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Webディレクターの生活

Webディレクターがデジタルの在り方を考えるブログ。

以前、ある代理店のプロデューサーの方が、
コンペに勝つ秘訣は実は簡単で、
相手にとってのメリットを
述べるだけだと仰っていた。

結構言い当てていると思う。

実際に相手にとってのメリットを言いきれていない、
自社都合の提案(書)って実に多い。


これは受託会社からの事業会社への提案に限らず、
社内調整でも個人間のやり取りでも同様で、

人は仕事をする以上、
原則、自社都合、自部門都合、自分都合で
動くものだからだ。

だから相手にとってのメリット、
価値を明確にし、
(一応、下心全面になり過ぎないように配慮し)
後はそれを差し出すだけ。

社内で打ち合わせの参加の
お願いをメールでする場合ですら、
相手の便益を記した場合とそうでない場合、
返信速度も協力速度もかなり異なるという実感がある。

その日から心がけ次第でできること。
実践してみましょう。

勉強や仕事など、
誰にでも好調とスランプの
波ってありますよね。

調子良いときは、
何でも好奇心や持続力があっても、
調子悪いと沈んでしまったり。

しかし、不調になっても、
ずっと停滞するのではなく、
いつかまた上昇してくるので、
あるとき、何の要因によって不調を脱出したか
メモを残すことにしました。

飲む、観る、買う、語る、歌う…
いろいろメモしたけれど、
意外に効果的だったのが、
「片付ける」。

部屋であれば本や服、戸棚を整理したり、
要らないモノを売ったり捨てたり、
デスク周りも綺麗にできますよね。

肩の荷が降りて、
またシンプルに
出直すことができます。

次不調が訪れたら、
また片付けよう。

ご存知の方には今更感があるかもしれませんが、
TEDを取り上げたEテレ(教育テレビ)の
「スーパープレゼンテーション(月曜23時-)」 が面白くて、
毎週観ています。

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TED Conference(テド・カンファレンス)とは、
学術・エンターテイメント・デザインなど
様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう。
講演会は1984年に極々身内のサロン的集まりとして始まったが、
2006年から講演会の内容をインターネット上で
無料で動画配信するようになり、
それを契機にその名が広く知られるようになった。

講演者には非常に著名な人物も多く、
例えばジェームズ・ワトソン、
ビル・クリントン(元アメリカ合衆国大統領、政治家)、
ジミー・ウェールズ(オンライン百科事典Wikipediaの共同創設者)といった人物が
プレゼンテーションを行なっているが、
最重要事項はアイディアであり
一般的には無名な人物も数多く選ばれ
プレゼンテーションしている(wikiより引用)。

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楽しみ方は人それぞれで、
プレゼンテーションの在り方を学ぶも良し、
多ジャンルからの教養を得るも良し、
英語の学習教材としても活用が注目されています。
私はプレゼンと英語の勉強として。

TEDのコンテンツだけならサイトにアップされており、
最近は日本語字幕付きの動画も増えているので、
サイトを観るのも良いですが、上記テレビ番組は、
「TEDカンファレンス」を題材に
プレゼンと英語を学ぶ語学教養番組と位置付けており、
毎週1-2本をテーマとともに取り上げ、
分かりやすい解説を入れてくれます。

最近テレビ視聴が減る一方ですが、
とても良質な番組だと思います。

テレビとソーシャルメディアの併用実態に関する調査結果  
(NTTアド)※PDFが開きます

<調査概要と結果から抜粋>-----------------------------------------------

・調査対象:首都圏在住15~59歳男女500名
・調査方法:インターネット調査
・調査時期:2012年7月27日~29日


1.テレビとソーシャルメディアの同時利用状況
 ・テレビとソーシャルメディアの「同時利用者」は、全対象者ベースで43.2%
 ・特に20代で63.0%となり、全体より多い

2.「同時利用者」のテレビとソーシャルメディア利用時間(1日あたりの平均)
 ・テレビ利用時間は2.6%となり、全体2.3時間を上回る
 ・ソーシャルメディア利用時間は1.0時間となり、全体0.6時間を上回る
 ・「同時利用者」は、テレビ、ソーシャルメディアとも接触時間が長い

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アンケート対象者がオンラインですので、
もともとネットに接触している層が前提であり、
且つ、調査期間がオリンピック期間であり、
嫌でも普段よりもテレビを見る空気が
醸成されている期間であるという点を
差し引かなければ正確とは言えないと思いますが、

今回のような出来事自体が「世の中ゴト」している中で、
テレビを通して得るリアルタイムの状況をつぶやくことで共有しくなる点、
20代がその傾向が強い点などの傾向は間違っていないと思います。

過去関わった仕事で、
フォロワーが伸び悩む企業アカウントがあり、
ワールドカップの日本戦に関して担当者がつぶやいた言葉に反応して、
急激にフォロワーが増えた事例がありました。

こういった大多数が注目する出来事の媒介役が
テレビが担っている状況こそ、
ソーシャルメディアを利用することで
より一層レバレッジを利かせることは実感できます。

但し、観ながらつぶやく行為自体は、
もともと2chの実況など、
7,8年以上前からそういった傾向はありますし、
ネット固有層だけでなく、
それが一般的な出来事になってきたということ、
ソーシャルメディアという言葉とともに、
そういう空気が各所から
醸成されているということだと思います。

ソーシャルメディアで拡散…とよく言いますが、
実際は本当に難しいので、テレビとの連動に関しても、
オリンピックなど特別な期間を除き、
こういう結果をあまり鵜呑みにしない方が良いかもですが。。。


カフェグローブが破産(2012.8.16 帝国データバンク)

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インターネットショッピングサイト運営
女性向けウェブサイト運営の草分け
株式会社カフェグローブ・ドット・コム
破産手続き開始決定受ける
負債1億900万円
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同じ世界の老舗の会社の名前を帝国データバンクで見るとは驚きました。
カフェグローブは女性向けポータルサイトの草分け的な存在。確かに私が今の仕事を始めた2005年頃はよく名前を聞きましたが、大手ポータルサイトの進出や同様ジャンルのサイトの乱立で埋もれてしまい、次第に広告収入が減少し、衰退してしまったようです。

このニュースを見て、久々にサイトを訪問したら、そこにかつての姿はなく、寂れてしまった街を見たような印象でした。以前輝いていた分、どこかにポイントがあったはずで、「社長失格」的な当事者からの情報は出ないだろうか。


社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由/日経BP社

¥1,680
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私、社長ではなくなりました。 ― ワイキューブとの7435日/プレジデント社

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Webディレクターの生活-太宰府天満宮
大宰府天満宮

日経ビジネス(4/23版)の
<太宰府天満宮の
IT化の指揮を執る社家40代目、
権宮司の西高辻信宏氏>
インタビューより。

太宰府天満宮は
Webサイトに力を入れており、
PCサイトの充実だけでなく、

現在はスマートフォン向けに
HTML5でサイトを
制作中とのこと。

インタビューを読むと、
Webサイト云々ではなく、
ビジョンあり戦略ありの経営視点で、
その中でIT(webサイト)を
重要な位置付けに
していることが分かる。


<一部抜粋>-------------------------------------------------------

太宰府天満宮は
・1100年に渡るチャレンジの歴史である

ITに関して
・サイト刷新やスマホ対応など、IT化にチャレンジすることが(自らの代の)1つのテーマ
・多くの方にお伝えするという意味でITは大きな可能性を秘めている

太宰府天満宮のWebサイトは
・「おもてなし」の心を体現したい
・人々にとってもっと身近な存在になりたい

・アートと神道の融合を図りたい
・ウェブサイトのKPI(Key Performance Indicator)はリピート率
・神社そのもののファンも増やしていきたい

サイトを作るにあたって
・何を伝えたいのかという意識をチームみんなで共有できた

ベンダーを選んだ基準
「自分たちの可能性を引き上げる存在を選ばなければならない。
自分たちが考え得るもの以上のものを目指さなくてはならない」

・今後は海外からの参拝者のために、
 ウェブサイトの多言語対応を進めていきたい

太宰府天満宮はこれまで日本の中での「学問の神様」でしたが、
アジアの中の「学問の神様」と言われるような存在になっていきたい

1100年の歴史を今後も絶やさないために、
新しい技術の中で何が適しているのかを見極め、
貪欲に取り入れ挑戦し続けていきたい

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IT慣れしている
企業担当の発言ならともかく、
失礼ながら感心してしまった。

カヤックがコンペで
獲得するエピソードが
書かれているが、
通常であれば記事中の
「地元の制作会社」が
獲得するパターンでしょうね。
いろんな意味で稀であると思う。

6月公開のサイト、
楽しみです。



日本生産性本部 | 2012年度 新入社員 春の意識調査

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>【過去最高】「今の会社に一生勤めようと思っている」とする回答が過去最高(60.1%)転職について自身の考え方を問う設問で「今の会社に一生勤めようと思っている」とする回答が60.1%なり過去最高となった。過去最低2000年20.5%と比較すると約40ポイント上昇している。
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若者が
3年以内に
辞める云々と
言われていると思えば、
なんと「一生勤めたい」が60%。

データを
ポジティブに捉えれば、
私が勤めているような
未熟な企業においても、
そのうち辞めてやる
オーラの新人よりも、
一生勤めてやる
オーラの新人の方が、
結果的に活躍している
ような気がする。

辞めるにしろ
辞めないにしろ
頑張ることで
社内外に選択肢が広がるし、
まずは文句を言わずに頑張りましょう、
ってところですね。


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私は3年で辞めてしまいましたが。。。

Webディレクターの生活-資生堂リニューアル
資生堂

資生堂サイトがリニューアル。

製品情報を
「watashi+(ワタシプラス)」とし、
ユーザー視点での情報伝達を
目指したと思われるが、
操作の時点で
「ワタシプラス」は直感的に
情報選択できるとは思えず、、、
窮屈に感じた。

主要サイトのトップは、
イメージのローテーションを使っていたり、
要素をひたすら下層に格納したりと、
情報設計の考え方が古く、
デザインもロゴ色を
展開したと思われるが、
メリハリが効いておらず、
どこかの健康食品サイトのように
ぼんやりしている。

資生堂は優れた
企業ブランディングを行っているし、
良い製品ブランドを
たくさん持っているだけに、
今回のWebリニューアルは
正直何を目指しているのか
分かりづらかった。

成果指標は
必ず持っているはずなので、
継続的にサイトと向き合いながら、
改良していってほしいと思う。