メモ 2018.10.21  区切り文字の強さについて追記しました。
    ページの下の方「区切り文字の強さとは?」是非ご覧ください!NEW
 
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TOEIC試験向けの無料英語講座9日目!
今回のテーマは、「記号」です。
 
暑いにゃ。。。冷たい床にコロンとしてみるにゃッ。コローン(:)
 
記号って??
 
と思われる方も多いと思いますが、英文の中に意外と使われている記号。
 
「;」とか「:」とか「,」・・・。
 
結構読み飛ばしていませんか?
 
これらの記号、ただの記号ではないのです。(え?知ってます?ww滝汗)
 
こんな小さな記号ですが、ちゃんと意味があるんです。
 
そして、その意味を知っていることで、なんと長文がすごく読みやすくなるんですよ~!!
 

 

TOEIC Part7と記号の関係って?

 

TOEICのPart7は、社内メールや手紙、新聞記事、広告といったビジネスに関する文書を読んで設問に答える問題です。
 
文書は1つ~3つの組み合わせで、短いものなら100wordsくらい(Part6程度の長さ)で、長いものでも300wordsくらいの長さになります。
 
各文書(のセット)に対して設問の数は2~5個。
 
3つの文書のセットになると、結構長いので、前回の記事で取り上げた「接続詞」や、今回の「記号」を攻略することで、スムーズに長文が読めるようになります。
 
 

接続詞や記号を攻略するとどうなる?

前回もお伝えしましたが、長い英文を読むときには、ある程度予測しながら読むのが、効率よく早く読むコツです。
 
全く予備知識のない状態から文章を読み進めるよりも、ざっくりとでもいいのでテーマを知った上で読む方が、英文が頭の中に入ってきやすいです。
 
(例えば、TOEIC Part7の文書の上には、「何の文書か」という情報が書かれていますので、それに必ず目を通すことが大切です。)
 
これと同様に、接続詞や今回のテーマである「記号」を理解することで、文と文のつながりを明確にしながら読み進めることができるのです。
 
心の準備をしながら読む、これが接続詞・記号を理解する狙いです。

 

period「.」

これは皆さんご存知ですね。
文章の終わりに置く終止符です。
 
それ以外には、ピリオドは略語を表します。
 
Mr. = Mister
U.S.A. = The United States of America
 
USAについてはピリオドが省略されていることも多いですね。
 
文の途中など、変なところにピリオドがあるな、と思ったら、その意味が分からなくても、略語なんだなと思って読み進めましょう。
 

comma「,」

これも日常的によく使いますよね。
 
3つ以上語句を並べるときに、
 
A, B, and C
 
と書きますね。
 
Bの後のカンマはなくもいいです。
 
また、同格を表すときにも、カンマを使います。
 
I met Risa Tanaka, an english tutor.
 
前回の接続詞のところでもたくさん出てきましたが、文の頭にくる接続詞などの句や節の後に置きます。
 
Though she can speak english, she can't read it.
 

colon「:」

前に述べたこと・ものを言い換えたり、列記したり、具体的に説明・定義するときに使います。
 
日本語で言うと、「つまり」とか「言い換えると」に相当します。
 
You need to take tests tomorrow: English, math, and science.
Cats: the cutest animals in the world.
 

semicolon「;」

2つの文を接続詞を使わずにつなぐことができます。
 
接続詞の代わりになる便利な記号です。
 
セミコロンは、その形からもわかるように、文を区切るときはピリオドよりも短くて、コンマよりも長いという感じです。
 
ピリオド>コロン>セミコロン>コロンの順ですね。(わかりにくいかな・・・ )
 
I have a cold; I can’t go today.
(=I have a cold, so I can't go today.)

 

おまけ: Italic(斜め文字)

 

外来語について言うときや本(雑誌)や音楽、英語に使います。
 
 

区切り文字の強さとは?

今回取り上げた、記号は区切り文字といい、英語ではseparatorと言います。
区切り文字は、接続詞の代わりに使うことができ、その強さの度合いは
 
弱い区切り
↓ カンマ「,」
↓ セミコロン「;」
↓ コロン「:」
↓ ピリオド「.」
強い区切り
 

カンマ

  • 最も弱い区切り
  • 同じ文内の語句を区切る
 

セミコロン

  • カンマより強い区切り
  • 長い文章の中でカンマやピリオドの代わりに使われることがある
  • 前後の文を結びつける接続詞としての役割を持つ

 

コロン

  • ピリオドよりやや弱い区切り
  • 前後の文の関連性を強調するためにピリオドの代わりに使われることが多い
  • 前後の文の関連性については読み手が文脈で判断する
  • 前後の文を結びつける接続詞としての役割を持つ

 

ピリオド

  • 区切り文字としては最も強い
  • 文を明確に区切るためもの

 

 

今回のMission for 英語力

 

前回の接続詞と同じです。
 
記号が含まれている英文を探して、分析してみましょう。
 
10個ほど例文の中で、その記号の使い方をまとめて、使われ方の法則性を見つけてください。
 
正しいものをインプットして、データベースを作りましょう。
 
 

今回のMission for TOEIC Part7

こちらも、前回の接続詞と同じです。
 
TOEICの問題集を持っている人は、Part6/Part7から記号を含む文を抜き出して、分析してみてください。
 
どんな記号が選択肢に使われているか書き出して、その中から法則性を見出します。
 
そうすれば、実際のTOEIC試験で、グッとPart7の正答率が上がってくるはずです。
 
 

まとめ

コロン(:)は言い換え、セミコロン(;)は接続詞の代わり、です。
 
接続詞や記号は、なくても文章の意味はある程度理解できてしまうので、初めのうちは、読み飛ばしてしまう人も多いかもしれません。
 
なので、意識していかないと、なかなか使い方は身につきません。
 
英文をただ読むだけでなく、接続詞同様にそこに使われている記号を「意識する」ことによって、はじめて自分の引き出しが増えていきます。
 
今まで使ってきた教材も、改めて記号を意識して英文を読むと、新しい発見があるはずです。
 
無意識から意識へ。
 
是非試してみてください。
 

2018年9月9日(日)TOEIC試験まで、あと37日!

 

 

 

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