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先日の茶道稽古は唐物茶入を扱う点前でした
唐物って何？
初めて耳にする言葉でした
からもの と読みます
濃茶を入れる容器のことを茶入（ちゃいれ）と称し、
茶入は唐物と和物に大別されます
唐物茶入とは中国産の茶入のこと
和物は日本産
和物茶入は、唐物茶入に倣ったものを作ったのが最初だそうです
茶入の底には轆轤(ろくろ）からはなすときの糸切の跡が残されていて
唐物は左糸切、和物は右糸切となっています
1191年(建久2年)に栄西禅師が、中国南宋より茶種を将来したことが茶道史の発端です
唐物茶入は810年余も前のもの
ということになります
本物はそれはそれは高価なもの(ウン千万円？！する物も？
)です
高価な唐物茶入を扱う点前は、和物茶入の扱いと違いがあります
由緒や伝来ある大事な茶入を扱うわけですから
所作も違うのです
袱紗捌き(ふくささばき)
清め方
茶入などを置く位置
など・・・
丁寧な扱いですので、点前の時間も長くなります
後半は足が痺れるわ膝は痛いわ
集中力が切れてしまう
でも楽しい
もっと上達したい
道具の美しさ
全力を尽くしてもてなす心
その魅力は尽きません
11月～4月まで炉
5月～10月まで風炉になります
来月はまた点前がガラリと変わります
どの点前の所作だったか
ごっちゃになること間違いなし
それまでにしっかり炉の唐物茶入の点前が身につくよう
がんばります
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