私のように中年を越えた方は特に実感があると思いますが、
人間年齢を重ねると新しいことを学びにくくなる感覚があると思います。
学びにくいというのは分解すると
・覚えられない
・思い出しにくい
・上達が感じられない
といったことです。
英会話で言うと、この上達が感じられない、といったことですね。
若い人が1、2年海外に行くとペラペラになって帰ってきたりするのに、我々は10年以上やってても一向にペラペラにならない。
それには色々な生理的、環境の要因があるとは思いますが、
だからといって学べないと言うことではないし、そのことで悲観する必要もないと思います。
日々の工夫によって学習効果は確実に上げることができるし、経験を積んだからこそより深く理解できたり、他のことに応用できたりもします。
人生のベテランとして日々、色々な工夫を仕込んでいきたいものです。
私が強くお勧めするのは、
何を学んだかを「振り返る」というものです。
例えば英会話レッスンを受けたら、
すぐにその後、日中の隙間時間、夜寝る前など、
ことあるごとに何を学んだかを振り返ってみるというものです。
これをやることによって学習効果が何十%も高まるというデータがあるようです。
と言う意味にでは朝に一番学びたいことを学ぶ時間を取るのが良いでしょう。
英語を学びたい人は朝にレッスンを取るのが一番効果が上がると思います。
人生経験豊富な大人は、刺激に慣れ過ぎているために、感情の波が起きづらいことが
学びを弱くしている一番の原因ではないかと思います。
英語は反復や反芻するからこそ、自分のものになっていくと思うので、
それを自分で意識して作り出していくことが大人の学びのコツではないかとおもっています。