スイスで妊娠出産 -28ページ目

スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

今日は出産準備教室の第2回目。
他の6人の生徒さんの名前もしっかり覚えて、
和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。

1. 痛みがあるから、不安が募る。
2. 不安があるから、体が緊張する。
3. 体が緊張するから、ますます痛くなる。

「この1-2-3ステップの悪循環を上手な呼吸で断ち切ろう!」
というのが今日の教室で習ったことでした。

「痛み」と「不安」と「緊張」は、
正しい呼吸法である程度コントロールできるのだそうです。

呼吸法は簡単に分類すると
1. すーっと吸って、「U」(「う」と「お」の中間音)の音で吐く
2. すーっと吸って、「A」(「あ」)の音で吐く
の2種類がありました。

緊張をほぐし、心を落ち着かせるには、
「すー、ふー、すー、ふー」の「U」の音の呼吸を、
痛みを逃すには、
「すー、あー、すー、あー」 の「A」の音の呼吸をするのですが、
この「A」の音の呼吸法の練習が面白いのです。

最初は、みんなで合唱のように声を揃えて、
「すー、はー、すー、はー」と練習していたのですが、

「はい。だんだん痛みが激しくなってきました。
もう絶えられそうにありません。
でも、泣き叫ぶかわりに大きな声で「あー!」っと言ってみましょう」
と先生が言うと、

「すー、ぎゃー、すー、だぎゃー!!!」
という野獣の雄叫びのような声が教室に響き渡りました。

人目を気にしていると恥ずかしいのだけど、
「ぎゃー!」と大きな声を出すと気持よくもあるのよ。

これでなんとなーく、
呼吸法の奥義が分かったような気がしました。

そして、今日の後半は、
楽しみにしていたマタニティヨガではなくディスカッションセッションでした。

「緊張しているとき、どうしたらリラックスできるか」がテーマでした。

するとみんな、
「呼吸法」だの「アロマセラピー」だの「マッサージ」だの「お風呂」だの
普段しているリラクゼーション方法を提案するわけです。

ありきたりの意見が出尽くしたところで、
「アイ子なら普段、どうやってリラックスしているの?」
と先生が質問を私にふってきたので、

(いつもちょっと面白いことを言う生徒としてイメージが定着しつつあるのか、
難しい質問ほど先生は私にふるようになっています....)

「うーん。
チョコレートやケーキのように甘いものを食べて気を紛らわせることがあるかなあ。
だいたい出産は何時間もかかるわけでしょ。
それならなおのこと当日は、お気に入りのお菓子や果物を分娩室に持ち込んで、
好きなだけ食べて緊張をほぐしちゃだめかしら?」
と答えると、

意外にも先生は、
「それは面白わねえ。チョコレートやクッキー、ぶどう、いちごのように、
ちょっとつまんですぐに食べられるようなものを用意しておくのはとても良いアイディアよ!」
と褒めてくれました。

ふーん、お産の途中でお菓子を食べてもいいんだ。
じゃあ陣痛が始まったら、病院に行く途中でお気に入りのケーキ屋さんによって、
一口サイズのケーキを色々と買って行こうっと!

参照:
出産準備教室(第1回):概要と妊婦ヨガ
出産準備教室(第2回):呼吸法
出産準備教室(第3回):産後の健康管理
出産準備教室(第4回):病院施設の見学
出産準備教室(第5回):夫の役割
出産準備教室(第6回):赤ちゃんのお世話
出産準備教室(第7回):母乳育児
出産準備教室(第8回):子供のいる生活

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今朝は、エステルがクリスマスのための手作りクッキーを沢山持って
うちまで遊びに来てくれました。

イサ夫もちょうど今日からクリスマス休暇に入ったところだったので、
3人でお茶を飲みながらおしゃべりを楽しみました。

我家にはあまり家具がないので、
狭いわりには広々としているように見えます。

でも、友人への妊娠報告にも書いたように、
短期間しか使えない子供用の大きな家具は、
なるべく買わないで済ませたいと思っています。

そこで、今日は家の隅々までエステルに見てもらって、
子供用の家具の配置について色々とアドバイスをもらいました。

「あら、狭いって言っていたけれど沢山スペースがあるじゃない。
ここにベビーベッドを置いて、
ここにお遊びスペースを作って、
ここの隙間に乳母車置き場を確保したら大丈夫よ。
あなた、本当にベビーベッドとか買わないつもりでいるの?」
とエステルが聞いてくるので、

「うん、そのつもりなんだけど....」
と私が答えると、

「それなら、うちの屋根裏に一度来てご覧なさい。
うちの子供たちが使ったベビーベッドやオムツ台が色々と残っているから。
もし、使いたい物があったら貸してあげるわ。」
とエステルは言ってくれました。

よくよく話を聞くと、
ベビーベッドは2種類あって、
生後間もなくから3か月位まで用の小さくて下に車輪がついているタイプと、
もうひとつはよくある檻のような手すりのついた大きな木製ベビーベッドで、
とても驚いたのは、
小さい方のベビーベッドはエステル自身が生まれた時に使っていた物なのだとか。

エステルの3人の子供もそのベビーベッドを使ってきたし、
その子供たちがいつか結婚して子供ができたときにも使おうと思って
大事に屋根裏部屋に保管してきたのだそうです。

そんなに大切なベビーベッドを貸してもらえるなんて、
うちのミニアイちゃんがエステル一家の歴史の一部に登場できるようで、
本当に感謝感激!

「マットレスだけは新しく作り直さなくちゃいけないかもしれないけれど、
良かったら使って!」
と言うエステルの手を握って、

「ありがとう。大切に使うから、是非貸してちょうだい!」
とお願いしてしまいました。

年が明けたら、イサ夫と一緒にエステルの家の屋根裏を見に行ってきます!

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先週の妊婦検診でドクターボスから指令を受けたとおり、
ドクターボスのお薦めリストに載っている10人の担当制助産婦(Beleghebamme)
ひとりひとりに電話で連絡をとりました。

2人だけ途中で英語に切り替えてくれましたが、
他の人はスイス訛りのドイツ語かフランス語しか話せませんでした。

でも、毎回同じ話題を繰り返すだけなので、
3人目と話し終えた辺りからスイスドイツ語だろうと標準ドイツ語だろうと
大して変わらないような気もしてきました。
(ちょっとだけスイスドイツ語に自信がついたかも....)

ところが、苦労して電話をしたにもかかわらず、
10人中9人の助産婦さんから
「来年の4月上旬はもう予約でいっぱいなの」
もしくは、
「イースターはお休みをすることになっているの」
という答えが返ってきてしまいました。

そうだったのです。
私の出産予定日は、イースター休暇の真っただ中にあったのです。

しかも、来年の3月と4月はベッビーラッシュのようで、
私と同じ時期に出産を予定している妊婦さんが通常よりも大勢いるのだとか....。

電話をしながら、
「こんな大変なおもいまでして、私は本当にあの私立病院で産みたいのだろうか?
担当医や助産婦を自由に選べないかもしれないけれど、
英語が通じて準備に手間のかからない大学病院の方がこの際、楽じゃないかしら?」
と途中で迷ったりもしました。

それでも、ひとりのベテラン助産婦さんが、
「本当はもう予約でいっぱいなんだけど、
お困りのようだから引き受けてあげましょう!」
と返事をしてくれたおかげで、なんとか担当助産婦を決めることができそうです。
彼女は、英語を話せた2人の助産婦さんのうちのひとりです。

この助産婦さんとは、今週か来週に直接会って、
出産方法などについて詳しく話をすることになっています。

担当助産婦がいないと、
私が出産を希望する病院には受け入れてもらえないのでホッとしました。

なんだか、今年最後の大仕事を終えた感じよ。

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