大阪マラソンふりかえり その③
大阪マラソン完走から、3週間が経ちました!
あの後も、ちょくちょくと走っています。
(フォームを意識すると、ゆっくりと長い距離を走れるようになってきた)
完走した記憶は当然、少しずつ薄れていくんだけど……
走っている時にだけ、すごく鮮明にフラッシュバックしてきます。
東京の街を走ってても、大阪の街の、あの大会の風景を思い出す。
走った感覚を思い出す。
思い出せると、また日常にも高いテンションで臨める。
すんごい効果です。
というワケで、写真でも振り返ります!
そこから10分ほど歩いて、スタート待機地点へ
0900、スタートの号砲が
10分後くらいにようやく動き始める
スタート地点に向かう。これ、現在発売中の「Number」でも使われたショットです!
- Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 .../著者不明
- ¥550
- Amazon.co.jp
-
- まだスタート地点前
もう少し。状況わかんなくて、走り始めてましたけど
これがスタート地点直後
ものすごく、応援してもらいました!
ようやく、全体が走り始めた。この時点でだいたい0930くらい
もう、この辺から感激してました
この方々ともしゃべった。「横浜なんですか? 横浜?と」「はい」って言ってた
御堂筋。このあたりで、大会に出場しながら地元FM局の番組に携帯で出演した……
密集がバラけているでしょう? 全体のなかでも、かなり後方にいたと思う
中之島の前を通り過ぎて。10キロすぎかな。
記念撮影組、多かったです
もんじゃ食いました
昨日は、夕方に勝どきで「ストライカー編集部主催フットサル」を戦った後、
月島方面へ向かった。
人生初(やと思う)もんじゃ焼きを食した!
大分トリニータ幸野選手の父、「志有人パパ」KENさん、
グレイト編集者、東邦出版の中林編集長らと。
サッカー話で盛り上がった。KENさんのタイリーグトーク炸裂、
というところで。
もんじゃ焼きについては、食したこと自体で満足感がありました。
「食ったことなかったから、食わなかったもの」
のひとつを打開できたので。
食のことを含め
「やったことないから、やらない」「行ったことないから、行かない」
ということは、人生哲学に反する。
そういうものは、自分のなかから一切排除していきたい!
経験がないからこそ、やる。そして既存にないことをやる。
「オフサイドライン」を見極めながら。
そういう点を貫いていきたい。
……と、まあ、単にもんじゃ焼きを食ったという話なのですが。
おいしかったです。
「オレは西の人間だから、食わない」と決め付けていたことを反省した。
でも実際には、小麦粉・スープ・野菜・肉の味がふぁーっと広がっていく
感じがよかった。「おこげ」もおいしかった。
勤労感謝の日(祝日)を、ダラダラと過ごさないための
いいリフレッシュになりました!
ドルチェには「あんこ巻」登場。下町ママの華麗な手さばきに惚れてしまった
楽しみな番組あり!
本日夜の「アメト――ク」でKARA好き芸人が集まり、
語り合いが催されるようです。
http://natalie.mu/owarai/news/59712
かなり興味あります。
KARA本人たちと同じくらいに興味がある!!
ひとつのコンテンツをもって、周囲がどんだけアホになりきって、楽しみ抜けるか。
この点に強い興味がある!
(もちろん、魅力的な女子が存在するという点が大前提にあるんだが!)
サッカーでも、興味ポイントは近いものがあります。
ちょっとお堅い言い方をすると、
「1次情報を基に、どうやって周囲が揉んで揉んでエンジョイするか」
という話です。
また同時に、KARA、RAINBOW、少女時代というコンテンツに触れる際、
自分はこういう見方をしています。
「日本の同年代が、韓国のコンテンツに触れた時どういう反応を示すのか」。
キモいでしょうが、本人はごくごく真剣に研究・観察しています。
オレ自身、K-POPというコンテンツをもはや「普通の日本人」としては
見れないのも事実ですし。
周囲の反応を見る限り、
楽曲を、韓国語オンリー(字幕・吹き替えなし)の映像で見ることは
意外とすんなり入っていけるよう。
毎週のように友人の家に集まっては、ワイワイと騒いでいます。
あと、KARAの初期の楽曲のような「アイドルきゃぴきゃぴ路線」
のノリも、すんなり受け入れられている印象。
オレ個人的には、「LUPIN」「JUMPIN」のようなちょっとカッコいい路線が
いいと思うんですが。
それ以前の「Pritty girl」あたりのアイドルきゃぴきゃぴ路線は、
日本の感覚だと「ちょっと古いんじゃない?」という印象だった。
しかし、周囲はそれを見て大騒ぎしている。
加えて、手に入る映像のほとんどが、韓国語オンリーである分、
こちらの思わぬ観点からの分析がなされる点がすごく興味深い。
「なんでこの映像では、ギュリとスンヨンだけマイクを右手に持ってんだ?」
「RAINBOWのジスクって、なんとなく昼寝が好きそうだな」
トカ。知るか、って感じですが。
しかし、これが興味深い。
言語からの情報が入らない分、めちゃくちゃなアウトプットで理解しているんだなと。
ただ一つ、「日本的なのかな?」と思うのが、
新しくこのコンテンツを紹介した場合、こういう声を多く聞く点です。
「メンバーの顔と名前が一致しないから、見るのを諦める」
やっぱり、安心できないのかな?
「誰が誰だか分からないから」という声をよく聞きます。
オレ個人的には、あんまり気になりませんが。
全体像をぼんやりと見て、「おーすごいやん」というイメージを持ち、
少しずつ名前を覚えていくという感じです。
実際、少女時代の全員を覚えるのに半年かかったし。
そして今、ティファニーとジェシカの区別がちょっと怪しくなっている。
RAINBOWに関しては、8ヶ月かかった。
それも今年9月の日本デビューを控え、
周囲とディスカッションしたかったから、1週間かけて「特訓」して顔と名前を
一致させていった。Youtube見ながら、各メンバーのアップごとに名前を
言っていくという。サッカー中継の実況をやっている気分だった。
ディスカッションしたくて、
そして「韓国文化への反応」を見たくて、
さらに「彼女たちのパフォーマンスはハイテンションだから、こっちもいい刺激を受けるぞ」
という点を伝えたくて、周囲にプッシュしてまいりました。
時にDVDをお貸しして「かならず感想を聞かせてください」と言いまくってきた。
言語を理解する、というだけで、別に何かをリードする立場でもないんですが。
話を聞いてくださった方々のうち、何人かからは、最近、意見を言い返されるようになりました。
逆に情報を教えてもらったりしている。
ホントに嬉しい限りです。
オレはディスカッションがしたい!
そういうことです。
重ねて、キモいでしょうが、真剣です。
それでは。
北朝鮮―日本戦 <<報道>>
昨日のブラジルワールドカップ アジア3次予選 北朝鮮―日本戦後の北朝鮮側の報道です。
朝鮮中央通信のもの。
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=gisa3&no=44186&pagenum=1
より。
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報道
朝鮮チームが日本チームに打ち勝つ
(平壌 11月15日発 朝鮮中央通信)
15日、平壌の金日成競技場では、国際蹴球連盟2014年ワールドカップ競技大会参加のためのアジア地域三段階予選3組に属した、朝鮮チームと日本チーム間の競技があった。
競技では1:0で朝鮮チームが勝った。
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短い!
出来るだけ本文に忠実に訳してみました。句読点だけはこちらで入れた。
自動翻訳機の訳じゃないぞ! 「打ち勝つ」はすこしだけ意訳しました。
メディアが「ワールドカップ」という言葉を使っている点が、個人的には一番のサプライズでした。
自分が各カテゴリーの北朝鮮サッカー代表チームを取材してきた限りでは、「世界蹴球選手権」
という言い回しを一番よく耳にしてきたから。特に監督を務める人たちは、「世界蹴球~」と言っていた。
最近、在日コリアン選手に聞いたところでは「"ワールドカップ"も普通に通じますよ」という話だったが。
こちらの勉強不足かもしれません。
日ごろからマメに『朝鮮中央通信』をチェックするべきですな!!
今日のところは、ぱっと思いついたところを。
それでは。
フットサルしました。女子と
フットサルしました。
日テレスポーツ局の皆様、おかま占い師LOVEちゃん、女子カート部JKBの皆様、元ベレーザの皆様と。
女子カート部チームと対戦形式で、1時間半ほど。
平壌に行けず悶々とした気持ちを、
女子に癒してもらう……つもりで行ったが。
相手がめちゃくちゃオーガナイズされたチームで、こちらも必死にプレーする展開に。
(フィジカルコンタクトは慎みましたが)。
守備時のリトリートが徹底されてて、こちらはカウンターアタックがほとんど出来ない!
何度も負けそうになった!
それもまたよし。
自分にとってはやっぱり、
必死にやること=エンジョイなので。
少しずつ、クラブワールドカップのアル・サッドモードに入っていきます。
先日のACL決勝時のインタビューの原稿書きます。
やりぬきます。
北朝鮮行きの件&Kリーグドラフト写真
本日のワールドカップ3次予選取材による北朝鮮行きは、結局叶いませんでした。
取材申請は、10月下旬に断りの連絡を受けた。
ならば応援ツアーを通じてでも、現地入りしたいという希望を持っていたが……
「記者は入れない」と言われた。違う職業のフリして申し込んでも、事実は明らかになるだろうと判断した。
万が一入国できても、何も書けないという状況は避けたいし。
今回は「時」じゃない、と諦めました。
万が一入国できて、万が一何か問題が起きたとする。
それは「サッカー界マター」ということにもなる。
オレは当地の言語を解する。
2005年、ドバイでUAE-北朝鮮戦を取材した際には、
北朝鮮の観客(現地で働いている人たち)と延々と話し込んだこともある。
だから今回、現地の人に「KARAのスンヨン知ってる?」とでもうっかり話しかけ、
ひとり帰国が遅れちゃいました、なんてことになれば「サッカーの~」という
ことになるでしょう。
おふざけは抜きにして。
北朝鮮という国は、自分が18歳の時に人生を賭けて専攻したエリアのうちの半分です。
真摯な気持ちで、一度は行ってみたいと思う。
人生のなかで叶えたいことのひとつです。
今日という一日は、悔しい思いをパワーに昇華して過ごします。
先日、韓国に行った際にも記者の友人と「北朝鮮行き」の話をした。
韓国は南アワールドカップの3次予選、最終予選で北朝鮮と同組に居合わせた。
その際、韓国記者団でも「北に行けるんじゃないか」という期待がめっちゃ高まったの
だという。「上手くいけば、陸路で入れるんじゃないか」という勝手な妄想まで
話に挙がっていたらしい。
実際には、スタジアムでの国旗掲揚の問題で、韓国にとってのアウエー2試合とも
上海での開催になったが。
もし、平壌で行われていたら。
事前交渉で割り当てられていた記者の数は「4」だったという。
サポーターは「ゼロ」。
その現地サッカー専門誌の記者は「どんだけ行きたいか、分かる?」と話していた。
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現在発売中の『サカマガ』に、Kリーグ新人ドラフト会議の話を書いています。
11月9日、ソウルにて現場潜入に成功しました!
世にも珍しい、現場の写真をどうぞ。
ソウル市内の「グランドヒルトンホテル」内にて
現場には、関係者と思しきギャラリーも
『サカマガ』にも少し書かせていただいたが。
15チームが参加した(軍隊チームのサンジュは除く)会議は、次の順序で進んでいった。
ちょっと複雑です。
① まず、全チームが「番号」のついたくじを引く。
② ①で引いた番号の順序に従い、ドラフト1巡目指名の指名順を決めるくじを再び引く。①で引いた番号が若い
チームでも、この段階で例えば「15番」のくじを引いたら、ドラフト1巡目指名の順序は「15番」になる。
③ ②で引いたくじ順に従い、ドラフト1巡目指名。先のチームが指名した選手を、別のチームは重複して指名
できない。つまり、日本のプロ野球のように複数球団による交渉権獲得のためのくじ引きはない。
④ ②以降の要領で、ドラフト5位までの指名を行う。その後、人数制限のないドラフト外指名を行う。
と、いうことは……
「指名しよう」と決めていた選手を先に指名されてしまったら…… その場で別の選手を
決めなくてはならない状況になる。 写真はカンウォンのテーブル。
ちょっと迷うと、カメラが殺到する。
スーウォンの2巡目では、5分ほど指名選手を悩むロスが生まれた。一度、別の選手の
名前が呼ばれる一幕も
最後に、居合わせた指名候補選手が、実際に指名されたクラブのユニフォームを着て
今年のドラフト会議は目玉選手がおらず、メディアでも会議自体に対するマイナス評価が
目立った。開催意義があるのか、と。
理由のひとつが、チョ・ヨンチョル(新潟)やキム・ボギョン(C大阪)らこの世代のトップの
タレントが登場しなかったこと。
ほかでもない、このドラフトを避けて、Jリーグのクラブを選んだことが大きな理由とされている。
ドラフト申請した選手は「全クラブOK」という意思表示をしたことになる。
とはいえ、時にテーブル上で瞬時の判断で入団クラブが決まる、という現場は
生々しいものだった。選手の運命がちょっと簡単に扱われていないか、と。
自分の郷里のクラブ、ギラヴァンツ北九州にもキム・ジョンピルという若いボランチがいます。
彼もKリーグを経ずして、Jリーグクラブにやってきた。
このドラフトを避ける意味も狙いもあったんだろうな、と理解ができた。
若い韓国選手が所属するJリーグクラブ関係者、サポーターにむけての
ちょっとした情報になれば!
ラン記録 08.NOV.2011@ソウル 「スンヨン&ジヨンをたずねて(本人不在)」
チョンジュでの猛烈な思い出から、2日後。
11月8日、ソウルに移動して同じことをやりました。
「テーマラン」とでもいいましょうか。
今回は「KARA」だぜ!
少なくとも50回以上訪れた街を走るのは、今回がはじめてでした。
いつもはタクシーや地下鉄で忙しく動き回るだけの街を
走るとどう感じるんだろう。前日からテンション上がりっぱなしでした。
コースは以下の通りです。
<スタート> トンデムン近く(シンソル洞)のホテル
<経由地> ジヨンがガチで通う高校
<ゴール> ドラマURAKARA第3回でスンヨンが泣いていた漢江沿いの公園
バイクのおっちゃん、荷物積み過ぎやで、みたいな
本論に入る前に、ふたたびキモい「まえがき」を。
■コース選定の理由
スンヨンという人は、自分にとって最高のエンターテイナーです。
よく、「他にもかわいい人がいるんじゃない?」と言われる。
自分自身も、彼女の写真うつりに「おや」と思うことも正直ある。
けれどもこの人は、「動くとかわいい」。
彼女の映る映像を見て、20回くらい気絶しそうになったことがあります。
足りないところもあるんだろうけど、「総合力」で
勝負できているというか。
オレも草サッカープレーヤーとしてそうありたい。
昨年末から今年年始にかけて初回オンエアのあった
URAKARAというドラマをかなりエンジョイしました。
(現在も再々放送中です)
それまで「しゃべる彼女たち」をほとんど見たことが
なかったので、インパクト十分でした。
韓国文化の要素が絶妙に織り込まれている点も、
すごく興味深い作品だった。
一番印象に残っているのが、第3回でスンヨンが彼氏と別れを決断し、
その後、漢江沿いで涙を流すシーンです。
ドラマのなかでスンヨンは、毎朝のように漢江沿いをジョギングする設定にも
なっている。
ソウルに出向いた際には、絶対に行こうと決めていた。
ただ、「トゥクソム」「漢江沿い」というヒントしかなく……
ここです。ドラマ公式HPよりキャプチャー
今回の道のりは、前回に増して「あてずっぽう」の要素が強い。
あ、ジヨンの高校は、コースの途中にピタッとはまりそうだったので、
織り込んでみました!
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では、どうぞ!
朝10時スタート。トンミョの壁面沿いを突っ走った。めっちゃ気分よかった
「鐘路(チョンノ)」。ここからまず「乙支路(ウルチロ)」をめざす
近年、復元された「清渓川」。ここを走ると、道に迷うこともなさそうだが……
オレはテーマがあったほうがいいかな
東大門市場が近づく。「ウルチロ」の表記発見
かつての「東大門運動場」跡です。いやー、変わった。98年、ここで親善試合「韓国―ジャマイカ」を
観たことがある。もはや、歴史の証人になったな
道がごちゃごちゃしてて、ペースに乗れない
ミョンボ兄さん発見。U-22代表監督です。フル代表監督チョ・グァンレとの関係が大変なようで……
「中央市場」。ここを尽き抜けたかったぜ!
ここで気づく。明らかに道をグルグル回っていた模様。
左矢印の「チョンゲ8街」はさっき通ったところだし……「チョンノからウルチロなんて余裕だぜ」
と思っていたが。タクシーで見てきた感覚なんて、アテにならん。自分の足で覚えろ。
ってことかな
ロスはあったが、経由地<ジヨンの高校>近し!
おー、ムハクHYUNDAIアパートやって。いよいよ近いか。
ジヨン……もここを通ったことがあるのか??
(道順、またしてもショーカットします)
経由地到着! ジヨンの高校です。明らかに変質者なんで、さっと写真撮って&AWAY。
警備員に「写真撮っていいっすか? 日本から来たKARAファンです」と伝えたら、「どうぞ」と。
「ここに来るファン、います?」と聞いたら「時々ね」だって。走ってきた奴は、オレだけだと思いたい。
ここまでで1時間経過
さあ、ゴールに向けて再スタート。目的地は「トゥクソム」です。ちょっと急ぐ。13時30分に
東大門でランチミーティングが入っていたもので。目的地がはっきりとどこにあるか分からない
状態だったし!
この辺の地理は、分かる。学生時代の友達が近くに住んでいたもので。
いつも車や地下鉄で見ていた風景を走るってだけで、感激です
漢江近し。遠くに「南山タワー」発見! このあたりは、はじめて見る風景
「ソウルの森」。噂には聞いていたけれど、はじめてきた。リバーサイドパークです
公園に寄りたかったが、ぐっとこらえ左折。地下鉄2号線「トゥクソム」駅近くの商店街。
何度も通り過ぎた駅の近くに、はじめてきた! 意外と古い街並みだった
光の先には……
一気に視野が開ける。スンヨン……
スンヨン……なんか、ドラマで見たような……
対岸にチャムシル発見! ここも思い出深い場所です。もうこの時点で涙腺切れそうだった
スンヨン……
漢江って、こんなに綺麗やったか?
スンヨン……この景色には見覚えがあった!
ほら、この橋です!
最終目的地は「あの階段」です。
オレはうかつにも、ドラマ公式HPに載っている写真を持って行くのを忘れた。
当てずっぽうで、いくつかある階段を撮り続けた。
ここか? いや、高速道路は入ってなかったと思う
ずばり、ここでしょう! ↓下のキャプチャー、ご確認を! 走り終えて、確認しました。ドンピシャだと思う。
屋上ヘリポートつきのビルが見えるんで!!
とりあえず、5つくらい階段を撮って、ピュッと帰りました。
「スンヨンがここにいたのは間違いない」と!
ランチミーティングに遅れそうだったので。
帰りはあっさりタクシーにて。ホテル近くの地名と、ジヨン高校が同時に入った標識発見!
なんやなんや、めっちゃ遠回りしてたんやん……
スンヨン&ジヨン編も相当満足度が高かったです。
何度も訪れた街を走っているというだけで感動。
道を間違うことも新鮮に感じられた。
想像していたものと、実際のものが違うんだなと。
そして何より。
走ってそこにたどり着いた、という点だけで、感動の深さがまったく違う。
きっとタクシーに乗って訪れていても、「あっそう」くらいにしか
感じなかったでしょう。
アホらしいプランを立て、ハプニングを乗り越えながらゴールに向かう。
当然、外国の道なんて自分の思い通りにはなんないわけです。
そこを受け入れて、どんどん前に進む。
走ることは時にしんどい。
だけど「ここにスンヨン&ジヨンがおった」
というアホらしい妄想(おったのは事実やけど)を煽りつつ、
足を進めていく。
自分だけが考えついた、自分だけの時間をすごせるってのは
なんてぜいたくなんやろ。しかもタダやし(帰りのタクシー代除く)。
もっと外国の街を走りたい!
新しい目標が出来ました。
次はこの辺がいいかな。
ミラノ……なぜかオレ自身、5回訪れたことがある。
ブエノスアイレス……サッカースタジアムがほどよい距離に点在してそう。
一番走りたいのは、ピョンヤンだけど……
ラン記録 06.NOV.2011@チョンジュ 「テヨンをたずねて(本人不在)」
(「トゥリナヨ(聞こえますか)」という曲です)
馬鹿みたいに 子供みたいに
いやむしろ笑い飛ばすのよ
で、「ヨナはこの歌に自分の思いを重ねているんじゃないか」
朝11時、チョンジュ公設運動場近くをスタート。かつてのチョンブクのホームスタジアムです
スタートしてすぐの地点。チョンジュ川という標識があった。ここを走っても気持ちよさそう
道路、広い!
27号線をひたすら進むコースです
このシューズは、すんばらしい! 履き心地がかなりのもん! ミズノ様、ありがとう
走り始めて15分くらいで、はやくも出てきた「ヒョジャ」という標識。最初の目的地の
地名です。テンション上がる!
うわー、この風景、絶対テヨンも見てる! と思うと、さらにテンションが上がった
落ち葉を踏みつつ走る。アップダウンが多くて、コースとしてはやや走りにくかった
来た! 「ヒョジャ派出所」。かなり簡単にたどりついた! 鏡に自分が映ってます
(途中、ちょっと道順をぼかします)。 経由地近くにて、メッシ発見。ダイエットフードの宣伝です
ここがテヨンの父の眼鏡屋さん。この時点で泣きそうでした。すでに。左下にテヨンの写真
が見えます
店内の「少女時代 テヨンギャラリー」。 店員に「見ていいですか?」と聞くと「どうぞ」と
オールテヨン状態に、圧倒されました
本人サイン。
「訪ねてくださった皆様へ
いつもありがとうございます。ギャラリーで休んでいってください。
(ここで)眼鏡をひとつ、かけていただく……センスを!」
買いました。視力2.0レベルだけど、眼鏡ひとつ買いました
テヨンテーブル
「少女時代記事資料集」! スクラップ集でした
写真の掲載は控えますが、
この場にはテヨンのお父さん、お母さんがいらした!
11時50分くらいに着いて、14時前くらいにここを出たから、計2時間くらいダラダラと話した
ということになる!
こちらが韓国語をちゃんと喋るということもあり、話がめっちゃ盛り上がった。
ギャラリーのソファーでのんびりとしつつ、お茶も出していただいて……
特にお母さんはテヨンとそっくりでした。昔話もたくさん聞かせていただいた。
書くんだったら、取材申請をちゃんとすべきだから、内容の掲載も控えますが。
ひとつだけ、「テヨンはファンあっての自分たちだということをしっかり理解している」
という点をすごく強調していらした。
ご両親も同じ考えなんだろう。毎日のようにここにファンが訪れてくるんだが、
可能な限り時間をつくって話をするようにしているんだそう。
この日もオレ以外に、台湾から4人ファンが来ていた。
一人のファンが、スマートフォンのテレビ電話を通じて、台湾にいる友達とテヨン母を
会話させようとしていたんだが、それにも応じていた……
「元気? ちゃんとご飯食べるのよ」って。向こうは中国語で
話しているんだが、韓国語でずっと話していた。
さらにお母さんは、オレの「聖地巡礼に来ました」という話にも
ドン引きせず、ウケてくれた
別れ際、ご両親に「走ってきたヤツなんか、おらんでしょ?」と聞いたが……
日本から自転車で来たヤツがおるらしいです。プサンまでフェリーに自転車積んできて、
そこからチャリで来たと。
さらにその話を聞いたソウル在住のファンが、「負けられん」と4日かけて歩いて来たらしい。
アホらしさで負けないよう、生きていたい
次の目的地へGO。2時間の休みが入ったけど……
チョンジュ芸術中・高等学校。テヨン、ソヒョン、ハラが在籍していた学校です。7キロ、余裕やん
くらいのことは思えてきた
しかーし、分かれ道があり、ここで迷った。ほぼ高速道路状態の高架の道を走るか
下道で行くか
エンドレス田舎風景。途中、おばちゃんに「なに写真撮ってんのよ」と説教され……
くねくねと田舎道を走り、アスファルトに辿り着くと「ワンジュ郡」の表記が。
チョンジュ市を出るのか。想定外。戻るにもタクシーはなし
エンドレス田園風景のなかに、ポツリと「オアシス」が。コンビニで水を買いました
アホほど走って、ついに発見。「芸術高方面150m」。途中、農作業するばあちゃんに道を聞いたら
「車で行きなさい」と思いっきり言われた。泣きそうだった。
あー、ゴールです。これはかなり山道を行くんだろう
すごい坂道。写真では伝わらないか。でも絶対ここをテヨン、ソヒョン、ハラも通ってるから。
そうやって自分を奮い立たせた
見えた、学校への標識。ゴール近いか!? またしてもミラーで自分撮り
マジで小川がせせらいでました
ゴール近くの曲がり角で。塾の宣伝。何大学に、何人進んだかって
聖地に到着!
学校内のグラウンド。韓国では、学校のグランドの人工芝化が進んでいます
寮。あんまり写真撮ってもね。明らかにオレ変質者やから
帰りはあっさりタクシー。準備ナシで30キロは走れません!
夕食はカメラマンの兼子さんとビビンバ屋さんへ。テヨン母が紹介してくれた「中央会館」は
残念ながら、休みでした!
ありがとう、韓国女子。
サッカーしか知らんかったら、「あー取材対象、試合に負けたわ」と翌日は
ダラダラ過ごして、とっとと街を去っていたでしょう。
なんでいいからテーマを決めて走ると、めっちゃリアルに街を感じられる!
これが言いたい事です。
オレの場合は「女子」だった。「歴史」でも「思い出」でも「ガンダム」でもなんでもいいと思う。
走って、食べて、匂いを嗅いで、というふうに。
その街ならではの人に会ったりして。
オレの場合は、走りながらテヨンの曲も聴いたから、(強引に言うと)耳でも街を感じられた。
走って辿り着くと、感激もひとしおだったし。
翌々日にも、ソウルで似たことにトライしました!
こちらも追って。
うっかり告知忘れ! 「フットボールサミット」に原稿書いてます!!
- ソウルでバリバリと動き回っています!
- 明日、東京に戻ります。
お伝えし忘れていた掲載誌をひとつ!
レッカ社「フットボールサミット」に原稿を書いています!
主旨は
「韓国が見た三浦カズ」。
代表でカズを削りまくったストッパーや、パク・チソンらが見た
三浦カズ像を描いています。
原稿の後半に、すんごくいいエピソードを盛り込めました。
ぜひともご購入のうえご一読を!
- フットボールサミット第4回 カズはなぜ愛されるのか? ―いままで語られなかった「三浦知良」論―/田崎健太
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大阪マラソンふりかえり その②
昨日はフルマラソン3日後にして、フットサルに戦列復帰した。
クタクタになりました。頭はクリアなんだが、体がちょっと
動かなかった。足の裏が痛い。そんな疲労感もまた、新鮮です。
ふりかえりその②です!
前日の模様から。ゴール地点の南港のインテックス大阪では、企業ブースが出まくってて、
お祭りの雰囲気
ゼッケンピックアップのために並ぶ
ピックアップの現場。これは出場選手しか観れない風景! すんごい数のボランティアの方々
がいて、すんごくスムーズにピックアップできた
カメラマン、編集者とのロケハン中に立ち寄った、大国町の喫茶店にて。
「カルピスコーラ」。
カルピスソーダじゃない。コーラ。
すばらしく両者が個性を殺し合い、そして香料・甘味料が悪い化学反応を起こして
新しい後味を生み出していた。
見たことも聞いたこともない。だから飲んだ。そこに後悔はなし。
同行者の2人からは「前日なんだから、ミックスジュースにしたら?」と言われたが。
話題のあの方です。遠くから眺めました。抑揚をつけた喋り方はさすが
そして当日……
前日から、「選手気分」を味わえて、めっちゃ心地よかった。
いつも選手を取材していて、現在はその立場に楽しみ・自負心・責任感を持っている。
でももともとは、「あっち側」になりたかったワケで。ぶっちゃけたところを言えば。
「選手、羨ましいな」という気持ちは、この先もずっと消えないでしょう。
前日・当日はその気分を味わえた。
アマチュアのド下手サッカーだと、ここまでの舞台設定はありえない。
大会への緊張感よりも、「嬉しい・楽しい」という感情のほうが勝っていました。