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ベルトーニはパナール24をデザインしたか? 

先日の日曜日、偶然ではありますが、ワタクシが以前にご紹介させていただいた、バナール24と、そのオーナー様にお目にかかる機会がありました。 このブログにて、パナール24の事を書いていたのが目に留まっていたようで、読んでいただいていたのは、誠に恐縮です。 今度は、ちゃんと撮影させていただきたい とオーナの方にお願いしております。 ふふふ


さて、お目にかかったときに、シトロエンのDSとのデザインとヘッドライト回りが似ているというようなお話がでてまいりました。 そいういえば、以前に、ベルトーニ(ベルトーネと混同してはイカンよ!)はDSのデザインをしたかという件は、たぶん違うだろー という推論をブログで書いてしまいましたが、日曜日の晩に、中途半端に終わらせてしまった事が気になり、更に探索を行ってみました。


結局、チェコの研究者のサイトの他、、英国の研究サイトにて、「私はベルトーニの弟子だった」という貴重な文献を見つけ、当時のシトロエンのデザイナー数人と、パナールのデザイナー数人までたどり着き、フランス車のデザイナーの迷宮に、相当ディープにはまり込んだのであります。


結論から言えば、パナール24のデザインは、17PLをデザインしたパナールのデザイナー ルイ君のようです。

パナールがシトロエンに吸収後、2CVの近代化版の試作車などをパナール組が手がけていた模様。


ベルトーニのデザインは、DSのプロトタイプのアイデアとなった「ヒポポトマス」で、DSそのものは、50年代初期のスタイリングマネージャーのルフェーブル氏と、デザイナーのラバ君、など、ベルトーニの後釜の座を狙っていた別のデザイナーの手によっていて、その後、DSの顔回りのリニューアル時にこれまた別のデザイナーが(R. オプロン君) あたりが手を入れてます。


ちなみに、ルフェーブル氏は、科学的造形の信奉者、

オプロン君は、モーターショーより動物園が好きで、生物的的造形をめざし、DSがおさかなぽいのは、そのあたりかもしれません。 当時のシトロエンのデザーナーは大所帯で、お互いに影響しあった との事なので、ルイ君の24のヘッドライト回りの造形を、オプロン君がいただいた と見るのがよさそうですね、


まあ、パナールとシトロエンが一緒になったあたりで、迷宮は更に深まり、ますます、はまり込んで出てこれないワタクシであります。 



後のDSとなる、プロトタイプ車 「 ヒポポトマス」  何にも似ないデザインを目指すベルトーニ先生としては相当に普通な印象ですが、トラクションアバン 造形から見ると、相当に現代的。

ベルトーニ先生は、反アートセンターの反スタイリングの原理主義者なので、尊敬しております。


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ご存じ初期の顔バージョン DS このあたりは、ラバ君とルフェーブル氏


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後釜 オプロン君の光軸移動型j改良ヘッドライトのスケッチ


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実際のモデル
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シトロエンに吸収されたパナール部隊のルイ君のお仕事


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ルイ君 パナールでの、24のデザインお仕事


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24の前の17です ルイ君お仕事で、サイドラインの処理は、明らかに24へ繋がるモチーフが出てます。
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パナールのデザイナーも数人おりますが、ルイ君は、ボネのデザインをしてたらしいので、まあ、

ますます混沌としてきます。


まあ、50年代のおフランス車のデザインは迷宮なので、そういう意味では、地下の迷宮で遭難しかけていすワタクシであります。 まあ、デザイナーのサガってやつでしょうか?(爆

もっと評価されるべき、おフランスデザインであります。  そのうち続く・・・


魔術師の物語  フォト好きには、拾い物のアメリカン・ミステリーだぜ

たまたま近所の図書館から 適当に借りた本の中に、魔術師の物語 という翻訳物のアメリカン・ミステリーがあった。 


本を借りるとき、あまり作者を選ばないで、今日はここから ここまで 6冊(貸出上限)という具合に借りていて、これは、読まず嫌い の作者と本をなくそう という僕なりの魂胆であるが、現実的には、6冊借りてあたりが1冊あればラッキーという歩留りなんだな。 まあ、ご近所の図書館の本の趣味が、あまりに僕に合わなさすぎる という点もあります。(爆



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魔術師の物語 (新潮文庫)
デイヴィッド ハント
新潮社
売り上げランキング: 1,113,446


で、この 魔術師の物語 なのだが、 デヴィッド・ハント というサンフランシスコ在住の匿名推理作家の作で、


霧のサンフランシスコ (ここが背景のカルチャーとして重要) を舞台に猟奇と幻想の世界の中を、 色盲の若い女流フォトグラファーが 複雑怪奇な事件の渦中に巻き込まれていくミステリーなんだけど、 色盲なので、当然の事ながら、 彼女の見えるすべての世界は グレースケールの世界で、モノクロームフィルムで作品を作っていくわけで、ここが わくわく なのであります。


 カメラは、レフレックスでないファインダーのコンタックスを使用という記述から、戦前のコンタンクスか、かってのコンタックスG1かと思いをめぐらしながら、小さな交換レンズをポケットいれてる情景からG1を想像したら、これはあたりでした。 CANONもPENTAXでも、NIKONでもないのが良いですなー。

ちなみに、暴漢にG1を盗られ、一時的に、元警察官(わけあり)の父親のNIKONを使う事になるのですが、おそらく、 F、 FE あたりだろーなーと思ってます。

壊された暗室を再開するめの機材リストも出てくるんですが、引き伸ばし機のブランドとか、レンズ(ローデンストックを数本)など、けっこう、詳しく、フォトジャーナリズム傾向解説も的を得ているので、作者はフォトグラファー業界にいた人か?


最近、根気が無くなって、どんどん本が読めない? 夏の夜 なんだけど、この本は、すいすい読み進んでいるというのがポイントで、おすすめの1冊なのですが、

1990年代の新潮文庫の出版で、とっくに絶版!・・・

でもご安心・・アマゾンの古本で1冊1円で買えます(爆 これは買ったほうが良いかもしれない・・

アマゾンのレビューは1件で、星5つ! 


デヴィッド君は、アメリカでは何冊も出していて、平均、星4つなので、まあまあ。


さて、この女流フォトグラファー登場の第二弾で、 Trick of Light  といタイトルがあり、

未翻訳の上、洋書も古書しかない・・・という様相・・・


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でも、タイトルにそそられて僕であった







 

上野の森の罠 2枚のフェルメール

ここ数か月は、お仕事の往復で、上野の森の中を歩く事が多く まあ、なんで上野の森近辺にクライアントが重なってしまったんだろーと思いながた ミュージアムの中に閉じ込められているワタクシであります。 さて、そんな中、フェルメールのなかでは一番のアイドル人気 「真珠の耳飾りの少女」が東京都美術館 にやってくるのであります。




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 さぞかし混むだろうなーと思いながら、帰り道に国立西洋美術館 の前を歩いていたら、「真珠の耳飾りの女」 の看板がかかっているではありませんか! 

左はクラナッハの絵なので、ここで心がときめく(爆




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真珠の耳飾りの少女 VS 真珠の首飾りの女 ってなわけで、この2枚が上野でみられるのはありがたいこと? ですが、 ワタクシには、真珠の首飾りの少女 を見に行くつもりで、都美術館の手間にある西洋美術館のほうに行ってしまう人が大勢でるような気がしてなりません!(爆



ああ、勘違いしそうだよなー。



ワタクシ的には、西洋美術館に同時に展示されるクラナッハの おなかがぽっこり出た北方ルネッサンスの真髄おヌードに大変興味があり、これはぜひみちゃい一枚!

おなかぽっこりおヌードについては、かなり以前のこのブログに書いた覚えがあるんだすが、

なぜぽっこり なのか? については、かのケネス・クラーク大先生もスルーしてしまったという難解なテーマで、 理由を知りたいワタクシは、ぜひ、本物を見てみたいものだ と思うのだ。



クルナッハ ルクレチア
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みなさん、真珠の首飾り と 耳飾り の罠にははめられないでね!




TOMOS が錆びて放置されるワケ

しばらく、捨て子になってしまったTOMOSをいじっていたら、案外エンジンが簡単に再起動してしまったので、コツコツ直していたら、すっかりTOMOS人間になってしまった。


目下の問題は、50ccの原チャリであることで、 不死鳥のごとく、復活再生を遂げた東欧ブランドのTOMOSは、絶好調で、2速オートマチックチック変速システムが、30kmのスピードでTOPに変速してくれるというメーカーセッティングのせいもあり、あっという間に時速40km越えになってしまうのだ。


一番気持の良い速度は、45km近辺であることを明記しておこう。


ゴールド免許を汚したくない私としては、若干の排気量アップにて、黄色ナンバー 原付2種にしたい心うきうきになっいて、ほとんど高校生と同じ状態。




ekterman's TOMOS




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さて、TOMOSといえば、かなり以前に、もと仏領であるニューカレドニアにいったとき、あっちの学生が自転車代わりに、そこいらじゅううで乗り回していて、 モペッドなら車の免許取得年齢にならなくても乗れる特典から、 まあ、おフランスのじゃりバイク という 私の中での位置づけなわけであるが、そのあたりのイメージから、日本では、 パリジャンが街乗りする オサレ な乗り物的イメージに展開され、 日本の若者が おされ で、れとろ という路線で、安物(現地では)のモペッドを感ちがいして乗り回すという図式になっているようが気がする。




TOMOSの魅力は、その安っぽさと、安く作るたjめに、すごーく頭を使っているところで、ある意味で、ハーレーなどの高級バイクよりも、設計IQは高いのではないかと感じいっている。 


寿命設計的には、EUな じゃり が 車の免許が取れたら捨てちゃうからねー という年数もてばいいので、エンジン・フレームを除いては、そう頑丈なものではないね。






で、日本でTOMOSが捨てられる原因の多くは、 いまどき混合ガソリンが必要で、うっかりオイル入れ忘れてエンジンが焼きつく とか、混合が面倒だ という理由が多いけど、 修理の際のパーツ料金が大変に高価 という点にもありそうだ。 




TOMOS は、都会のテナント料が高そうなオサレな所で販売しているので、 費用がかかるから、安くうれない という宿命があり、それは、オサレ思考な都会の若者でないと 買わないという消費者層問題もからんでる。




最大の悲劇は、それが、BMWやマセラwティーのような高級車ではなくて、おフランスでは一番底辺なモペッドであるという事実で、安物にもかかわらず、高いパーツ問題が TOMOSが捨てられてる大きな理由ではないかと思うわけです。 いつ売れるかわからないウインカーリレーを在庫しなければならない 


日本のディーラーの苦労がしのばれます。 




ちゃっちい→壊れる→パーツが高い の悪循環が、日本でTOMOSが放置されワケなんだろうね。






TOMOSのパーツは欧米のネットショップに発注すれば、かなり安く入手できるので、私もその手で入手をしておりますが、まあ、オサレ ユーロ女子TOMOSライダーには、つらいのではないかと思います。




なので、 お金持ちでないオーナーがTOMOSを乗り続けられる条件は、


1、自分で修理できる


2、社外代用パーツを発掘するのが好き


3、海外のネットショップ大好き


4、オリジナル部品にはこだわない




という4条件で、強者よ ガンバロー!(爆




さて、私の捨て子TOMOSは、 日本製の機械用のシリンダー電気キーを改造装備し(TOMOSにはイグニッションキーはない! VESPAと同じ)、燃料ホースを国産高級品に変え、燃料フィルターも入れ、中国勢のタイヤとチューブに交換し、ホンダのヘルメッっホルダーを追加し、安物ねじは、一部ステンレスねじ、高級アップセットねじに交換し、ペダルはホームセンターの自転車売り場で調達し 絶好調であります!






PS


TOMOSは、日本で以外の国では、オイルは自動分離給油になっていたりとか、フロントフォークは、バネだけじゃないものに変更されていたりととか、改良が著しいのですが、日本仕様は、大変レトロな仕様のみとなっていて、これは、レトロ仕様じゃない受けない??? のでしょうかね? VESPA VINTAGE のようなもの?
 





さて、最終的には、この復活させたTOMOSは、手放す事になってしまうのですが、
その理由は、 ブレーキの利き具合があまりにも貧弱で、どう改良しても、
動力性能に見合った制動力が得られず、危険を感じたからです。
皆様、ご注意を!

インプ再び!  大変な車ですが・・・

何故かおいらのブログのアクセスが増えているので、不審に思い(爆 調べてみたら、インプの検索キーワードで来訪された方が大変多い事が判明した。

このブログはこっそり書いているので、読者が多くなるのは実は想定外なのである。 困った


とは言え、サービス精神旺盛なオイラとしては、駄作車として誉れ高いインプの話の続きを書いておこう。


インプといっても、スバル・インプレッサの事ではないので、水平対抗信者はここでUターンしてください。


さて、インプの最大の弱点は、熟成していない新技術を安易に使った点になるのだが、英国人の書いた「世界最悪の車大全」翻訳あり に、どーして、そんな事になってしまったか、小さく理由が書いてあった。

当時の、折からの政変のあおりをくらい、政治圧力で、1年、前倒しで量産させられた というは、オイラの知らなかった大事実。 なるほど、熟成なんかしえいる時間がないですね。


英国人の著者は、造りが悪くて、錆易い 雨漏り する と最悪な点を指摘しているが、オイラが無軌道な若者ドライバーだったとき、5年の長きに渡って運転していたけど、そんな事はなかったね。


それよりも、新技術を安易に使ったメカニカルなくだらないバチに当たりまくったというのが本音である。

この車で、今日のオイラが育て上げられたといっても過言ではなく、こんな素敵な車だったんだけどね。




やたらに元気の良いアルミエンジン コベントリー・クライマックス製で850cc

カートのようなサスペンション

クイックすぎるステアリング

遊びの無い、まったくすべらないクラッチ

下りカーブでスピード出すと 超オーバーステアのワナが・・・



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エンジンは、ダサい鋳鉄ブロックOHVのミニに勝つ!

当然、鈍重なフォード・アングリアにも勝つ!!

エンジンはロータスと同じだから、MG1300よりも内容は濃い・・・


と信じて、おいらは5年もインプを乗り続けたのでした。

これは、インプが現役車の時代のお話です。



素敵満載のインプを運転した英国の若者から、優れたレース・ドライバーが輩出したもの当然といえよう。



さて、時は流れ、ヒルマン・インプとその一族は、まったく忘れさられた存在となってしまって40年・・・

昨今、インプでネット検索をかけると、レストア車はあちこちのブログで見られるようになったのはなんという変化でしょうか(爆


真実を若いレストア・インプのオーナーに伝えたいという 余計な使命感で、まあ、インプは隠れた名車ではなく、迷車なのさ と説明しているわけです。

まちがっても、趣味の外車専門店の口車に乗せられないようにしてくださいね。(爆

外車専門の 自動車評論家 の先生方も、現役時代のヒルマン・インプのステアリングを握った体験者はほとんどいない と思われる車で、真実が語られないのは、まあ、当然といえば当然で、本当は、自動車評論家の先生方は、世に言う名車ではなく、迷車にいっぱい乗らなくてはいけないと思うわけなのだが・・・。

仮に、試乗体験しても、ちょっと東京箱根を往復しただけの記事では、あまり真実まで辿りつえkないのです。



日本ではマニアからは完全オミソなインプと同じルーツグループには、

サンビーム・レピア とかの名作車があって、そっちを買われる事をお勧めします。



オイラのブログ記事から再収録



今日、じゅんく堂書店にて、カーグラアーカイブ60年代イギリス編と、フランス編、ドイツ編の3冊を買いこんで

(これはおいらの進行形プロジェクトの一部である!) ヒルマン・インプの箇所を読んだら、信頼性が低い と一言で片付けられていた。


まあ、信頼性が低いのは事実だけど、どーして、評判が悪いのか・・・  カーグラの人でも知らないだろう事は断言できるよ。


アルファとか、フェラーリとか、ポルシェとか、ルノー・アルピーヌみたい、みんなに有名な車は、紹介、解説も多し、商売になるから、資料も豊富だ。でもね、ヒルマン・インプみたいな、非ブランド大衆車は、商売人は見向きもしないから、ホントの事がわかってない というのが実態なんだ。


日本では趣味性の無い車と思われているから、インプ専門ショップとか、インプマニアも存在しない。

まあ、日本では忘れられた車だな。


こういう車に関しては、ベンツとフェラーリ、BMWのことなら幾らでも語れる高級外国車雑誌で有名な評論家先生も、実際のところは知らないというべきだろうね。


では、日本では、このブログにしか解説されない、秘密を書こう。


インプは、本質的な部分では信頼性の高い車である。

つまり、エンジン、ミッションは丈夫だよ。 ということだ。エンジンの補器関係のトラブル、冷却系のトラブル、ミッション系のトラブル にも見舞われた経験はなかったです。まあ、オイラというか、おやじのインプに関してだけどね。


でも、つまらんトラブルは多い車で、車庫でジャッキアップして潜っていた回数は多かった。

トラブルの多くの原因は、あまり考えないで、新素材による部品を安易に多様したことである。コストダウンのためか?あるいは、新技術をやたらに使いたかったのか? そのへんは謎ですが。


たとえば、リアエンジンで、後輪がドライブシャフトのジョイントの一部に、ユニバーザルジョイントではなく、ラバーカップリングを使用した事 ゴムが割れてくるんです。なんと。

これは、コストダウンだと思うがね。 同じようなラバーカップリングを ロータス・エランに使用して、トラブルに見舞われ、ユーザにわび状を出したのは有名な話だ。

ちゃーんとした、耐久テストしなかった ということだよね。


次に、またもや、後輪ドライブシャフトだが、ユニバーサル・ジョイントが、ベアリングシールなし、ラバーブーツなしに、むき出しなので、数年で、ぼろぼろに。


スピード・メーターケーブル回すメカの根元がナイロン製で、すぐ折れる。


ワイバーはダイレクトなリンク駆動ではなく、フロントボンネットの中にあるモーターの回転を、ワイヤーケーブルで伝導する。数年で、ケーブルがよじれて、壊れる。


ギアシフトの伝導も、ダイレクトなメカ伝導ではなくて、フレキシブル・ケーブル・ジョイントを使用・・

よじれて、壊れる。


結論としては、ケーブルがよじれて壊れる。 エンジニアリングプラスティックがかけて壊れる

とおいうお粗末な故障の嵐で、そういう点の信頼性がものづごーく低かった。


その他、五万KM走行を過ぎるころ、ミッションから周期振動音が発生するようになり、70kmくらいで走ると、

ぐをーん ぐをーん ぐをーん と床から大きな騒音が聞こえてくるのだが、これが インプ乗りには有名は、

「インプ鳴り」という インプ特有の騒音なんだ。


誰か、インプ鳴り をぐぐってくる人がいると楽しいね。 昔のインプ乗りの方、ぜひ、メッセージください。

インプオーナーだったクラブでも作りましょう。


おいらはね、フェラーリよりも、こんな車のほうが好きなんだよ。


ちょっと話してみたい、フォード・アングリアなんかもね





再収録その2






ヒルマン・インプ 超絶テクニック養成ギブステーマ:自動車っぽいデザインのお話し

夕方、ネットを探索していたら、すんごく懐かしい車に遭遇した。


オイラにとって、幸運というか、不運というか、教習所を卒業して、最初に運転することになったのが、

ヒルマン・インプ という、怪しい、エゲレス製の 例にもれず、貧乏中古小型車だった。


imp

オイラと同じインプ 友達からはアマガエルと呼ばれてました。

ヒルマン、シンガー、ハンバー、サンビームなどなど の英国弱小メーカーがルーツグループとして大整理統合された事態があって、このルーツグル―プは、結局、英国クライスラーになってしまったわけだけど、オースティン・モーリス、MG、ライレー、ウーズレー、バンデン・プラス のメーカーが大統合されて、英国民族系のBMC になった事とに似ている。


結局、この手の大統合の結果として、カタチは同じで、名前とバッチ が違うだけの車の嵐となり、それが結果的には悪かったんだろーねー。 もーっと、車が売れなくなったんだ。


だってさ、バンデン・プラスと、オースチンが、中身がまったく同じなんだぜ。


このパターンは、バブルの絶頂にマツダが同じ轍を踏んで、オートラマとユーノスとアンフィニとマツダ店を作ったあげく、ユーザは区別なつかなくなっちまった ということがあったけね。 


さて、ヒルマン・インプは、このルーツグループの、ミニに対抗した野心作というか、偉大な駄作で、この車のおかげて、今日のオイラがあるわけです。どーして、こういう駄作の傑作ばっかり乗る運命なんだろーねー。


ミニの対抗馬という、一番安い小型車を目指したインプは、

排気量は850cc ミニと同じ だけど、ボディーサイズは1まわり大きい、完全な箱型。

エンジンは、室内を広くするためか、時代的には遅れたリアエンジンで、前輪駆動ミニみたな革新性にはかけるが、まあ、ルノー、ビートルを手本にした安易な安全策。


ここらで、そろそろ化けの皮がはげてくるが、オーソドックスっぽくふるまってるんだけど、エンジンは、コベントリー・クライマックス設計になるアルミ製・45度斜め搭載のOHC水冷4気筒エンジン。 ミニはいまだOHV。

重要じゃないところが革新的なんだ。 なんで、大衆車にこんなエンジンが必要なんだろう?


コベントリー・クライマックスは、消防ポンプのメーカだけど、レーシングエンジンのメーカとしても有名で、ロータスもこのエンジンを積んでいたんですね。なのに、方や名車で、インプは駄作という運命に。


小型貧民車に、消防ポンプ いや、レーシングカーのエンジン屋のエンジンを搭載しちまったんだぜ!

イギリス人は凄い!と思うけど、高回転型で、粘りなく・ピーキーなエンジンだ。

きっと、これならミニに勝てる! と思ったんだろうねー。


つうわけで、後ろのエンジンフード開けると、まるで当時のフォーミュラ2まがいの、輝く斜め搭載

アルミエンジンがでてくるわけだ。 眺望からいると、ルノーアルピーヌなんか目じゃない。


ここいらへんからして、おかしな車なんだ。


で、クラッチは、まったく遊びがないクラッチ。ミートが大変難しい。 

半クラが無いのである。ここらへんも、レースの血がまじっとるね。


ホイールベースは短く、運動性はすごく良く、ステアリングは遊びなく、回転角度もすくなくて、ミニよりも、

もっとレーシングカート感覚(その後、ミニに15年以上乗ったおいらがいうのだから、ホントだよ)


あとね、すごいおまけがついていて、スロットルケーブルが切れたとき、おいらのオヤジが、何を考えたのか?

ケーブルの代わりに、長いピアノ線に自分で交換してしまったんだ。


つまりね、アクセルにも、遊びがまったくないんだよ。



反対に遊びがありすぎる箇所があって、

それは、シフトリンケージだ。 ユニバーサル・ジョイントを使わずに、鋼鉄ワイヤーを束ねてよじった

だけのフレキシブルジョイントを使っているので、そこがよれよれになって、カチっとシフトが決まらない。

ぐにゃぐにゃ よれよれ なんですよ。シフトが。リアエンジンは、リンケージが長いので、もともと気持ちの悪いシフトが多いけど、これは最悪。


まあ、消化されない最新技術を、ミニに対抗するため、安易に投入したなれの果ての車だったんです。


でね、オイラとおいらのオヤジ以外は、絶対に運転ができない車だった。

ドライブテクニック自慢が運転しても、即エンストです。 何人も、涙を流してました。(爆


まー、おいらは、他の車をあまり運転したことがない時期だったので、こんなもんとか思ってました。


これが、おいらの出発点でした。 鍛えられましたね










ヴェトナムのベスパは買ってはいけない?

暑い盛りだというのに、穴だらけの台湾ベスパのレストアを実行中である。


フロアは全部腐っていたので、ヴェトナムの代替フロアパーツと交換とか、


あいている穴錆び穴を、鉄板を溶接しながら埋めている作業は、なんとか8月に終わればシアワセなオイラ。


そんなに苦労する価値があるのか? と 野次馬からは声が飛ぶけど、


板金溶接のテクニックを向上しようとい、学習も兼ねているので、まあ、練習台と思ってください。




相当、板金の切り継ぎ細工がうまくなってきました 自画自賛


一番の感動は曲面造りがだんだんできるようになってきた事です。




さて、ケチンボレストアラーのオイラは、ヴェトナム製のヴェスパ用パーツが大好きで、機構部品はやめたほうがいい とアドバイスをいただいてますが、かなりの量を輸入しております。




ネットを散策しておりましたら、アメリカのヴェスパマニアサイトで(会員になるには年間20ドルも払うらしいので入会は断念) ヴェトナムヴェスパは決して買ってはいけない! 実例が紹介されておりました。




オーストラリアのマニアがヴェトナムから購入した 完全レストアスヴェスパの塗装をはいだら、5台の異なった形式のヴェスパのあちこちが切り継ぎ溶接されておった という話で、


証拠の写真も上がっておりましたが・・。




おいらは、ヴェトナムはすげー!!!! と思ったのです。


ヴェトナムは まだまだ途上国で、どんな壊れたヴェスパのパーツも貴重品で、


大事に捨てずに取っておいたヴェスパの腐ってないあちこちを


がんばって継ぎ足し溶接した極上の1台なはずなんです(爆


写真を見ると、およそ考えらないところに、斜めに溶接ラインが走っていたりとか


、先進国のレストアラーの度肝を抜くようなお仕事ですが、


大事なヴェスパの切り身をできるだけ無駄にせず、がんばって作り上げたフレームと思ってあげてほしい。!!




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おいらは、このフレーム、欲しいです(爆


3000ドルという価格は高すぎますが(爆


ちなにみに、減って細くなったクランクシャフトは鉄板を巻きつけてあったそうです・・・おそろしや






ああ、行ってヴェスパな買い物したいな ヴェトナム!




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台湾ヴェスパの病巣部削除オペ中


床板転換法




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ヴェトナムパーツで形成中




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ストラディバリウスと僕


パナール24の話はどこにいっちまったんだい? といわれても仕方の無いくらい、ブログを放置してましたが、あれから、ヴァイオリン撮影の旅に出ておりまして、ようやく、仕込みの段階?入ってまいりました。


高名なオールドバイオリンの名器の数々の撮影で、この分野は、お師匠さんのベルナールの専門分野なので、弟子が師匠の仕事を侵食しているわけで、まあ、お師匠さんは、純粋アートフォトグラフしから撮りたくないわがままフランス人なので、弟子が仕事をしているわけです。


さて、この仕事、面白く、深いのですが、実に疲れる!!!!

ヴァイオリンの値段を知らない方がしあわせだったね・・・知らぬが仏・・を地で行く撮影。

あまりの緊張に、翌日に熱を出してしまったくらいです(爆


アマティー、ストラディバリウス、がルネリに代表されるオールドバイオリンは、なにか、こー、魂というか、怨念というか、非常にエモーショナルなオーラがまとわりついているような雰囲気があって、 ある意味で、仏像撮影に似てる・・・


写真は、撮影中のストラディと記念撮影をしている 僕 です(爆


この丸みは、アバルト・ザガート・750クーペのアルミボディーのお尻と同じモノを感じます。

ストラディとアルミボディーの両方をなでさすったオイラの言うことだから、間違いない!(爆


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ベルトーニは パナール24をデザインしたか?

 パナール24の造形は、それ以前のパナールと比較すると かなりマトモな デザイン となっている。 パナール24は、シトロエン配下の時代のモデルであるし、ヘッドライト回りのデザインの印象は、非常にシトロンテイストで、筋の入ったライトカバーは、明らかに、、後に、DSのカバー周りのデザインののプロトタイプみたいなもんです。 さて、ここで疑問なのだが、パナール24は、シトロエンの鬼才彫刻家デザイナー Flaminio Bertoni (イタリア人)の手によるのだろうか???

 2CV・アミ・DSと 続く一連の、非常に個性的な造形に比較すると、マトモ すぎるんだなー。これが。

ベルトーニは、基本的には、彫刻家・造形家が本質であって、 まちがっても アートセンター派のスタイリストでもないし、カロッツエリアに繋がるデザイナーでもないのが 個性的 と評価される本質であると思う。

 

ベルトーニの代表作 年代順

ご存知 ブリキのアヒル 2CV
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車輪の付いた 宇宙船 DS


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このデザインを どー理解するか? AMI

最後の作とされる説は有力。


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イケメン イタリア人  若き日の彫刻家ベルトーニ
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このデザイン、ベルトーニにしては、まとも過ぎる様な気が

こんな通常受けするような造形目指したとは思えなんだけど・・・


もっとも、メカは、相当に変でs。
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てなわけで、オイラとしては、ベルトーニの最後の作は アミ であり、 パナール24は、基本的な造形には かかわっていは いあにのではないか ? と推測するのであった。


パナール24 、形的には、まとも過ぎます。 横から見ると、フロントを除くと数年後のBMWの2000CSクーペの造形に酷似。(ガンディーニ)

北米系のデザインサイトで、パナールはコルベアの造形の影響を受けている という記述があったけど、 ベルトーニは、何かに似る造形なんかは、絶対に許さない人物に思えるのだ。


あえて、カーデザイン、かっこいスタイリング 路線に背を向けたベルトーニ先生は、やはり、造形史に残る偉人なんだけど、まあ、アートセンター一族には、受けんうけないだろうなー(爆


ベルトーニはパナール24BTをデザインしていないんじゃないか説・・・いかがでしょうか???






ベルナールから教わった パナール24BTの正しい使い方

色々な意味で心に残る パナール24BTであるが、先週末、友人のおフランス人アート写真家である ベルナールに パナールをみたぜー と話したら、  おお、 偉大なかっこいいフランス車の真髄 と 大興奮。

そんな車が日本にあるのかと、再度 興奮。


そこで、絶対的アンダーパワーで、大きくて重いボディーじゃ、走らんじゃないか と突っ込みを入れてあげると、


ノン ノン ノン と 指を振りながら、むっしゅー は、正しくパナール24BTを理解していない ときたもんだ。


(水平対向2気筒エンジン 850cc  重量850KG)


そも、そも、かの国では、早く走る為の車ではなく、


夜のパリの街中をゆっくり流してはしり、 パリのお姐さんを 軟派するための車 なんだ!


だから素晴らしいのだ!


と 教えを受けた。


写真はパナール24CT (より軟派に適したクーペボディー)


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ダブルデートにも最適


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なるほど、そーいわれれば、あの内装とか、シートは、かなり軟派な雰囲気で、ゴージャスでお洒落なパリの姐さんがぴったりの雰囲気をかもし出している。 残香で、リッチな大人の女性の香りの香水が残っていたり、床にピアスの片方とか、ガーターベルトが落ちてるのが良く似合う車である。


前回、 多少、フレンチデカダンスの雰囲気が と言っていたおいらの印象も、かなりいい線を行ってたわけだ。


はっきり気って、あれは、パリの高級クラブの個室とか、フランス革命前の、逢引用の貴族の馬車の内装のDNAで、日本人には無理なデザインだねー。 個人的には、結構好きです!


そう思って 24BTの写真を眺めていたら、インテリアなど、アベドンが多少ゴシック趣味のファッション写真を撮る舞台にぴったりだねー と思いました。


パナール24が似合うおねえさんは、そうとう限定されますねー。 少なくとも、グラドルとかAKBと、無理でしょ。


おいらは、24BTが似合うお姐さんが好き(爆


数十年目のパナール24BT

しばらくブログ書きをサボっておりましたが、週末にパナール24BTが一瞬入庫するよー とのご連絡をいただき、小雨の中、鑑賞に行ってきました。

 

その昔、今をさかのぼること、数十年前、第3京浜を疾走するシルバーメタリックのBTを見たのが、最初で、最後。  ああ、飛ぶ銀の矢 みたいで かっこいい!!


 

パナール24は、当時としては、未来的なデザインで、なんだか時代の先を行く車で、軽量ボディーを小型2気筒エンジンでひっぱる、 おフランスの ケチ の真髄 と理解していた私でありました。

まあ、知識の大半は、当時の高級車ウンチク自動車画報 である、CG誌からインプットされたのではありますが。 CG誌掲載の、欧州ツーリングカーレースで活躍中のパナールをみてからは、かなりスポーティーという印象も持っておりました。


 

てなわけで、一瞬すれちがっただけの、昔のアイドルに会いにいくよな心情で、10分間あまり、鑑賞させていただきました。

 

当時の目で見るのと、今の目で見るのとでは 印象もだいぶ代わるわけですが、新しく発見したのは、パナールの最終作である24になると、案外、新しいようで、古い技術と感覚の集積があり、新し目に感しるのは、フロントとテールの造形による所が大きい事です。 

 

作り、内装は、かなり、職人仕事の塊魂 という雰囲気で、まあ、よくこんな面倒なことをしたもんだ という、アルチザンの世界!

スポーツマンだった と思っていた人が、実は軟派だった といインパクト。

 

ボディーのデザインはシトロエンの鬼才? ベルトー二の最後の作品と思いますが、相当シトロエンの息がかかったように見えますねえ。パナールの血筋では、もっと、すごい造形が伝統。

どこか、不思議な感じのする車なのですが、古い作りと工芸的な製作法の上に新しい部分が混在した、非常にバロック的な車である思いました。 

四輪ディスクブレーキ 850cc2気筒エンジン 前輪駆動 などなど。

まあ、そこで、 フレンチ・バロック車 というジャンルに勝手に分類しておきました。

 

おフランスの高級車のDNAも入っていて、ドラージュとか、シトロエンのDSなどもそうですが、雰囲気的に、デカダンスっぽい趣味が おフランスの高級車テイストには含まれますが、そのテイストは、24BTのドアの内側まわりとか、立派に感じられたのであります。 新しい皮に古い中身という感じ。

 

一つ言えるのは、 もう こういう車は、絶対に作られない という事で、おフランスに遊びに行ったときなど、24BTで 多少陰のある美人マダームの運転で、お迎えがくると嬉しい とか 妄想。

 

パナールについては、色々な方が解説しておられますので、検索してみてください。

 


ektarのピントグラスな日々・デザイン備忘録