている雪」に対しては使いませんが、<5>の「圧縮して固められた雪玉」は内部まで氷のように硬くなるのでsolidが問題なく使えます。逆に、hardは、表面が硬ければ内部まで均一に硬くはなくてもhardは使うことができます。


<6> The lead is (hard/solid/stiff/Xtough). It doesn't break while you are writing.

「芯が硬いので、書いてる時に折れない」

*leadはすぐに折れるようなものなのでそこまでカチコチじゃないのに何故hardが使われるのかと思うかもしれませんが、leadは押したらポキッと折れてしまうのであって、曲がったりへこんだりはしません。そういうタイプの硬さに対してはhardを使います。また、硬さが内部まで均一なので、solidも使えます。


<7> The beef is (hard/Xsolid/stiff/tough). It's hard to chew.

「牛肉が固くて噛みにくい」

chew「噛む」
*肉や<9>の布など、「硬い」とはいってもへこんだり曲がったりする程度の柔軟性があるものに対しては、toughをよく使います。
凍らせてカチカチにしてるのでない限りbeefにhardは使いません。

<8> My grandmother can't eat (hard/solid/stiff/tough) food.

「おばあちゃんは固い食べ物が食べられない」

*同じ食べ物なのにhardが使えることを不思議に思う方もいるかもですが、hard foodが意味するのはビスケットやおかきなどの硬さ(=押してもへこんだり曲がったりしない硬さ)であって、<7>のような肉の硬さではありません。


<9> It's difficult to sew thick and (Xhard/Xsolid/stiff/tough) cloth.

「分厚くて固い布は縫いにくい」

sew「縫う」

*布や<7>の肉など、「硬い」とはいっても、押したら曲がったりへこんだりする程度の柔軟性があるものに対しては、toughをよく使います。


<10> Leather shoes are (hard/Xsolid/stiff/tough) at first.

「革靴は最初は固い」

*stiffは「何か変に固まってしまって思うようにスムーズに動かなかったり痛みを伴ったりする」感じを表すのに使われたりするので、初期の革靴の歩き心地の悪さがstiffだと一番よく表現できるのだと考えられます(stiffについて詳しくはこちら→英語でどう言う?「肩がこる」(第16回))


<11> When a man becomes sexually aroused, the penis becomes (hard/solid/stiff/Xtough).

「男性は性的に刺激されると、ぺニスが硬くなる/硬直する」
arouse「刺激する」

*hardの意味を「真に硬い」ものを表すのだと仮定すると、陰茎に対して使えるというのは例外になってしまいますが、平常時と比較したときの勃起時の硬さを強調したい心理が働いているのだと考えられます。


<12> The cement is getting (harder/more solid/Xstiffer/Xtougher).

「セメントが固くなってきてきている/固まってきている」

*セメントのようなカチコチの硬さはhardの意味が一番ピッタリ合います。


<13> I set my hair with a lot of gel, so it's (hard/Xsolid/stiff/Xtough).

「髪の毛いっぱいジェル使ってセットしたから、固いよ/カチカチだよ」

*ジェルで固めた髪は押すと曲がったりへこんだりする程度の柔らかさはありますが、これに対してhardが使えるのは、<11>の「勃起時の陰茎」の場合と同じく、普段の髪の状態と比較してその硬さを強調したい心理が働くからだと考えられます。


◆では、以下の結果を表にまとめます(^^♪

hard(9) (2)×(2)  

solid

(4) (5)×(4)
stiff(2) (9)×(2)
tough(3) (3)×(7)

すごく自然、やや不自然、Xすごく不自然)



hardsolidstifftough

<1>ダイアモンド

<2>防弾チョッキ

X

<3>歯

×

<4>地面の雪

××

<5>雪玉

×

<6>シャーペンの芯

×

<7>牛肉

×

<8>食べ物

<9>布

××

<10>革靴

×

<11>陰茎

×

<12>セメント

X

×

<13>整髪料で固めた髪

X

×

*「硬い」との一致率が一番高いのはhardでした。

特に、ダイアモンドや歯やセメントなど、本当にカチコチで、典型的な意味での「硬い」という意味はhardで表せますので、初級者の方で、とりあえず1つ「硬い」を意味する単語を覚えるならhardを覚えましょう。

*「硬い」とは言っても、真の意味でカチコチなのではなく、手で曲げたりすることのできる布や肉などの「硬さ」はtoughで表します。

上の表から見ての通り、toughhardはほぼ全く重なりがありません。hardで言い表せない「硬さ」はtoughで表すのだと覚えておけば、ほぼ上手くいきます。

*唯一の例外が、「革靴」です。初期の革靴の「硬さ」はhardtoughも使えずstiffで表します。

stiffは、以前のブログで書いたことがあるのですが、「何か悪いように固まってしまって思うようにスムーズに動かなかったり痛みを伴ったりする」ことをstiffで表したりする(例えば、「固くて動きにくい窓」など)ので、初期の革靴の歩き心地の悪さがstiffだと一番よく表現できるのだと考えられます(→英語でどう言う?「肩がこる」(第16回))。

solidは、hardと重なっている部分が多く、solidで言い表される内容は全てhardでカバーできるので、その意味では「硬い」の意味でsolidを使う必要性はないと言えるかもしれません。

ただ、hardとの微妙な違いを述べておくと、hardは特に表面上の「硬さ」を言うのに対し、solid内部まで均一に硬く真にカチコチな様子を表します。例えば、同じ雪でも、「地面に落ちてる雪」に対してsolidは使えないのに「雪玉」に対してsolidが使える理由は、地面に落ちている雪は表面だけが特に硬くなっているのに対して、強く圧縮された雪は中までほぼ均一に硬いと考えられるからです。


最後にもう一度重要なポイント列挙します(^-^)

●本当にカチコチに硬いもの→hardを使う。

●布や肉など、手で曲げたりすることのできるある程度の柔軟性がある硬さ→toughを使う。

●革靴の硬さ→stiffを使う。


例外もありますが、これで9割方は上手くいきます(^-^)


以上です♪

 

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参考資料:

英辞郎 http://www.alc.co.jp/
weblio 英和辞典 和英辞典 http://ejje.weblio.jp/

DMM 英会話なんてuKnow http://eikaiwa.dmm.com/uknow/ 
オックスフォード現代英英辞典

オックスフォード新英英辞典

新和英大辞典

リーダーズ英和辞典