北朝鮮行きの件&Kリーグドラフト写真
本日のワールドカップ3次予選取材による北朝鮮行きは、結局叶いませんでした。
取材申請は、10月下旬に断りの連絡を受けた。
ならば応援ツアーを通じてでも、現地入りしたいという希望を持っていたが……
「記者は入れない」と言われた。違う職業のフリして申し込んでも、事実は明らかになるだろうと判断した。
万が一入国できても、何も書けないという状況は避けたいし。
今回は「時」じゃない、と諦めました。
万が一入国できて、万が一何か問題が起きたとする。
それは「サッカー界マター」ということにもなる。
オレは当地の言語を解する。
2005年、ドバイでUAE-北朝鮮戦を取材した際には、
北朝鮮の観客(現地で働いている人たち)と延々と話し込んだこともある。
だから今回、現地の人に「KARAのスンヨン知ってる?」とでもうっかり話しかけ、
ひとり帰国が遅れちゃいました、なんてことになれば「サッカーの~」という
ことになるでしょう。
おふざけは抜きにして。
北朝鮮という国は、自分が18歳の時に人生を賭けて専攻したエリアのうちの半分です。
真摯な気持ちで、一度は行ってみたいと思う。
人生のなかで叶えたいことのひとつです。
今日という一日は、悔しい思いをパワーに昇華して過ごします。
先日、韓国に行った際にも記者の友人と「北朝鮮行き」の話をした。
韓国は南アワールドカップの3次予選、最終予選で北朝鮮と同組に居合わせた。
その際、韓国記者団でも「北に行けるんじゃないか」という期待がめっちゃ高まったの
だという。「上手くいけば、陸路で入れるんじゃないか」という勝手な妄想まで
話に挙がっていたらしい。
実際には、スタジアムでの国旗掲揚の問題で、韓国にとってのアウエー2試合とも
上海での開催になったが。
もし、平壌で行われていたら。
事前交渉で割り当てられていた記者の数は「4」だったという。
サポーターは「ゼロ」。
その現地サッカー専門誌の記者は「どんだけ行きたいか、分かる?」と話していた。
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現在発売中の『サカマガ』に、Kリーグ新人ドラフト会議の話を書いています。
11月9日、ソウルにて現場潜入に成功しました!
世にも珍しい、現場の写真をどうぞ。
ソウル市内の「グランドヒルトンホテル」内にて
現場には、関係者と思しきギャラリーも
『サカマガ』にも少し書かせていただいたが。
15チームが参加した(軍隊チームのサンジュは除く)会議は、次の順序で進んでいった。
ちょっと複雑です。
① まず、全チームが「番号」のついたくじを引く。
② ①で引いた番号の順序に従い、ドラフト1巡目指名の指名順を決めるくじを再び引く。①で引いた番号が若い
チームでも、この段階で例えば「15番」のくじを引いたら、ドラフト1巡目指名の順序は「15番」になる。
③ ②で引いたくじ順に従い、ドラフト1巡目指名。先のチームが指名した選手を、別のチームは重複して指名
できない。つまり、日本のプロ野球のように複数球団による交渉権獲得のためのくじ引きはない。
④ ②以降の要領で、ドラフト5位までの指名を行う。その後、人数制限のないドラフト外指名を行う。
と、いうことは……
「指名しよう」と決めていた選手を先に指名されてしまったら…… その場で別の選手を
決めなくてはならない状況になる。 写真はカンウォンのテーブル。
ちょっと迷うと、カメラが殺到する。
スーウォンの2巡目では、5分ほど指名選手を悩むロスが生まれた。一度、別の選手の
名前が呼ばれる一幕も
最後に、居合わせた指名候補選手が、実際に指名されたクラブのユニフォームを着て
今年のドラフト会議は目玉選手がおらず、メディアでも会議自体に対するマイナス評価が
目立った。開催意義があるのか、と。
理由のひとつが、チョ・ヨンチョル(新潟)やキム・ボギョン(C大阪)らこの世代のトップの
タレントが登場しなかったこと。
ほかでもない、このドラフトを避けて、Jリーグのクラブを選んだことが大きな理由とされている。
ドラフト申請した選手は「全クラブOK」という意思表示をしたことになる。
とはいえ、時にテーブル上で瞬時の判断で入団クラブが決まる、という現場は
生々しいものだった。選手の運命がちょっと簡単に扱われていないか、と。
自分の郷里のクラブ、ギラヴァンツ北九州にもキム・ジョンピルという若いボランチがいます。
彼もKリーグを経ずして、Jリーグクラブにやってきた。
このドラフトを避ける意味も狙いもあったんだろうな、と理解ができた。
若い韓国選手が所属するJリーグクラブ関係者、サポーターにむけての
ちょっとした情報になれば!




