「知っている」と「使える」は次元が違う | 手持ちの英語を使える英語にする「話すための英語」

手持ちの英語を使える英語にする「話すための英語」

人見知りでも口下手でも英語が身につくメソッドです。学生時代に英語が苦手だった方、これまでいろいろやったけど効果が今一つだった方に。


以前、

お父様がアメリカ人で、

英語ペラペラの小学2年生が

ウチの教室の門をたたかれました。

 



理由は

「学校で宿題として出される単語が

覚えられなくて困っている」

と言うお悩みでした。

 


日本で生まれ育ち、

日本の幼稚園に通った後、

小学校からインターに通い始めたというお嬢さん。


会話は問題ないけれど、

学校で毎日出される単語の宿題とテストに苦戦。

 


1年生の間は、

お母様がつきっきりで

書かせて覚えさせてきたけれど、

追いつかないと言うのです。



アメリカ人のお父さんからは、

「フォニックスをやっていないからだと思うよ」

と言われ、


テキストを買ってきて、教えてみたけれど、


「やっぱりダメだった。

今後学年が上がればもっと難しい単語も出るのに

不安で・・・」


と言うことでウチに来られたのでした。

 




その小2の彼女のフォニックスの覚え方は、


「単語の最後がeで終わる時は、

前の母音をアルファベット読みする」

といった感じ・・・。



確かに説明すればその通りなのですが、


だからと言って、
「使える」レベルになっていません。


これでは単語学習には役立てられないんです。




ところで、

英語の習得プロセスは以下のように進みます。

1気づき(Noticed Input)
英語の音声や文法構造に初めて触れ、その存在を認識する段階です。これは単語レベルだけでなく、フォニックスや文法、表現にも適用されます。

2理解(Comprehended Input)
言語要素の意味や使用法を理解し始める段階です。単語の意味だけでなく、文脈での使い方も含まれます。

3内在化(Intake)
理解した言語要素が学習者の記憶に定着し、使えるようになる段階です。この段階で、「中間言語」と呼ばれる学習過程の言語が形成されます。

4統合(Integration)
短期記憶に蓄えられた知識が長期記憶に移行し、自然に使えるようになる段階です。


彼女のフォニックスの知識は、2のレベル。
フォニックスを活用して単語を覚えるには、

4の統合まで知識を高める必要があります。



そこで私は、

ゲーム感覚のアクティビティにして

様々な方向から取り組ませてみました。

 



結果どうなったでしょう?



夏休み中だけという短い期間ではありましたが、

その後、お礼のメールが届きました。



「お陰様で2学期からは

問題なくついていけるようになりました」

との内容でした照れ


あなたの英語の知識は、

「2理解」の段階で終わっていませんか??

ペーパーテストで点数を取るだけの勉強では、

3内在化 4統合は不要です。
短期記憶でなんとかなります。



でも

だから、日本人は英語が話せないんです・・・。



それを内在化させ、

統合する学びを加えれば
実社会で使える英語力が身につきますよ〜♪

 

 

 

 

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