医学部挑戦記 & 医療・Science情報 -6ページ目

幹細胞利用に初の指針案 再生医療で厚労省

骨髄などに含まれる人の体性幹細胞を使った再生医療の臨床研究で、厚生労働省の厚生科学審議会専門委員会(委員長・中畑龍俊京都大教授)は22日、研究を許可制として、実施機関と国による二重の審査を定めた初の指針案をまとめた。
 あらゆる細胞に成長できる胚(はい)性幹細胞(ES細胞)と違い、体性幹細胞は成長する細胞がある程度絞られている。臓器や組織の修復や機能回復を狙う再生医療が一部で既に始まっており、指針によって、患者の人権を尊重しつつ研究の有効性と安全性を確保する狙い。
 専門委は指針案を同審議会科学技術部会に報告、厚労省は指針を8月にも施行する方針。妊娠中絶などによる死亡胎児の幹細胞利用は、施行後に議論する。ES細胞の研究指針は、文部科学省で改定を検討中。

日本、インドに6-0の大勝 佐藤が代表初ゴール=サッカー

22日、サッカー日本代表は横浜・日産スタジアムでアジアカップ予選インド代表戦に臨み、後半のゴールラッシュで6-0と大勝した。  前半は圧倒的に攻めながらも、インドディフェンスの粘りもあり、ジーコジャパン100ゴール目となる小野の先制点のみに終わった日本。後半も自力に勝る日本が再三にわたりインドゴールに迫る。 すると後半13分、ゴール前で小野からのパスを受けた長谷部がシュートを放ち、ボールはわずかに巻に当たってインドゴールを破った。23分にはセットプレーから福西のゴールが決まり3-0とすると、34分に久保、38分には巻の連続ゴールで5点を奪った。 日本はその後も攻め続け、後半ロスタイムには久保がこの日2点目となるゴールを決め、インドを6-0と圧倒した。  アジアカップ3連覇を狙う日本は、予選A組でインド、サウジアラビア、イエメンと同組。予選はホーム&アウエー方式で行われ、各組2位までが来年7月の本大会(東南アジア4カ国共催)に進む。

<日本代表 出場メンバー>

GK:23 川口能活

DF:21 加地亮、5 宮本恒靖(cap)→24 茂庭照幸(後半27分)、22 中澤佑二、14 三都主アレサンドロ

MF:15 福西崇史、18 小野伸二→4 遠藤保仁(後半27分)、8 小笠原満男、35 長谷部誠

FW:9 久保竜彦、36 巻誠一郎→37 佐藤寿人(後半31分)

インド戦はサバイバル…控え組は最後のチャンスで代表入り狙う

サッカー日本代表合宿(20日、横浜市内)22日のドイツW杯イヤー第3戦、アジア杯予選・インド戦(日産ス)に向け、ジーコ監督(52)がサバイバルの号砲を鳴らした。MF長谷部誠(22)=浦和=を先発に抜てきするなど当落線上の選手にチャンスを与える方針で、欧州組が合流する28日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦では現メンバーが14人前後に絞り込まれる。相手は超格下だけにジーコ・ジャパンに大量得点の予感?!

サッカー

 土砂降りの雨も気温5度の寒さも、代表戦士の熱気で湯気に変わる。ジーコ監督がフォーメーション練習で代表初スタメンとなる長谷部に先発を意味するビブスを渡したのが合図だった。

 「2月の4試合はできるだけ多くの選手を使いたい。先のことを考え、メンバー的にも違いはあると思う」。18日のフィンランド戦直後、こう鞭を入れた言葉にうそはなかった。現メンバー国内組22人によるサバイバル第1弾が幕を開ける。

 28日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦に向けたドイツ遠征メンバーが、インド戦の翌23日に発表される。当日はW杯まで唯一の国際Aマッチデーのため、欧州組8人が招集される見込み。単純に22人が14人前後まで削られる計算になる。そのメンバーこそが、ドイツへ臨む真のジーコ・ジャパンの基本形だ。

 「本当のラストチャンス。ドイツ合宿では人数がすごく絞られるし」。決戦の場に上がる資格を得た長谷部がまず目の色を変えた。インド戦は公式戦のためベンチ入り枠はこれまでと違い20人。交代枠も3人に減り、試合出場機会をつかむのは最大14人に限定される。

 10日の米国戦で代表初ゴールを挙げたFW巻もさらなる一発がほしいところ。フィンランド戦に続いて久保と2トップを組みそうで「がけっ縁。チャレンジャー。必死です」とまずはドイツ遠征メンバーへの生き残りに躍起になるしかない。

 「いろいろと試し、インド戦が集大成」。1月29日の宮崎合宿でW杯イヤーが始動して以来、ジーコ監督はインド戦をサバイバルの区切りにすることを主張してきた。今季初の公式戦。相手は最新FIFAランク118位の超格下。がむしゃらな男たちの戦いが、ジーコ・ジャパン最大のゴールラッシュをもたらす可能性も秘めている。

大腸菌の遺伝子図書館 4300種類のセット

大腸菌の全遺伝子を一つずつ壊した約4300種類の菌のセットを森浩禎奈良先端科学技術大学院大教授(生体情報学)や慶応大などのグループが開発、専門誌に21日発表した。
 大腸菌遺伝子の“図書館”として全遺伝子について機能を調べる研究に活用でき、大腸菌で作る医薬品の生産を効率良くすることなどに役立つのではないかという。
 大腸菌は生命研究で材料としてよく使われ、ゲノム(全遺伝情報)が解読されている。
 森教授らは大腸菌が持つと予想される遺伝子約4300種類について、それぞれの遺伝子の塩基配列を壊した大腸菌を作成した。遺伝子のうち約1200は機能がまだ分かっておらず、正常な大腸菌と比較することで、壊した遺伝子の機能を調べることができるという。

すばるの星に二重の円盤 西はりま天文台が発見

国内最大の反射望遠鏡「なゆた」(口径2メートル)を備える兵庫県佐用町の県立西はりま天文台は19日、おうし座の「すばる」(プレアデス星団)にある恒星「プレオネ」の周囲の水素ガスの円盤の内側に、新たな円盤が形成されているのを発見した、と発表した。
 同天文台の鳴沢真也主任研究員(40)によると、恒星の周囲に2つの円盤が確認されたのは初めて。鳴沢研究員らのグループが、3月に和歌山大学で開かれる日本天文学会で成果を発表する。
 研究グループによると、新しい円盤の成分は水素ガスで、温度は約8000度。約1万度の古い円盤の内側に、約60度傾いて交差した状態で形成されているという。
 2004年12月、グループの1人が岡山県の「美星天文台」(口径約1メートル)でプレオネを観測した際は、円盤は1つだけだった。しかし昨年9月、なゆたで観測したところ、新しい円盤を発見、スペクトルの分析などを進めていた。

プレオネ