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2017年11月20日

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年)

テーマ:17年11月の劇場鑑賞映画
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

【鑑賞日:2017年11月19日】

昨日は久しぶりに、劇場で映画を2本もハシゴしたのでお疲れモード…昔は3本でも、4本でも、オールナイト上映だって大丈夫だったのに、40を超えてからは、自宅鑑賞もけっこうシンドくなってます。ということで、「GODZILLA 怪獣惑星」と一緒に見てきたのは、口コミで評判が広がっている「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」。当初、109シネマズ湘南での上映はなかったんだけど、他劇場のヒットを受けて、急遽…1週間遅れで上映がスタートしてた。近所のシネプレックスで上映がないので、もう1本の鑑賞候補「ローガン・ラッキー」を差し置いて選択。

1988年、田舎町デリー…内気な少年ビルの弟ジョージーが、土砂降りに雨が降る中、外に遊びにでかけたまま行方不明になってしまった。翌年の夏、ジョージーの生存を信じながら、自分を責め続けるビルの前に、突然“それ”が現れ、恐怖のどん底に陥れる。“それ”は、ビルの親友たちをはじめ、町中の“子供たちに”の前に出現。ジョージーの時と同じような行方不明事件も既に起きていた!いったい行方不明の子供はどこへ?転校生のベンや紅一点のベバリーも仲間に加え、ジョージーは真相に迫っていくのだが、さらなる恐怖が待ち受けていた。

上映回を後にズラせば…「GODZILLA 怪獣惑星」と同じ、劇場内でIMAXを抜かして一番でかいスクリーン(座席数はIMAXを上回っている)“シアター2”での上映だったんだけど、「GODZILLA 怪獣惑星」の終了から2時間半待って、さらにもう2時間半待つのも嫌だったので、座席数が少ない“シアター7”での上映で妥協したのだが…“会員感謝の日”と“日曜日”が重なったのも影響しているのか、チケットは完売、シアター内は満員!本当にヒットしてるんだなと。ただ、“R-15+指定”がついてるわりに、友達連れの“おこちゃま”が多い。本当に満15歳以上なのか?

昔、「バトル・ロワイアル」が物議を醸した時に、故深作欣二監督が“年齢を誤魔化してでも見てほしい”と仰ってましたが…洋画離れが叫ばれている昨今、“いかにもアメリカ映画”な本作が中学生にウケているというのであれば、かつて同じ映画少年だったオイラも喜ばしいことだ。ただし、マナーが悪いのは勘弁でして、オイラは最前列の2人席の通路側に座っていたんだけど、隣の座席に座った“ガキンチョ”が、ポップコーンを食べる度に、オイラの脇腹に“肘打ち”を喰らわせてくるのにはまいった…今月は「8年越しの花嫁」試写会時の惨事に続き、2回目。

ではでは気を取り直して映画の感想を…うん、これは評判通りの作品でしたね。原作者スティーブン・キングの作品は、映像作品では大変お世話になってるんだけど、小説って今までちゃんと読んだことがなくてですね、本作もしかり。過去にTVドラマ版も作られたことがあって…そういえばキングのやたら長いTV作品をDVDで見たことがあったなぁ~って、記憶をまさぐって思い出してみたら「IT」じゃなくて「ローズ・レッド」(キング脚本)の方でした…やっぱTV版も見てないや。そんなわけで、ストーリーや設定などもほとんど知らずに見始めたんですけど…。

仲良しグループが“ああだ、こうだ”言い合いながらひと夏の冒険とシャレこむあたりは、やっぱり代表作の1つである「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせるんですけど、本作は“死体を見つける”なんていうのが、甘っちょろいくらいの“もっと悲惨で過酷な目”に遭うと。そして、話を動かす子供たちそれぞれが“背負っているもの”がとにかくハードだという。主人公はもちろん“弟の失踪”なわけだけど、病気がちで過剰溺愛されてる子や、逆に虐待を受けている子、イジメや人種差別等に悩んでいる子なんかが出てきて、自分たちは“負け犬”だと自覚している。

ベタな脅かし要素満載…上映中はうるさいくらいに“女の子の悲鳴”なんかも聴こえてくるんですけど、どちらかというと、オイラなんかが想像・期待していた“ホラーの怖さ”よりもですね、少年少女の成長譚としての“物語の面白さ”の方が勝っていたなって感じですね。キングの原作ではないんだけど、途中からは「グーニーズ」みたいなノリで映画を見てたもん。デブとか、喘息持ちでクスリを持ち歩いてるとか…わかりやすいキャラ設定も“80年代テイスト”満載で、いい具合にノスタルジーを感じさせる。こういうのが逆に若い世代に新鮮なのかもしれないね。

“R-15+指定”がついてるのは“残虐描写”よりも…“性的な表現(セリフ)”の影響かななんても思うところがあった。でも、さすがに女の子が血みどろになるところは…「キャリー」ばりのインパクト。シネコンのでかいスクリーンが“真っ赤に血で染まる”のもなんか久々な感じ。紅一点のベバリーを演じたソフィア・リリス嬢…周りの男子たちがやけに幼く見えるので、本当は1人だけ20歳(ハタチ)とか超えてるんじゃねーかなんて、疑いたくもなったんだけど、ネットでプロフィールを調べてみたら、本当に15歳の女の子だった…やっぱり女子は大人っぽく見えるな。


監督:アンディ・ムスキエティ
出演:ジェイデン・リーバハー ビル・スカルスガルド フィン・ウォルフハード ソフィア・リリス ワイアット・オレフ


【過去のドラマ版も売れてるみたい!】
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2017年11月19日

GODZILLA 怪獣惑星(2017年)

テーマ:17年11月の劇場鑑賞映画
GODZILLA 怪獣惑星

【鑑賞日:2017年11月19日】

先月、入会金半額キャンペーンの時に“109シネマズ シネマポイントカード”に入会…本日19日は月イチの“会員感謝の日”だったので、さっそく109シネマズ湘南まで遠征…近所のシネプレックスで上映していない作品を2本ハシゴしてきた。時間をうまくやりくりすれば3本イケたんで…昨日から始まっている「ローガン・ラッキー」も見ちゃおうかと思ったんだけど、さすがに体力的にキツいので、2本で妥協…見れなかったものはシネプレックスであらためて。そんなわけで、初っ端は朝イチ、9時半の上映回の「GODZILLA 怪獣惑星」をチョイスして鑑賞してきたよ。

二十世紀の最後に突如出現した“怪獣”…人類は長きにわたり戦いを続け、異星人“エクシフ”の協力を得るも…結局、敗走して地球を追われることに。選ばれた人間だけがが恒星間移民船“アラトラム号”で11.9光年の彼方へと旅立つも…結局、移住先が見つからず、物資が底をつき始める。20年前に地球で怪獣“ゴジラ”に両親を殺されたハルオ・サカキは、なんとか復讐を果たそうと“ゴジラ”の研究を独自に進め、それが地球帰還への後押しにもなる。やがて到着した地球は2万年の歳月が流れていたが、やはり“ゴジラ”が生存しており…人類に牙をむく!

「シン・ゴジラ」と「君の名は。」の予想外のヒットに気をよくしたのかどうかは知らないけど…今度はアニメでゴジラ映画の新作を作っちゃおう、しかも3部作だと…なかなか景気のいい話である東宝が、どうだといわんばかりに公開したシリーズの1作目。やはり「シン・ゴジラ」からの流れで、相当、話題にはなっているようで…ネットでもあちら、こちらで鑑賞報告があがってきている。もともとゴジラ映画は見ている方でして…ミレニアムシリーズはほぼリアルタイムで劇場鑑賞。メガギラスから東京SOSまでは毎年、東京国際映画祭のプレミア上映に通ってた程だ。

だから“にわか”よりは、そこそこゴジラの知識がある方なんですけど…う~ん、ぶっちゃけ「GODZILLA 怪獣惑星」は微妙でした。中身は怪獣映画というよりは、けっこうガチなハードSFでして…「エイリアン」とか「猿の惑星」あたりの方が、印象は近いという。そしてですね、アニメーション制作を“ポリゴン・ピクチュアズ”が担当しているので…それこそ「シドニアの騎士」であり、この間Netflixで見た「BLAME!」など弐瓶勉作品のビジュアルや世界観にソックリである。メカや登場人物が着るコスチュームにわざと“傷や汚れ”があるなんてディティールも同じじゃないか。

TV放送で「シドニアの騎士」を初めて見た時は…3DCGのアニメをリアルに見せるには“こういう表現方法があるんだ”って、素直に関心。「BLAME!」は同じ原作者の作品ということで、表現方法が似ていても、むしろそれが“作品の味”と許容できたのだが…さすがに何度も続くと“ちょっと飽きてくる”。前半は、世界観や設定説明中心の小難しい講釈が多く、ダラけた印象…早くゴジラを見せろよと。見せないで引っ張る…まぁ、こういうところはある意味、怪獣映画のお約束ともとれるのだが、その引張りも面白かった「シン・ゴジラ」を見ちゃってるからねってことです。

個人的には…冒頭、回想とナレーションで済ませてしまった、地球が怪獣に侵略される、さらに怪獣を倒すために、人型宇宙人がやって来て、“地球を助けてやる”と大見得を切るが、けっこう“肩透かし”だったという…そして、人類は地球を捨てて、宇宙の果てへと逃げなければいけなくなったと…そのあたりを、丁寧に描けば、もっと面白い作品になったんじゃないかと思ったりもする。宇宙人の切り札が“メカゴジラ”という設定自体には…年季の入ったゴジラファンは大喜びだったはずだが、これがとんでもないポンコツでまったく活躍しないというオチがついた。

新天地を目指して宇宙に逃げ出した人類…しかし、移住にも失敗してしまい、物資も底をつき、仕方がなく地球に帰還する道を選ぶ。自分たちは20年ぶりなんだけど、長距離亜空間移動とかの影響で、地球は2万年の歳月が流れていて、生態系とかはだいぶ変わっていたんだけど、しぶとくゴジラは生きていた。なんとかゴジラを倒して、地球を奪還するぞと…ようやく後半で対ゴジラの戦闘へと入っていくわけですが…「ゴジラ」というよりはですね、やっぱり「エイリアン」シリーズだったり、さもなければ「スターシップ・トゥルーパーズ」みたいな印象を受けてしまう。

ゴジラから派生した新種のザコ怪獣が“トカゲ”呼ばわりされていたのは、やっぱり“エメリッヒゴジラ(最初のハリウッド版ゴジラ)”への皮肉、当てつけでしょうかね…そういうところは、クスリとさせられるんですけど、やっぱり“ゴジラ”である必然性があまり感じられない。対ゴジラの無謀な作戦を立案し、仲間の前で…一席ぶつ主人公の姿は、ちょっぴりだけ「シン・ゴジラ」の矢口蘭堂を彷彿とさせる。三部作、続編ありきなので…結局“糠喜び”な結末で、「シン・ゴジラ」のような映画的カタルシスは弱い。本当に続きが面白くなるのか不安になるスタートだった。

声優が豪華なんでそこだけはアニメ映画を見たという気分にはなる…今、BSのDlifeで毎週見てる吹替え版海外ドラマ「マクガイバー」と「SCORPION/スコーピオン」、両方の主人公が出てたよ(笑)普段は洋画や海外ドラマは字幕派なんですけど…「マクガイバー」は宮野真守が、「SCORPION/スコーピオン」は杉田智和が主人公の声を担当していたので、吹替え版で見始めてしまったんだよね…。今日はもう1本、劇場で見てきたんだけど…さすがに朝も早かったから疲れたよ、ちょっと一休みする。残りのレビューは明日になってしまうかもしれないです。


監督:静野孔文 瀬下寛之
出演:宮野真守 櫻井孝宏 花澤香菜 杉田智和 小野大輔 梶裕貴 諏訪部順一 堀内賢雄 山路和弘


【主題歌CDはこちらです】
映画『GODZILLA 怪獣惑星』 主題歌「WHITE OUT」 (アニメ盤)







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2017年11月18日

新きまぐれオレンジ★ロード そして、あの夏のはじまり(1996年)

テーマ:アニメ映画
新きまぐれオレンジ★ロード そして、あの夏のはじまり

昨日、飛び込んできた声優・鶴ひろみ急死というニュースのショックが尾を引くので、今日も追悼を兼ねた旧作アニメの鑑賞を続ける…そんなわけで「新きまぐれオレンジ★ロード そして、あの夏のはじまり」です。原作者や一部のファンの不評をかってしまった劇場長編1作目の内容を否定するかの如く、スタッフを一新して製作された劇場長編の2作目。自分はこちらの方が“あまり好みじゃない”んだけど…この機会に再鑑賞。本作はDVD化されてますが、廃盤商品のためAmazonのマケプレでも高額。オイラはいつものようにLDで所有しています。

1991年…春日恭介は大学生になり、鮎川まどかと付き合っていた。ある日の朝、“交通事故に気をつけろ”という奇妙な電話で起こされる。やがて外出した恭介は、本当に交通事故に遭ってしまい、意識が戻らない。報せを受けたまどかも病院に駆けつけるが…。一方、1994年の恭介は学生カメラマンとして名を挙げ、紛争地帯へ取材に出かけていたのだが、そこで行方不明になっていた。そんな94年の世界に飛ばされてしまった91年の恭介。自分よりも年上になった檜山ひかると再会する。そしてまどかは、行方不明の恭介の安否を気遣っていた…。

劇場1作目「あの日にかえりたい」の内容が、原作やTVシリーズと異なったから、ファンや原作者は拒絶したということだが…本作もかなりイメージが違い、余計にダメだろうって感じだけどな。キャラクターデザインは高田明美から後藤隆幸に変更。アニメのキャラクターとしてはそんなに悪いわけじゃないと思うけど、やっぱりどこか異質な感じ。時々、まどかさんが「攻殻機動隊 S.A.C.」の草薙素子にも見えてしまう(笑)そんなに原作者に配慮したなら、それこそもっと“まつもと泉”の原作コミックの画の雰囲気に近づけるとかしても良かったのではないかとも思うし。

監督は後に“ポケモン”シリーズが有名になる湯山邦彦、音楽に今ではアニソン界のカリスマともいえる存在の梶浦由記という…アニメファン的にも、なかなか気になるポイントもあったりするんだけど、梶浦由記の音楽に関しては、最近の作品のように繰り返し聴きたくなるような中毒性もないし、よくある凡庸な“劇伴”に甘んじている印象。主題歌も和田加奈子に比べるとイマイチ響かない。ストーリーは「あの日にかえりたい」でオミットされた、本来の超能力設定を入れ込んだ、SF展開で…そのあたりは原作なりTVシリーズの雰囲気がかろうじて感じられるか?

一応ね、1作目「あの日にかえりたい」の設定も踏襲はしてるんですよ…恭介とまどかさんはラブラブで大学生活をエンジョイ。失恋したひかるちゃんは、北海道に引っ越し、ミュージュカルスターを目指す。それこそ新しく描き直してはいるけど、TVシリーズや「あの日にかえりたい」の名場面を回想シーンでちゃんと再現もしているという配慮だってあるんだ。でもね、恭介自身が、“あの頃は駄目だった”とか“あの頃には戻りたくない”とかって発言をしており…それが、作品の否定に繋がっているのではないかななんて、深読みも出来てしまうのよね。

でも、見方によっちゃリアルな恋愛映画になった「あの日にかえりたい」以上に、違う意味で生々しいというかなんというか、原作やTVシリーズでも、青少年をワクワク、ドキドキさせる“ちょいエロ要素”が魅力的ではあったんだけど…さらに踏み込んだ“性”を感じさせる演出になっていて、そういうところは意外と“潔癖・初心”が多いアニメファンは拒絶したくなるのではないかと。普通の…いや、けっこう性格が悪そうな“ギャル”になっているひかるちゃんを見て、恭介は“もう処女(バージン)じゃない”と見極めるが、実際にそれを肯定するかのような設定・描写もある。

まどかさんが躊躇なく“セックス”や“童貞”という言葉を持ち出し、恭介に“お預け”したり…さもなければ“ゴムなし、中出しOK”のサインを出すとか、さすがに、そこまでリアルなものは見たくなかったよな(笑)3年前の自分に向かって“バレなきゃ大丈夫 ひかるちゃんともやっちゃえよ”と軽々しく言う大人な恭介…。ただね、今になって見返すと…お気に入りの声優さんたちの“セクシーボイス”でこういうセリフを聴けるのはちょっと嬉しかったりもする…大人なオイラもいる(笑)っていうか、鶴さんの追悼だったのに、何、エロ話してるんだよって感じだけどさ。

既に亡くなっていた富山敬さん以外、オリジナルの声優さんが集結してるので、いわゆる“同窓会映画”気分で見れば、初見時よりも作品に対する評価は若干寛容になれたが…アニメ映画としては特筆すべくものがない普通レベル。そうそう、キャラデを後藤隆幸が担当しているから、まどかさんが「攻殻機動隊」の素子みたいだったなんてツッコミを入れてしまったが…もし、鶴さんの持ち役を他の声優さんに任せるなら、田中敦子姐さんなんかどうだろうか?姉御肌で男勝りな面と、セクシーで艶っぽい女の色気を両立させ、うまく演じられると思うんだよなぁ…。


監督:湯山邦彦
出演:古谷徹 鶴ひろみ 原えりこ 富沢美智恵 本多知恵子 屋良有作 難波圭一 龍田直樹 川村万梨阿


【DVD化されてるけど、既に廃盤でプレミアム化】
DVD 新きまぐれオレンジ★ロード そして、あの夏のはじまり







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2017年11月17日

鮎川まどかが逝ってしまった、訃報・鶴ひろみ「きまぐれオレンジ★ロード あの日にかえりたい」再鑑賞

テーマ:その他、雑文…
鮎川まどかが逝ってしまった、訃報・鶴ひろみ「きまぐれオレンジ★ロード あの日にかえりたい」再鑑賞

今日の午前中…ショックなニュースが舞い込んできた。オイラの初恋の相手…というのはちょっと大げさすぎるかもしれないけど、アニメ版の「きまぐれオレンジ★ロード」でヒロインの鮎川まどかの声を演じていた声優の鶴ひろみさんが亡くなった。現段階で、事件性はないとのことだが、首都高速上の車内で意識不明の状態で発見されたらしく…詳しい状況は明らかになっていない。病気だったんですかね~。鶴さん…まだ、亡くなるような年齢じゃないだろうと、Wikipediaで調べてみたら57歳とのこと。若い…共演作も多い(古谷)徹さんもショックだろうなぁ。

個人的には“日馬富士の暴行事件”よりも衝撃的でビッグニュース…“安倍晋三の所信表明”なんて聞いてる場合じゃないです。そんなわけで…鶴さんの追悼を兼ねて、「きまぐれオレンジ★ロード あの日にかえりたい」を再鑑賞した。ブログを始めたばかりのころに、1度、レビューを投稿したことがあり、その後も機会があるとちょくちょく鑑賞していた。この映画…作品の根幹、テーマである“三角関係”に終止符を打つというのが目的であり、ファンはもとより原作者にも“あまり評価されていない”んだけど…オイラは1本の恋愛映画として、嫌いになれない。

そうなんですよ…原作者に嫌われているというのが影響してるかどうか、定かじゃないんだけど、当時はビデオもレーザーディスクも出てたわけなんですけど、TV版やOVA、もう一つの長編劇場版などがDVD化されても、本作だけはDVD化されていないんですよ。Amazonなんかでは海外盤が出品されていたりするんですけど…PAL版だったりして、敷居は高く、見てない人も多いのではないかと。ちなみに、過去にDVD化された商品も既に廃盤のようで、Amazonではマケプレ出品の中古のみ…鶴さんの急死で稀少化し、中古ソフトがさらに高騰する可能性も。

オイラが所持しているのはレーザーディスク版です…いや~持ってて良かった、これは絶対に手放せないな。そして、プレーヤーの故障で一度はあきらめていたLD鑑賞も、亡き父親が使っていた“レーザーカラオケ”を代用するのを思いつき…押し入れから引っ張り出して、愛用のアンプに接続。最近はふたたび利用頻度が増えていたところだったので…ソフトを引っ張り出すだけで見直すことができた。っていうか、LDをもう一度活用しようって思い立ったのも、今夏、アニメーターの増尾昭一さんが亡くなった時に「プロジェクトA子」を再鑑賞したかったからだった。

オイラの場合…有名な人が亡くなると何故か“レーザーディスク”なのね。そういえば、本多知恵子さんが亡くなった時も、LDで「サイレントメビウス」を見直したっけ(サイメビのキディ・フェニル役も鶴さんだったなぁ)。そうなんだよ、本多さんも出てるんだよ“きまオレ”には…恭介パパの富山敬さん、くるみちゃん役の本多知恵子さん、そしてまどかさん役の鶴さんまで…“三角関係に終止符を打つ”というディープな内容以上に、声優さんたちの声を聴いてるだけで、なんか切なくなってきた。やっぱまどかさんの声いいなぁ…声優・鶴ひろみさんのご冥福を祈ります。


★2005年3月23日投稿:きまぐれオレンジ★ロード あの日にかえりたい(1989年)から抜粋&手直し★

3人でいるのはふ・た・りより寂しい…優しいけれど優柔不断、それが災いして、まどかとひかるの三角関係にいつまでも決着をつけられない超能力少年恭介、不良っぽいけれど恭介とのふれあいのなかで少しずつ変わっていく美少女まどか、そしてまどかに憧れ、恭介に恋する、根っから明るい純情娘のひかるの3人を主人公にして、今の少年少女たちの生活、悩み、そして大人への成長していく姿を、素敵に、ユーモラスに描いています。テレビ・シリーズにはなかった、3人それぞれの気持ちの結末編とでもいえる完全・オリジナルストーリー。(LDジャケより)

好評のうちに最終回を迎えたTVシリーズ終了後に、“三角関係”に決着をつけるということで、制作された劇場用のオリジナルアニメーションで…TVシリーズの、ちょっぴりHなドタバタラブコメディ的な要素をまるっきり排除し…かなりリアルな恋愛映画として描いた異色作。当時、ファンの間でも、かなり評判は分かれました…。噂によると…原作者もこの映画版にはかなり不満があったらしく…後に、「そして、あの夏のはじまり」という続編を作って、三角関係復活させちゃいましたけどね…自分は、この「あの日にかえりたい」は嫌いじゃないです。

この作品の魅力の一つでもある、主人公の超能力を一切見せないで、あくまで普通の…いや普通以上にディープでシビアな(今風に言うとゲスい)恋愛映画として描いてしまったことに、TVシリーズのような明るいラブコメを期待していた人たちは拒絶反応を示したらしいです。三角関係に決着をつけるというのが大前提な作品なわけで…ファンとしてはそういうテーマを持ってくる自体に“そんな馬鹿な”って気持ちが大きかったようですが、こういう形で決着をつけるのも、自分はありかなって思います。それがファンの気持ちを裏切る、逆撫でする事になっても…。

主人公の出した決断が、あまりにも自分勝手な答えだったので、そうじゃないだろうという反発がかなりあったらしい。この作品を監督や脚本家の恋愛感がもろに出ているといった印象でしょうか…。ただ、長く続いたTVシリーズや原作の三角関係という重大テーマを、たった69分で決着をつけるという、内容的に強引さはあるけど…人気アニメの劇場版という制約の中でよく頑張っている。最初から、まどか派だった自分は…当然の結果として、この映画の結末で納得したんですが…自分の周りでこの映画を見た人の多くは、“ひかるちゃんが可哀そう”でした。

自分はラストカットのひかるちゃんの姿を見て、かわいそうだなんて思わなかった。逆に安心したんですよ。ああ、あの表情はふっきれたんだなって…。そういう風に受け止めたので、アニメ版のオレンジロードは自分の中では本作で終わっていた。いくつか、原作のエピソードで未アニメ化だったものを単発的なOVAにした新作がありましたが…それはこの映画より前の話だと思えば、何の問題もない。でも、数年後に…キャラクターデザインを一新して(担当が高田明美から後藤隆幸へ)、「そして、あの夏のはじまり」なんて続編映画作っちゃったんですよね…。


監督:望月智充 
出演:古谷徹 鶴ひろみ 原えりこ 富沢美智恵 本多知恵子 富山敬 屋良有作 難波圭一 龍田直樹


【Amazonで海外盤DVD(PAL仕様)とVHSなら出品されてる】
DVD きまぐれオレンジ・ロード ~あの日にかえりたい(海外盤 PAL仕様)
VHS きまぐれオレンジ・ロード ~あの日にかえりたい





YouTubeに映像がありました…どこかに本編もあるかもよ?









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2017年11月17日

マシンガン・パニック/笑う警官(1973年):スターチャンネル録画

テーマ:BS/CS/配信(再鑑賞)
マシンガン・パニック/笑う警官

この間、ブックオフで角川文庫から出ている新訳版の“刑事マルティン・ベック”シリーズの小説を2冊ほど入手しまして、続けて読んだんですけど…その中に代表作の「笑う警官」も含まれていた。そう、名作「マシンガン・パニック/笑う警官」の原作本です。映画の方は過去にレンタル鑑賞した経験があったんだけど、原作を読むのは初めてだった。でですね、これまたたまたまなんですけどエアチェックディスクの整理をしてたら、「マシンガン・パニック/笑う警官」というラベルが貼られたディスクが見つかりまして、アレ、いつ録った?みたいな…思わず再鑑賞。

★以下、2012年06月28日投稿:マシンガン・パニック/笑う警官(1973年)より抜粋★

サンフランシスコ…刑事のエバンスはある男を尾行してバスに乗り込むのだが、バスが走り出して間もなく、乗客の一人がマシンガンを取り出し乱射。乗客、運転手のほとんどが死亡した。捜査のために駆けつけた刑事たちがエバンスの死体を発見!相棒としてコンビを組んでいたジェークは、非番のエバンスがどうしてバスに乗り込み、事件に巻き込まれたのかを疑問に感じる。捜査本部は被害者たちの交友関係から、裏社会の人間に的を絞り容疑者を探していたのだが、捜査は難航。ジェークはエバンスが過去の未解決事件を追っていた事実を掴み…。

邦題にもなっている、冒頭のマシンガン乱射までのシーンはなかなか緊張感がある。殺された乗客たちの表情が何気に生々しく、それこそ子供の時に見ていたらちょっとトラウマになったかもしれない。基本、刑事たちがコツコツ歩き回って容疑者探し。事件の発生場所や被害者の交友関係などから、裏社会の人間が怪しいと推理した警察はそういう輩に脅しをかけながら情報収集していく。犯人と思われる男が再び銃を乱射する事件が発生するも…結局は頭のおかしい類似犯、模倣犯であり捜査は振出しに戻っていく。

しかめっ面してイライラしっぱなしの主人公刑事ウォルター・マッソーを、なだめすかして、適度に方向修正してくれるのがムードメーカー的な新しい相棒ブルース・ダーン。結局、最後は引っ張りまわされ運命共同体といった感じでしたね。70年代映画としての全体的な雰囲気は好みなのだが、犯人の正体であったり、主人公たちがそこにたどり着くまでの過程がちょっと物足りない。真相に関わっているらしい、過去の未解決事件というものが、もうちょっと映像で表現されていたら、印象は変わってきただろうなって思いますね。後半部分でやや失速したかな?


★以下、2017年11月17日追記、再鑑賞の感想です★

ディスクの記録によれば、録画したのは、今から約3年半前、2014年にスターチャンネルにて…正式に加入したことは一度もないので、無料放送か、B-CAS使ったお試し視聴のどちらかで録画したものだと思われる。一緒に同時期にムービープラスで放送された「サブウェイ・パニック」(共にウォルター・マッソー主演という繋がりでひとまとめにしたのだろう)も焼いてあったので、お試し視聴を利用していた可能性が強いな。そのころのブログ投稿を遡れば、詳細がわかるかもしれないが、どうでもいい情報なので、そこまで調べなくていいだろう、面倒だし。

映画だけ先に見た時は“地味だなとか、後半部分が失速”みたいな感想を漏らしていたオイラ…地味なのは、原作も“同じ”なので仕方がないだろう。っていうか、その地味さが…作品の魅力だというのも、原作を読んだ後だとよく理解できる。原作は今から50年近く前に書かれた作品であり、さらには映画はアメリカ映画だったけど、原作はスウェーデンの作家のもので、もちろん作品の舞台も現地、ストックホルムである。そういう情報・知識を踏まえたうえで、もう一度映画に接すると、だいぶ印象も変わる。特に原作との差異探しなども俄然、興味がわいてくる。

原作では…イメージしづらい部分もあった、冒頭の“バス内での銃乱射”なども、シチュエーションはより明確になりつつも、しっかり犯人をボカしミステリアスに描いているのが解る。一応、原作を読み終わった直後だからこそ、余計にそう感じるのかもしれないけど…生前のバスの乗客を見て、原作のあの被害者かな、この被害者かななんて当てはめることも容易だった。刑事たちをはじめ登場人物はアメリカ風の名前・設定に変更されているも、捜査の過程などはわりと忠実な雰囲気もある。個性豊かな刑事たちも、デフォルメされうまく配置されている。

中盤に出てくる“模倣犯・類似犯”による事件。人質をとって立て籠もっている犯人のもとへ警官隊が突入するというド派手なアクションシーンはやっぱり映画ならではの見せ場だったのか?原作にはなかったよね。原作では、バスで銃を乱射するという行為自体が、アメリカで起きた“大量虐殺事件”の影響、模倣ではないかと刑事たちが皮肉りながら推理するシーンもあり…そんな話をアメリカに置き換えて映像化するというのも、今考えると面白い試みである。クライマックス、真犯人との対決なんかは、原作とは全然違い、より“アメリカン”な結末だったのね。

また、過去の感想でオイラが“物足りない”と評していた“乱射事件”に関りがある過去の事件の詳細、真犯人の動機なんかも、だいぶアレンジされていたんだけど…原作の細かい捜査の過程を読んでいることで、自分なりに状況を膨らませてイメージでき、納得はしやすくなった。あと、原作を読んでいたからこそ、ウォルター・マッソー演じる主人公刑事が、自宅のソファーで寝ている意味なども理解できる。ああいう描写は原作を読んでなければ、あまりひっかからなかったかもしれない。偶然、原作を読んだおかげで…初見時より映画も楽しめましたね。


監督:スチュアート・ローゼンバーグ
出演:ウォルター・マッソー ブルース・ダーン ルイス・ゴセット・ジュニア アンソニー・ザーブ


【DVDソフトの購入】
DVD マシンガン・パニック/笑う警官







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2017年11月16日

ブルー・ジュース(1995年)

テーマ:洋画
ブルー・ジュース

意識したわけではないんだけど、ここ最近…旧作映画、90年代映画の鑑賞が続く。一時期は、毎週、更新されるたびに利用していたRakuten TVのオンライン試写会を久しぶりにチェックしたら…なんか面白そうな作品だったので、無料の試写会クーポンをポチリ。若かりし頃のキャサリン・ゼタ・ジョーンズやユアン・マクレガーが出演しているイギリスの青春コメディ「ブルー・ジュース」を鑑賞した。ネット情報だと96年に日本でも劇場公開されている作品で…その後、2002年に「キャサリン・ゼタ=ジョーンズのブルー・ジュース」のタイトルでDVD化…現在は廃盤。

英国コーンウォール…30歳になったJCは、結婚願望がある恋人のクロエをそっちのけで、サーフィンに夢中になっていた。ある日…ロンドンからJCの幼馴染、ディーンとジョシュが結婚を間近に控えた堅物のテイラーを引き連れて遊びに来た。相変わらず仲間との戯れを優先するJCに、愛想をつかしたクロエは、JCが楽しみにしていた“世界一周旅行”を取りやめ、自分の店を開く計画を立て始める。なんとかクロエとの関係を修復したいJCだったが、ディーンたちに振り回されっ放し。そして、ディーンに騙されてドラッグを口にしたテイラーがやたらとハイになり…。

サーフィン馬鹿の主人公ショーン・パートウィーが、恋人のキャサリン・ゼタ=ジョーンズに愛想をつかされ、なんとか関係を修復させようと奔走するという話を軸に、そこにトラブルメーカーの幼馴染ユアン・マクレガーが交わることで、余計に関係をこじらせてしまう。さらにユアンのせいで、他の幼馴染たちもトラブルを被り、みんなで関係がギクシャクしてしまうんだけど…一応、サーフィンを題材にした作品だけに、偶然やって来た“伝説の大波”に挑戦することで状況が変わっていく。イギリス映画らしいオフビートな笑いも満載…その辺はけっこうクセになる。

DVDのタイトルには“キャサリン・ゼタ=ジョーンズ”の名前が冠されていたが…実際は主人公の恋人という、キャスティング的に二番手扱いでした。ただ、デビューからまだ5年目くらいの時の出演作品なので、そんなにあか抜けていない印象。ハリウッド映画に主演して以降の“セレブ感”もほとんどなく、“田舎女子”をキュートに演じていて、今見ると逆に新鮮で魅力的。腰をくねらせたり、下着姿で恋人を挑発するなどお色気もあったりするんだけど…毎回、寸前のところで邪魔が入ってHができないというお約束ギャグ。これが原因で別れ話になっちゃうと。

だって主人公…エロいキャサリン・ゼタ=ジョーンズよりも、サーフィンや野郎友達を優先しちゃうんだもんなぁ、馬鹿だよね。でも…なんで“避けてる”かというのも、一応、意味があったりする。それにしても、主人公が全裸で股間に靴下被せた姿は間抜けだったな。その後…裸エプロンまで披露してたが、どうせならキャサリン・ゼタ=ジョーンズの裸エプロンを拝みたかった(笑)サーフィン、サーフィンって言ってる割には、肝心の波乗りシーンは少なめなので、そっち系を期待してると物足りないかも。友人の1人がミュージシャンなので音楽映画の要素も入ってる。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズもあか抜けてなかったけど、ユアン・マクレガーも同様。役柄がチンケな売人だったりするんだけれども…本作が「トレイン・スポッティング」の前年に撮られた作品だという点が興味深い。このユアンに騙されて、ドラックを服用しちゃったデブの友人がラリって、暴走するあたりは…それこそ「トレイン・スポッティング」を彷彿。本来、このデブはとっても堅物、生真面目な性格なんだけど、結婚を目前に控えていたこともあり…薬の力で抑圧されていた感情をさらけ出してしまったのだ。ちょっと「ハングオーバー」のスチュも思い出したよ。


監督:カール・プレチェザー
出演:ショーン・パートウィー キャサリン・ゼタ=ジョーンズ スティーヴン・マッキントッシュ ユアン・マクレガー


【DVDソフトの購入】
DVD キャサリン・ゼタ=ジョーンズのブルー・ジュース




まだ間に合うかも? Rakuten TV 試写会はこちら https://tv.rakuten.co.jp/content/230088/




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2017年11月15日

ルイス&クラーク&ジョージ(1997年)

テーマ:洋画
ルイス&クラーク&ジョージ

近所のブックオフの“500円以下の中古DVDコーナー”にて108円で投げ売りされているのを発見した「ルイス&クラーク&ジョージ」を鑑賞…タラ&ロドリゲスの「グラインドハウス」(「デス・プルーフ」と「プラネット・テラー」)などでお馴染み、ローズ・マッゴーワンがメインキャラの1人を演じるバイオレンスロードムービー。Amazonの検索でもちゃんと出てきて、同じジャケ写真が掲載されてたんだけど、なぜかDVDとVHSが混在しているので要注意。楽天内のショップでは1000円以下で販売しているショップもあり、ヤフオクだと1円出品(スタート価格)も見つかるぞ

刑務所から脱獄したルイスとクラーク…ムショ仲間から“金塊の隠し場所”を記した地図の情報を入手しており、実際にそれを入手した2人は、車を盗んで、目的地への移動を開始するのだが、もともと短気な性格のルイスは、直ぐに銃をぶっ放し、人を殺しまくってしまう。クラークは幾度となくその行為をたしなめるのだが…。一方、口のきけない美女ジョージも…盗んだ車を乗り継ぎながら、旅を続けていた。そんなジョージの目の前で、仲違いをはじめたルイスとクラーク。クラークは誘われるようにジョージの車に乗りこみ、ルイスを置き去りにするが…。

ここ数日…“あまりお金をかけないで入手した”旧作映画の鑑賞が続く。昨日、一昨日が108円で入手したジャンクLD、今日が同じく108円で入手した中古DVD。さて…映画の内容ですが、偶然出会った男女2組の悪党が一緒に“どこかに隠されている金塊”を探し求めて旅を続けるという内容…実際には“金鉱の権利書”で、後半では悪党同士で“騙し騙され”を繰り返しながら、権利書の争奪戦を繰り広げる。キレてすぐに人を殺してしまう凶悪犯と、それをたしなめる相棒のインテリっぽい詐欺師。この2人がムショで“お宝”の情報を入手して脱獄を実行。

その2人と別に…行く先々で車を盗みながら旅を続ける謎の女がローズ・マッゴーワン。彼女は口がきけないんだけど、色目を使って男を騙くらかすのが得意。そして…車泥棒の他にも“何かを盗んだ”ようで、彼女を追いかける、やたらいかつい男もいる。その2組が偶然バッティングする…例のごとくキレやすい方の男が、“郵便の配達員と警官を間違えて撃ってしまった”ということで、仲違いをおっ始めた際に、たまたま近くにいたローズ・マッゴーワン。耳ざとく“金(ゴールド)”という言葉を聞きつけまして、詐欺師に“一緒に逃げよう”と手を差し伸べる。

相棒をチェンジした詐欺師、得意の色仕掛けで籠絡するマッゴーワン…喋れない“らしい”という設定なので、誘う時の“流し目”がよりセクシー。案の定、詐欺師は直ぐにマッゴーワンの虜になってしまう。一方の置いてきぼりをくらった凶悪犯の男も、一般人の子持ちオバチャンを口説いて、逃げた2人の行方探しに協力させたり(教養がなく字が読めないので、地図の文字を読んでもらうため)。2人の脱獄犯は仲間割れする前に売春宿にも立ち寄っており、エロシーン満載。マッゴーワンもしっかり脱いで…“おっぱい、バッチリ”、詐欺師とカーセックスしてました!

脱獄犯が“いとも簡単に大量の銃器”を手に入れられてしまうという…描写に続き、そこで入手した自動小銃を使い、“うざい”という理由だけで一般人を虐殺しまくるというシーンまで出てくるブラックさ。ここ最近、相次いで起きている“アメリカの銃乱射事件”がなければ、素直に笑えたんだけどな…タイミングがまずい。思わず、銃社会アメリカのあれやこれやを考えてしまう。最後に明かされるある人物の“秘密”はちょっと予想通りなところもあったけど…“権利書の争奪戦”の果てに“因果応報”で“悪銭身につかず”となる伏線の巧さは奇麗に決まった。


監督:ロッド・マッコール
出演:ローズ・マッゴーワン サルヴァトール・ゼレブ ダン・ガンサー ポール・バーテル ジェームズ・ブローリン


【AmazonはなぜかDVDとVHSが混在してるので要注意!】
ルイス&クラーク&ジョージ【字幕版】
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2017年11月14日

アイ・オブ・ザ・ストーム(1991年)

テーマ:洋画
アイ・オブ・ザ・ストーム

昨日も語ったように、壊れてしまったパワーアンプの代替品を探しに、近所のハードオフへ行ってみたんだけど、そう簡単に見つかるわけがなく、結局…ジャンクコーナーにあった100円の中古LDを2枚ほど購入して帰ってきた。昨晩はそのうちの1枚、チャック・ノリス主演の「トップ・ドッグ」というアクションコメディを鑑賞…今日鑑賞した残りのもう1枚は、デニス・ホッパーが出演しているサスペンス「アイ・オブ・ザ・ストーム」。「トップ・ドッグ」のLDもAmazonのマケプレで4999円で出品されていたが、本作はさらに上を行く9800円の値が!案の定、VHSは1円で買えます

砂漠の中にあるモーテルを経営する一家にカップルの強盗が侵入し、父親と母親を殺害!目の前で一部始終を見ていた幼い息子スティーブンも撃たれてしまう。外にいた兄のレイは銃声を聞きつけて慌てて戻ってくるが…。それから10年…事件の後遺症で盲目になってしまったスティーブンの世話をしながら、レイがモーテル経営を引き継いでいた。ある日、レイが外出している最中に、スティーブンが勝手に客を泊めてしまった。暴力的でアル中の夫マービンと、それでも別れられない元娼婦の妻サンドラだ。スティーブンはサンドラに好意をよせていくが…。

初めて見る作品だったが…なかなかの佳作。設定が親子から兄弟に変わってはいるけれども、さびれたモーテルを舞台にしたサイコサスペンスってことで、ぶっちゃけ「サイコ」の二番煎じ的なところもあるんだけど…演出の妙か、少ない登場人物ながら、うまくミスリードさせられ、中盤での意外な驚きに繋がっていく。冒頭、強盗に遭い、両親が惨殺されてしまうシーンからして、なんともいえない緊張感。いかにも悪人面した男と、ちょっとセクシーな金髪美女がカップルで強盗を働くんだけど、幼い息子・弟にも容赦なく銃を向ける瞬間にゾクリとさせられた。

強盗に撃たれた弟は…二階の窓を突き破って、ちょうどその下にあったプールに叩きつけられる。血を漂わせながら水に浮かぶ弟の姿を見て、てっきり“死んでしまった”のかと思ったが…10年後、劇中での“現代”で無事に登場(もちろん役者は変わっている)。しかし盲目になっていて…どうやら事件の、銃で撃たれた後遺症らしい。そして、1人無傷だった兄と共に…両親が経営していたモーテルを引き継ぎ、ずっと同じ場所で暮らしているらしい。兄の方は、弟への贖罪の気持ちが強いのか、乱暴なところもあるけど、意外と親身になって世話をしている様子。

事件から10年経ち、兄弟はそれなりに成長してるんだけど、弟の方は盲目のせいなのか、または普段は兄と2人きり、外の世界に出たことがないという特殊環境のせいか、“10年前で時間が止まってしまったかのように”どこか幼げな印象だ。そんな弟を残し、所要で外出する兄…“誰も泊めちゃいけない”という言いつけを破り、フラリと現れた美女ララ・フリン・ボイルと、その夫、酔っ払い暴力亭主のデニス・ホッパーを招き入れてしまう。最初は“はすっぱ”な印象だが、けっこう優し気な雰囲気も醸し出す美女…そんな彼女に盲目の弟は自然に惹かれていく。

ただ、“普通の弟”ではないので、好意の表し方もどこか“変態的”…セクシーな水着姿で1人泳いでるララ・フリン・ボイルにそっと近づき、いきなり“顔を触らせてくれ”と頼み込む。もちろん、目が見えないから、手で顔を触れたい、そうすれば相手の表情などが読み取れるからなんだけど…知らない人、知り合って間もない相手に、いきなりそんなことを言われたら“気持ちが悪い”わけで、普通の女子だったらまず拒絶反応を示すだろう。それでも強引に迫る弟…あわやというところで、兄が戻ってきて、事なきを得る。しかし、その後も弟は美女に執着する。

ララ・フリン・ボイルとデニス・ホッパーがやって来た時に、兄が外出していたこととも関係があるんだけど、実は“秘密を抱えている”兄弟…そのあたりが、二点、三転するストーリーに段々と関わりはじめ、ドロドロとした、狂気に満ちた愛憎劇が繰り広げられていく。何かを隠しているような兄の態度も急変…知らないうちに事件に巻き込まれ、どんどん身の危険が迫っていくララ・フリン・ボイル。なぜ弟はそこまで固執するのか?伏線がうまくハマり、“過去の強盗シーン”なんかも踏襲、オーバーラップするクライマックスは、冒頭以上のスリルを味わえた。

ちょっと違和感もある金髪姿が印象的なララ・フリン・ボイルがとにかく魅力的(本来の姿もいい!)…ドレス姿で、下着のヒモがズレ落ちて見えてる感じなんかも、余計にセクシーだった。過度な露出こそないものの、浴室でバスタオル一枚になったりもする。出番は少ないが、もう一人の重要な金髪美女、冒頭のカップル強盗の片割れは「ユニバーサルソルジャー」(本作の製作総指揮はエメリッヒ!)のヒロイン、アリー・ウォーカーが演じていた。盲目で世間知らずの弟に酒や煙草、車の運転までを教えるデニス・ホッパーの毎度な不良オヤジぶりも楽しかった。


監督:ユーリ・ゼルツァー
出演:デニス・ホッパー ララ・フリン・ボイル クレイグ・シェーファー ブラドリー・グレッグ アリー・ウォーカー


【Amazonで中古LD&VHSが入手可能】
アイ・オブ・ザ・ストーム [Laser Disc]
VHS アイ・オブ・ザ・ストーム





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2017年11月13日

トップ・ドッグ(1995年)

テーマ:洋画
トップ・ドッグ

突然ですが、長年愛用していたパワーアンプが逝ってしまいまして…ただいま自室のスピーカーシステムが正常に“サラウンド再生”できない状態に、今すぐに修理や買い替えるなんて余裕もなくてですね途方に暮れてます。将来的には、新品で2~3万で買えるAVアンプ(いわゆるエントリー機)で妥協して、全体のシステムを見直すかななんても検討しているところ。でもですね、今日は往生際が悪く…中古で安く代替品が見つからないかなと、近所のハードオフにも足を運んでみたが…そんなに都合良くいかないよね。当分は2ch再生での映画鑑賞が続く。

せっかくハードオフへ行ったんだからと、ジャンク品コーナーを隅々まで物色していると、棚の下の方に、昔、通ってた頃はまだ300~500円くらいしていたレーザーディスクが100円で大量に放出されているのを発見!思わず目を吸い寄せられ…しゃがみこんで1枚、1枚、ジャケを手に取る。う~ん、さすがに“DVDやブルーレイ化”されてるようなメジャータイトルが多いが、それでも稀に珍しいソフトも紛れてる。ということで、結局…2枚のジャンクLDを購入して帰ってきた。今年の7月末に、しばらく遠ざかってたLD鑑賞を復活させてたので、またコレクションも再開。

とりあえず1枚目…何を購入したかと言いますと、チャック・ノリス主演のアクションコメディ「トップ・ドッグ」です。う~ん、なんか昔、レンタルビデオで見た記憶があるんだけど、覚えていない。普段は一匹狼の刑事が警察犬とコンビを組んでテロを企む白人至上主義者たちと戦ういう…ぶっちゃけチャック・ノリス版「K-9/友情に輝く星」的なストーリー。うぉー、Amazonのマケプレで同じ中古LDがまさかの4999円!本当にそんな価値があるのか?絶対に出品者が適当に値段つけてるだろな感じだけど、なんか得した気分。ちなみに中古VHSだったら1円から。

停職中の警部補ジェイクが酔っぱらって寝ていると、呼び出しの電話が!実は優秀な老刑事のルーが、前夜、何者かに殺されてしまい、その捜査を“新しい相棒”と担当することになったのだ。二日酔いの頭で出勤したジェイクを待っていた“相棒”は…なんと犬のレノだった!レノはルーのパートナーで、事件発生当時も一緒にいた“目撃者”でもあったのだ。なんで自分が犬と一緒に行動しなければいけないのかと、不満たらたらのジェイクだったが…捜査を進めるうちに、レノの死に白人至上主義者が企てる巨大な陰謀が関わっている事実を突き止める!

前述の通りチャック・ノリス版「K-9/友情に輝く星」みたいな話だったのだが…そもそも「K-9」も刑事と警察犬がコンビを組むアクションコメディだったという以外は内容を覚えていないな(笑)ああ、タイトルが似てるけど…ハリソン・フォードの潜水艦沈没映画と違いますよ。って、それは「K-19」だろ!本編86分しかないのに、最初の10分くらいはチャック・ノリスがまったく出てこない。巷でテロが横行してまして、犬の本来のパートナーである老刑事が、ある爆破現場で容疑者を発見し、尾行…そして殺されるまでに10分も費やす。もう、そんなの5分で充分ですよ。

そしてようやくチャック先生登場…普段は従来の映画通り“孤高を好む”タイプの刑事なのだが、何の因果か犬とパートナーを組まされてしまうと。それにしても、いくら後先短い“爺さん”とはいえ、仲間の刑事が殺されたのに…みんな陽気すぎないか?刑事殺しなのに、捜査を担当するのがチャック先生と犬一匹って、捜査なめてるだろ(笑)日本の警察小説や刑事ドラマだったら…“警官殺し”なんて起きれば“大イベント”で、もちろん捜査本部だって立っちゃうし、警察組織が一丸となって犯人を追いかける姿が描かれると思うんだけど…まぁ、いいか。

チャック先生が慣れない犬相手に悪戦苦闘し、それこそ犬になめた態度をとられるという微笑ましいコミニケーションの様子を楽しみつつ、捜査は“棚ぼた”で真犯人にたどり着いてまして…相手に“ジジイと一緒に殺した犬が生きてるじゃないか、2人まとめて殺しちまえ”と…目をつけられてしまうと。でもって、よせばいいのに犯人グループの下っ端が、チャック先生を襲ったりするから、逆に背後関係とか調べられちゃって、捜査がさらに進むと。さらなるテロ実行の可能性が出てくると、捜査員も増強されるんだけどチャック先生が拉致られたり、殉職者も出たり。

チャック先生の拷問からの生還→テロのターゲットを守りながらのクライマックスと…後半はテンポよく物語が進む。「デルタフォース」や「地獄のヒーロー」「地獄のコマンド」なんかと比べてしまうと、あくまでコメディなのでアクションの物足りなさを感じるかもしれないが…カーチェイス後に景気よく車が大爆発を起こしたりする“無駄な派手さ”はそれなりに楽しい。クライマックス近く、テロ現場に急行するパトカーの群れなど意外と迫力ある。チャック先生の華麗な回し蹴りや、裏拳パンチも拝め…経験がないといいながらも、余裕で爆弾解除する姿も頼もしい。


監督:アーロン・ノリス
出演:チャック・ノリス ミッシェル・ラマー・リチャード エリック・ボン・デッテン ティモシー・ボトムズ


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2017年11月12日

劇場版 艦これ(2016年)

テーマ:アニメ映画
「劇場版 艦これ」DVD限定仕様

昨晩、WOWOWでアニメ映画「劇場版 艦これ」をエアチェック…実在の戦艦を美少女擬人化した人気ゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」を原作とした、2015年放送のテレビシリーズの続きを描く劇場オリジナル作品。実はゲームも未プレイ、TVシリーズも見たことがなかったんだけど…劇場版の予告をWOWOWで見て、ちょっと気になった。そんなわけで、先週…先行して放送されたTVシリーズ全12話一挙放送も録画しまして、劇場版の前にしっかりと予習鑑賞。空いた時間に少しずつ見てまして、見終わらなかった分を一気に昨日の昼間に消化してました。

謎の敵“深海棲艦”…その脅威に唯一対抗できるのは、在りし日の艦艇の魂を持つ“艦娘”だけだった。“深海棲艦”の中枢に挑んだ“MI作戦”に勝利した特型駆逐艦“吹雪”たち“艦娘”だったが、“深海棲艦”との戦いはいまだに続いていた。“MI作戦”を足掛かりにして、南方の海域に進出した“鎮守府”の勢力。続々と集結する“艦娘”たちが敵泊地の攻略を続けており、夜間突入を敢行した第八艦隊が敵の輸送船団の撃滅に成功するが…その直後、海域に異変が!一方、前線基地にいた“吹雪”や“睦月”に意外な人物(艦娘)との再会が訪れるが…。

女の子が“戦艦もどき”の武器を実装して…水上を滑走し、敵と戦う姿を見て、ぶっちゃけ“なんじゃこりゃ~”って思ったよ…最初はまったく意味不明でわけわからなかった。こういうメカものの擬人化の走りといえば、やっぱりオイラなんかが真っ先に思い出すのはガンダムのモビルスーツ(ロボット)を擬人化した“MS少女”でして…そういう作品のことを考えると、“艦娘”を“キモッ”の一言で切り捨てられなくなってしまったというかなんというか…。でね、隊列組んで海上を滑走してる“艦娘”たちの動きが、段々と“ホバー走行するドム”のように見えてきた(笑)

40代のオッサン的には…中途半端に接してきた過去の美少女アニメ、「アイドルマスター」「ラブライブ」「ガールズ&パンツアァー」あたりと同様、美少女キャラが多すぎて(つーか、美少女しか出てこない)“キャラの区別がつかねぇ~、名前が覚えられねぇ~”と悶絶しながらも…キャピキャピした女の子たちが、先輩に憧れ、その先輩たちの厳しいシゴキに耐えて…一人前になっていくという王道パターンのストーリー(TVシリーズ)に、「アタックNO.1」や「エースをねらえ」のようなスポ根要素をダブらせ、てことは「トップをねらえ!」あたりにも似てるのかなと。

そんな風にして…一概に“キモッ”って否定せずに、自分なりに楽しめる要素を見つけていったわけよ。ってことで…いよいよ劇場版に挑んだわけですが、だから、また“知らないキャラが増えてる”っちゅーの(笑)まぁ、そういうパニクリはひとまず横に置いておいて…TVシリーズの時も、作画はけっこう奇麗だな、戦闘・アクションシーンは迫力はあるなって思ってたんですけど、やっぱり劇場クオリティということで、さらにパワーアップしている。そして、ギャグとかも多かったTVシリーズに比べて、シリアスなドラマが続くので、映画らしい重厚さは味わえる。

TVシリーズでは、謎に満ちていた…“深海棲艦”という敵の存在、それどころか“艦娘”の設定自体も意味不明だったわけだけど(笑)、そのあたりをちゃんとつっこんだドラマになってるのはポイントが高い。物語も続きものだったし、単独・単発で本作だけを見るのはかなりきつかったと思うけど…TVシリーズを見たおかげで、思いのほか楽しめました。いつもは、最近の1クールアニメって、短くて物足りないって思うことが多いんだけど、今回ばかりは全12話で良かった、これで全25話、全50話だったら絶対に途中で挫折してただろうなって感じだよ(笑)

一応、数多くいる“艦娘”の中でも…一番の主人公ポジションである“吹雪”が、敵の核心部分というか、己の内面と対峙するような場面は、やっぱり“エヴァ”ぽさを感じてしまうものの、自分たちは何者なのか、戦ってる意味は何なのか…と存在意義を追求し、結局、戦いは繰り返され、終わらないという、切なさや不条理さを感じるところは押井守の「スカイクロラ」とも共通する。ただの萌えアニメかと思ったら、けっこう奥が深かった。前に映画だけ見て辟易した「ストライクウィッチーズ 」みたいに必然性のないパンチラ演出とかもなかったので良かったです。


監督:草川啓造
出演:上坂すみれ 藤田咲 井口裕香 佐倉綾音 竹達彩奈 東山奈央 野水伊織 タニベユミ 日高里菜


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