大人が子どもと同じスピード感で英語を身につけるには? | 手持ちの英語を使える英語にする「話すための英語」

手持ちの英語を使える英語にする「話すための英語」

人見知りでも口下手でも英語が身につくメソッドです。学生時代に英語が苦手だった方、これまでいろいろやったけど効果が今一つだった方に。

大人と子どもとでは、

最終的に同じアクティビティをやるにしても

 

大人の場合、

事前の「納得感」が大事なのだと感じている件

についてシェアします。

 

 

20年以上、子どもに英語を教えてきましたが

4年ほど前から

大人の方の指導も始めました。

 

 

これまで、

英語の先生や

小学校の先生、ALTの方に向け、

指導法を指導すると言う経験はありましたが

 

英語そのものを学びたいと言う大人の方に教え初めて4年目です。

 

その中で気づいたことが

みなさんの英語学習にも役立つかもしれないと思い

シェアしますね。

 

 

大人の場合

「納得感の醸成」

が大事

ということに気づきました。

 

 

 

どう言うことかと言うと・・・

 

子どもに

英語を英語で教える場合

できるだけ説明を省くのが鉄則なんです。

 

英語が初めての子供達に

英語で長々説明しても混乱するだけですから。

 

ですから、子どもには

教室に来たその日から、

英語を英語だけで教えるための

特別な指導法で教えます。

それが「オンリーイングリッシュ指導法」です。

 

Mother Goose など歌をたくさん歌い、

絵本も、音声付き絵本で

たくさん練習をさせると

自然に

”英語のリズム”

が体得できるんです。

 

子どもでしたら

3ヶ月もすれば

英語のリズムに則った自己紹介ができ

寸劇ができ

絵本の音読も綺麗な発音でできるようになります。

 

その成果に保護者の方が感激して

継続につながるという照れ

 

 

ところが・・・

大人の場合

同じことをやっても

全くうまくいきません💦

 

 

歌を歌うことや、絵本のリズム読みなんて

軽んじてやっていただけなかったり

拒否反応を示されるからです。

 

「バカにしているの?」

と思われるのでしょう。

 

大人の方に対しては

逐一その必要性を「日本語で」納得していただく必要がありました。

 

そこで

英語のリズムを

「音法」としてまとめているテキストを探し出し

 

子供には不要な用語

=「リンキング」「リダクション」「フラッピング」などを用いて説明。

事例を紹介して以下に必要かを納得していただいた後、

例文を練習

その後、定着と慣れのために必要だという流れで

やっと歌を歌っていただけるようになりました。

 

 

 

「大人と子どもとでは脳の使い方が違うので、

学び方も違う」

というのは本当ですね。

 

大人は、理解し、納得しないと動けませんから。

 

結果、

子供に比べて英語を口にするスピードは遅くなりますが、

 

一方で、一旦学んだ学習法から

エッセンスを取り出し

抽象化して

別の事象に活かしたりできるのだと思いました。

 

 

 

 

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