スイスで妊娠出産 -46ページ目

スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

出生前診断というと、
ほぼ100%の確率で染色体異常の有無を診断できる、
羊水検査のことばかりを考えてしまいがちだけれど、

血液検査で染色体異常の可能性を調べることだってできるし、
よくよく考えてみると、
妊婦検診でみんなが受けている超音波診断だって、
出生前診断の一部なのよね。

例えば、
前回の妊娠11週の検診でドクターボスが慎重に見ていた、
「胎児の首の後ろの浮腫の有無」だって、
出生前に染色体異常の可能性を診断していたわけでしょ。

だからね、やっぱり、
私は出生前診断を受けることに反対ではありません。

妊婦には自分の将来について知る権利があると思うから。

異常があっても産みたいと思っている人にとっては、
前もって福祉施設や、養護教育の情報を集めることができるし、
家族と子供の将来について話し合うことで、
心の準備をすることができるでしょう。

ただし、
「知る権利」であって、「知る義務」ではないから、
知りたくない人にまで教える必要はないんだけどね。

だから、出生前診断を勧めることもしません。

実際、私自身は羊水検査を受けないわけだし、
羊水検査をすると、300-500人に1人位の確率で、
流産してしまうこともあるらしいから。

この話題は今日で終わりにするはずだったけど、
今から出かけるので、ここで一旦切ります。

この話題は、明日も続きます。

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ
出生前診断(その1):羊水検査は必要?で、
羊水検査は、染色体異常のリスクが高いが低いかで、
受けるか否かを決めるものなのだと書きました。

でもね、

「リスクが非常に低い」っていうのは、
「リスクが全く無い」というわけでもないのよね。

だからと言って、
「異常が見つかったらどうするの?」
と聞かれれれば、
子供に障害があるからといって、
この期に及んで中絶することなど考えられない自分があります。

妊娠ブログで犬の話を持ち出すのは恐縮ですが、
私の犬には遺伝性の疾患があります。

この犬は保健所で殺処分になる寸前のところで、私がもらってきました。

雑種犬は、遺伝病とは無縁とばかり思っていたため、
病気が分かったときはとても驚き、悲しみました。

でも、障害があっても、毎日幸せに暮らしています。
厳しく訓練をしてきたので、普段一緒に生活をしていて、
不自由に感じることも何もありません。

今、一緒に楽しい毎日を送っていることが本当に奇跡にような小さな命です。

ただ、犬の場合は、人間よりも先に死んでしまうことが大前提だから、
最後まで犬は飼い主に依存して生きていけるのだけど、
人間の子供の場合は、親よりも長く生きる可能性が高いわけだから、
障害のある犬を持つことと、障害のある子供を持つことでは、
その責任の重さが全く違うわね。

それに、多くの遺伝性疾患は、出生後に治療できることが多いけれど、
染色体異常だけは、今の医療ではどうにもできないという現実もあります。

そう考えると、
羊水検査で染色体異常が確定したために、
中絶を決意する妊婦さんの気持は、とてもよく理解できます。

だから、私は出生前診断を受けることに反対ではありません。

うーん、今日もまた、長くなってしまいました。
でも、この話題については、まだ書き足りません。
だから、明日も続くのだ....。

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ
先日買った「Schwangerschaft: Der Praktische Ratgeber」
という本
を読んでいて、
出生前診断 (die Pränataldiagnostik)について、
詳しく書かれているのが気になりました。

ヨーロッパやアメリカでは、
妊娠14-26週目に、妊婦のお腹の上から、
子宮内部に注射針を刺して羊水を採取し、
胎児に染色体異常がないかを調べる羊水検査(die Aminozentese)
という出生前診断が普及しているようです。

本の中では、
超音波画像を見ながら、妊婦のお腹に大きな注射器を刺している
産婦人科医の写真が載っていました。

この写真を見て、まず思ったことは、
「お腹から子宮に針を刺すなんて痛そうで怖いなあ....」

そして、しばらくしてから、
「私は、この検査を受けることになるのだろうか?」
という疑問がわいてきました。

だって、ドクターボスからは羊水検査について、
なーんにも聞いていないんだもん。

一度このことを考え始めたら、気になって仕方なくなって、
結局ドクターボスに電話をかけてしまいました。

すると、ドクターボス曰く、
私はリスクの低いグループに属しているから必要ないんだとか。

羊水検査は、染色体異常のリスクが高いか低いかで、
受けるか否かを決めるものなのね。

というわけで、
私は羊水検査を受けないことで決まりです。

でも、これで終わりではありません。

この出生前診断については、
もっと色んなことを悩んだり、考えたり、想ったりしたので、
この話題は明日も続きます。

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ