愛を知ることで。
I let someone in.私は愛を知りAnd I had the time of my life.人生の喜びを知ったの。愛を知ることとは、誰かを受け入れる、ということだ。恋愛ってなんて素敵なんだ~!!!と悶絶する映画が現れ、痺れるような言霊に出会った。そして、重い重い恋愛においての年齢ブロックがパッカーンとなった。「恋愛適齢期」SOMETHING'S GOTTA GIVE直訳:何か変わらなきゃ63歳の独身富豪のハリー。ハリーの恋人の母親で劇作家のエリカ。エリカより20歳年下の医師ジュリアン。三角関係のラブコメディ。とりあえずキアヌ・リーブス演じるジュリアンが、イケメンで知的で誠実かつ情熱的でカッコ良すぎる!!!(笑)ネタバレになってしまうけれど、ジュリアンがどんなに素敵でも、それでもエリカの運命の人はハリーなのだ。付き合う女性は決まって30歳以下の美女ばかりで、エロエロじじぃだったハリーなのだ。出会いもお互い印象最悪で、お互い対象外!!ここからは何も生まれようがないだろう。って感じなのに、でも二人は一つ屋根の下で暮らすうちにお互いの内面を知っていき、恋をする。その過程の演技がスゴすぎた。「え?ジュリアンでもいいじゃん」みたいなブレる感じがなく、「ああ。エリカにはハリーなんだな」という理屈ではない説得力があった。こんなに笑って泣けるセックスシーンがあっただろうか?(否、ない)エリカの心の殻を破るシーンだからだと思う。今まで仕事ばかりしてきた二人が、歩み寄りながらも、初めてぐっすり眠れたシーンは愛おしくて泣けた。。。私は今までここまで、男女の「I'm in love」が表現されている映像を観たことがない気がした。愛し合うってこういうことなんだ。。。と映像で見せてもらった気がした。このシーン大好き💕ビーチピクニック憧れる~!!恋しているエリカが好きだ。チャーミングで笑顔が弾けていて、感受性が豊か。恋しているハリーは素敵だ。優しくて、包容力たっぷりで、純粋。人生経験豊富な二人だけれど、二人とも初恋だった。でも、運命の人と結ばれるには、手放さなければいけなかった。今までの自分を。特にハリーは、自分の未知な感覚を受け入れられなくて、一人の女性を愛し続ける自信がなかった。だから、自分の過去と向き合う旅に出た。愛する人と向き合える自分になるために。大好きな漫画「天国の花」の流布がふっと浮かんできた。~秋くんを知らなかった頃の流布は ほんとの流布じゃない。~なんてすごい言葉だろう。私はこの言葉を読む度、毎回感動し、心が沸き立つ。この映画でも、エリカが先に自覚する。そんな自分に戸惑いつつ、それでも受け入れ、コントロールがきかない。エリカは一度結婚しているけれど、初めての感情をしる。「I'm in love」本気で恋して、号泣するエリカが大好きだ。相手に合わせて、「軽いお付き合い」をしたらいいのだろうけれどできない。素直な心で愛を叫ぶ姿。心を偽らないエリカが美しいから、こういうまっすぐな人になりたいと思った。私はもう、絶対恋愛をバカになんてしない。人が激変する。それが本当の恋愛。今までの価値観を手放さざるをえなくなる。それが本当の恋愛。何歳からでも人は変われる。何歳でも人は本気の恋ができる、私が人生で本当に一番したいこと。それは本気の恋愛です。I'm in love.Seems like I gotta learn how to dothat "love them and leave them" stuff恋をしているの学ばなきゃダメね「軽いお付き合い」っていうやつを。You gotta self-protect.自分を守らなきゃ。You don't really buy this stuff you say,do you?You don't actually think that you can outsmart getting hurt?本当にうまく傷つかずにすむなんて思ってるの?本気で傷つかずにすむように自分を守れるとでも思っているの?You can't hide from lovefor the rest of your life残りの人生、愛を避けて生きることはできないわ。because maybe it won't work outmaybe you'll become unglued.It's not a way to liveうまくいかないかもしれないから傷ついてしまうかもしれないからそれは生きるということにならないわ。I let someone in.And I had the time of my life.私は愛を知り人生の喜びを知ったの。