「私、社長ではなくなりました。」
- 私たちは
本当に
子どもだった。
そして
私利私欲の
塊だった。
~ワイキューブとの7435日~
「私、社長ではなくなりました。」より
リクルート出身。
新卒採用・研修の人材系事業
ピーク時の売上高46億円
新卒人気企業ランキング最高位17位
オフィス内に社員専用カフェや社内ワインセラーの設置
キャッシュフロー信奉による過剰投資とリーマンショック
負債総額42億円
2011年3月民事再生法適用
前著書「千円札は拾うな」では
コインの裏側から見るような独特の視点で
ベンチャー経営者らしい哲学に学ぶことも多くあった。
- 当時、衝撃と感銘を受けただけに
本作は読むのが苦しくなる部分も多かった。
- 「社員が会社を去るということは、私のもとを去っていくのと同じだった。
そのたびに、まるで友人や家族に捨てられたかのような痛みを感じた。」
- 厚遇過ぎる福利厚生や
魅力的な報酬体系のほとんどは
「先行投資」という名の借入金で賄われた。
- 厚遇されていたはずの内部社員から
「うちの会社はそろそろ倒産するよ」
という書き込みがネットでアップされる。
- 与えられるものに慣れすぎて
自分たちの手で価値を生み出し
自分たちの手で手に入れるという
もっとも大切なことが「共有」できなければ
葡萄酒は得られても作りだすことはできない。
- 色んなことを感じさせてくれる1冊。
- 私、社長ではなくなりました。 ― ワイキューブとの7435日/安田 佳生(やすだ よしお)
- ¥1,470
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本当の価値
ええっと。
少し前に見た日経新聞の記事。
就職ランキング10社中5社が
大手金融機関![]()
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金融=安定
一方、ニュースでは
若者の雇用創出対策で政府が動き出した。
「若者の雇用が失われている」らしい。
でも本当は違う。
多くの中小企業は
いまだ人財難。
若者は中小企業でなく大手企業に群がる。
それは世の中全体が
「安定」信仰に浸かっているから?
しかし
幕末の時代、世の中を変えたのは
幕府に登用された人財だったか?
雄藩に庇護された人財だったか?
話は変わるが。
京都大学アメリカンフットボール部「ギャングスターズ」
新入部員の平均体力年齢は60歳前後という(驚)
そんなチームを大学日本一に率いた水野弥一監督の弁
「卒業後は大企業ではなく中小企業に行きなさい。
その培われた能力を中小企業で活躍させることが
日本牽引の鍵になる。」
中学の頃に読んだ記事なのでうろ覚えだが
同時期に司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んでいたので
震えるほど強烈な印象を受けたのだけは憶えている。
経済不況と未曾有の震災。
安定を求める気持ちはわかる。
しかし、ギリシア・イタリアに続くデフォルトの影が忍び寄る日本で
幕府や雄藩に身を寄せるのが果たして「安定」と言えるのか。
「若さ」というのは
それだけでバリューがあって
それは現状を打開しようとする力。
大企業がバリューを与えるのではない。
石コロに有名なタグ付けておけば
価値(ブランド)が生まれると勘違いしてはいけない。
本当の価値は
磨かれてこそ生まれる。
「働く」とは傍を楽にすること
ええっと・・・。
今日は新入社員の第一日目の朝礼。
「はたを楽にすること」について3つの話をしました。
ひとつ目「楽をしない」
ふたつ目「存在意義」
みっつ目「信 条」
「楽をしない」
働くとは端を楽にすること。その中に自分は含まれない。でも周りの人を楽にするには、決して「楽ではない」経験を積まなければいけない。それは何が楽で、何が楽でないかを知ることが必要だから。
だから、「楽をしない」こと。
「存在意義」
会社は自分以外の誰かを幸せにするためにある。その理由一点にのみ法人の社会的存続が許される。なぜ傍を楽にしなきゃいけないのか?
その理解のために「存在意義」を知ること。
「信条」
本当の働くとは「傍を楽にすること」。自分以外の誰か、それは同僚であったり、家族(頑張ってお給料をもらって帰ったら家族が助かる)であったり、ご縁で繋がるお客様であったり。その結果が「感謝」や「笑顔」や「売上」というそれぞれの形で返ってくる。
その信条なしに、決して傍を楽にすることはできない。単なる自身のキャリアアップのためだけなら動機を見失う。誰かの「楽」の為に働ける人はブレないし、あきらめないし、挫折しない。
だから「信条」を持つこと。
そんな社会人になって欲しい、と想いを伝えた。
そういう自分は新卒入社時の社長の話を憶えてはいない(笑)
だから15年も経てばきっと新卒スタッフも憶えていないと思うけど、意識下にかすかに振れる羅針盤になればいいなと。
