豚骨らーめん激戦区、福岡博多の有名店のひとつに『二男坊 博多本店』があります。
商品化された『二男坊』のラーメンはスーパーで売られていたりもするので、知ってる方もいるでしょう。

豚骨らーめん激戦区、福岡博多の有名店のひとつに『二男坊 博多本店』があります。
商品化された『二男坊』のラーメンはスーパーで売られていたりもするので、知ってる方もいるでしょう。

エルスタ九州シミュレーション見学で3泊4日の福岡入り、2泊は小倉、最後の1泊は博多泊。その博多で美味しいものに巡りあえましたよ〜
博多駅からソコソコ近い場所に柳橋連合市場ってのがありまして、その中にある『食堂 光』を今回ご紹介。

ここのところ、ズーっと救急(消防)の話題からそれ、クオリティの低い食レポ連発スイマセン m(_ _)m
と言うわけで今回は、救急車の事故についてお話します。コレ、関係者やないと絶対に聞けない話、かなり長文になりますので覚悟のほど。
では本編!
事故と言っても様々で、搬送途中のストレッチャー(担架)から傷病者を落としてしまったり、傷病者や関係者から預かったはずの貴重品を紛失、更には現場活動中に家財道具を倒してしまった…などなど種類は沢山ありますが、今回は交通事故に絞ってお話します。なお、僕は直属12名の救急隊員の部下を持つ現役の救急係長、内容に嘘偽りはありません…よ。
ニュースなどで「今日◯時◯分ごろ、◯◯県◯◯市の県道交差点で、患者搬送中の救急車と乗用車が衝突。この事故で救急車は横転、搬送中の男性が死亡、救急隊員1名が足の骨を折る重症、残る2名の隊員と乗用車を運転していた70歳の男性も首などに軽症を負い病院に搬送されました。現場は信号機のある見通しの良い交差点で、救急車が緊急走行中で、赤信号のため一時停止後、交差点に進入したところに直進してきた乗用車と衝突したもようで、現在、警察が詳しい事故原因を調べています…」と、まぁ、この手のニュースを見聞きしたことあにりますよね?
すると、一斉にSNSの投稿が始まり、その内容は…
A「救急車は緊急走行でサイレンも鳴らしてるので止まらない乗用車が悪い!」
B「高齢者はハンドル握ったらダメ!」
C「なぜ高齢男性の名前を公表しない?」
と言った、我々(消防側)からすると物凄〜く有難く且つヘイトスピーチ的コメントが大半を占めたりします。
ですが、SNSのコメントとは裏腹に、事故当事者となった消防側としては、道交法上どんなに緊急車両に優先権(道交法=一般車は緊急車を優先させる義務が生じます)があったとしても、事故を起こしたら活動的にアウト。まして、搬送中の傷病者にケガを負わす事はあってはならないこと。もちろん現場に向かう途中の救急車とて同じで、事故の影響で別の救急車が向かうことになり、現場到着の遅れに繋がります。従って、よほど救急車に非がない限り、必ず&確実&絶対に注意&叱責を受けます。
因みに救急車(消防車も同じ)は、万一、交通事故をおこしても業務が継続できるという特殊な法律が存在しているため、自走できる場合はそのまま走り去っても法的にはひき逃げ、当て逃げには該当しないのです。が、だからといって全く止まらず、相手の負傷の確認もせず走り去ることは道義的に許されません。一旦停車下車し事故状況を把握、臨機応変な対応をした後、搬送継続となるのです。
仮にCPA(心肺停止)の傷病者を搬送中、オートバイとの接触転倒事故が起きたとしましょう。当然、一秒でも早く病院に搬送したい現状でありつつも、僕が隊長であれば救急車を安全な位置に停め、機関員(救急車の運転者)に心臓マッサージを命じ救急車を下車。オートバイの運転者に「大丈夫ですか、ケガはありますか…今、緊急に病院に搬送している傷病者がいるので、この場を離れます、別な救急車を手配しますので申し訳ありませんがこの場で待っててもらえますか。警察にも通報します…」と言った説明を残し、救急活動(緊急走行)を継続する事になります。事故の状況によっては隊員一人を現場に残し、残る二名で救急活動継続なんて事態も想定します。また、最悪のシナリオで事故の相手が瀕死の状態、一方、元々搬送していた傷病者は軽症であった場合、搬送傷病者の入替えと言った超々レアな対応も考慮しなければなりません。何れにしても事故をおこした場合のリスクは極めて大きなものとなります。
そもそも緊急走行中の事故は起きてはいけないのですが、僕の消防を例えてみれば、年間25000件の救急出動があります。って事は現場に向かい、その後、傷病者を病院に搬送する…つまりは50000回は赤信号を突き進むなど、道交法に従うことなく緊急走行し、路線バスとは違って初めて通る道や住宅街の狭い道、脱輪ギリギリの田園地帯や山道、風雨で視界が悪い条件での走行もあるなど、確率論からして事故ゼロになるはずがありません。事実、年間数十件の事故が発生しています。その多くは救急車のボディを擦った…みたいなものですけどね。もちろん、そんな些細な事故でも安全管理面で厳しく注意を受けます。ハインリッヒの何とかってヤツですね。
参考に、最近報道された事故事例。事後が大変と思います、傷病者をケガさせてしまったうえ、救急車は全損ですし…
と言うように、緊急走行中の救急車の事故は絶対に無くなりません。綺麗ごとではなく現実です。現場を離れ、事故防止を指導する立場になった管理職(消防署長)とて、何らかの事故の当事者となった経験がある者も多くいると思います。
逆を言えば、こうした経験を経てるからこそ、安全管理の重要性を諭せる訳です…とにかく、ゼロにはならないけど、限りなく事故ゼロを目標に進むのみ!
次回は事故後の処理についてお話します、ではまたバイバイキ〜ン ($・・)/~~~
九州といえば豚骨ラーメンのイメージですが、北九州市には驚くべき味噌󠄀ラーメン店があります。
旨いラーメン九州No.1、正確には食べログで北九州No.1なのですが、北九州市消防局の人に聞いても、ここの店の名前が挙がるので、多分、ハズレはない…そんなラーメン店かと思いつつ、足を運んだのでした。
本店は駅から少々距離があるため『ぎょらん亭 魚町店』におじゃま虫…例の大火のあったアーケード街を更に旦過市場方向に進んだところ。

まぁ、何れにしてもダメじゃありません。普通に美味しい豚骨ラーでした…完汁ならなかったけど(笑)
食べログ3.96のハイスコアを絞り出す『ぎょらん亭』の名物どろラーメン、僕的にはさほど感動せずでしたが、北九州では人気の様なので、サービス★★(オススメ)にしておきました。
それと、若い従業員たち、少し私語が目立ったぞ ← 最後は学校の先生風にしめてみました w(°o°)w
キムニイのオススメ度指数…★★ (超オススメ★★★ オススメ★★ ノーコメント★)
小倉の大火の悲しい話題から気持ちを切り替え、クオリティの低い食レポをお届けします、九州福岡編のスタートです!
初陣を飾るのがJR小倉駅南口から徒歩5分、よもぎうどんの『京家』です。

キムニィブログも10年の歳月を超え、今回はNo.1111。
いわゆるキリ番ってやつですが、そんな目出たいタイミングに残念なニュースをお伝えしなければなりません。1月3日に発生した、福岡県北九州市、小倉の大火です。
エルスタ九州シミュレーション見学で4年ぶりに訪れた北九州。宿泊先である小倉駅から徒歩5分のホテルへ向かうため、アーケードに足を踏み入れた瞬間、ある臭いに気付きました。消防職員なら絶対に判るこの臭い…火事場の臭いです。
※過去ブログ『№651 火事の臭い』参照
アーケードを奥へ進むにつれて、臭いが増していきます。
このアーケードからしばらく先には、小倉観光の一つでもある旦過市場があるロケーション。そこには普段見かけないフェンスが…
一見、無事に見えますが、よく見ると建物内部が燃え尽きてます…そして緑色のシートで覆われたシャッター。
幾度となく通い慣れたアーケード街の変貌に、ショックを受けました。
ほぼ全ての店舗の内部は全焼。
コロナ禍で一般見学が出来ずにいた、エルスタ九州(救急救命九州研修所)の42期生による総合シミュレーション演習が、今期より解禁となりました。

ホッコリする話を少々。
サッカーワールドカップ、試合終了後にサポーターによるスタンドのゴミ拾いをする姿が世界中で称賛されていますが、そんな礼儀を重んずる日本人の国民性が出る場面を救急活動で垣間見ることがあります。
それは救急対応の後(多くは数日後)、わざわざお礼に来る事です。
基本的に消防の救急活動は、市民サービスの一環であり、その大元は税金。救急搬送してもらったからといっても、お礼に来る必要など全くないのです。
が、しかし、中には「あの時は救急隊の皆さんに大変お世話になってしまって…」と言うように、わざわざ消防署にお礼に来てくれる事があるのです。
その際、菓子折りを持参されたりすることも多々あります。本来、これら物品を受け取る事は望ましくないのですが、常識的…いわゆる社会通念上許される範囲の物であれば有り難く頂戴します。
つい先日も、指を切断しかけた人を50キロ先の大病院まで搬送。緊急手術の結果、何とか切断に至らなかった方がお礼方々消防署にみえて、24時間勤務で大変でしょうとの事でカップ麺を戴きました。
今回は救急車拒否についてお話します。
コレね、一般市民目線だと結構タメになるかも…
当ブログで何度も何度も繰り返し伝えてきましたが、消防が行う救急業務とは急いで病院で治療を受けなければならない人を救急車で搬送することです。
ここで、ある問題が生じるケースがあります。それは救急搬送対象となる人、つまり傷病者本人が搬送を拒んだ場合。
実はコレ、結構あるあるなんです。例えば家の中でお祖父ちゃんが意識を失い倒れてしまった。救急隊が到着した時に意識は戻っていて、本人から「病院へ行かない」との申し出。倒れた時に頭も打っているので、病院搬送を勧めるものの頑固な本人「絶対に行かない、大丈夫」と、平行線。
このケース、救急隊は無理やり搬送はしません。消防庁から発せられている救急業務実施基準第13条に「隊員は、救急業務の実施に際し、傷病者又はその関係者が搬送を拒んた場合は、これを搬送しないものとする。」と明記されているからです。どんなに家族から搬送をお願いされても、強引に搬送することは事実上できないのです。チビっ子や認知症の人など、意思表示の真偽が疑わしい場合は別ですが、基本的に本人の同意がなければ搬送できないのです。
冷たい言い方かもしれませんが、搬送を拒否された場合、その後は自己責任。受入れる側の病院もシビアで「本人が治療を望まないなら仕方ないですね…」と言う感じで瞬殺されます。
よくあるのが酔って転倒し頭から出血、一緒にいた友人が救急要請。が、本人は頑なに搬送を拒否。友人は「本人の意思なんてどうでも良い、とにかく病院へ連れていって、頭を打ってるんだから!」と、語気を強めて詰め寄られる事も珍しくありません。現場に居合わせた警察官を含め、救急隊が搬送を勧めても「絶対病院には行かない、大丈夫!」と言われてしまうと、前述のとおり、救急隊は搬送できないのです。
後にトラブルになるケースも考慮して、第三者(警察官なら確実に◯)立会のもと、不搬送を了解してもらい活動終了です。念のため「この後、身体に何か問題が起きたとしてもそれは自己責任です」的な覚え書き(僕の消防では不搬送承諾書と呼ぶ)にサインしてもらい、不搬送成立となるのです。但しこの書面、不搬送トラブルで裁判になった場合の効力は微妙らしいです。あくまで事実確認として一筆もらってる訳で、何もないよりマシやろ…的な考えかな。
この問題、本人のタメを思えば無理やり病院へ搬送するべきかもしれませんが、我が国では基本的人権の尊重と言った、大大大原則がありますから仕方ありません。
但し、本人が頑なに搬送を拒んでも、明らかにACSを疑う様なケースなどでは命に関わることから、何とか本人に病院での治療を受けるよう粘り強く勧める事はあります。ただ、このケースでさえも、現場で何時間も説得し続ける訳にはいかないので、本人が「行かない!死んでも良い!」と言われれば仕方ありません、無理に搬送する法的根拠はないのです。
救急業務の基本は、あくまで本人が病院へ搬送して欲しいと言う要請が大前提であること、どうか周知されて下さい…家族に医者嫌いの頑固者がいれば、普段から病院での治療の重要性を伝えてあげて下さい…
それではまた次回 (@^^)/~~~