みぶき えみ＠月の記憶から人生をひも解く
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メルマガを読んでくれてる人から
時々もらう質問。
「出生時間がわかりませんが、
ホロスコープは作れますか？」
これ、比較的多くいただく質問だ。
私たち世代は、母子手帳が
どこにあるかわからなかったり
母親が亡くなっていて
出生時間がわからないことも多い。
まず答えから言うと
ホロスコープを作ることはできる。
ただし、出生時間がわかる場合より、
情報が少なくなることは、否めない。
時間がわからなくても、冥王星など、
ゆっくりと動く星の星座は、変わらない。
けど、月やアングルは変わる。
月星座
しかし、最も早く動く月は、
１日で約１２度（２時間で１度）動く。
なので、星座が変わる可能性がある。
例えば、８：３５分生まれの長男の月は
天秤座３度。
数時間早く生まれていたら、月は乙女座。
向かって左が、本来のホロスコープ。
向かって左が、出生時間を早くしたホロスコープ。
月星座が変わってる。
３：１５分生まれの二男の月は、射手座６度。
０：００に生まれていたとしても、
月が射手座なのは変わらない。
アセンダントとMCとハウス
もうひとつ、出生時間に
大きく影響を受けるのが、アングルとハウスだ。
上のホロスコープでも
月星座が違うと
何だか、ホロスコープの印象が全然違うよね。
アングルは、出生時間が４分で１度違う。
つまり、１２０分違うと
星座ひとつ分（３０度）ずれるのだ。
下の図は、アセンダント
同じ日のホロスコープを、
１０時と２２時で作ってみると、こんな感じ。
結構、印象が違う。
じゃ、出生時間がわからない人のホロスコープは
どのように読むのか？
占星家によって違うと思うので
私の場合だけど。
ホロスコープは、１日の真ん中である
１２時で作る。
そして、時間に大きく左右されるハウスは
考慮しない。
変わる可能性がある月は
ふたつの可能性があるって考える。
さらに、ミッドポイントという手法を使う事で、
ホロスコープから読み取れる情報を増やしていく。
実際には、出生時間がわからない方も、
沢山コンサルに来てくれてるけど
お役には立てているみたい。
でも、やっぱりもっと詳しく知りたいって人は
レクティファイ（出生時間の特定）をする。
ただし、人によって
かなり確実に導き出される場合と
そうじゃない場合がある。
昔、法務省に出生時間を
問い合わせたいって人がいたけど
保存が２０年くらいのはずだから
現実的じゃない。
正確なホロスコープを作るより
持ってる星を最大限に使うこと
その方法を、一緒に考えていくよ。
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