お受験塾なし、自宅学習のみ、受験対策は1年未満というスケジュールでどうやって国立大学附属小学校に合格したか?家庭学習で使っていたおすすめの小学校受験・問題集をご紹介します。
小学校受験対策・おすすめ問題集と例題
小学校受験を決意したのが年長の春。
塾なしだとしても
ご縁をつかむなら
まったく対策なしでは
至難の業。
自宅学習を決意して まずは過去問を先に解き
小学校受験がどんな感じか見てみました。
国立小学校でよく出る問題
・お話の記憶
・しりとり
・生活常識
・理科常識
・季節
・仲間外れ
・図形
・長短比較
・一対一
・四方からの観察
なーんにも勉強せずに
一番最初に解いた時の
正答率が
な、な、なんと5%・・・・・・・
絶望的です。
とはいえ、そのなかでも正解したのが
得意問題のはずですので、
まったく歯が立たなかった
問題集を中心に買いそろえていきました。
理英会のばっちりくんドリル
理英会の分野別単科ゼミで
使用しているテキストを、
家庭学習用に発展させたドリルで、
基礎編、応用編があります。
理英会の教材は
苦手な科目ごとに買えて便利です。
<音・しりとり編>
例題1.
しまうま、まり、リンゴ、ゴリラの絵がランダムに並んでいてしりとり順に並べ替える
例題2.
しまうま、まり、リンゴ、ゴリラの絵がランダムに並んでいて
しりとり順に並べ替えたうえで、「まえから2番目に来るものはどれですか」と問う
例題3.
ほうき、きく、くち、ちりとりの絵がランダムに並んでいてしりとり順に並べ替える
解説:この場合、
「まり」「ほうき」「ちりとり」
という言葉を知らなければ難しい。
ふだんから絵本や家の中にあるもの
自体が教材に。
知らない名前を意識して
教えるようにしました。
また、●ばんめに来るもの、
と言われて
前からなのか後ろからなのか
混乱しないように気をつけました。
▼小学校受験でよく出るしりとり・おすすめ問題集
こぐま会ひとりでとっくん
単元別にぜんぶで100冊ありますが
受験する国立大学附属小学校の
過去問を研究し、
頻出問題の教材をそろえました。
▼国立小学校では必ずでてくるお話の内容理解。
例題.
長文を聞かせた後、主人公が途中でどこへ寄ったか、主人公がどんな顔をしたのか問います。
▼なかまはずれ
例題
ぞうきん、ほうき、ちりとり、ハンガーの中で
どれがなかまはずれでしょう。
※そもそも
「ちりとり」を知らないと苦戦します❣️
▼しりとり
▼ひきざんのきそ
例題 さくらんぼ、りんごがランダムに並んでいて
多い方の数だけ〇をしましょう。
※少ない数だけ
or
多い数だけの差分なのか
果物そのものの数なのか
混乱しないように気を付けました。
小学校受験では
算数の数字を書くわけではなく
概念を理解しているか問われます。
教材は手持ちのおはじきを使いました。
▼きせつ
▼しほうからのかんさつ
例題
つみきが積みあがった絵。
右から見たときの絵を選びましょう。
解説:手持ちの積み木を
教材として並べると覚えが早いです。
▼かいてんずけい
例題.
星が角にかかれた図形を2回ひっくり返すと
星はどこにかいてありますか。
小学校受験対策・季節感
例題1.
水仙、ゆり、シクラメン、
チューリップの花の絵の中から
冬の花だけ〇をつけましょう。
例題2.
すすき、たなばた、かがみもち、
お花見の絵の中から
とうもろこしと同じ季節の絵に〇をしましょう。
特に季節感は本当に苦戦しました。
なぜなら私がわかっていない笑
百合が夏で、水仙が冬だと
小学校受験で初めて知りました。
私が知らないくせに
こどもへ教えられるわけがない。
はずかしい・・・。
公園に生えているすすきを
見つけてわざわざ満月の日に
公園へ団子を持っていき、
「お月見きれいだね。
おだんごおいしいね~」
と教えたら間違えなくなりました。
問題集だけでなく、
園芸コーナーやスーパーで
実際にお花を確認したり、
どれが旬でどれが季節外れなのかを
確認したり。
図鑑を教材にもしました。
色紙を4枚工作をさせて季節の教材に。
ピンクの色紙には春のもの、
ブルーの色紙には夏のもの、
ブラウンの色紙には秋のもの、
グレーの色紙には冬のもの
を貼らせました。
繰り返し教えているうちに
「冬なのになんでイチゴがあるの」
と聞いてきたりします。
季節感の勉強は小学校受験に限らず、
親も子供も季節に敏感になり、
前より落ち葉の美しさや
空のうつろいに目を向けるように 。
心を豊かにする
きっかけになりいいことだなあ。
小学校受験のために
ただ暗記してもいいのですが、
こどもが退屈して
勉強する意欲を失ってしまうし、
私も面白くありません。
問題集やドリルだけでなく
親も子も勉強を楽しむために
実地訓練が大事だなと思います。
日曜日は自由な日と決めていたので、
平日に出た疑問を
「こんど、動物園で見てみようね」
と外出して解決していきました。
疑問→体験→解決のサイクルを繰り返すと
好奇心が刺激され、
もっと知りたいという意欲がわいてきた、
と小学校受験の勉強を通して
発見できたのが大きな収穫です。
間違えた問題は家庭用プリンタでコピーしてできるまで解いていました。今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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