気づいたらあっという間に8月も半ばに入り・・・。滝汗
 
社会人の方は、今日から夏休みという方も多いのではないでしょうか?
私も今日から夏休みに入り、今日からしばらく富山に帰省しております。
 
帰省で車を運転される方も多いと思いますが、どうぞ安全運転で楽しい夏休みをお過ごしくださいね。
 
Have a safe trip, and enjoy your vacation!
 
富山は、お酒と魚がサイコーにおいしいので、大好きです。
モリモリ食べて、ガッツリ飲んで、ちょっぴり英語の勉強もしたいと思っていますww
 
さて、前置きが長くなりましたが、TOEIC試験向けの無料英語講座12日目!
今回のテーマは、「進行形」です。
 
Part1のイチ~。もうブンポーからは逃れられないのにゃ。
 
今回からリスニングパートを絡めていきたいと思います。
 
英語学習において、リスニングとリーディングは切っても切れない関係です。
 
TOEICの試験では、リスニングとリーディングがかっちりとパート分けされているので、TOEICのための勉強をされている方は、ついついListening/Readingを分けて勉強しがちですが、ここは是非一緒に勉強していただきたい!のです。
 
リスニングを鍛えるとリーディングも伸びます。
 
逆も然り。
 
リスニングの教材を、リーディングの教材として、逆にリーディングの教材をリスニング(というか音読)の教材にすることで、同じ教材を2度おいしく使えますよ。
 
今回も、Part1をテーマにしていますが、文法のお話も出てきます。
リスニングとリーディングのコラボをお楽しみください。笑
 

 

TOEIC Part1と進行形の関係って?

 

TOEICのPart1は、写真描写問題です。
 
写真に関する説明(選択肢は4つ)のうち、最も適切な説明(描写)を一つ選ぶ問題になります。
 
使われる写真は、全てモノクロです。
 
写真の内容は、人が写っているものや、静物・風景などの人が写っていないものなど、様々です。
 
簡単そうに見えて、実はひっかけも多く、しっかり聞いていないと意外と間違えてしまうPart1。
 
あなどれません。笑い泣き
 
ここで鍵になってくるのが、「動作動詞」と「状態動詞」×現在進行形です。
 
リスニングでも文法なの?!と思う方もいるかと思いますが、もう少し頑張って読み進めてくださいね!
 
この記事を読み終わるころには、Listening/Readingが切り離せない関係であることを、きっと理解できているハズですからね。ウインク
 
単語に引きずられずに、適切な選択肢を選ぶには、文法の知識が必要になります。
 
今回はその中でも、進行形を制することで、TOEICのスコアアップにつなげます。
 

 

現在進行形とは?

 

時制の記事でも少し触れましたが、動詞にはそれぞれの状態を表すために、色々なカタチがあります。
 
※難しく考えずに、過去・現在・未来を表現するための使い方のルールがある、程度でOKです。
 
その中の1つに、現在進行形と言われるカタチ(be動詞+動詞+ing)があります。
 
現在進行形は、「今している最中のこと」を表現するカタチです。
 
つまり、同じ状態がずっと続くのではなく、今(一時的に)しているということを表します。
 
例えば、
 
I study english.
 
は、現在形で、私は英語をします。という意味になりますが、これが現在進行形になると、
 
I am studying english.
 
私は英語を(今)勉強しています。という意味になりますね。
 
1時間するのか2時間するのか、はたまた5分なのかはわかりませんが、今英語を勉強している状態(そのうち終わる)ということを表現したい時に現在進行形を使います。
 
さて、ここで登場するのが、動作動詞と状態動詞です。

 

動作動詞・状態動詞とは?

動詞は、動作動詞と状態動詞というカテゴリに分けることができます。
 
動作動詞というのは、主に動作を表す動詞です。←そのままですがww
 
誰かが、何かを「(動作として)している」ことがイメージできるような動詞のことです。
 
例えば、studyとか、eatとか、playなどが動作動詞です。
人が何か(勉強・食事・遊び)をしている姿が想像できますよね。
 
一方、状態動詞というのは、人・モノの状態を表す動詞です。←これもそのままww
 
誰か(or 何か)が「ある状態である」ことがイメージできるような動詞です。
 
例えば、knowとか、haveとか、loveなどが状態動詞です。
人が「ある(知っている・持っている・愛している)状態」であることが想像できますね?
 
 

進行形になる動詞とならない動詞

状態動詞と動作動詞、この2つを理解したところで、現在進行形と組み合わせてみましょう。
 
あれ?
と一瞬考えてしまった人がいたら、スバラシイ!
 
そうです。
 
状態動詞は、基本的には進行形にはなりません。(と、学校では習いましたね。)
 
その動詞そのものが状態を表しているため、進行形にはできないのですね。
 
I know him.
 
は、
 
I'm knowing him.
 
にはならないということです。
 
進行形は、「今、一時的にしている最中のこと(そのうち終わる)」ことを表現するので、知っているとか持っているという状態は、途中で止めることができないので、状態動詞は進行形にはなりません。
 
ただし、途中で止めたり、始めたりできる状態動詞は進行形になります。
 
例えば、wearという動詞は、「来ている状態・身に着けている状態」を表す状態動詞ですが、服を脱ぐこともできるし、同じ服をずっと着続けているわけではないので、そのうちwearの状態は終わりますよね。
 
I'm wearing a T-shirt.
 
こういった動詞は、状態動詞であっても進行形になります。
 
先ほど、「基本的には」と書いたのは、そういう意味です。
 
逆に、動作動詞はどうでしょうか。
 
I play tennis.
 
という現在形の表現では、今やっているかどうかはわかりません。
 
そこで、
 
I'm playing tennis.
 
と、現在進行形で表現することによって、「今」一時的にテニスをしているということが表現できるのです。
 
 

loveやhaveなどの状態動詞は本当に進行形にはならないのか?

・・・というと、現実世界ではなり得ます。
 
マクドナルドのCMに、i'm lovin' it というのがありますが、loveは「愛する・愛している」という状態動詞なので、普通に考えると、進行形にはならないです。
 
が、進行形にすることで、今この瞬間すごい好き!という「大好き」をより強調するような印象を与えることができます。
 
ワクワクというかドキドキ感のようなものが、パッと伝わってくる表現ですね。
 
I'm loving you.
 
も、同様です。
 
通常は進行形にはならないハズですが、現実世界では、「本当にすごく愛しているよ!」「今この瞬間君のことが超好きなんだ!」という感じで使われることもあります。
 
面白いですよね。
 
でも、TOEICの試験では、そういうところは出ないので、気にしなくていいです。ww
 
海外旅行に行ったり、友達と会話したり、そういうところに活きてくる表現なので、覚えておいて損はないとおもいますよ~。

で、ここからが本題。←前置き長っ
 

 

Part1で狙われる動作動詞・状態動詞×進行形

 

TOEIC Part1の写真描写問題では、進行形がよく出てきます。
 
写真描写なので、今その写真の中で行われていることが、現在進行形であらわされることが多いのです。
 
人が出てくる場合は、その人が何をしているかを表現するのに、進行形がよく使われます。
 
①She is wearing a T-shirt.
②She is putting on a T-shirt.
 
この2つの違い、わかりますか?
 
wearとput on、どちらも「着る」という動詞ですが、put onは、服を着る動作を表す動作動詞、wearは服を身に着けている状態を表す状態動詞です。
 
これらを進行形にすると、①は、彼女はTシャツを着ている状態を表し、②は、今まさに彼女がTシャツを着ようとしている動作を表現しています。
 
Part1の写真に、女性が写っていて、Tシャツを身にまとっているけれども、今まさに着ようとしている動作ではないとき(ただ立っているだけとか)は、①を選ぶことになります。
 
なので、写真に人が写っていない場合に、動作動詞の進行形があったら、それは選択肢から外してしまってもいいと思います。
 
モノは自発的に動いたりできませんから、誰かが動かしてやる必要がありますよね。
動作動詞なのか、状態動詞なのかは、動詞を覚えるたびに、少しずつ覚えていけば大丈夫です。
 
意味を考えれば、どちらなのかわかります。
 
 

今回のMission for 英語力

動作動詞と状態動詞を区別できるようにする。
状態動詞でも進行形になる動詞をストックしておく。
 
普段、動詞を状態・動作で区別していなかった人は、今後はなるべく区別するようにしてください。
 
単語(動詞)を覚えるときに、頭の中でその動作や状態をイメージします。
 
そして、その動作が途中で止められるかどうかも一緒にイメージしておいてください。
 
 

今回のMission for TOEIC Part1

写真に人が写っている場合は、その人が何か動きのある動作をしていれば、動作動詞の進行形を選ぶ。
 
写真に人が写っていなければ、動作動詞の進行形を選ばない。
 

 

まとめ

 

動作動詞:study / talk / watch / drive など
状態動詞:know / have / wear / hear など
 
  • 現在進行形にすることで、今(一時的に)していること(そのうち終わること)を表す。
  • 止めること、始めることができる動詞は進行形にできる
 
あっという間に、TOEICの試験まで1ヵ月を切りましたね!
ラストスパート、頑張っていきましょう!
 
 

 

2018年9月9日(日)TOEIC試験まで、あと29日!

 

 

 

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