夏休み明けの最初の週、なんとか半ばまで来ましたが、すでに息も絶え絶えです・・・。
みなさんはいかがお過ごしでしょうかッ!!
 
初日からフルスロットル、後半も走り抜けることになりそうです。ゲロー
 
今週からお仕事が始まった方も、ようやくエンジンがかかってきたところでしょうか?
 
まだまだ暑い日が続きますが、体調に気を付けて頑張っていきましょう!
 
猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま
 
 

TOEIC試験向けの無料英語講座16日目!
 
今回のテーマは、「時制の一致」です。
 
『TOEICスコアアップ対策講座 - Part5×時制』でも学習したように、英語は動詞で時制を表現します。
 
今回は、「〇〇だということを知っている」「××だということを聞いた」などのように、1つの文の中にthatで導かれるもう1つの文があるときに、それぞれの動詞の時制がどうなるのか?と言うことについて勉強します。
 
 

日本語と英語の違い

①私はエンジニアである。
②彼は知っている。
 
この2つの文を1つにしてみましょう。
 
彼が知っているのは今のことだとすると、
 
私がエンジニアであることを彼は知っている。
He knows that I am an engineer.
 
彼が知っていたのは過去のことだとすると、
 
私がエンジニアであることを彼は知っていた。
He knew that I was an engineer.
 
日本語の場合は、文末の「いる」「いた」の違いだけで表現できますが、英語の場合は、①②で使われている両方の動詞を変化させる必要があることがわかります。
 

 

時制の一致を理解する方法

 

この辺、結構わかりにくい、というイメージを持ってしまいますよね。
 
何を隠そう、私も未だに混乱しますww
 
考えて書くwritingの場合は、それほど引っかからないですが、話すSpeakingの場合は、焦ったりすると時制がぐちゃぐちゃになることがあります。
 
ただ、以前の時制の記事でも書いたように、体系立てて理解すると、パターンはそれほどないことがわかります。

 

①と②が同じとき

 

He knows I am an engineer.
私が(今)エンジニアであるということを彼は(今)知っている。
 
He knew I was an engineer.
私が(当時)エンジニアであるということを彼は(当時)知っていた。
 

①よりも②が前に起こったとき

He knows I was an engineer.
私が(当時)エンジニアであったということを彼は(今)知っている。
 
He knew I had been an engineer.
私が(かつて)エンジニアであったということを彼は(当時)知っていた。

 

②が①よりも未来に起こるとき

 

He knows I will be an engineer.
私が(将来)エンジニアになるであろうということを彼は(今)知っている。
 
He knew I would be an engineer.
私が(将来)エンジニアになるであろうということを彼は(当時)知っていた。
 
 

表にしてみると、意外とわかりやすい?!

言葉にすると少し難しく感じるかもしれませんが、視覚的にイメージしやすいように図にしてみました。
 
何となくイメージが沸きましたか?
 
↑クリックで拡大できます。

 

時制の一致が不要な場合

主節(上記の例で行くと、①が主節、②が従属節になる)の動詞が過去形の場合は、従属節の動詞が時制の一致を受けて、過去形(過去完了形)になりますが、例外もあります。
 
それは、時間に関係のない事実や不変の真理、また現在繰り返し行われている動作を表現する場合です。
 
例えば、「太陽が東から昇る」というのは不変の真理であり、過去もこれからもかわらないので、時制の一致を受けません。
 
My teacher taught me that the sun rises in the east.
先生は太陽は東から昇ると教えてくれた。
 

 

まとめ

 

  • 主節の動詞が過去形の場合は、従属節の動詞が時制の一致を受けて、過去形・過去完了形になる。
  • 従属節で不変的なことを表現する場合には、時制の一致を受けない。
 
 

2018年9月9日(日)TOEIC試験まで、あと17日!

 

 

 

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