0学栄養準備室オーナー
管理栄養士の上西ちかです。
これからママになる方へ、
妊娠中から知ってほしい栄養のことや
産後の栄養、離乳食の基本など、
知識ゼロからでも
わかりやすくお伝えします
前回、妊活中から産後まで、冷えは大敵というお話をしましたが、
では、どういう食事に気を付けたらいいのでしょうか?
食材には体を
「温める食材」と「冷やす食材」
「どちらでもない食材」があります。
とても奥が深くて説明できるほどではありませんが、
薬膳の中では、
温める食材は「陽性」、
冷やす食材は「涼性」
どちらでもない食材は「平性」
というように陰陽で示されています。
「どちらでもない食材」=「平性」
と言われる食材が、
食品の7割を占めているとのことなので、
必ずしもすべての食材が温めたり、冷やしたりするわけではないので、
心配しすぎる必要はありませんが、
冷え性の方は、「冷やす食材」よりも
「温める食材」を
積極的に取り入れるといいと思います。
体を温める食材の代表
しょうが、にんにく、ニラ、鶏肉、エビ、
かぼちゃ、玉ねぎ、ネギ、シナモン、
黒酢、唐辛子など
体を冷やす食材の代表
トマト、きゅうり、なす、バナナ、梨、
セロリ、ハトムギ、白砂糖
わかりやすく考えると、
「冷やす食材」には
・暑い夏に採れる食材(トマトやきゅうり、スイカなど)
・南国や南の温かい地域で育った食材(バナナ、キウイなど))
「温める食材」には
・寒い冬に採れる食材(ニラ、ネギなど)
・寒い地域で育った食材(りんご、さくらんぼ、てんさい糖など)
・黒い食材(黒ごま、黒砂糖、黒豆、しょうゆなど)
身体を温めるということは、免疫力もアップするため、風邪の予防にもなります。
また、「冷やす食材」だとしても、
しょうがやねぎなど薬味を添えて食べる、
白砂糖をてんさい糖やはちみつに変えるなど
※てんさい糖はサトウダイコンから採れるもので、
北海道など寒い地域で作られており、
ミネラルやオリゴ糖が含まれています。
少しの工夫でも冷えない身体作りができるのです。
ただし、生姜や唐辛子などは量を摂り過ぎると、初めは熱を発しますが、発汗などにより、逆に体を冷やしてしまうので、気を付けてください。
これからの時期の参考にしてみてください。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます
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