ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録 -9ページ目

レンズの名球・・もしくは迷宮 たまには 真面目に ektar の事を思い返してみる(爆

数年ぶりに、この地味なブログのアクセスを見てみたら、検索ワードで ektar という言葉で たどりついた方が多い事にたまげた。


来てみたら、期待はずれですいません・・・という気持ちもあって、ektarのことを少しあげてみた。


ektarのハンドルネールを使い始めてから早15年(爆 そもそも、好きだったレンズが ektar だったので、

そのまリスペクトさせていただいたわけです。


エクタクロームとか、フィルムの話になると、混迷するので、とりあえずは、レンズの線でいきたいと思う。


おいらは、カメラとレンズは大好きなんだけど、まあ、仕事的には、安全パイレンズを使うのは当然なんだが、


レンズの味わいといういう、レンズの名前と雰囲気と伝説の迷宮に足をふみこむと、大変な事にはなる(爆


まあ、レンズの味を語る前に、確実にお仕事をこなさなす必要がある9割9分打者カメラマンみたいな日常では、 レンズをめぐる レジェンド(爆 は はるか彼方の世界といえるが、


レンズの レジェンド には、なにか、引力があるのは確実だ。


違ったタイプの古今東西の美女を つぎつぎ我が物して試したい などどいう事は、現実世界では無理なんだけど、 レンズの迷宮では、お金さえ出せば、まあ、可能なんだよね(爆


とは言え、日本では大変信仰の高い 独逸系の ブランンドレンズ群は、高いし、あたり前すぎるという事もあって、しかも、おいらのオヤジが そっち系 の方で、おいらは幼少のみぎりから、 ツアイスとか、ライツのレンズの付いたカメラを そうとは知らずに、おもちゃ代わりに使っていた という事もあって、そんなにたいしたことがあるのか という気持ちも実はあったのです(信者の方、すいません)


そんなわけで、おいらは、北米の古いレンズに引かれてしまったわけです。


以来、北米製の安物レンズを あっちの ジャンクカメラ屋から たくさん入手したんですが、


一番気に入っているのは、Kodak Anastigmat 105mm F4.5

で、おまけに荷物の中に ジャンクで入っていたものなんだが、壊れたシャッターを直して上げて、ス2x3のスピオグラにつけて 使ってみたら、滅法良いレンズであることがわかって、一時は、物撮りに、使っていたりしました(爆 


このanasitngmatレンズにコーティングしたものが、ektar高級ブランドとなり 2x3のスピグラに時々とついていて、このレンズもオもおまけで貰って、シャッター直して使ってみたら、しっかり50年代のアメリカのカラー写真が取れる事がわかって、もう一台のスピグラのレンズへ(爆

正直な所、ノンコートレンズの方が 現代はでは面白いという事もあり、おいらは安いanastingmatのが大好きなんです。 フォトショップでフレアー効果入れるくらいなら、このレンズを使いたまえ!


ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録




昔は、マニアの間でけなされてるレンズが、急に人気が出るというパターンは良くあって、おいらがフルコダックレンズをあれこれいじってる間に、コマーシャル・エクター伝説が人気が出て、あっという間に高値の華レンズになってしまったわけですすね。


127エクターも プレス写真の雰囲気むき出しで好きなんですが、空撮用のエアロエクターは、さすがに、おいらの的には、コレクターじゃない という気持ちもあって、使ってないです。

エアロエクターを使うと、素晴らしく個性的な おヌード写真が撮れるのであれば別です(爆

(一時、レンズなら何でも試してみたいという時期があって、製版レンズ、引き伸ばしレンズ、などなど次々にトライアルしてみましたが、”面白かった”けどね)


おいらは、妙なところが保守的で、古いカメラのレンズを外して、デジカメにマウントアダプターを介して装着して楽しむという趣味は希薄で、許せるのは M42アダプターとか、ライカスクリューマウントアダプタ、エキザクタアダプター程度で, 1眼レフには1眼レフのレンズをつけてたやりたいとか思ってます。


そんなオイラが、どんなレンズでも使えるカメラとして何台も抱えてるのが、スピグラ1族とプリモ・フレックスの4x5で、フォーカルプレンシャッターという事もあり、レンズボードさえ作れば、なんでも使えるカメラなわけで、

本当は、安い2x3、4x5のグラフロックスタンダードの デジタルバックが出てくれると最高に幸せという妄想(爆


おいらは、古いカメラを壊して、一眼レフ用のレンズに改造するのは いやだ(爆



さて、話が大幅に脱線しましたが、


ektar であれば、初代ハッセル用のレンズを集めようとかおもわずに、スピグラ用を入手し、それよりもお勧めなのが、格安のんkodak anastingmat を 骨までしゃぶって味わうのが楽しいも思われます。


あと、番外編で 内緒にしておきたいのですが、


おいらは、オーレンサックのレンズは 大穴だと思ってます。


北米系レンズはektar と デフューズフォーカスで有名な verito (オーレンサック)を除けば、島国日本のレンズマニアから無向きもされてないけ、 なかなか良いレンズで、程度の良いものがあれば、ライカ用から2x3用、4x5、8x10用まで、格安入手を進めているのですが、人気が出ると困るので、皆さん、買わないでください(爆

それに、北米系古レンズは、名玉マニアにはぜったいに受けないしね。(爆



まあ、レンズの迷宮は 色々な方がいるので、大変なんですが、オイラが 名前だけであこがれているレンズは


スクリューマウントライカ用の オールド・デルフト です。 なんか、良さそうな感じ・・・・


買うことは一生無さそうですが。



最後に蛇足で


親友のオフランス人フォトグラファー ベル君に、おふらんす製の アンジェーニーのレンズ欲しいから、パリで安く買ってくれ と頼んだら、お前は馬鹿か? といわれてしまった(爆


ベル君は 実力あるアートフォトグラファーなんだけど、 日本の写真雑誌(おいらは、写真雑誌ではなく、カメラ雑誌なんだ と説明したあげたのだが) を眺めて、レンズ作例写真 というジャンルが 信じられん といっておりました。


一台のかめら 50mmnの明るいレンズと、長短2本あれば


それで十分ではないか と説教されましたが


(まあ、そういう意味では、ベル訓は禅僧のような 物から超越したところにあるフォトグラファーではあるが)


日本人は、カメラに関しては 物質的な煩悩を抱えているな との感を深くしたのであります。(爆


そうそう、レンズが変わっても、貴方の 作品の本質は 多分、変わらない


と思います。


そのうち つづく

名器・・もしくは 名車 の迷宮

ご懇意にさせていただいているヴァイオリン制作・修復の超専門家先生から、いわゆる ストラディバリウスとか、ガルネリなどの350年以上までにイタリアのクレモナで作られた 名器 の修復・ ついて色々教えていただいていたのであるが、先日、ハイテクを使用しての修復箇所の綿密調査を行なうお手伝いをさせていただいた。

 まあ、想像していたとおり、色々な修復痕が判ってしまった。


ここからがメンドクサイ話になるんだけど、古いヴァイオリンが一度も修理無しで現代まで生きながらえるとく事は、実用上は不可能で、数十年に1度は、フタをあけ、板ヒビ などの修理(メンテ)は必須で、

これを何回も行なっていくうちに、表板の端部は薄くなり、虫喰った部分は、うらからゴそっと差し替えられ、

次第にオリジナルな成分が少なくなるんだけど、これはいたしかたの無い事なんだろうね。

いったい何パーセント オリジナルな名器なんだろうか??? とい疑問が出て来たりするわけです。(爆



さて、ストラディバリ級の名器になると、極端が話が、痛んできたバイオリンの修理過程で、各部をばらばらにして、 そのばらばら部品を使ったヴァイオリンを複数個作ったりすると、1台から数台の名器が生まれるという事も起こるわけです!


名車とか名カメラの修理再生によくあるけど、数台の壊れた本物を合体させて1台の完璧なものを作るという 手法、いわゆるニコイチの さかさまパターンがあるわけです。


ちょっと面白かったのは、バイオリンの名器とブガッティー、アバルトの名車などの世界が結構似通ってたりするわけで、ブガッティーはT35などの名車は アフターパーツで、一台動く物が作れる ので、クラッシックカーのオリジナル程度というのは、実は、どこまで本物パーツが含まれているかという世界になってきて、 これは、

ストラディバリウスでもおんなじだ という結論。


というワタクシは、レストアしている時に、オリジナルパーツにはまったくこだわらない派なので、ベトナム製ペスパパーツなんかが大好きだったりします(爆


日本人の好きな オリジナル ですが、イタリア製品限っては、あまり気にしないほうが良いと思われます。



迷宮の主 ストラディーバリウス らしい・・

もちろん、当然100%ストラディ 製作中風景
ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録



おふらんす エットーレー・ブガティーの傑作 Type 35

多分、ここの写真の個体は100%ぶがってぃ?

かの地では、レプリカ新品パーツ多数らしい(敬愛すべき小林章太郎先生 その昔談)

ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録





雪の氷の 町内モンテカルロラリー・ヨコハマ  リード90 超絶テクで華麗に爆走!(爆

昨晩、東京・横浜はいきなりの雪で、午後10時を過ぎ、横浜は「港の見える区」の駅に降り立ったおいらは、駅から自宅へのスクーターレースに心を躍らせた(爆


期待通り、駅から、丘の上の自宅まではコーナーを含めた1.5kmのコースは前半は平坦路だが、

後半が90度コーナーを数箇所含めた上り坂!


見事な雪と氷のラリーコース状態。


雪が積もると、四輪駆動車もスタックすることがある難コースなのだ!


さて、駅から、おばさま原付多数を含めた、エンジンの掛かった順スタートとなった。

果敢に雪上の躍り出るおばさま原付の大群。


おいらは、まずはあわてず、後輪のエアーを抜く所からは始めた。

パンクしない程度に空気を抜いておく。


で、暖気運転後、先頭おばさま原ちゃり集団を追撃にかかる。


路地の直線路では、思いっきり早いおぼさま軍団。 一応、車のわだち跡のコース取り。


問題は、最初のコーナーで、先頭の1台がいきなり横転。


たまげるギャラリー(通行人)


まあ、原付スクーターのタイヤの雪グリップなど、ないのに等しい スリックタイヤなのだから、


そのスピードで曲がっては、スリップ横転当然だな。


後続おばさま原チャリ軍団は、先頭の横転を見て、スピードダウン!


ここで数台を追い抜く。


転がるおばさま方は、そう大した事もなさそうなので、見捨てさせていただきましたが、


まー、おねえちゃん なら救出してあげないものでもない・・・。


とか思いながら、コーナーリングを続けていると、


さらに次のコーナーで、おばさま原チャリ さらに 横転 次々横転。


おばさまゲンチャリは何故か転び易い?


というわけで、低圧タイヤでそれなりにグリップしているおいらのスクーター


は壊滅した先頭集団を抜き去ったのであった


後半は 上り坂の勝負。 この時点で、おばさま集団は向き去り、前を走るは おにいちゃん の


カバみたいな 今流行りのビッグスクーター数台。


おにいちゃんたちは、全員 登り坂の途中で、スリップ中。




そこで、おいらは、テクニック2 を繰り出し、果敢にビックマシンに対してアタック開始!


後輪の上に荷重をかける、体重移動作戦 である。


タンデムシートの一番後ろにお尻を乗せ、ゼンリン浮き気味の重量半分で、


路面グリップ力をアップ!


昔、トライアルごっご に凝っていたことが功を奏したか!


見事効いて、カバスクーター群を すいすい抜き去って、気持良くゴールしたのであります。


ビッグスクーターは全長長いし、ねそべりライディングポジションなので、後輪の真上に体重かけらない(手長サル以外は)のが欠点だな。


 まあ、手長サルの方、この状況下では、おにーちゃん より まし というわけだ。




昔の雪と氷のモンテカルロラリーで  ビックヒーレーをあっさり追い抜くMINI軍団の心境。


おさばま といい、スクーターといい、サイズが多いのは 雪道では駄目ですねん。


すいすい走れた

おいらのホンダ リード90は、なかなか手放し難い スグレモノのオールドマシンなのである。(爆


1968年 モンテカルロラリー mini 1300 coperS で優勝のアルトーネン

よい子は、街中ではまねしないでください。



ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録













ことしもやられた バレンタインデー

バレンタインデーとか まあ、巷で盛り上がってるのを見てる立場のおいらですが、富山の ある筋の方 から、素敵なバレンタインデーのプレゼントが タイムリーに 到着と思われました。


この方は、凄腕のビーズ作家の方で、一度、高級ゴディバ風のボール型ファンシーチョコ詰め合わせをいただいた事があります。 仕事中に、うっかりてを出してかじったら、 ゴリゴリ という音が・・

そうなんです。実にリアルに出来た、ビーズ製のチョコだったのだ。(爆 包装も実にチョコらしく細やかに・・(爆


ま、そーいうわけで、2度とをその手には乗らないぜ と思ってましたら、今度はちゃんと食べられそうな触感!!! こりは、チーズケーキか?ムースか???



で、食べてみたら、 カマボコ ・・・・・・・・


今年もやられてしまった オイラであります。


ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録


あっちの地方では、カマボコで何でも作ってしまうそうな。

きっと、美少女フィギアとかもあるにちがいない(爆


所で、lこの人形、食べるのに勇気が要りそうな気がします。



多分、潜在顧客層を減らしてしまった利休のCM かも(爆

利休を登場させて部屋の狭さをコミカルに演じた某企業のCMを見たとき、まあ、品性のないというか、教養の無さを前面に出したもんだと思いましたが、ツイッタとかで早速に批判出現するのも当然な結果でした。(爆

これが、パチンコ屋のCMだったらそれですもんですが、困った事に居住空間系の企業のCMだったわけで、軽薄な代理店のせいでこんなCM作ってしまったんだろうけど、採用されてしまったこと自体が、センスといいういよりは、空間に対する教養の無さをさらけ出してしまったようなわけで、この企業が提供する空間は大丈夫なんだろうかとか、心配になるわけです。嘆いている教養派社員も多いんだろうなあー(爆


茶室を極小空間に凝縮してしまったのは、利休のオリジナルな発想というか、企みだったわけで、日本の空間造形のオリジナルな発想ともいえると思うね。 

こういう名人の発想を笑う場合は、落語ではないけど、ソバの通が、死ぬ間際に、 一度でいいから、そばつゆを一杯かけて食べたかったとか、フリーJAZZの名人が、本当は、フリーJAZZは好きじゃなかったんだ 発言とか、

面白いアングルで笑うこともあるんで、利休の線でコミカルに行くんだったら、もっと知的にひねらないと駄目なんじゃないかな。


ま、こういうわけで、実は、一瞬のCMで 日本の茶道ファンと、真面目な日本文化愛好家という顧客層を失ってしまったのではないだろうか???


利休については、信奉者が多数いるんだとという事も忘れてはいけないわけで、秀吉とのストーリとかが歴史ファンにも人気が高く、書籍、図録、映画、コミックなど、たくさん出ているわけで、まあ、この層もついでに敵に回してしまったようなもんだ。爆


いや、CMって怖いもんですねー







ベスパが好きになった理由(わけ)

小雨の横浜を、師匠のガレージに用事があってスクーターで走っていると、道の脇から、赤いスモールフレームのベスパが走り出てきて、ライダーの女の子が、かなり決まった レトロなブリティッシュな乗馬ファッションで決めていた事に、限りなく感動したオイラであった。 ベスパ乗りは女の子の方が絵になるねー。




というおいらは、昨年の6月、台湾ベスパの修理をする羽目になったのがきっかけで、かなり深くベスパと付き合う事になってしまった。 その結果、車庫にはレストア待ちのスモールフレームが2台も鎮座してるんだ。




修理しながら、感じたのは、まあ、基本的に、エキゾチックな構造が随所にあって、古くは第二次大戦直後、敗戦国であったイタリア 航空・重工業メーカーであったピアッジョ社の回転翼機の設計者の基本設計思想が色濃く残っている所が面白いんだ。付け加えれば、あのデロルト製の妙なキャブレターの仕組みの真髄が、なかなか理解できません・・・・




ここ数年、おいらの撮影系のお仕事では、回転翼航空機のメカの撮影が時々あったりするんだけど、雰囲気がちょっと似たところがあって、バイクの血統 というよりは、小型航空機の血統のなれの果てという風情を感じたりする。




それは、モノコック構造のフレーム とかではなくて、ギアシフトケーブルが行って来いの取り回しで、これは、小型飛行機のラダーのヒンジ構造のほかの何物でもないというような感じのすることとか、エンジンのカバーのしかたとか、軽量化と材料・部品の節約を兼ねた超合理的な貧乏くさい節約思想とか・・レトロな飛行機に似てるんだね。


最新の電子制御されたスクーターメカよりも、コンパクトにシンプルに材料と部品使わずにまとめるエンジンの方がよほどIQと志が高いと思うんだが、水平の単気筒2サイクルエンジンとミッションと駆動軸までを合体させた頭の良いメカは、やはりイタリア人の独創というべきで、日本の優秀な技術者には出来ない発想であることは間違いないと思ったね。


先週、350年前のイタリアの名ヴァイオリン、ガルネリをデザイナーとして殊調査をする機会に恵まれたんだけど、ヴァイオリンはいきなりいまの形で出現して、はじめから完成形だった


という事で、その曲線美とか、最初から完成形というあたりが、同じイタリアのスクーターと良く似てるとか思いました。





てなわけで、おいらは、小型スクーター党になっちまったわけですけど、決して、無条件に、ベスパはオサレで味がある と思うわけでが ありません。


個人的には、ユーロな雰囲気を追求した草食ベスパ男子より、 運転するのが面倒で、2サイクルで環境汚染をまきちらすぺスパを堂々乗りこなす、おされ女子ライダーのほうが、ぜんぜんすきなのであります(爆




てなわけで、オイラのベスパが復活したときには、おいらは、イタリアの農夫のおっさん風なファッション(エルボーパッチをあてた地味なジャケットに地味なウールなズボンで、貧乏くさくせまる! 路線で行こうかと思います。


横浜近辺のベスパなねえさん、道ですれちがったら宜しくね。!






ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録-vespa_pinup











ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録-vespa




イタリアの農夫






ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録-farmar

































アートは読み解かれるものではない。 反解釈  大賛成

反解釈 (ちくま学芸文庫)
スーザン ソンタグ
筑摩書房
売り上げランキング: 9128

昔のレーサーにヒーターなんか無い事を忘れていた日曜日

恒例のニューイヤーズミーティングに 機上撮影員 として参加してまいりました。



師匠から、 明日は FIAT Abarth 1000 TC で行くから カメラ持って同乗してきななさいよ というお誘いというか、命令に乗ってしまったのが事の始まり。

 年々増えている国産旧車が、族軍団にみえてしょうがないといか、おにゃんこクラブの曲をガンガン流しならが集まっている 1990年風のデコカー とか、目立つイベントではありました。



さて、朝7時にした 1000TC のコ・ドライバー席に収まったワタクシは、肝心な事を忘れていたのです。 この車はサーキッ仕様なので、 ヒーターが無いことを・・・・



おりしも、関東地方は明け方氷点下の気温をマークし、寒いのなんのって!



すき間と、穴だらけのボディーからは、どこからともなく、冷たい気流が流れてくるし、



きっと、第1次大戦中の吹きさらしの偵察機のコックピットは こんな様相だったんだろうな。



ワタクシは、ホームセンターで2000円で購入した、皮フライトジャケットもどきで武装はしたものの、窓ガラスの内側が凍りつきそうな車内でありました。
 当然、デフロスターもないし・・・(爆
当然、ラジオも、時計も、シガライタもカーステもナビも無い。 床は鉄板そのまま。

振動と爆音も相当なもので、ウエーバー40口径が送り込むガソリンの量に比例し、消音効果も無いも同然のマフター、カチカチのサス、内装もなく、鉄板むき出しの室内音は、恐らくドア明けはなしのDC-3という雰囲気。あってるかどうか不明のメーターも、雰囲気があります。



てな具合で、49分の道のりを堪能してまいしました。



いやはや、すざまじいスピード感で、レーシングカートで公道走行している雰囲気ではあいっりました。



この素敵なアバルトは、イタリアではF1ドライバーの偉人で、国民的な英雄、アルトゥール・メルツーリオ(ラウダをレース放棄して救出した本人) が、若い頃にモンッツアの8時間耐久に出場していた1000TCと同じ仕様になっており、塗装もそのままの、大変素敵な逸品であった事を付け加えましょう。 


それにしても、昔のモンッツア8時間耐久に、こういう車で出ていたとは、オールドドライバーは凄かったんですねー。 まじ、野蛮です!(爆
恐らく、直線では200km近い速度でかっとぶ ちびっ子リアエンジンですからねー。
ミニをけちらして走っていた当時のサーキットの光景を見たいもんです!

猫社長 ”一郎”樣

皆様、すっかりご無沙汰しております。猛暑の続く 夏の真っ盛り ですが、いかがおお過ごしでしょうか?


時折、たちよって、撮影をしております、横浜の武田モータースさん、 慣れてきたかめか、高級猫えさ を貢いだせいか、最近立ち寄ると、工場の一郎社長が出迎えてくれるようになりました(爆


夕方になると、入庫した 恐ろしくマニアックなオフランス自動車の 整備状況を、においをかぎながら、チェックしております。


一郎の社長の後ろに見えるは、マトラです。実は、おいらも、この車は、古い本の写真でしか見たことなかった・・。 社長さんの許可をいただき、じっくり マトラを拝見して撮影。! 基本的には、60-70年代のフレンチ・アヴァンギャルドなデザインという事が知れる。車のデザインだけ見てもだめで、ファッションだけでもだめで、デザインのポイントは、時代の空気 を理解する所から始めないといけないわけです。

いーやー、細部を見ればみるほど、面白いデザインですねん。



おぬし、撮って良いにゃん とのお言葉


ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録



向かい合わせに置いてあったのが、シトロエン アミ である。 これまた、アバンギャルドなデザインの塊。

猫社長さまが、チェックしております。 特に、バンパーの裏側の匂いのチェックに熱心で、きっと、なにか あるんでしょー。 ワイン畑の匂いがするとか(爆


なんともにゃん な シトロエンにゃん。 アミ の毒気にやられる社長


ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録



こんかいは、社長様の尻尾をいじくりまわす事に成功し、まずますです!













ブラッドベリの DANDELION WINE (たんぽぽのお酒) を引っ張りだすと

相当長い間、ブログを更新してませんが、これには、 おもろいネタは、関係者の差しさわりがあるのでかけない とか、仕事ネタは、もっと書くわけにはいかない とか こっそり書いていたこのブログが バレテしまったり とか いろいろ気を使わなくてはいけないとか、いろいろな訳があり、これからは、多少真面目に書きます(爆


さて、飛行機(と書くと、かっこつけて国際線だろうとか思われますが、国内線です)の中で読もうと、かなり昔、飛行場の本屋にて、表紙の絵で買った SFの詩人とか称されるレイ・ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」が部屋の隅から発掘された。


つたない英語力で、読みはじめたら、表現力の卓越さに、あらためて感動。 この本は、太古の昔、晶文社から確か、文学の贈り物シリーズで出版されていて、最近リニューアル復刊されていて、そういえば、復刊本も本題に並んでいました。

つうわけで、おいらの本棚には、太古の昔版(当時読んで感動)、復刊版、英語のバンタムブック版の3冊+続編が背表紙を並べているわけです。


 ネットでググルと、 若い頃読んだ印象と異なり、懐古趣味で後向き過ぎるとという批判が大変多い事にきがつきました。 ブラッドべりは、新しい事には否定的だとかいう意見も多いのだが。

まあ、若い頃に読んだ本と同じ印象で読めると思うほうが不思議。

小学生の時に読んで面白かった本を再読してごらん!



本の内容は変わらないので、まあ、読んでる本人が老化したんだろうなとか思いながら、再読していると、英語版のほうが、そういう懐古趣味的テーストが薄い事に気がついた。 翻訳上での日本語の使い方の問題もあるのだろうが、英語版では、大変にみずみずしい描写が伝わってきて、まあ、年取って失ってしまった感性を再活性化させるという事が必要なんだろうな、ブラッドべりを読むには。


オイラがブラッドベリで好きなのは、10月たそがれの国 で、まあ、秋のにおいとか、カビのにおいとか、そんな雰囲気ぷんぷんの作品でで、懐かしさ全開。 でもね、オイラが敬愛してやまない稲垣足穂先生も、「芸術とは、限りなく懐かしいものある」と記しているので、まあ、失われた時間と空間をいつくしもうではありませんか。



ラファエロ前派とミュシャをミックスしたような表紙画

けっこう、いけてますね。

左の黒猫2匹にも注目


ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録