スイスで妊娠出産 -27ページ目

スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

日曜日の午後は、
先週、電話で話をした担当助産婦(Beleghebamme)が我家まで来て、
私とイサ夫に「出産の心得」について色々と話をしてくれました。

アンドレアは30年の経験があるベテラン助産婦さん。
ドクターボス(私の産婦人科医)とは何度も一緒に仕事をしているそうなので、
私の出産も安心してお願いできます。

最近のスイス(特にフランス語圏)では、
出産の痛みに過度な恐怖を持つ妊婦が、
麻酔によるリスクを全く考慮しないまま、
安易に無痛分娩や帝王切開を選択する傾向があるらしいのですが、
健康で妊娠経過も順調な妊婦には、
自然分娩が一番良い出産方法だと思っていると、
アンドレアは言っていました。

ドクターボスも健康で経過の順調な妊婦に対しては、
本当に必要な時しか、硬膜外麻酔も帝王切開もしないそうです。

最初、私は「無痛」という言葉の響きに魅力を感じていたのですが、
「どうしても、この出産方法じゃなきゃ嫌!」というこだわりはないし、
本を読んだりしても実際の出産がどんなものか皆目見当もつかないので、
「信頼しているドクターボスが一番良いと思っている方法で産んでみよう!」
と心に決めることができました。

でも、もし私が痛みに耐えられそうになかったり、
ミニアイちゃんに命の危険があるとドクターボスが判断した場合は、
硬膜外麻酔や帝王切開が提案されることもありえます。

そしてその場合は、私にではなく、
立ち会っているイサ夫に最終的な判断を委ねるのだそうです。

まあね。

痛みで意識がもうろうとしている妊婦に、
適切な判断能力があるかは疑わしいものね。

でもイサ夫は、そんな状況で本当に正しい決断を下せるのかしら?

イサ夫、責任重大よ!!!

1月に入ったらアンドレアはドクターボスと会って、
私の妊娠経過を詳しく聞きながら出産方法についての
確認をするそうです。

そして1月27日の午前中にもう一度、我家を訪問して、
準備の経過について説明をしてくれることになりました。

こんなに至れり尽くせりの担当助産婦さんですが、
彼女の費用は100%健康保険でカバーされます。

そして、私が出産を希望する私立病院の費用も、
100%健康保険でカバーされることが今日改めて確認できました。

しかも通常の医療費は、まず自分たちで支払ってから、
後で保険会社から払い戻されるというシステムになっているのですが、
出産費用は、保険会社から病院と助産婦さんに直接支払われるので、
私たちには支払いの報告書だけが保険会社から送られてくるそうです。

アンドレアとじっくり話ができたおかげで、
これまで色々と悩んだり迷っていたことが全て解消されました。

これからも出産が近づくにつれて色んな疑問が湧いてくるとは思うけど、
いつでもアンドレアに電話をして悩みや不安を聞いてもらえるのが、
担当助産婦さんならではのサービスです。

どこの病院で産むかとことん頭を悩ませて、
私立の総合病院で産もうと決めてからは、
担当助産婦さんを探すのに本当に苦労したけれど、
今、全ての努力が報われ始めているような気がしています。

ドクターボスとアンドレアという強い味方を得たのだから、
これからも前向きに頑張っていこうっと!!!

参照:
助産婦さんの家庭訪問(1回目)
助産婦さんの家庭訪問(2回目)
助産婦さんの家庭訪問(3回目)
助産婦さんの家庭訪問(4回目)

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ
イサ夫の趣味は、値段のわりに美味しいワインを探すことです。

会社では就職して早々に、
フランス人の同僚と「ワインクラブ」を設立して、
毎月、ワインテイスティングの会をするほどのワイン好きです。

イサ夫はアイ子にさらに輪をかけたような倹約家なので、
日本人なら誰でも知っているような有名なシャトーの
スーパーワインを買ってくるようなことは滅多にありません。

かといって、安いだけで美味しくないワインを買ってくることもありません。

毎週(時に毎日)のように送られてくるロバートパーカーさんのメールマガジンや、
ワインアドボケイトやワインスペクテイターのリストを睨みつけながら、
良いワインを作っているシャトーの美味しいセカンドワインを上手に選んで買ってきます。

ところがイサ夫は、最近になって、

「これはミニアイちゃんの1歳の誕生日に」
「これはミニアイちゃんの小学校の入学祝いに」
「これはミニアイちゃんの成人式に」
「これはミニアイちゃんの大学の卒業祝いに」
「これはミニアイちゃんの結婚式に」

などという理由をつけて、
ちょっと高めワインを買ってくるようになりました。

しかも、これまでは「味」と「値段」だけがワインを選ぶ際の基準だったのに、

「このシャトーのラベルには、ハートのマークが入っていて女の子らしいから」とか
「このシャトーのラベルには、バラの花が描かれているから」などと言いながら、
20年後が飲み頃の高いワインを平気で買ってくるようになりました。

ミニアイちゃんが生まれる2009年のスーパーセカンドワインは、
きっと大量に箱買いをすることでしょう。

もし将来、スイスの外に引越すことになったら、
地下室に眠る大量のワインの関税は恐ろしい額になると思われます。

それでも、今は黙ってイサ夫の買い物を許している理由は、
「ミニアイちゃんのために買っていると思うことで、だんだん父親になってきていること」と
「所有する全てのワインをインデックスにして、飲み頃をコンピューターで管理していること」
につきます。

「ワインを買うことで仕事のストレスが発散されて、
しかも父親になるという自覚が芽生えるのなら安いもんだわ!」
と自分に言い聞かせているアイ子です。

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ
どこもかしこもクリスマスの色に染まって、
美しゅうございますこと。

しかしながら、
我家は、普段どおりの閑散とした雰囲気。
お客さんが来るときだけ、
お花を沢山飾って誤摩化しています。

だって毎日、ドイツ語の作文に追われて
クリスマスの飾り付けどころではなかったんだもん!
(今週から学校は2週間のお休みだけど....)

イサ夫はイサ夫で休暇に入っても、
論文の続きをずっと書き続けているしね。

でもね、
飾り付けはしなくても、
クリスマス料理はちゃんと作りますよ。

私にとってもイサ夫にとっても、
食べることが人生最大の楽しみですから。

さっき、チキンの丸焼きにナイフを入れながら、
イサ夫がこう言いました。

「ミニアイちゃんには、
皮がパリパリに焼けたチキンの足の部分に、
グレービーをたっぷりかけて食べさせてあげるんだ。
チキンの足は2本しかないから、もう1本はマクシアイちゃん(私)にあげるよ。
それから、一緒にクリスマスツリーを買いにいって飾り付けをしたいなあ。」

そうか。

それがイサ夫のささやかなクリスマスの夢なのね。

ずいぶん控えめにリクエストしているけれど、
本当は今年もクリスマスの飾り付けをして欲しかったのかなあ。

来年はちゃんとクリスマスの飾り付けをしなくっちゃね。

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ